通りすがりさん 2021-05-30 22:36:56 |
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お言葉に甘えて端折らせてもろたよ。名前の呼び方も把握、俺も仲良うなれたら清隆くんって呼ばせてもらおかな。( 目尻緩々 ) 文字数は豆~中であればやりやすい形でええよ。取り敢えず開始の描写はした、……けど絡み辛いようやったら取り替えも可能やから遠慮なく。( 片目瞑り ) ふは、お互い様やで。今後ともご贔屓に。( 真似てはくしゃり笑み零し )
…ええ昼寝日和やわ。( 人気の無い店内。丸窓から差し込む陽光と肌に触れる仄かな暖かさに眠気を感じ、椅子に身体を凭れさせては欠伸をひとつ )
了解、有り難う。取り敢えず店に寄らせて貰った。多分長くなったり短くなったり、結構前後するかなって感じ。( こく )此方の会話は何かあれば続けても良いし。雑談しながらってのもありだと思うけど、なんもなかったら蹴って大丈夫。
今日は何か良い本あるかな。( 学校帰り、すぐに向かうのは古書店で。扉を押し開いて入店しては、いつもの古本特有の香りに表情を緩め。早速たくさん並ぶ本たちへと視線を送り、幾つかを手に取ってさらさらと捲ってみて )
いらっしゃい。新しいの入ったで。( うつらと睡魔に手を引かれるも古びた蝶番の音で不意に意識を取り戻し。憶えのある学生らしき青年が入店したのを確認すれば、未だ並べ終えていない机上に山積みになった古書の一冊を擡げ )
お、見たい。( 店員の柔らかな声に其方を向くと、ゆったりとしたペースで近付いて。雪崩を起こしそうなほどの本の山。そこにお宝があるのでは、と思わずにはいられず、山のてっぺんから一冊持ち上げ )
ふふ、ほんまに本好きやんな。( 絶妙な加減で詰んだ本の山、そこから一冊取った手の主に穏やかに笑いかけ。喜ぶだろうかと自身の手元にある一冊を見えるよう擡げて ) 異国の童話集なんかもあんで。外国語綴りやけど、興味ある?
おお、凄い。ちょっと見せて貰っても?( ゆっくりと手に取った本を見ていたが、気になる言葉に視線移しては其方へと手を伸ばして )
ん……なるほど、やっぱり日本のと結構違うんだ。( 受け取った本を間違っても曲げたり折ったりしてしまわぬようそっと開いて。斜め読みの要領で数頁読むとこくりと頷き )
英字読めるんや、東くん。ほんなら、こんなのもあるで。( 学生とは何処と無く察していたものの、淡々と吐かれた言葉に驚愕し僅かに瞠目し。冒険譚に始まり所謂ホラー小説まで。積んだ山から何冊か引っ張りだし )
まあ、それなりには。( 得意とも不得意とも言わず、安定の普通。曖昧な肯定を示すと、薦められるまま幾つかに手をつけ )……うわ、ホラーの表紙結構怖いな。
因みにお勧めやで、日本で言う百物語みたいなもんなんやけど─── ( 曖昧な物言いに追求する事無く感心したように相槌混じりに頷き。反応にご満悦とばかりに口角吊り上げ。ひとつ提案すればアンティーク調のカウンターの内側から手招いて ) せや、椅子も有るしこっちおいで。今日も暫くはお宝探しやろ?
おー、なるほど?( 挿し絵があったらやばかった、と思いながらゆっくりと頁を捲り。提案に瞬きするも、特に躊躇うこともなくカウンターの内側へ )あ、良いの?だったら遠慮なく。──おお、やっぱり店内の見え方違うね。
せやろ。店内を充分に見渡せるええ位置よ。( 薄ら得意気に笑みを乗せて深く頷き。彼の腰掛けた簡素椅子にひとつ思案すれば、そのままぽつりと呟き ) 東くん用にふかふかのええ椅子注文しよかな。一番のお得意様やしね。
ん、にしても本多すぎない?この山を収納するとこ、もうあんまりなさそうだけど。( 目の前の本と店内の広さを考えると、既に余裕は殆どなさそうに見えて。思ってもみなかった言葉にゆるゆると首を振るも、あくまでも捉え方は肯定的で )え、それはさすがに申し訳ない……でも嬉しいし、そうなったら此処で働こうかな。
ずうっと売れてへん古書を貯蔵庫に押し込んで入れ替えやな。気の遠い作業やけど、ほんなら収まる。( 最早手馴れた作業のひとつを伝え、同時に一人で行えば丸一日が潰れるであろう事態に軽く目眩を憶え。肯定的な言葉に刹那瞠目するも、応答に嬉々としては机上の書類を引っ張り出して羽根ペンと共に手渡し ) え、お手伝いしてくれるん?丁度人手が欲しかったんよ~、助かるわぁ。ほんなら簡単な契約書──此処にお名前書いてくれへん?
あー……大変なやつだ。( 普段やることはないにしろ、面倒で時間のかかる作業だろうことは想像に難くない。あっという間に用意された書類に少々驚きながらも、この店にいられるというのは自身にとっては良いことだらけ。親指を立ててみせては、ペンで名前を記入して手渡し )まじで?ん、俺ただ働きはしないかんね。──はい。じゃあ、宜しく店長?
…おんや、良いタイミングで丁度ええ人手がおるなぁ。( 最終的には一人妖術の類いに頼る事も吝かではないが、隣に腰掛ける人物へ視線を流しどこか戯れに似た調子で語り掛け。書類を受け取り直筆の名を確認すれば、視線合わせ口角を上げ冗談混じりに ) はい、まいど。勿論見合ったお給料は渡すで。きみの働き次第な所もあるけど。よろしく、東くん。
なーんか流れで雇われたけど、ふかふかの椅子忘れてないよね?( 条件として、というわけではないが、ふざけたような調子で先程の話へと回帰し。わざと嫌そうな表情を作ってみるもすぐに頬を緩めて。せっかく働くことになったのだから、と徐に立ち上がり )ええー……まあ、幾ら何でもただでお給金貰おうと考えてるわけじゃないから──で、早速入れ替えする?
忘れてへんよぉ。それできみが釣れたようなもんなんやから。( 幾度か瞳瞬かせるも軽く吹き出しては、次いでくすくすと楽しげに目尻を垂らし笑って。腰を上げた相手に視線を向け感心したように双眸を細め、緩慢とした仕草で自ずと席を立ち。座り作業で凝った身体を伸びで解し、流した視線で台座がある事を示し ) おん、入れ替えしよか。東くんはそこの台座使うてええよ。
釣れたって。( 言い方はなんとかならないものか、と眉をひそめてみせ。台座があるのを確認すると親指を立てて。取り敢えず長くありそうなものに目をつける、ことができるのは常連ゆえ。普段手の届かない位置にあるものは新鮮に映り )了解。
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