吸血鬼 2021-03-16 10:45:12 |
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(ベッドの上で眠っていればふと、意識が浮上する感覚がした。なんだか長い時間眠っていたような気になると瞼が張り付いたように開けるのが難しかった。体も酷く重く、なぜこんな状態になっているのか思い出そうとすると頭の中に誘拐された時のことや倉庫の中で血を吸われた時のことが思い出されてこの状態になっているのが理解出来た。自分は死んでしまったのかと思ったがシーツを触る感触と鼻につく消毒液の匂いで病院にいることが分かり、生きているのだと確信がもてた。意識を失う前に相手は追いかける、と言ってくれたが側にいてくれているのだろうか。そう思って耳を澄ませてみれば近くから相手の声が聞こえてきて安心する一方で、その悲しげな声色に慰めなければと考え重い瞼をあげようとして。少しずつ開ければ見えてくるのは白い天井で、瞳を動かし横を見れば今にも涙を流しそうな相手に微笑むと声をかけて)
・・・約束、守ってくれたな。
…テオとの約束は、破れないからね。
(相手の手が僅かに動き、程なくしてゆっくり目が開くと思わずテオ、と呼び掛けて相手の手を取り。此方を見つめた相手がいつもと同じように優しく微笑むのを見ると安堵感でいっぱいになり、泣き出しそうな表情で微笑むと頷いて、そう言った。吸血鬼だという事を打ち明け相手が受け入れてくれたあの日、もう二度と相手に嘘は吐かないと誓ったのだと相手の手を握りしめ、まだ少し青白い頬をそっと撫でて。相手をここまで危険な状態に陥らせてしまったのにこのまま変わらず相手の側に居て良いのだろうかという不安はあったが、今すべき話では無いとそれを口にする事は避けて、この町を去ると約束した彼女の事を伝えて。)
──イザベラは此処を出て行ったよ。もう危険は無い、
ふは、良かった・・・やっと諦めてくれたか。体張ったかいがあったな。
(あまり力の入らない自分の手を握り優しく頬を撫でる相手の手つきが擽ったくて思わずくすくすと笑ってしまうが、彼女が相手を諦めて街から出ていってくれると告げられると安心したように笑って。彼女の頑固さには困っていたが、自分も相手も体を張ったおかげで諦めてくれたのなら安心だと言った。彼女が居ないのなら安心して過ごすことができると思えば、早く退院して相手と過ごしたいのだと待ちきれなさそうに)
あいつがいないなら早く退院したい・・・いつ出来るかなぁ・・・。
急がなくて良いよ、今はゆっくり身体を休めて。…テオが帰って来るのを待ってる。
(相手の手を握り返しながら無理をして急いで退院する事は無いと首を振って。彼女は去ったが自分たちの平穏な暮らしは逃げてしまうものではない。今はゆっくり身体を休めて、体力がしっかりと戻ってから家に帰って来れば良いと言い聞かせ相手の髪を優しく撫でて。ベッドに寝ている相手の姿を見ていると自分がしてしまった事の重大さを改めて突き付けられる様な気がして視線を落としつつ相手の首元のガーゼを撫でて、相手が落ち着いて療養に専念できるようにと願い。)
ありがとう・・・なら、お前の言う通りしっかり体休めて怪我治したらすぐ帰るな。
(手を握られ髪を撫でられ、自分のことは心配せず療養して欲しいと言われればお礼を伝えつつ体を治したらすぐに帰ると言い。急がなくてもいい、と言われたがあの部屋の中で1人相手が自分のことを待っているのだと想像すると申し訳ない気持ちになり、なるべく早めに帰れないか医師に確認しようと決めて。ふと、相手の視線が下がり首元のガーゼを撫でられると擽ったく少しクスクスと笑いながら身をよじると空いている方の手を相手の頬に添えて軽く撫でて、あまり落ち込まないようにと声をかけて)
