ジェライ 2020-11-03 22:50:32 |
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全く、ジェライ様は無粋ですね…まあ、それでこそジェライ様といったところですが
(そのまさかだったらしい、一口分の大きさのケーキをフォークに刺そうとしたが、それより一足早く店員へとフォークを頼む相手がいて。それを見て呆れたようにため息を零しながらも、それもまた彼らしさかとポジティブなのかネガティブなのかどちらとも言えない感想を口にしてお皿ごと彼の手元へと差し出すという色気も何もあったものじゃないシチュエーションに成り下がって←)
本当ですね、あのいつもどこへ行くにも一人だったジェライ様が私のような美女を連れてカフェだなんて結構な御身分ですね
(自分で自分のことを美女とか言ってしまう厚かましさ、白々しさを発揮しながら彼の発言を揶揄してクスクス笑い)
とはいえ、私にとっても今日は思っていたよりもずっと楽しい1日になりました。こういうお誘いでしたら大歓迎ですからまた誘ってください
おう、こっちこそ楽しかったぜ。つーか寧ろ遊びたいときはそっちから言ってくれても……って、そういうのは男がするもの、だったか?
(言ってる途中でハッと最初の言葉を思い出し、へへと笑いながら言い直して。)
んじゃ次は仕事でな。一緒に頑張ってダンジョンの最奥地を目指そうぜ……またな
(そして帰り道が分かれる場所までやってくれば、笑みを浮かべながら別れ際にそう告げて。自分としてはそこへ到達することを目的としており、しかしその結果彼女と別れなければならないなんてことは露ほどにも知らず。今日の楽しかった思い出だけを携えて自身の住む宿舎へと帰っていって)
…ダンジョンの踏破…それが何を意味するか知らないくせにお気楽なものです
(情に絆されるなんて自分らしくない、そうわかっていても気持ちは止められず帰ってしまった彼が残したダンジョンの最奥地を目指そうという言葉に対して一人そう毒づいて)
いえ、すみませんが他を当たってください。…ええ、またご縁があれば
(後日、彼とは次回の約束は特にしていなかったこともありひとまずギルドの方へと顔を出していて。すると自分の顔を見た他の冒険者などが予定が無ければ一緒にダンジョンへ向かわないかと誘ってくるが、なんとなくそういう気分にはならず丁重に断りを入れて一人ぼんやりと過ごして)
──最近じゃ死神と一緒に居ても死なない幸運の女神、なんて呼ばれてるらしいな……お前が女神だって、ふっ……
(その様子を見ていたのか、話が終わって少ししてから近付き彼女に声をかける。自分は悪い意味で目立っており、その自分と一緒に行動する彼女にも必然注目は集まる。最近では上記の発言通り、彼女の美しさとその運もあいまってそんな呼び名が作られているらしい。そしてそれについて遠慮なく笑う奴←)
女神?私が?確かにそれは面白い冗談ですね
(声をかけてきたのが誰なのか確認するまでもなくそう言葉を返しながら振り返り。女神という周囲の評価を似合わないとでも言いたいのだろう、茶化すように笑う相手にも特に気分を害した様子はなく、むしろ女神などという神聖な存在とは真逆の存在である自分がそんな風に周りから見られているという事実があまりにも滑稽に思えて、口元に手を当ててクスッと笑みを零し)
それで、こうして声をかけてきたということはダンジョン探索のお誘いですか?よもや単なる冷やかしなどとは言わないですよね?
