真夜中のピエロさん 2020-11-11 07:28:31 |
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……はぁ
(部屋着に着替えるとベッドに横になって。食事の準備などする気にもなれず、そのままぼーっとしたままベッドに身体を預けて)
………明日…休みか。
(眠りかけていたがスマホで予定を確認すると明日は日曜であることに気付き、ゆっくりと瞳を閉じて眠りに落ち)
(翌日)
………暇だな。
(休日だというのにいつもの癖で早朝に目を覚ましてしまったがとりあえず着替えて朝食を食べ、テレビを点けるものの早朝ということもあってどこの局でも同じような内容のワイドショーが流れるだけで。ペルラもまだ起きていないようで静かな寝息がペット用ベッドから響いていて)
…………。
(朝、目を覚ますと朝食にカップ麺を食べ、パソコンを付けると持ち帰りの仕事を始めて。いつもならあまり気にしなかったものの、元彼女とのあれこれが尾を引き、何でこんな時にもこんなことをしているんだろうなと思うと作業は進まずため息をついて)
………やることねぇな…
(しばらくはテレビから流れるワイドショーをつまらなさそうに眺めていたが、とうとうそれすらも暇になったのか起きたペルラを膝に乗せて撫でていたがふと思い付いたように部屋を出て隣の扉をノックし「…隣の神尾です。」と声を掛けて)
少々お待ちください
おはようございます。ええと何でしょうか?
(聞こえてきたノックの音に誰だろうとインターホンを確認すると少ししてから出てきて。小さく微笑むと不思議そうに相手を見詰めて)
……これからペルラの散歩に行くんですけど…どうですか?
(派手なスーツには不釣り合いの手元にはペルラの首輪に繋がる赤く可愛らしいリードを握り、足元ではペルラがきゃんきゃんと吠えて)
行きます。着替えてくるので少し待っていてください
(若干死んだ目をしていたが、ペルラの散歩に誘われれば目を輝かせて自宅に引っ込んでトレーナーとジーパンに着替えて出てきて)
……良かったな、ペルラ。
(しゃがみ込んでペルラを撫でると尻尾をちぎれんばかりにぶんぶんと振り、嬉しそうに潤んだ瞳でじっと飼い主以外の人物を見つめ)
…………だろ。
(ペルラの話になると若干表情を緩め、楽しそうな飼い主をよそにペルラは撫でられて嬉しいのか目を細めて尻尾をぶんぶんと振っていたが、ふと思い出したように飼い主のリードを引っ張って。
「……あ、ああ…散歩か。それじゃ…行きますか。」引っ張られて我に返ったのか相手の方を向き、若干困ったような表情で笑って)
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