あんまり落ち込むなよ。クラウスが悪いってわけじゃないんだからさ。
……君をこんな目に合わせたんだ、…悪いのは僕だよ。──ねえ、テオ。僕は本当に君の隣に居て良いのかな。どう足掻いたって僕は吸血鬼だ。いつか取り返しのつかない事をしてしまうかもしれない…
(頬に添えられた手は少し体温を取り戻していたがそれでも未だ冷たく、その手を頬に当てるように包み込みつつ相手を見据えて。相手は優しく、なにも気にする事なんて無いとでも言うかの様にいつも通り微笑み掛けてくれるが、血色を失った相手を腕に抱いていた時の絶望感が拭い切れずにいて。吸血鬼として相手を襲ってしまった事は間違い無く、これまでと同じ様に相手の隣に居て良いのか、この先先程と同じように理性を失って最悪の状況を招いてしまう事もあるかもしれないという思いに苛まれていて、抱いている不安を正直に相手に伝えると目を伏せて。)
俺から離れるならそれこそ恨むからな。・・・大丈夫、またお前が理性を失っても引き戻してやる。
(なんてこと言うのだろう。自分の隣に居て良いのかと問う相手に少し呆れながらも頬に添えた手を動かして撫で、自分から離れるなら恨んでやると脅してみせ。相手の不安を聞き、納得することは出来た。自分たちはどう足掻いても捕食者と非捕食者で、また同じことが起こるかもしれない。今度は理性を戻すことが出来ず、殺されてしまうかもしれない。けれどもそのリスクを背負っても隣にいてくれと縋ったのは自分なのだから、そして吸血鬼でも、人であっても、それ以外の存在であっても相手が相手であるなら構わないのだ。自分の隣にいてくれさえいれば、きっとまた理性が消えて本能のみで襲いかかろうとしても呼び戻せるのだとハッキリ伝えれば相手の不安が少しでも無くなればいいと願って。加えて、相手に殺されるのならそれもいいものだと笑って)
まぁお前に吸い殺されるなら本望だよ。誰かに手をかけられて死ぬよりずっといい。
(テオ、返事が遅くなってごめん。実はちょっと背後が仕事の都合でバタバタしてるみたいで。一旦その報告だけしに来たんだ、何も言わずに待たせるのは申し訳無くて…今週末には落ち着くみたいだからもう少しだけ待っていてもらっても良いかな?我儘でごめんね。)
(忙しいのにありがとう、クラウス。今クリスマス前だし、年末前でもあるもんな・・・我儘じゃないし全然大丈夫だ。背後さんが落ち着いた時に返してくれ。
そういえばここのところすごく寒くなってきたけど体調崩してないか?防寒しっかりしないと風邪ひくから気をつけろよ)
君が目を覚さなかったらと思うと、すごく怖かった…僕にはテオしかいないんだ。怖い思いをさせてごめん、…大好きだよ、君を愛してる。居なくなって欲しく無い。
(迷う素振りすら見せず自分が傍に居続ける事を許してくれて、居なくなったら恨むとまで冗談めかして微笑む相手を見詰めると安堵と申し訳無さとで眉を下げ。相手が目を覚さなかったらと思うとどうしようも無く恐かった、今の自分には相手の存在が全てなのだと頬を撫でる体温に涙が頬を滑り。自分に殺されるのなら本望だなんて、相手はどこまで優しいのだろう。相手を生命の危機に瀕する状態に陥らせたにも関わらず此れ迄と何も変わらない愛情を向けてくれることに胸が締め付けられるような気がして、頬に添えられる相手の手に己の掌を重ねて愛を囁いて。相手の事が愛おしくて堪ら無い、身を屈めて未だ血色の良く無い相手の唇に己のそれをそっと近付けると優しくキスをして。)
