水沢 透 2020-11-14 22:37:24 |
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そうか。延長も出来るみたいだからひとまず二時間に……いや、二時間だとフリータイムと大して料金は変わらないからフリータイムにしよう。二人、フリータイムでお願いします
(迷った結果、フリータイムを選択し店員に伝えて。店員は料金を告げ、猫を無理やり触ったり抱っこしたりしない。写真撮影は可能ではあるがフラッシュはOFFにして欲しい等の注意事項からコインロッカーも置かれており、必要に応じて自由に使えるということを説明して。その後猫のいる部屋まで二人を案内すれば、「ごゆっくりお過ごしください」と言って下がって。広い部屋にはテーブルやソファー、キャットタワーなどがあり、猫たちが思い思いに過ごしていて。ソファーに座っている人もおり、彼の膝の上には灰色の毛並みの猫が乗って寛いでおり。多くの猫たちが過ごしている様子に「可愛いっ……!」と感極まった様子で呟き)
(結果フリータイムを選んだ相手に影でニヤニヤが止まらず自分としてはいつまでも猫と戯れられるならと特に異論はなく、店員によるカフェの説明を隣で聞きながら触れ合える広間に来ればあちこち自由気ままに過ごす色んな柄の猫に目を輝かせれば、思わぬ相手の一言にぎょっとして凝視し「お?猫の可愛さに目覚めた?ほんとみんな可愛いなぁ…おいで~。」初めての試みからか自分が言葉を発するよりも早く感極まる声音ににっと笑みを向けて、少し先に歩みを進めると膝を着いて身を屈め側にいた猫を手を差し出して呼べば素直に近寄ってくるその子の首回りをぐりぐり撫でて「くぁー!かわいいー!」デレデレになりつつ肩越しに後ろを振り返りお前も触れば?と手招きして)
目覚めたかもしれない。あぁ、凄く可愛い
(相手がぎょっとして自分を見ていることにも気づかずあちこちにいる猫を眺めて。相手が猫を近くに呼び寄せ、撫でる様子を見ていれば手招きをされ相手に近づいてかがみ、ゴクリと喉を鳴らすと緊張した様子で猫の顎の下を撫でて。猫が嫌がる素振りを見せないことにほっと安心した様子を見せると「柔らかくてふかふかだ」と嬉しそうな微笑みを浮かべて)
…だな。この可愛さに虜になっちゃうだろ~。
(隣で恐る恐る猫に手を差し伸べる姿を見ては初々しさに微笑みを漏らして、大人しく撫でさせてくれる猫を眺めていればだいぶ人慣れして懐っこいかもしれないと思い脇から手を伸ばすと躊躇なくひょいっと猫を抱き上げて「あー全然大丈夫だ。うりうり~」お腹を上にして包み込むように抱っこすると猫の頭に頬擦りして、目を細めている様子ににこっと笑むと相手を見て「ん、水沢。抱っこしてみ。」大人二人スーツ姿で猫にかまけている姿は端から見たらどう映るのやら、猫を否応なく相手の胸元に預けては抱っこを促し)
人懐っこいのも凄く良い。逃げられたらどうしようと思っていたから安心した
(実は少し不安だったんだ。と苦笑いして。夢中で猫を撫でていたが、相手が猫を抱き上げるとそちらを見て目を丸くし「すぐに抱え上げるなんてさすが経験者だ」と相手と猫を見て。いずれ自分も、可能なら今日のうちにと思っていたところに猫を渡され慌てて「いきなりか!? ……軽くて温かい。これはヤバイな」と猫の身体を支えて落ち着くとほっこりとした様子で抱きかかえたまま猫の頭を撫でて。「将来的には猫を飼うか」と何やら決めたようで呟いて)
こっちの出方伺ってる場合は寄ってこないかもしれないけど、そんなに警戒することねーよ。
(不安がっていたようで優しく諭すように言えば上手に猫を抱き抱える相手を見て満足げに笑顔を浮かべて「ははっ、猫飼うってまだ触れあって数秒だぞ?今度は自分で猫構いに行ってみれば。」猫の魅力に取り付かれた男をまさに今黙認すれば面白い事言うなーと声を出して笑い、これで少しは猫からしても彼かしても接しやすくなるだろうとこの後は見守る事にして「俺あそこのソファ座ってるよ。」空席のソファを指差すなり既に鎮座する猫の隣に腰掛けてよしよしと頭を撫でながら)
なるほど、もっと積極的に行けばいいのか
(相手のアドバイスに真面目な様子で頷いて。「それでも飼いたいって思ったんだ。それに目標だから別に早すぎるってこともないだろう」と言えば猫を優しく抱きしめ満足そうに猫の後頭部に顔を埋めて。ソファに座るから自分から猫に構いに言ってこいと言われれば「分かった。ありがとう、挑戦するとしよう」と抱きかかえていた猫を床に降ろせば相手に向かって片手でガッツポーズを取って。立ち上がればテーブルの上に座っている黒猫を見つけてそのテーブルに近づき椅子に座れば黒猫の顎を撫で、女性が自分に向けられれば思わず赤面してしまいそうな満面の笑みを浮かべて)
おう、がんばー!
