匿名さん 2021-02-24 23:00:36 |
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(男性を見ても騒ぐことなく客室へ来てソファーに座り了承を返す相手に笑みを浮かべ「秋月さんは同棲している相手がいるわよね? その人の名前、出会ったきっかけ、どんな関係か、その人のあなたに対しての振る舞い、あなたがその人のことをどう思っているかを答えて」といくつかの質問を投げかけて。人質にする予定ではあるが相手が人質として効果があるかを確かめる必要があって。少し考えてから「その人の正体は知っている?」と紅夜が怪異であり吸血鬼であることを知っているのだろうかと尋ねて)
(/ありがとうございます!)
(表情は動かず瞳は彼女を見つめたまま。しかし少しの間を置いて口が開き「…名前は上月紅葉さん。彼と出会ったきっかけは彼の勤務先のコンビニにわたしがお客さんとして来店したことでした。彼とは恋人同士でわたしにいつも優しく接してくれますし、そんな彼をわたしは愛しく思います」言葉が出れば彼女の質問に淡々と答えていくが、次の問い掛けには突如閉口し先程よりも長く沈黙が降り。「正体…。何のお話なのかわたしには分かりません」暗示中に関わらず、彼女の目から逃れるように視線が横に逸れて)
(相手の答える内容に自分の知る紅夜とは名前や印象が違っていて。しかし男性に調べさせた結果と重なっていることもあり時が経って彼も変わったのだろうかと考えて。紅夜と恋人であり仲が良いということを聞けば嫉妬を感じるもそれでも奪えばいいのだと自分に言い聞かせて。最後の問いかけは本当に知らないわけではなさそうで、抵抗を見せる相手におや? と思い暗示の力を強くすれば「紅葉さんが人間ではないことは知っているかしら? 一緒に生活をしていて違和感を感じたことは?」と少し質問の内容を変えて。暗示の効きが弱まっているのだろうかと「彼とデートをしたことはある? したのであればどんなデートだった?」とまだ答えやすいであろう質問をして反応を確かめようとして)
(若干目を細めて推し測るように彼女を見るのは元々の体質の作用もあって暗示の効きが浅いためだが、暗示が強くなると再び無表情に戻り。彼の秘密に繋がる質問には沈黙の末に重い口が開き「…ええ、彼が…――、人でないことは知っています。彼の家にお邪魔した当初は…、違和感を持ったことも」視線は彼女に注がれたまま「デートは一緒にショッピングに。内容はお互いの服を選んでプレゼントしたり、お家で使える小物を買ったり、遊び半分に後ろから驚かせようとしてみたり。わたしにとっては楽しくて素敵な時間でした」と突っ掛らず素直に話し)
(暗示を強くしても紅葉が吸血鬼であることは出てこないため知っているのか知らないのか判明せず。次の質問にはすんなり答えていることから相手が抵抗していることは明確で。相手から語られるデートの様子にメラメラと嫉妬の炎が燃え上がることを感じて面白くなさを感じればこれ以上は聞きたくなくなって「そう。もういいわ」と暗示をかけるのを止めて。少しすれば相手は正気に戻るため玄関とリビングを繋いでいる扉に鍵をかけるように言って。思っているよりも力を使ってしまって軽い倦怠感があり、客室に戻って来た男性を見れば机を挟んだ対面のソファーに座るように言って自分も男性の隣へと移動して。紅夜に大切にされているらしい相手のことに意地悪をしてやろうと相手が正気に戻ったら種明かしをしてやろうと考えていて)
え…っ、あれ…わたし…、何がどうなって…。
(少しずつ霧がかった視界が開けていくように頭の中がクリアになっていくとハッと瞳に光が戻り、自分の正面に彼女と、その隣に先日の男性がいることに気がついて「え……」と思わず間抜けに呟きが零れ落ち。戦々恐々とゆっくりと周囲を見回せばどうやら此処は見知らぬ部屋。なぜ自分がこの部屋でソファに座っているのかすら理解出来ず、瞳に戸惑いの色を浮かべて再び顔を前に戻すと「あ、あの、望月さん。これは一体…どういう……」動揺のあまり言葉を最後まで紡げず、言葉を途切らせながら彼女を見て)