(ところで、と彼の方を真っ直ぐ見つめればそんなことを言うためだけに声をかけてきた訳ではないだろうと確かめるように問いかけつつ首を傾げ)
なんだよ、あっさり受け流して…からかいがいがねえな
(勿論そんなことを言って気にするような彼女ではないと分かっていたものの、ぽーっとしている様子にどこか具合でも悪いのかと思いそれを確かめるためにそんな風に声をかけて。心配は杞憂だったようでいつも通り言葉を返してくれば言葉ではつまらなそうにしているが、表情には安堵の色が浮かんでいて)
ああ、そのつもりだ。…しかし、ペアリングしてんのに誘ってくるとはな
(それ程彼女の能力が評価されているのか、或いは全く別の理由か……後者の方は考えるとなんとなく心がモヤッとしてくる。普通ペアリングをしていればそういう理由で誘うことは無いだろうが……彼女の容姿から考えるとあり得なくはない話で)
……ま、顔だけで見りゃ選ばれてもしょうがねーのかもな
(モヤッとした気持ちを八つ当たりと分かっていながら拗ねた子供のように彼女へ向けてしまい、嫌味っぽい言い方をしてしまって)
見え透いた挑発には乗りませんよ、これでもジェライ様とは生きてきた年数や経験、年季が違いますから
(悪態をつく相手にも涼しい顔をしてそう軽口で返し、そんな小馬鹿にしたような口調ながらも、彼との今のような言葉の応酬をなんだかんだで楽しんでいるようで表情はどことなく穏やかな笑顔で)
ジェライ様、もしかして嫉妬をしているのですか?仕方のない人ですね…今の私にとってジェライ様と行動すること以上に価値のあることはありません。私がそう思っている、それではご不満ですか?
(彼の反応はいわゆる嫉妬というものではないかと考えればその不満そうなリアクションにも合点がいき、やれやれ…といった風に小さくため息ついて側へと歩み寄れば相手の手をとってそう問いかけながら小首を傾げ)
うっ……気を使わせてすまん
(手を取られ手そんな風に声を掛けてもらえば、嬉しい気持ちより申し訳ない気持ちがやってきて。視線をそらし謝罪しつつ手を離してはちょっと反省して)
…別にお前が誰かと一緒に居ようがとやかく言える立場でも無いのに、情けないことやっちまったな。忘れてくれ。行こうぜ
(離れたくない、離したくないという気持ちが湧き上がったのは確かだが、彼女とは付き合っているというわけでもなく、分不相応な事をした気分になり、そう言いながらダンジョンのある方へと向かっていって)
忘れることは出来ませんね、ジェライ様がそれほどまで私を大切に思ってくれているという証に他なりませんから
(忘れてくれとの彼の言葉に対して微笑浮かべながら本心で喜んでいるのか、ただただ茶化しているだけなのかどちらともつかないような表情と口調でスッパリとそう答えて)
…まあ、それはそれとして、今日はこの前の中層辺りからの探索ですよね?中層入り口付近に転移魔法陣を置いておきましたからそれで向かいましょう
(いつも通りダンジョンへ徒歩で向かおうとする背中へとそう語りかけて。ダンジョンの中へ外から直接アクセスできる魔法というのは恐らく彼のような冒険者たちにとってはかなり常識外れで前代未聞なものであるだろうが、自身の桁外れの魔力とダンジョンそのものとの繋がりの強さから可能となる芸当で)
は?……いやいやちょっと待て、ダンジョンにそんなもの作れるなんて話、聞いたことねえぞ!?
(ダンジョンから出るならまだしも、ダンジョンに入る、しかも特定の場所への転移魔法は聞いたことがない。それが出来ないのでマップを買ったり、自分でマッピングをする訳で、実際自分もダンジョンはマッピングしながら進んでいた。そんな相変わらず規格外な彼女の言葉にビックリしていて)
……ま、でも楽できるならそれに越したことはねーか。しかしホントどこでそんな魔法を学んだんだ…?
