同じ屋根の下で。

「な、なんだよそれ、(動揺して)あー、じゃあ頼むわ。」

「俺お前のことさー、ぶっちゃけルルカちゃん以上に好きよ？(うんうんと頷きながら推しキャラ以上に好きだとしれっと言って)おー、任せろ、つってもま、俺あんま料理出来ねーんだけど……不味かったらごめんな？」

「はあ、ルルカちゃん以上ねえ。ルルカちゃんに勝ったわよっしゃー。(と棒読みながら内心は嬉しく)
料理は味より気持ちだぜ、ちゃんと全部食うから任せろ！(グッと親指をたて)」

「おま……人の告白を棒読みでよっしゃはねーだろ………(苦笑しつつ)っし、じゃあせっかくだからサンドイッチとか食うか！(グーグルでレシピを調べてにひ、と笑い)」

は、？告白だったのか？(動揺して)サンドイッチくらいなら簡単じゃねえか？作ったことねえからわかんねえけど…。

「え？俺好きって言ったよ？ルルカちゃんより好きーって。俺ルルカのリアコだったのよ？そのルルカより好きって相当よ？？(伝わらなかったー、とがくりと肩を落としては直ぐに何時ものようににっ、と笑って)じゃ、作ってくるわ～、(微笑んで背を向けては手を振って)」

「え、それ相当俺のこと好きじゃん、ちょ、待て！(背を向けた叶の腕を掴んで)…わりい、さっきは素っ気ない態度とっちまったけどその…俺も叶のこと、好き…だからさ、(照れくさそうに頬をぽりぽりかいて)」

「いーよ､結構分かりにくかったっしょ？(眉根を下げて笑って)え、まじで？！嬉しいわー、なぁ、両想いならさ、付き合わね？(足を止め相手の想いを聞き嬉しそうに)」

え、お前、本気か？…まあ、俺はいいけどさ…(顔を真っ赤にして)

「え？いいの？マジでいいの？！(嬉しそうに目を輝かせて)っしゃ、じゃあ今日から俺達はカップルな？デートとかいっぱい行こうな！(にこにこと告げて)」

「言わないでおこうと思ってたけど俺だってずっとお前のこと好きだったんだからな？そーだな、なんかいざカップルってなると照れるな、(目をそらして)」

「マジ？！えー…どうしよう超嬉しい…やべぇ……(相手もずっと自分が好きだったとしって頬を緩めて)だなー、なんか照れんな(へへ、と笑い)あ、せっかくだから初デートって事にして一緒に飯食いにいく？俺奢るし！(作るもいいがカップルとなれば食べにいくのもいいだろうと思い)」

…(叶が可愛くて思わず見惚れてしまい)あ、ああ、デート…いいんじゃないか？そうしようぜ！いや俺だって払うよわりいし、てかなんなら俺が奢ってもいいし、(ぶつぶつ呟いて)

「…？(一瞬黙り混んだ相手が気になりつつ)っしゃ決定！！何食いたい？(嬉しそうにはしゃいでは何か食べたいものはないか聞いて)なぁ、お願い、奢らせて？(ちょっと可愛くお願い、と言って)」

ラーメン…いや、デートってなるとなんかあれだよな…(考えこみ)わーったよ、(可愛さにやられ)ごちそうさまです！だったら次のデートは俺の奢りな？

「俺はラーメンでもいーけど？やっぱり初デートの飯は相手に好きなもん食って欲しいじゃん？(にっこり笑って)っしゃー！(奢りを許され嬉しそうに)おう、わかった！そろそろ着替えて出掛けるか？(ご機嫌に)」

ほんとか？ありがとよ、なら、ラーメンで。うっし、着替えるか！

「おう！じゃあお互い､用意したらリビング待ち合わせしようぜ！(にっ、と笑って)」

おう、また後でな！(手を振って)

－(用意が終わり叶を待つ間暇だからと自分の逸る気持ちを抑えるためにスマホをいじって)

「悪ぃ､待たせたか？！(スマホをいじって待っていた相手に声をかけ)ちょっと服悩んじまってさー？(へへ、と笑っては何時もの服かお洒落着か迷っていたと告げ)結局何時もの服きてんだけどな！」