(暗示が解け正気に戻り目を丸くして周囲を見回す相手にクスッと笑い「私と彼、実はグルなの。むしろ私が黒幕ね」と楽しそうに微笑んで。「私の計画に秋月さんが使えそうだと思ったから近づいたんだけど、暗示にかかりにくくてやりにくいからここに置いていくことにするわ」と相手を利用するために近づいたことを告げて。「秋月さんには何かをするつもりはないから明日の朝までここでゆっくりしていてくれればいいの」と相手を傷つける意図はないと言って。他に話すことはあるだろうかと考えれば何か思いついたのかにやりと意地の悪そうな笑みを浮かべると男性の方を見て「ねえ優介、お腹が空いたわ」と言って彼の着ているシャツのボタンを上から1つ2つと外して。優介と呼ばれた男性は虚ろな目をしながらもどこか期待した様子で「いつでもどうぞ」と首筋を晒すように首を傾けて。「いい子ね」と優介に言った口の中から発達した鋭い犬歯が覗いて。目を閉じ優介の首筋に噛みつけばコクコクと彼の血を啜り始めて。噛みつかれ血を啜られている優介はというと痛そうな素振りをするどころか恍惚とした表情で大人しくしていて)
黒幕…暗示…?…望月さん、どうして……。
(頭の中が混乱して相手を見ていると、目の前で堂々と男性を吸血し始める彼女に「え…、え…?」と動揺を顕にし言葉を失って。慣れた様子で男性の名前を呼ぶ彼女、さも当然のように吸血を受け入れる男性。身近に吸血鬼の彼がいるために一つの結論に辿り着くのは早く。「あなたは……――吸血鬼……?」動揺から思わず言葉が滑り落ち、脳内では自分が彼女に“彼と雰囲気が似てる”と言った言葉が蘇り。すると次々に彼女と出会った時のことや、カフェで会話をした“太陽よりも月が好き”といった彼女の言葉を思い出して、ソファに座り込んだまま目を見開いて呆然として)
(困惑した声音が聞こえ満足感を覚えながら血を吸っていれば自分の正体にである単語が聞こえ、少ししてから優介から牙を抜き目を開けて。開けた目は赤く染まっており口に付いた血をハンカチで拭えば相手に視線を向け「えぇ、吸血鬼よ」と口角を上げてにこりと微笑んで。「私はね、紅夜様のことを手に入れたいの」と自分の目的を口にして。「秋月さんが吸血鬼についてどれくらい知っているかは知らないけど、吸血鬼の能力は暗示をかけるだけじゃないの」と言って優介の首にできた真新しい噛み傷に触れ「噛みついて力を流し込むことで対象を魅了して支配することができるのよ」と吸血鬼の能力の1つを説明して。「暗示よりも使う力は多いのだけど、暗示と違って自分で考えて動くことができるから使い勝手がいいの」とまるで道具について話すかのように言えば、どういうことなのか分かるように見せつけるつもりで「優介、あなたにとっての幸せって何?」と優介を見つめて語りかけて。「私の幸せは麗華様に尽くすことです。麗華様のためならこの命を捧げることも惜しくはありません。私の全ては麗華様の物です。愛しています」と虚ろながらも確かな熱の籠った優介の眼差しを受け、抱きしめられながら「ありがとう。いい子ね、優介」と慈しみの感じる微笑を浮かべると優介の頭を撫でて。そこに恋愛感情は見られないがペットに向けるような愛情は感じられて)
(吸血し終えた相手を、戸惑いを帯びた眼差しで眺めながらも彼女が黒幕と言った意味を徐々に理解し始め。吸血後に瞳の色が赤く染まった彼女は紛れも無く吸血鬼で、自分が暗示に掛けられ此処へ連れて来られたことにも頷けて。「紅夜様…ですか?望月さんが彼とどんな間柄かは知りませんが、力を使って自分の思い通りに相手を使役して何になるの」彼の話になると双眸に強い意志を宿し思わず普段よりも張り詰めた口調で言葉が溢れ出て。いつの間にか爪が食い込む程握り締めていた手を緩め、自分の感情を抑えるように深く息を吐き出し。正直目の前で人間をペット同然に扱える彼女の力を見せられれば恐ろしさも感じるが、きゅっと一度口許を固く結んでから再び口を開き「…やめて下さい、望月さん。人間は物じゃない。その人を解放して」と真っ直ぐに伝えて)