(考えても自身にはそれがどういう仕組みなのかを理解することは当然出来ず、ただあるものとして使おうと思い。深まる彼女への謎に首を傾げつつも素直にそれを利用することにして)
そうでしょうね、他の冒険者がそのようなことをしているのは見たことがありませんから。ちなみに行ったことのない場所にも座標指定さえすれば飛べたりもするのですが、そこの地形なんかをわかってないと転移した先が壁の中だったりいきなり足場のない場所だったりするのでオススメはしません
(驚きを隠しきれない様子の相手にそれはそうだろうと軽い調子で頷きながら、何気に恐ろしいことを笑顔浮かべながら平然と言ってのけ)
何事も知らない方が良いこともあるものですよ、さあ私の足元の魔法陣に入ってください
(到底説明出来るような内容ではないし説明をしたところで理解をしてもらえるようなことでもない、それをそんな一言で片付けて、転移のための魔法陣を展開して)
(言われたとおり魔法陣の中に足を踏み入れると言葉通り一瞬で中層の入り口に辿り着いて)
なるほどな……魔法陣が消されたりすると移動できなくなるから入り口付近なのか
(入り口付近は上層のモンスターが近づくと中層のモンスターにやられるため近寄らないようになっていて。縄張りと縄張りの間に出来た隙間にような場所であり魔法陣はそこにあって)
ま、幾ら進んだとしても変な場所で魔法陣張るよかこういう場所から始めた方が寧ろ安全だな。しかし、お前のことだから「敵陣ど真ん中に来ちゃいました☆」とかやって来んじゃねえかと思ったが……
(案外普通に入り口までやって来れたことに内心ホッとしていて←)
(/すみません、返事が遅くなりました。年末年始は返事が少し難しいので、次の返事は年が明けてからまた返させて貰います。今年はありがとうございました。また来年もよろしくお願いします!)
あら、それは振りですか?ですがそうですね、まだ強敵に囲まれる程度なら壁の中に転移して埋め込まれ身動き出来ないままなすすべなく苦しみながら◯ぬよりは幾分かマシでしょうか…どちらにしろ修羅の道ですがわざわざ苦難の道を歩もうとするなんて、奇特な趣味をお持ちなのですね
(なんとも皮肉めいた相手の発言に対し、それが望みならばそうしてもいいともとれる発言を冗談か本気かどちらかイマイチ測りかねるような軽い口調で口にしては、内容に似合わず楽しげな様子でエグい選択肢も指折り挙げてあくまでそれらがまるで彼の願望であるなら仕方ないとクスクスと笑って、その様子は誰が見てもわかってて揶揄っているのが見え見えであり、別に本人もそれを隠すつもりはなく)
(/返事に気付かず申し訳ありません。お返事返しておきますね)
振りじゃねーわ、お前ならやりかねないって思っただけだよ。……ま、そういう無理難題はふっかけねーってのは分かってるけど
(そこまで長い付き合いでは無いし、依然として彼女の変わった言動にはついて行けない時のほうが多いが、例えばトラップを動作させたとしての絶対に躱せなかいというトラップを作動させたりはしない訳で、単なるイタズラもその実きちんと計算されているのが分かる。決して悪い奴じゃない──その真意は、分からないけれど。呆れつつ溜め息混じりながら、彼女の笑みに釣られて此方も笑みをこぼして)
さてっと、んじゃそろそろ行くか。この前は結構大変だったけど、なんだかんだ言って、元々は囚人を閉じ込めてた建物だったっぽい、今はアラクネの巣になってる場所をグルグル彷徨っただけで全然探索進んでないんだよな……要するに、まだまだ未探索だ。今回はどうする?
