デイヴィス・クルーウェル 2021-01-05 14:28:23 |
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100点は凄いな!だが授業態度が悪けりゃそら怒られるだろ
とりあえず授業中に寝るな
流石に錬金術の実験中に寝ていた時は焦ったぞ
(魔法史のテストを見て褒めると軽く叱るような様子で)
眠いんだから仕方ないじゃん。…あ、サバちゃんとカニちゃんだ~!
(不貞腐れていたが見知った顔を二つ見つけて顔を輝かせ)
「げっ!?フロイド先輩…デュース、逃げんぞ!」
「お、おいエース!引っ張るな!」
…ちぇ~…つまんね~の。折角サバちゃん達と遊ぼうって思ったのに~。
(逃げてしまった二人の背中を眺めつつまた頬を膨らませ)
あれ?ジェイドじゃん。職員室に用事?
(廊下を歩いていると自分とは逆方向に向かっている兄弟とすれ違い、不思議そうに声を掛けて)
「おやフロイド。ええ、少し。」
さーて、暇になったな……次の授業の内容の確認でもするか……
(頬杖をついていた腕を伸ばして机に置いてある教科書に手を伸ばし)
…うっ…ジェイド・リーチ…どうしたんだ?
(アズールと仲がいい、どうせ知っているだろうと思っていたフロイドの片割れの声が聞こえ背を向けたまま返事をする)
「いえ、アズールが言っていたことを確認しに。クルーウェル先生があのフロイドを好きだとは信じがたいので。」
(にっこりと微笑みながら首を傾げ)
……お、俺がフロイドを好きなわけが無いだろ…?
ほら、これで分かったんだから帰れ
(早々に嘘をつき早く帰れと意思を伝える)
「…そうですか?まあ、何はともあれ確認できたので帰ります。失礼しました。」
(きゅっと目を細め、どことなく楽しげに笑いつつ頭を下げて職員室を後にし)
…はぁ、
『 おやおや、クルーウェル先生、あんな嘘ついてしまって大丈夫なんですか?本当はフレンド・リーチくんのこと大好きなんでしょう?』
学!園!!長!!!!やめてください!!聞かれていたらどうするつもりですか!!!!
このこと知ってるのあなたとトレイン先生とバルガス先生だけですよ!?
(ちゃかしてくる学園長の言葉にバッと立ち上がり食い気味に大きな声で反論すると顔を赤くしてへなへなと椅子に座り込み)
もう、ほんとにやめてくださいね。学園長。
『そんなに睨まなくってもいいじゃないですかぁ、クルーウェル先生 』
全く……
(呆れたといった表情で学園長を睨むと開いた職員室の扉へ視線を向け)
「ジェイド。どうでした?」
「恐らく本当でしょうね。」
(疲れてモストロ・ラウンジのVIPルームソファーに崩れ落ちているフロイドを余所に二人はにやにやしていて)
あ、バルガス先生。にトレイン先生か……
『なんだ疲れているのか?クルーウェルも大変だな!! 』
『私で悪かったですね。 』
『あ、おふたりも職員会議あるので早く会議室来てくださいね。 』
(入ってきた2人と少し話を広げると会議の為に必要なものをまとめおさきに、と声をかけると職員室を後にし会議室へ向かう)
ね~ジェイド~、疲れた~。
(べしゃっ、と効果音が付きそうなほど疲れた様子でソファに崩れ落ち、涼しい顔で歩いてくる兄弟に文句を垂れて)
「今日は忙しかったですからね。」
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