梨花 2020-12-03 17:28:10 |
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鈴華「私、自分よりも弱いからって見下されんの、1番嫌いなんだよ。『────』(人語ではない何かの言葉で唱えると、黒い稲妻を模様した双剣が現れる)夜闇を切り裂きし轟雷の黒閃ーオルターティルウィングー」
響「俺っちの妹に手ぇ出してる時点でアウトなんだよなー…今日の俺っちは、久々にブチ切れモードだぜ?」
ジゼル「おー、そうかそうか…………そいつァおっかねぇ…………」
司「……あーーーーー、お前!!!!!!紫炎サマの言ってたイカレクソゴミカス野郎じゃん?!?!この件が終わったらぶっ殺してやるからなァ!!!☆★☆」
ジゼル「うん、噂通りうるせェなお前」
ロンゴミニアド『轟雷か……』
沙月「(ジゼルをギュッと抱きしめる)だ、ダメですよ!ジゼルさんはもう敵じゃありません!戦うって言うなら、私が相手になります!!」
ジゼル「……スンッ…………」
司「えっ…………?」
満「…………まぁ、敵意は感じねぇな…………なんか状況よく分かってねぇのかスンッて顔してっけど」
沙月「え?あれ、ジゼルさん?どうかしたんですか?」
鈴華「お姉ちゃんを、返してもらう!!!(一瞬でロンゴミニアドの目の前に近づき、オルターティルヴィングを振り下ろす)」
ジゼル「いや、こういうの慣れてねぇのよ俺……守られんの慣れてねぇのよ」
満「どんな環境で育ったんだよお前」
ジゼル「初めて生まれた時か初めて生き返った時か2回目に生き返った時か3回目に生き返った時の話で説明されたいのか?」
満「コイツやべぇよ、目が据わってるよ」
司「ヘイユー!!!残機はあと幾つゥ?!☆★☆」
ジゼル「殺意湧いたわ」
ロンゴミニアド『…………遅い(ランスで受け止めると受け止めたランスロットに魔力が渦巻く)
【終局の果て(エンディング・ワールド)】(魔力を暴発させて吹き飛ばす)』
鈴華「(吹き飛ばされ壁に叩きつけられる)ぐっ…!」
響「!…今の音…司っち、満っち、俺っち先に行くわ。ガール達の事よろしく(廊下の方に走り出す)」
沙月「あっ、響さん!!」
アルマロス「(沙月の元に全員降り立つ)ボヤボヤしてる暇は無いぞ、英王の転生者。我らもこの先に行かねばなるまい」
ロンゴミニアド『消し飛べ(竜巻のような魔力の渦を放つ)』
ジゼル「!…………ロンゴミニアド……!」
司「おっけーーい!まっかせてよォ!」
満「…………なんかやべぇ気配すんの俺だけ?」
鈴華「負けるか…絶対に、負けるもんか!!!(竜巻に向かって手を伸ばすと、巨大な雷が放たれ、竜巻をかき消しロンゴミニアドに向かっていく)」
ロンゴミニアド『負けを認めろ雑種、貴様ら人類は我が手によって終わる運命なのだからな……貴様はひと足早く潰えるだけのことよ(光の槍が鈴華の上から降り注ぐ)』
鈴華「!(やばい、かわせな───)」
響「(高く飛び上がると、足に魔力を纏わせ音速の蹴りで光の槍を弾く)俺の天使が、雑種だと…?鈴華を馬鹿にすんじゃねぇぞお前」
鈴華「…えっ…?なんで…あんたが…」
ロンゴミニアド『チッ、また増えたか…………雑種は雑種、それ以上でもそれ以下でもない…………雑種が束になったところで、私に敵うと?飛んだ思い上がりだな』