(ようやく状況が呑み込めてきたのか、自分のしようとしていることに意見する相手を見やれば怯えたり逃げようとしたりしないことに意外そうな表情を浮かべ「暗示とは違うと言ったでしょう? 支配したとしても彼は彼の意思で私を愛してくれるのよ」と答えて。再び口を開いた相手が何を言うのかと見ていれば優介を解放しろと言われクスッと笑うと「ですって。優介は私から解放されたい?」と優介を見つめ尋ね。「そんなことは望んでいません。私の望みはこのままずっと麗華様と共に居ることです」と優介が淀みなく答え、撫でることを止めた自分の手を取り手の平に口付けすることを許して。「何も知らない方が知ったようなことを言わないでください」と怒りの滲む声音で相手に敵意を向ける優介に小さく笑い相手に視線を向け「本人が望んでいないことを無理強いするのは良くないことよ?」と挑発するように言って)
な…――。
(眉を寄せて怪訝に2人を眺めていると彼女の言葉に絶句して。強がる眼差しに反して恐怖心からか腕が微かに震えていることに気付き、咄嗟に震えを抑えようと片腕を掴み。怪異が恐怖心や負の感情を好むことを思うと何だか情けなくなって、負けず嫌いの性格も相まってぐっと奥歯を噛み締めて。「確かに自分の頭で考えて行動する分暗示とは違うようだけど、貴女はその方を自分の虜にして支配しているんでしょう?本人の性格で動いていないはず」と挑発には彼女に視線を投げ。2人が視界に映ると自ずとこういった魅了で紅葉を手に入れようとしているのだと思うと複雑な感情が渦巻いて、いてもたっても居られずに扉の方へ。しかしドアノブを必死に捻っても当然開かず「もうっ、なんなの…」と半ば八つ当たりのように呟き)
(自分の言葉に絶句する相手にクスクスと笑って。強がっていても相手から恐怖心と微かに力の回復を感じれば気分が良くなって。恐怖を感じながらも言い返してくる相手に「そうね。吸血鬼の能力で支配しているわ。でも性格は変えていない。私に支配されることで彼が幸福を感じているのに何がいけないの?」と不思議そうに首を傾げて。「支配することで彼は幸せで居られて、私も裏切りのないことで安心して傍に置いておけるの」とお互いに利があると言って。部屋から出ようとして出られずに苛立ちを感じている相手を見れば「秋月さんには明日の朝までここに居てもらうと言ったでしょう? さて、私は満足したからそろそろ行くわ。優介、秋月さんとの留守番を任せたわ。上手くいったらあなたにもご褒美をあげる」と言って優介の額に口付けをしてベランダへと向かい鍵を開けて。「……行かないでください」とベランダへと出た自分の腕を掴み寂しそうにする優介に振り返ることもなく「この計画は止めないって言ったはずよ」と言って掴まれた手を振り払うと蝙蝠に似た羽を生やして「あぁ、しばらくは領域を張るから連絡は取れないと思ってね」と言えば飛び去ろうとして)
え…っ?ちょっと、ま、待って望月さん…!
(彼女の魅了の説明を聞いてもやはりその考え方に賛同出来ず眉を顰めたまま。吸血鬼の力で彼女に魅了されなければ男性はこの誘拐に加担しなかったのではないか。そう思っていれば窓の開閉音がして振り向く。彼女がベランダから夜空へ飛び立つ姿が目に映り、慌てて窓側へと駆け寄り。そのまま窓をスライドさせようとするが鍵が掛かっているのか内側からは開かず。冷たい窓ガラスに両手で触れ、真っ暗な夜へと視線を投じ思わず唖然と「うそ、本当に明日の朝までここ…?」ぽつんと言葉が零れ落ちて。ポケットからスマホを取り出し画面を確認しながらも、頭の中では一夜明けたら紅葉は一体どうなっているのか――と、先程の男性と彼女のやり取りを目の前で見ていたから、紅葉が彼女を心酔し、手の甲に口付ける姿を想像してしまい心配と不安が一気に押し寄せ「………だ、だめっ。まず落ち着かなきゃ」自ら言い聞かせるように呟き)
( / この後はどうしましょうか?此方は次の場面に切り変えてもこのまま優介さんと会話をするのでも、どちらでも大丈夫です!)