(お待たせ、待っていてくれてありがとう、テオ。年末年始にかけて今の時期からバタバタするよね、その上寒くて参っちゃうよ。僕の所は雪が降ったよ、でも元気にしてる。気に掛けてくれてありがとう。テオも体調崩さないように気を付けてね。)
・・・そう言ってくれるなら、何がなんでも生きないとな。
(相手の頬をつたう涙を指で拭っていれば、相手からの愛の囁きが聞こえると軽く頷いて。相手が身を屈めればそっと目を閉じ、重なる唇を楽しんでいればベッドで寝ている動かしずらい体に少しやきもきしていた。自分の体が自由に動けば、安心させるように抱きしめることも頭を撫でることもできるのに、貧血で重い体では腕を頬に添えて涙を拭うのに精一杯で相手を十分に満足させられない。相手が離れてから目を開ければ、居なくなって欲しくないという願いを叶えられるよう努力することを伝えて。また、顔を近づけ目尻に残る涙を吸い取るように軽くキスを送り返せば、退院まで待っててほしいことや、家で早く相手と一緒に過ごしたいのだと伝えて)
俺も愛してる。だからもう少しだけ待っててくれ、すぐ帰るよ。・・・1人で寝てるより、お前のこと抱きしめて一緒に寝たいしな。
(どういたしまして、やっぱりどこも今の時期は一緒だな。へぇ、雪が降ったか・・・俺のところは滅多に降らないが寒さは厳しいよ。お互い気をつけような)
本当ならずっと此処でテオの看病をしていたいけど、君の同僚もお見舞いに来るだろうし…家で帰りを待ってるよ。早く良くなって僕の元に帰って来て、約束だ。
(頬を優しく撫でる相手の手を取り指を絡めるようにして擦り寄るとじっと相手を見つめて。ずっとこうして居たいけれど、理由も理由で相手の同僚も見舞いに来るだろうし、仲間をこんな風にした吸血鬼に憎悪を募らせあの辺り一帯のパトロールも厳しくなるだろう。何がきっかけで正体がバレるかも分からない為、ハンターが出入りする此の病室に留まっている事は出来ないが家で相手の帰りを待っていると伝えて。回復まで少し時間が掛かるかもしれないが、早く元気になっていつも通りの平穏で幸せな暮らしに戻りたいと言いながら、身体が辛いのに少し無理をさせ過ぎたかもしれないと思って相手の髪を優しく撫でて。)
──ごめん、疲れたよね。ゆっくり休んで、またお見舞いに来るから。
クラウスは約束守ってくれたからな。今度は俺の番だ。
(こちらを見つめる相手の目を見つめ返すと、早く体調を戻して帰ってきて欲しいと約束され柔らかく微笑む。必ず追いかける、と相手は約束してくれて守ってくれたのだから今度は自分の番だと必ず約束を守ることを伝えて。絡む指と触れる体温にぽかぽかと胸の内が暖かくなるようでとても幸せな気分だった。もう少しこの空間を味わっていたいと思ったが、そろそろ帰るらしい相手に次に来る時にはハンターに注意するよう伝えて。自分に話を聞きに来ようとハンターが何名か彷徨くかもしれないと考え、なんの拍子に相手の存在がバレてしまうのかと緊張することもあった。髪を撫でられる気持ちよさを感じながら、精神的に疲労したであろう相手にお見舞いに来てくれたことへの感謝を伝え気をつけて帰るよう伝えて)
来る時にはハンターに見つからないようにな。・・・お前も大変なのにお見舞いありがとう、気をつけて。
…ん、約束だよ。お休み、テオ。