(ガッツポーズされればにかっと口角を上げて笑い少し離れた場所から声援を送り、本気で猫を飼う事を検討している様子には行動力に驚きつつも猫を好きな自分としては遊びに行けばいつでも猫を愛でられるチャンスだと心の中で許可なく相手の家を訪れる算段をしていたり。撫でていた猫を抱き上げて膝に乗せればゴロゴロと喉を鳴らして擦り寄る様にデレデレになりつつ、ふと顔を上げて相手の様子を伺えば上手く触れ合えているようで微笑みつつ「全然イケんじゃ…、……ぁ。…っ?」今まで見てきた笑い顔も最近漸く慣れてきたのに猫と戯れるその笑顔には思わず息を飲んで、ハッとして顔を背けると今自分が何を思ったのか眉間にシワを寄せて軽く混乱しては首を傾げ「なんだ?…あ、よ~しよしいっぱい撫でてやるぞー」止まっていた手に頭を擦り付ける猫に気付いてまたぐりぐりと撫で回し)
はぁ~……可愛い
(黒猫は大人しく撫でられており、その毛並みや柔らかさに感嘆のため息を漏らして。黒猫の顎から身体、足を撫でたりした後、覚悟を決めて猫を持ち上げて自分の膝の上に置いて。自分の膝の上で大人しくしている黒猫の背中を撫でながら至福の時間を過ごして。いいな猫。飼うならやっぱり保護猫か? 保護猫の猫カフェもあったはずだからそこで猫を探すのもいいかもしれない。と猫を飼う計画を立てて。背中を撫でていた猫が身体の向きを変え撫でていた手が頭に来るように体勢を変えたため、そのまま黒猫の頭を撫でて)
(暫く膝の上で大人しく丸くなる猫を撫でては傍に寄ってくる猫も同時に撫でながら戯れていれば、だいぶ猫の扱いに慣れてきた様子の相手を見るなり膝の上の猫をごめんねーと小さく声を掛けながら横に下ろして、ソファから立ち上がるなりゆっくり相手の元へと歩み寄って椅子に腰掛け「ここの猫みんな人慣れしてて触れ合いやすいな。仲良くなれてよかったじゃん。」テーブルに頬杖をつくと猫を愛でる相手ににっと笑みを向けてそっと手を伸ばすなり膝の上で丸くなる猫を自分も優しく撫でながら)
人懐っこくて助かった。あぁ、凄く嬉しい
(相手が椅子に座れば猫を撫でながら心底嬉しそうに笑顔で答えて。相手が自分の膝の上にいる猫を撫でようとすると自分の手をどけて撫でやすいようにして。「癒しだなぁ。結城の実家の猫はどういう性格だったんだ?」とここにいる人懐っこい猫も可愛らしいが相手の実家の猫はどんな性格なのかふと気になったため尋ねて)
(笑顔を見れば自分と同じように猫の虜になった仲間意識でこちらも上機嫌に笑みを浮かべながら、癒しという言葉には分かる分かると縦に首を振ってしみじみと頷き。実家の猫について問われると顔を上げて少し考えた様子を見せ「んー、甘えん坊もいれば自由気ままないかにも猫ってのもいたし。まぁどんな性格でも可愛いんだけどな。」血統書付きの猫と違ってある程度決まった性格の猫はいなかったと思いながら、ここの猫のように人懐っこければよかったけど実家に帰れば癒されているのは間違いなくたまには帰ってみるのもいいかと猫を口実に実家に顔を出すことを考えつつ、「この先水沢が猫を飼うことになったら、俺がいつでも世話の手伝いしてやるから、代わりに猫をいっぱい可愛がらせてくれ!」単にお邪魔するだけでは申し訳ないという意識から補助を申し出ては今まで以上に猫と触れ合える環境になるかもしれない期待に目を輝かせて告げ)
確かにどんな性格でも可愛いだろうな
(何やらしみじみとした様子を見せる相手に色々思うところがあったのだろうなと思いつつ、相手の回答を聞けば自由気ままな猫も可愛いよなぁと想像してほんわかとした微笑みを浮かべて。そう思うと実家とはいえ猫を飼っている相手が羨ましくなり。猫を飼ったら手伝いをする代わりに可愛がらせて欲しいという相手に相手も相当猫好きだよなと思って小さく笑うと「あぁ、その時はたっぷり可愛がらせてやる。猫を飼ってからもそうだが、猫を迎えるにあたっての準備や注意なんかもアドバイスしてもらえると助かる」と言って)
マジで?やったっ!俺に出来ることならなんでも手伝うよ。