(自分の手を振り払いベランダから飛び立った相手を寂しそうに見送った後にベランダの鍵をかけて。麗華が領域を展開させているためスマホは圏外になっていて。彼女は行ってしまい任された留守番を務めようと相手の方を向けば「改めまして川中 優介(かわなか ゆうすけ)です。麗華様からあなたが過ごしやすいように取り計らうよう申し付けられています。外に出る以外で必要なことがあれば叶えられるようにします」と大して興味なさそうに冷めた様子で言って。玄関や窓等の外へ出られるところには鍵がかけられているがキッチンやリビング、浴場やトイレ、それぞれの私室は問題なく行けるようになっており本来であれば心地よく過ごすことができる状況であり。しかし刃物類は危険であるため鍵のかかる引き出しに入っていて相手が手に取れる状態になく)
(/このまま場面を変えずに続けていきたいのですが良いでしょうか?
優介と話すでもどうにか出られないか家探しをしてみるでも大丈夫です。
それにあたってこの後の流れですが>995の流れとは少し変えたいと思うの確認よろしくお願いします。
優介といくらか会話をして時間が経ってから領域が無くなり連絡ができるようになる。
紅葉に連絡をしようにも紅葉の方が領域内に入っていて連絡が付かない。なので楓さんには行真に連絡をしていただき行真さんに助けてもらってから行真と共に紅葉の元へ向かう。
という感じです。麗華が返り討ちになる流れは同じなのですが、優介が紅葉への手紙を届け紅葉から行真に連絡をするという流れを変えさせていただきたいのですがどうでしょうか?)
(スマホの電波は立っておらず、既に領域を張った後らしい。どうしようと眉尻を下げて窓の外を見つめていると相手の言葉が耳に届いて振り返り。彼女以外興味が無さそうな様子はやはり先日の道案内のやり取りは演技だったのだと分かる。縛られて閉じ込められるのではと思っていた分、彼の話にはほうっと息を吐き出す一方混乱状態の頭を働かせ「……貴方は彼女の言いつけには背かないのでしょうね」と視線を下げて息を吐き出して。何かお飲み物は頂けますか?仕事終わってから何も飲んでなくて」相手がキッチンに行く間に玄関の鍵を開けて逃げてしまおうと考えて)
( / 変更了解しました!
提案ですがどこかで川中さんに言霊を使って紅葉さんと望月さんの居場所を楓に教えて貰おうかと思っているのですが問題ないでしょうか…?方法としては川中さんに『彼と対峙したら望月さんも無傷か分からない。吸血鬼同士の争いになるかもしれない』などの揺さぶりを掛け、本当にそうなるかもしれないと言霊の効果で思わせてまず外に出して貰うよう説得。しかし川中さんは望月さんに魅了されているので言霊を使っても楓を外には出しませんが、望月さんが心配のあまり紅葉さんと望月さんの居場所を楓に教えてしまう…などのボロが出る、ということは可能でしょうか?
何か修正やアレンジ、質問などありましたら遠慮なく教えて頂ければと思います。その後領域が解除された後の流れはご提案頂いた通りで此方も問題ありません!)
(窓から外を見つめていた相手が振り返り目が合えば「最終的には従うかもしれませんが、内容によっては反論して止めようとします」とどんなことにでも賛同するわけではないのだと答えて。それでも彼女に頼まれれば最後には従うだろうということも正直に言って。相手の飲み物が欲しいという言葉に「それは気が利いていなくて申し訳ありません。麦茶や水、スポーツドリンク、コーヒー、オレンジジュースがありますがどれが良いですか?」と微笑んで。相手からの回答を得ればその飲み物を準備するためキッチンへと向かおうとして)
(/変更を了承していただきありがとうございます!
言霊を使って紅葉と望月の居場所を聞き出すということは問題ないので大丈夫です! 揺さぶりに関してはそれで大丈夫です! 川中もその可能性が十分にあると分かっており心配しているためより楓さんの言霊によって不安になって教えてしまうということにできると思います。
修正やアレンジですが、>765の時の女吸血鬼と望月のイメージに差が生まれていて、765で書いた女吸血鬼は有害的(暗示など吸血鬼の能力で精神を壊されたり操っている人間に貢がせたり尽くさせたりしている)ですが望月は無害的(貢がせたりはしておらず川中が今のような状態になっていることにも理由がある)な設定を思いついているのですが、背後様的には望月は有害的、無害的どちらの方がいいというのはありますか?)