響「俺っちの事はどれだけ馬鹿にしても構わねぇぜ?俺っちにとっちゃそんなのノーダメージだから。けどよぉ…命よりも大事な妹の事そんな風に言われると、腸が煮えくり返るんだよなぁ。てめぇにとっちゃ、鈴華の今までの人生なんて欠伸してる間のたったの数秒かもしれねぇが、その数秒の人生の間にこいつがどれだけ努力したかお前知らねぇだろ?血反吐も吐いて、体も乗っ取られて、右腕も動けなくなって、全てが嫌になって投げ出した時だってあった。けどな、こいつはそれでも足掻いて足掻いて足掻き続けたんだ。誰にも負けないように、誰にも見下されないように。こいつ以上に努力してんなら何も言わねぇよ、けど…鈴華よりも努力してねぇ奴に、鈴華を馬鹿にする権利はねぇんだよ」
鈴華「あんた…」
ロンゴミニアド『ほざけ雑種、貴様ら虫けらの努力など砂塵に等しき無益の産物。神なればこそ、貴様らの真の価値を量れる…………その絶対なる存在である私にそのような軽口を叩くとは______不敬であるぞ』
ジゼル「ほーーーう?そりゃあ結構!偉そうに喋るだけの口だけ神格サマ!!!(声のみが聞こえ姿は見えないがロンゴミニアドのゼロ距離で赤い波動が撃たれロンゴミニアドが吹き飛ばされる。それと同時に透過が解除される)……良い啖呵切るじゃねーか坊主!時間稼ぎありがとさん」
響「!ジゼルっち…!」
奈緒「(ジゼルを追いかけてくる)ま、待ってくださいジゼルさん!まだ無理はダメですよ!」
鈴華「奈緒、あんたまで…!それに、こいつがここに居るってことは…」
奈緒「うん、ちゃんと成功したよ。やり慣れてない戦いをやったから、結構疲労はしてるけどね…」
響「けど、ナイスタイミングだぜ奈緒っち。目には目を、歯には歯を、神様には…神様だよなぁ?」
ジゼル「安心しろ邪王サマ、俺は死にかけても戦えるように仕込まれてんだよこの見た目だけ若いクソ神格ジジイになー」
ロンゴミニアド『ジジイ…………?(煙の中で立ち上がる)……創造主に歯向かうか、兵器如きが…!』
ジゼル「えー?何ー?聞こえなーい、耄碌ジーさんちゃんと喋ってくださいよォーーー」
司「うわ、この人煽りスキルEXだ☆★☆今度教えてよ☆★☆」
ロンゴミニアド『おのれ、おのれ……!!!邪王と神造兵器如きが、神の伝説の私に勝てると思うな…………!!!』
ジゼル「ジジイの自慢話は記憶補整がかかりすぎて聞くに耐えねェなァ…………自分の失敗を尽く俺に押し付けてなかったことにした最低最悪最弱のある意味伝説に残った神格『ロンゴミニアド』様ァ???」
ロンゴミニアド『~~~~~~~ッ!!!!!!【八嶋朝日】!!!コイツらを始末しろ!!!!!!』
朝日「はいはーい(その場に瘴気の竜巻が巻き起こり、それが消えるとそこに朝日が現れる)お呼びかなー?」
鈴華「!お姉ちゃん!!!」
響「朝日!!!」
朝日「あれ、兄ちゃんに鈴華じゃん!やっほー久しぶり、元気してたー?」
(了解です!)
朝日「あれ?あれれ?おっかしいなー、なんでジゼル、そっち側に付いてるの?私、確かに闇堕ちさせたはずだよね?」
奈緒「私のお姉ちゃんが呪いを解呪させたんですよ。朝日さんも知ってますよね?お姉ちゃんは、どんな人でも助けちゃう優しすぎる人だって」
朝日「ふーん…なんだ、つまんないの。あのまま殺してくれたらダエルの時みたいに面白い事になりそうだったのに」
響「…朝日、それ本気で言ってんのか」
朝日「うん、本気だよ!嘘が苦手なの知ってるでしょー?」
鈴華「本当に…お姉ちゃんじゃないみたい…」
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