(直々に了承されればパッと表情を明るくして笑顔で拳を握れば任せろと言わんばかりに告げて、流れは完全に猫を飼う方向へいっているがもはやその辺りは気にする所ではなく。テーブルに乗ってきた別の猫にも手を伸ばして指先で撫でればそういえばと顔を向けて「なんかドリンク頼む?一応カフェだし猫ありきでゆっくりしてこうぜ。」だいぶ猫に慣れた様子の彼に猫を抱えて動けそうにないしと取り敢えず飲み物を頼むかとメニュー表を手に取って)
あぁ、頼りにしてる
(もちろん自分でも調べるが調べた後、抜けがないかを確認してもらえば安心だと相手の申し出を心強く思って。相手がテーブルの上の猫を撫でるのを眺めながら、膝の上にいる猫の首の後ろを撫でながら。相手の持つメニュー表を見て「そうだな。アイスコーヒーにしよう。結城は何にする?」と相手の質問に答えて。「猫の世話で大変なのは何だ? 爪とぎか?」と猫を飼いたいという思いで相手に尋ねて。膝の上の猫を抱き上げれば背中を摩って至福そうにしており、素であることも相まって蕩けた表情をしていて)
ん、じゃあ俺もアイスコーヒーにしよ。
(相手の注文を聞けば自分も同じものに決めて店員さんを呼べばドリンクを注文し。質問をされれば顔を向けて「んーなんだろ、爪研ぎ回避に爪切りも猫によっては結構大変だな。まぁ病気しなければ大概慣れだ。」あれもこれも思い返せば大変なのはそうだがやらかされる事が前提となれば慣れだなぁと、病気された時の辛さを考えればなんとでもないと笑って答え。テーブルに頬杖を付いて彼の様子をなんとなしに眺めていれば猫にぞっこんだなぁと目を細めて内心で)
爪切りか。暴れる猫もいるらしいもんな。確かに病気が怖いな。駆け込めるような動物病院も探しておかないと
(相手の回答になるほどと納得しながらやはり経験者に聞いてみるのは勉強になると感じて。もしも猫が病気になった時にはすぐに動物病院へ駆け込むことが大切だろうと思うも、そもそも病気にならないように栄養管理やストレス過多にならないような環境作りが大切なのだろうなと考えて。名残惜しそうにしながら抱えていた猫を膝の上に戻せば、上着の胸ポケットから手帳を取り出し今聞いたことと考えたことを簡単にメモして。膝の上に降ろされた猫が身体を起こしてテーブルの上を見れば、動かされるペンを目で追ってその前足を伸ばしてペンに触れ、文字が盛大に歪んで)
病院は結構そっちこっちにあったりして助かるんだけど、夜間やってるとことか設備が整ってるような所もチェックしておいた方が後々いいかもな。ほぼ高い確率で病気するしワクチンも必要だし。
(真面目な彼が色々と考え質問してくる様子にはプライベートすらも抜かりないんだなぁとメモし始める姿を見て思いつつ、猫が手を出して文字が歪むその瞬間を目撃すればプッと笑いを漏らし「それ、猫じゃらしになってんな。そのままじゃ暫く書けそうにないわ。」くくっと笑いながら内心ではもっとやれやれーと猫を煽りつつ和やかな空間に目を細めて癒され)
おわっと!
(猫がペンに触れた衝撃に驚いて声を出して。真剣に考えメモを取っていたからこそ驚きもひとしおで。少しして持ち直せば、ペンを猫の前で上下左右に振ってペンを追いかける猫の反応を楽しみこらえきれず「フッ、くくっ……本当に猫じゃらしになってるな」と笑いを漏らして。ペンは使えなくなってしまったが、この話の流れであれば忘れないだろうと思い、帰宅してからメモにまとめようと手帳をしまえばペンを猫じゃらしの変わりにして猫と遊んで)
……、猫に好かれるタイプみたいでよかったなー。
(店員が運んで来てくれたドリンクを受けとるなり彼の分を遊びの邪魔にならないよう自分の近くに置いて、ストローを指で摘まみくるくると回しながら猫と楽しげに戯れる様子に目を細めて見遣りながらポツリと呟いて。なんだかおかしな感情に見舞われると顔を背けてコーヒーを啜りながら、大好きな猫に囲まれているにも関わらず今はあまり気分が乗らずどうしたのかと自分でも分からずに。その理由が彼を猫に取られてしまったようで面白くないといった感情だとは思いもせず)
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