(相手の言葉に少し表情和らげると再び相手の頬にキスをしてから小さく手を振って病室を後にして。イザベラという大きな脅威は去ったものの相手がいない家で一人過ごす日常は矢張り寂しいもので、仕事と相手のお見舞い以外は特にする事も無く。病院に行く時はなるべくハンターの目を避け、時には果物などのお土産を手に、数十分でも時間を作って相手の入院する病室に顔を出すのが日課になっていて。──退院の日、家を掃除してから相手が帰ってくる夕方より前に花と少し良いワイン、簡単なオードブルを買って家に戻ると、久しぶりの2人でのディナーを楽しめるように準備をして。手料理を振る舞えれば良かったのだが、そこまでの力量は無く既製品に頼る事になってしまった。相手が家に戻ると言った予定の時間まで後どれくらいだろうかと、何度も時計を見上げて久しぶりに相手がこの家に戻ってくるのを心待ちにしていて。)
(/今年もあと2日だなんて早いね。年末年始とまた少し返事が遅くなってしまうかもしれない。最近待たせてばっかりでごめんね、念のため報告だけ。あと勝手にテオを退院させちゃったけど大丈夫だったかな?この後の展開もまた相談しよう。)
(手を振って病室を後にする相手の姿に寂しさを感じるも仕方の無いことだと考えてはその気持ちを誤魔化すように窓の外を眺めて。暫くして相手から話を聞いたらしい看護師が様子を見にくれば体調の確認などをしてからまた眠りについた。次の日には入院中の日程などを聞き、それに沿って過ごしていれば時々同僚が見舞いに来たり、自分を襲った吸血鬼について話を聞きに来たりしていた同僚が来ない間にはクラウスも見舞いに来てくれてそれほど寂しい時間を過ごすことはなく、短い期間で退院することが出来た。お世話になった医師や看護師にお礼を告げ、機関の本部に顔を出してから家に帰る道を歩いていると部屋に電気がついているのが分かり頬を緩めて。予定していた時間より少し早くなったがいてくれているだろうかと考えながら扉を開け、ただいまと告げて)
・・・ただいま、クラウス。
(/あと少しがもう数時間になっちゃったな・・・時間が経つのは早いな。3月に出会ったのにもう年末だ。今年はありがとう、んで来年もよろしく。遅れるのは構わない。お前も忙しそうだし無理は言わないよ。退院させるのは大丈夫だぞ、ありがとう。だな、今後の展開どうしようか・・・クラウスはやりたいこととか今あるか?)
──テオ!おかえり。退院おめでとう。
(扉の開く音にぱっと立ち上がると相手に駆け寄り、首に腕を回して抱きつくと相手を迎えて。ようやくこの家に相手が戻って来た事が嬉しくて、相手の顔を見上げて微笑むと改めて、おかえり、と繰り返し。顔色も良くなりもう重い貧血の心配も無いのだろうと思うと心から安堵して、あまり長く相手を玄関に引き留めていてもいけないと身体を離すと部屋に促して。ダイニングテーブルには小さな花を飾り、夕食の準備は済んでいた。重た過ぎず相手の身体にも良さそうな野菜や肉を使ったオードブルが皿に並び、温かいシチューとグラスも並んでいて。ドリンクを出すため冷蔵庫に向かいつつ、お酒はまだやめておいた方が良いのだろうかと尋ねて。)
食べよう、久しぶりのディナーだから準備しておいたんだ。飲み物はどうする?まだアルコールはやめておいた方が良いのかな?
(/明けましておめでとう。僕の方こそ去年はたくさんありがとう。1000レスも越えて、改めてテオにたくさん付き合ってもらった1年だったなぁって感謝してる。今年も変わらずよろしくね。展開、結構色々やってきたもんね…王道系だったらどっちかが風邪ひいちゃうとか、町のお祭りみたいなのに一緒に行くとかも面白いかも。あとそろそろテオ以外の血を受け付けなくなってくるのも取り入れられるかもしれない。シリアス系だったら別のハンターが絡んで来る話とか、テオの婚約者にそっくりな女性が現れるとか…ざっくばらんに色々挙げてみたけど、テオは何か希望ある?)