(相手の答えに瞳を見開かせやや驚きの感情を滲ませてしまい、自分の認識にじっと考え込むように目線をテーブル一点に向け。彼は彼女に完全に傾倒しているわけではなさそうで、丁寧な飲み物の声掛けには静かに口を開き「いえ…、そんなことは…。えっと…じゃあ麦茶をお願いできますか?」と相手に目線を上げ、部屋を出て行く背中を見送り。少しの間、躊躇いを瞳に映し扉を見つめていたが小さく頷くとすくっと立ち上がり。扉から恐る恐る顔を出して左右を確認。静かにドアを閉めて出来るだけ足音を立てずに歩き、玄関を見つけたのなら玄関扉に手を伸ばそうとし)
( / 此方こそ提案を受け入れて下さりありがとうございます…!
望月さんのイメージは私も無害的な吸血鬼で、今は紅葉さんへの想いが強くて嫉妬で動いてしまっている感じかなと思っています。なので望月さんも川中さんも背後様のやりやすいよう設定頂いて大丈夫です!楓は誘拐されて計画を聞いたため怪訝そうですが、川中さんと対話するうちに誤解が解けてもいいかもしれませんね…!
あと本編の方ですが玄関まで来て鍵を開けようとしていますが大丈夫だったでしょうか…?あれでしたら部屋にはまだ鍵が掛かっていて出れなかったことにしておいて貰えれば幸いです。また、玄関や窓などの外に繋がる出入り口は全て、内側からは開かないという解釈でお間違いないでしょうか…?)
(驚く相手を見れば彼女に言われたことはどんなことにでも疑問を持たず従うくらいに思われているのだろうかと思い苦笑いして。もちろん彼女の力を持ってすればそうすることも可能ではあるはずで。相手に麦茶を頼まれれば了承を返しキッチンへ向かって。氷を入れたコップに麦茶を注いでおかわり用に麦茶の入ったボトルをお盆に乗せて客室へと戻って。相手の姿が無ければ相手が真っ先に向かうであろう玄関へと向かい、相手の姿を見つけられれば「これで出られないことが分かっていただけたと思います。他の出入り口も同様で窓も開くことはないでしょう」と言って)
(/望月の設定について受け入れて下さりありがとうございます! そうですね、川中と会話しているうちに誤解が解けるというのも素敵だと思います!
本編の方ですがこちらも修正案があり検討していただければと思います!
修正案ですが、玄関扉の前に服の詰まったタンスを置いて物理的に出られないようにしてしまおうかと思っています。タンスは背中を向いていて中身を取り出して軽くすることも出来ないという感じです。その変更にあたって、楓さんは望月にお姫様抱っこされてベランダから入ったことになってしまうのですが良いでしょうか?
詳細が無く分かりにくくなり申し訳ありません。窓については接着剤か何かで固められていて開かず、割ろうにも防犯ガラスで割ることも無理そうという感じで考えています。望月が出て行ったベランダも崖沿いのベランダで高所にありそこからの脱出は危険という感じで考えて頂ければと思います)
(玄関扉の前の箪笥は当然の如く押しても引いても微塵も動かず「うぅん…」と両腕を組み、唸りながら眉間に薄っすら窪みを作り。すると後ろからの声掛けにはびくりと肩が上がって恐る恐る振り返り「…そう、ですか。それは困りましたね…」玄関扉前の箪笥を数秒見つめるも、ひとまず玄関は諦めてくるりと客間へ踵を返して。そこでふと歩きながら相手の方へ顔を向けると「…川中さん、怒らないんですね…?人質のわたしが言うのも変な話ですが、わたしもっと手酷い扱いを受けるのかなって思っていました。でも何だか良心的で…。望月さんが過ごし易いようにって言ってくれたんでしたね」そして彼自身も落ち着いた人柄に見えて、会話をしてみようとそっと口を開き)
( / いえ、此方こそ読み返してみたら勝手に鍵が掛かっていると書いてしまったロルがあって大変失礼致しました…!窓や扉の件了解しました。ご説明頂きありがとうございます!)
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