森の魔女 2020-06-26 02:18:26 |
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うっ、うん、。
( 逆に揶揄うように返されれば、不覚にも どきりとときめいては、照れた表情を見られまいと顔を逸らしながら タオルを洗濯カゴに放り込んで。 「 じ、じゃあ そろそろ寝る、?」 などと 視線を逸らしたまま問いかけて )
寝るかぁ、 ( ユウの様子にくすくすと笑いを返しながらそう声をかけ 「 行こうか 」 とユウの手を引いて寝室へ向かおうと )
( 不意に手を握られれば 思わず かあっ と顔は熱くなり緊張したように 「 うん、」と 力ない返事をしては、手を引かれるままに ラムの後ろをついて行き )
( 何だかぎこちなく何処か照れた様子のユウに不思議そうにしながらも、其の儘ユウの手を引いて寝室の扉を開けて。 ふぅと一息ついてベッドにぽふりと音を立てながら飛び込んで )
( ラムが無邪気にベッドに飛び込むのは余り見たことがないなと思い、思わず苦笑しながらも 彼女に続けと言わんばかりに 自分も勢いよくベッドへと飛び込み 枕に顔を埋めては、" へへ ~ 、" と 満面の笑みで ラムの方を見遣り )
きょうは疲れたな… ( ごろんとユウの方へ横向きに寝返りを打って。 緩んだ表情で此方へ顔を向けられればくすりと笑ってすり、と頬を撫でてやり )
つ、疲れたって … 俺の所為、?
( 寝返りを打ち 此方を向く彼女との距離は 思ったよりも近いもので 、 間近で見る其の美しい顔立ちに 図らずも どきどきしてしまい不自然に視線を泳がせながらも、 疲れたと云う台詞には 敏感に反応し 、たしかに今日は色々と経験する事が多い1日であったが もし 自分の所為で知らず知らずに疲れさせていたなら 申し訳なく思い 、 眉を下げながら 訊ね 彼女の顔色を伺いながら )
!いや、そういう訳じゃなくて…! ( 何やらしゅんとした様子でそう訊ねてくるユウに慌ててそう否定して。 優しい笑みを浮かべ頬を撫でた儘 「 ユウといると私は幸せだぞ? 」 と宥めるようにそう言って )
… !、お、俺も、、幸せ … だぞ、
( 自身の不安は杞憂に終わり安堵するも 、 其の儘 頬を撫でられながら " 幸せ " と口に出されては 顔が急激に熱を持ち始めるのが自分でも分かるほど 鼓動も五月蝿く高鳴り始めて。しかしながら彼女の意識として 不安がる自分を慰める台詞として、其の言葉に他意はないとは分かっているつもりであっても 、 同じ気持ちで有ることを 隠さず 素直に 、 しかし照れてしまうのは どうしようも無く ぎゅ、と目を瞑り 半ば 絞り出す様に 上記 、 口にしながら )
( 何処か恥ずかしそうに振り仕切ってそう言われると面食らったように数回瞬きをして。 くすくすと笑いを溢しながらも 「 そう言って貰えて嬉しいよ。 」 と再び目を細めて )
( おそるおそる目開くと 彼女は優しい微笑みを此方に向けていて 、 其の笑顔に 此方の緊張は絆され身体の硬直も幾分か弱まれば 、身体少しだけ其方へと寄せて つられるように ラムに微笑んで見せ )
( ユウが微笑みを見せてくれたのに安心してよしよしと頭を撫でながらも、其の距離は更に縮まり若干胸の鼓動はどきどきと早まっていて )
( 撫でられる頭部を くすぐったいかの様に目を細め はにかみながら 、 更にもう少し 彼女の胸部へと頭を近付けようと 身体よじらせては 、ふわりと香る ラム独特の匂いに 思わず くん、と鼻を鳴らし嗅ぎ始めて )
ちょ… ( ドキドキと高鳴る胸を抑えようと軽く深呼吸しようとすると、更に近付かれ匂いを嗅がれて。 流石に恥ずかしさが勝ったのか、顔を背け反対側に寝返りを打とうとして )
いい匂い … 、
( 嗅ぎながら 其の甘くも何処か懐かしくそれでいて何故か此方が高揚する様な 彼女の匂いに 目を瞑り、 思わず口から 上記 漏れては 、 気付けば貴女は 自分から逃げる様に 寝返りを打とうとしていて )
… あ 、
( 彼方 、 向くの . と 問いかけようと しては 口を黙 、 寂しさを滲ませた表情で 貴女の後頭部 後ろ姿を上目遣いで 見つめながら )
っ… ( 無意識に出た言葉なのか否か、ユウの口から出た“いい匂い”という言葉に思わずぴくりと反応して。 先程の状況と相まって恥ずかしさも増したのか、背後から微かに聞こえた寂しそうな名残惜しそうなユウの声には気付かないフリをして、胸の鼓動を早めたままじわじわと耳まで紅く染めて )
… んぅ 、
( 言葉を 発しなかった 此方の選択肢も悪く 、背を向けた 貴女を見つめるも 、視線には気付いて貰えず 更に近づいては 額を 貴女の背中 真ん中付近に 当てる様に添え 、手のひらは そっと 其の少し下を ぎゅ、と握って 彼方を向いてしまった 寂しさを 紛らわそうと .)
ん、? どうした…? ( 背中に違和感を感じると、ユウがくっついてきたのだとわかり。 もぞもぞと寝返りを打ち先程と同じ体制に戻ればそう声を掛けてやり )
わわ ッ … 、
( 不意に振り向かれれば、慌てて頭離すも くっ付きたいとの 欲が勝ち 、再度ゆっくりと貴女の首元に頭寄せて 「 こっち 向いてて 欲しかった 、」 などと 恥ずかしくて視線は合わせられないものの 心情を素直に口にしながら 、寝巻きの間から 垣間見える 貴女の素肌と先程より強く感じる良い匂いに 、飛びそうになる理性を辛うじて抑えながら )
ん、わかったよ。 ( 予想外の言葉に思わず一瞬目を見開き、くすりと笑いを溢してそう言って。 首元に擦り寄るようにくっ付いてくるユウの背中にふわりと手を回し、ぎぅと抱き締めて )
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