ありがとう、沢山待たせてごめんな。
…ん、アルコールはまだやめとく。お前との食事楽しみたいし、また今度ゆっくり飲もう。
(扉を開ければ飛び込んできた相手の身体をギュッと抱きしめる。首にかかってきた重みが愛おしくて肩に顔を埋めると待たせてしまったことへの謝罪を呟いて。相手の存在を確かめると自身も顔を上げ、ただいまとまた返すと頬にキスを落とした。するりと離れた体に少し寂しく感じるが、テーブルの上が華やかに飾られ料理の支度が終わっているのが分かれば空腹感が感じられお腹をさすりながら部屋に入る。退院した体に良さそうなオードブルと温かそうなシチューの匂いに美味しそうだと微笑むとアルコールは遠慮しておくことを伝えて。今日は相手との食事と会話を純粋に楽しみたいのだと告げればコートを脱ぎハンガーに引っ掛けて)
(/遅くなったけどあけましておめでとう。こちらこそよろしくな、今年も沢山話せるのが楽しみだ。
どっちかが風邪ひく展開は俺も想像してたかな・・・お祭りも楽しそうだしシリアス系もやり甲斐あって良さそう・・・挙げてもらった展開全部やりたくて仕方ないな。んー、悩んでしまう・・・。あと、この他で思いついたのだとやっぱり王道で記憶喪失系だったんだが、なんだか入れにくそうでもあってクラウスの意見も聞きたいな。)
ん、分かった。ごめん、テオみたいに手料理が振る舞えたら良かったんだけど、…でもテオが好きなものを選んだんだ。食べよう、
(今日はアルコールを控えると聞いて、またゆっくり飲もうという誘いに同意を示すように微笑んで頷くと席について。いつも相手がしてくれるように手料理でもてなすことが出来れば良かったと言いながらも、普段一緒に買い物に行っても相手が気に入って買っている物などを思い出しながら多く揃えたと言って笑い。手料理に拘らなくても今は相手と2人の時間を過ごせる事が嬉しくて。相手を席に促して一緒に手を合わせると、久々の相手とのディナーでいつもより張り切っているのか相手のお皿にオードブルを取り分けてから相手の前に置いて。相手が家に帰って来るというだけで1日浮き足立っていた自覚はあり、少し恥ずかしそうに笑うとようやく椅子に座って自分もオードブルを食べ始めて。)
はい、テオ。いっぱい食べてね、冷蔵庫にプリンも入ってるんだ、…なんだかそわそわしちゃって。買いすぎた気がする。
(/ ね、僕も全部やりたくて困ってる。記憶喪失、思い付かなかったけどすごく面白そうだね。ドラマチックな展開になりそうだ。僕が忘れるなら自分を討伐する為に近付いて来てるハンターだって疑心暗鬼になったり前みたいに狩りに行こうとする事で一悶着あったりしそうだし、テオが忘れるのだと僕が吸血鬼って事を隠して前みたいに接するか、討伐対象として認識されちゃうけどテオ自身手を下す事に戸惑いがあって葛藤したりとか、そんな感じかなぁ。どっちが忘れるのでも良い物語になりそうだね。)
いや、全然構わない。クラウスと一緒に食べられるだけで嬉しいし、好きなものがたくさんでワクワクする。
(緩く首を振って、市販でも相手と同じ机で食べることが出来るのが幸せだと答えて。その言葉に偽りはなく、入院中1人で食事を食べる度に相手が恋しくなっていたのだった。手料理だったら後で時間がある時に一緒に作れば良いのだし、イスに座ると真似をするように手を合わせて。相手によって取り皿に盛られたオードブルの量は多く、机の上に広がる大皿の数も多い。更には冷蔵庫にプリンもあると聞けばくすくす笑って沢山買ってきたことを微笑ましく思う反面、残してしまわないかと心配になりながらオードブルを口に運んで)
ふは、本当に沢山買ったんだな。・・・食べ切れるかな。
(/貴重な意見ありがとう。確かにどっちが記憶喪失になっても面白そう・・・相手のことだけとか、相手と出会ってからの記憶、自分の名前も全部、とか派生することもあるから迷うよな。それに俺は記憶喪失系って簡単な展開しか思いつかなかったから、具体的な内容言ってくれると余計やりたくなる。勿論、クラウスの出してくれたあんも魅力的だし風邪ひいたイベントとか超やりたい。)
テオが帰って来ると思ったら嬉しくて…1日浮き足立ってた。大丈夫、残ったら僕が明日食べるから。
(オードブルを食べ始める相手を見てから自分もフォークを口に運んで、相手とこうして向き合って食事ができていることの幸せを噛み締めていて。きっとあの夜の絶望は忘れることはない。それでもあんなトラブルを乗り越えて尚相手は隣にいてくれるのだから、それだけで幸せだった。食べられるかと心配そうな相手を見て笑うと、余ってしまったら自分が頑張って明日中に食べ切ると言って。量を食べる方ではないがオードブルなら多分大丈夫だ。目に前に座る相手をじっと見つめて口を開き。)
──テオ、もうどこも痛くない?
(/ だね、じゃあせっかくだし次は記憶喪失か風邪かのどっちかからにしよう。記憶喪失になるのと風邪をひくのとで分けちゃえばどうかな、テオはどっちがいい?)
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