(マッピングした地図を広げながら、今回の行き先を考える。事前にいくつかルートは考えていたものの、その数が多いためその日のダンジョンの様子と相談して決めようと思い、現地で相手に尋ねて)
ふふ、さあそれはどうでしょうか?なんとなくジェライ様を見ていると加虐心が…なんて冗談ですが
(ある意味で全幅の信頼を置かれているともとれる発言をそれはどうかなと敢えて不安を煽ってみて。実際のところ何故彼に対してだけこんなにも嫌がらせに近い行動をして揶揄ってしまうのか自分でもはっきりとはわからない部分があるのだが、本当に自分に少なからずそういう趣味があるのかと考えてはみるものの明確な答えは出ず煙に巻くような言葉で締め、肩を竦め)
そうですね…でしたらあちらのルートはいかがでしょうか?見ての通りあの道はかつてアラクネが通り道としていたルートです。あのレベルの魔物ですから地下のみならず地上でもそれなりに幅を利かせていたと考えるのが自然…見えている危険に自ら飛び込むような愚か者はここまで来れるだけの冒険者には居ないでしょうから、おそらくこれまでならどの冒険者も選ばなかったルートであることは間違いないですね
(地図といくつかあるルートを見比べて吟味してから、見るからにアラクネの糸が張り巡らされている道を指差し、あれだけ糸で補強されている辺り地上でアラクネが通り道として利用していたであろうことは明確で、これまでならば間違いなく虎穴であった道も今はもうそこの主人がいないことは自分たちが一番よく知っていて。性質上まだどの冒険者も踏破していない可能性が極めて高く何よりアラクネの縄張りだったということで昨日の今日でアラクネが倒れたということを知らない他の魔物たちも今ならまだそれほど寄り付かないだろうことを考えれば安全なルートでもあると論理的に説明を交えて提案して)
その危険が無いことを知っていれば、これほど安全なルートは無いわけだな。アラクネの通り道ってことは、要するにあのアラクネより強い敵はいねえ訳だしな……良いじゃねえか、そこ進もうぜ
(話を聞けばコクリと頷き。やはり頭はキレるな…と、その能力に関して"だけ"は信頼を覚えつつ←。元、アラクネの通り道へと歩みを進めて)
恐らくはアラクネの巣に辿り着くんだろーけど……これまで犠牲になった冒険者の遺品とかが置いてあるかもな。売れそうなもんがあったら俺らが有効活用しようぜ。まぁアラクネにやられるくらいの冒険者の遺品なんざたかが知れてそうだけどな
(アラクネの通り道を歩きながらこの先にあるものを予測する。完全にやってることが墓荒らしだが、気にしない方向で←。アラクネを倒した成果ってことで)
ふふ、一気に強気ですね。確かに私たちはアラクネを倒しましたが不意打ちとあのドラゴンとの戦いの漁夫の利があってようやく勝ったようなものでその辺は忘れないようにしてくださいね?
(遺品を拾うだとか倫理的にどうなのかという部分に関してはこちらももう敢えて触れるようなことはせず、アラクネを随分と下に見たような発言をして慢心が見てとれる相手には恐らく実力でやり合えばあのまま餌になっていたのはこちらだっただろうという現実は伝えておき。こちらの見立て通り糸の張り巡らされた通路には他の魔物や白骨化した元は人であったであろう亡骸がいくつかあり、道中では魔物と遭遇することはなく。そのまま順調に歩みを進めていけば先の道が二つに枝分かれしており、とはいえ実際には片方は正規の道のようだがもう片方は何者かが壁を削り穴を掘って出来た道のようで、そちらにはアラクネの糸は張られておらずそれを見れば瞳をスッと細め「ジェライ様、ここは引き返しませんか?嫌な予感がします」果たしてこの忠告が大物を立て続けに2頭も討伐して気が大きくなっており、しかも未開ルート故のお宝の発見に目が眩んでいるであろう彼にどれほど意味があるかは疑問だが一応はそう伝えて)
何言ってんだよ。確かにアラクネの通り道に出来た穴ってことは、ここを通ったのはアラクネより強いモンスターかもしれないけど、でもそんな強いモンスターなんて居るか?ドラゴンの生息地はここら辺じゃねえしな。とりあえず行ってみようぜ、やばけりゃ逃げりゃ良いさ
(アレだけの危機を乗り越えたのだから、と自信を付けているものの、少し過信気味であり。それも仕方ないというべきか、ここまで上手く冒険が進んだことは冒険者を初めてこのかた一度もなかった訳で。言うならば初体験である、調子に乗ってしまうのもしょうがない←。意気揚々と止める相手を尻目にその削り穴のような道を進もうとして)
……わかりました、先へ進みましょう。ただしくれぐれも油断はしないように、異変を感じたらすぐに逃げられるようにしておいてください
(やはりというべきか、忠告には聞く耳持たず先へ進もうとする彼に瞳を閉じて小さくため息を零しながらも説得することは諦めて、それでもいつになく慎重な対応を心がけるようにと念押しをして。それによって彼が危機感を覚えるかそれともこちらが臆病風に吹かれているだけに見えるかはどちらとも言えないところだが、まだまだ通路はひたすら長く奥まで続いているようで探究心をくすぐるであろう事は間違いなく)
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