引きこもりがちな吸血鬼 2020-03-25 19:31:32 |
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はい!(相手の言葉に頷く代わりに首を差し出しながら相手が首輪をつけやすいようにしそのまま首輪を受け入れて。相手と同じ黒の首輪が自分の首に付けられたのを確認すれば、完全に相手の所有物になったようで、嬉しげに微笑みながら首輪を手でチョンと触れ「ありがとうございます…!」と感謝の言葉を相手の方を見上げながら述べて)
はい、問題ないです…なんでしたら、これにリードをつけていただいて、それで俺を引っ張って貰っても問題ないですし…(相手からの自分を慮る言葉に目を細め頷きながら寧ろ幸せそうに表情と声色を蕩けさせつつ完全にペットの扱いをされても何も文句がないと返して)
カーディス「それは今のところ考えていないな。どこかに引っ掛かったら危ない。……クリストフのところへ行こう」
(リードを付けるなんてまるで考えていなかったが、付けてほしそうにも見えるため一応考えておいた方がいいのかと思って。そろそろ友人に説明しにいかなくてはと相手の手を引いて友人の元へ向かおうとして)
畏まりました…はい、カーディス様(相手から考えてないし危ないから、と言われればそれに素直に了承した旨を返して。そして相手から手を引かれつつ行こうと言われればコクリと頷きながら相手に手を引かれるようについていきつつ、ふとあの少年を思い出しては「カーディス様、あの少年はどうされます?」と歩きながら問い掛けて)
カーディス「あの少年についても説明はしないといけないが、彼がいると話しにくいことが出て来る。手間にはなるが分けて説明しようと思っている」
(部屋へ向かいながら少し考えると説明して。どこから情報が洩れるとも限らないため男児にも自分が吸血鬼であるということは隠しておきたい。そうなると男児がいた場合自分が吸血鬼であるということに触れられなくなってしまう。友人に対してジェイスが獣人であっても吸血鬼だから少々のことがあっても大丈夫と答えにくくならないように)
成る程…畏まりました(相手からの説明に納得したように言葉を漏らしてはそれに準ずると言わんばかりに頭を下げ相手についていき、そのままある部屋の前まで辿り着き)
カーディス「クリストフ。いいか?」
(部屋の扉をノックして声をかけて。部屋からは返事が聞こえて扉が開き)
クリストフ「おう、待ってたぞ」
(扉を開けたままにし二人が部屋に入るのを待って)
カーディス「あぁ。それで聞きたいことはなんだ?」
(部屋に入りソファーに座って)
クリストフ「何でわざわざ奴隷の首輪を外したんだ?」
(カーディスの対面のソファーに座って質問をはじめ)
(相手の斜め後ろにピタリとくっついたままクリストフのいる部屋へ入れば相手がソファーに座ったのを見て自分もその隣へ座り、相手の隣は自分のものだとアピールするがごとく相手の身体に自分の身体を寄せ、相手の肩口へ頭を預けて)
カーディス「隷属の首輪を付けたままだと私の意図しない命令でも命令として扱われ、不当に彼を苦しめてしまうことがあった。そういうことは避けたいということもあるし、そういうので縛っておくのが嫌だったからだ」
クリストフ「だからってなぁ……」
カーディス「ジェイスは私が吸血鬼であるということも知っている」
クリストフ「獣人相手にそれは危険だろ。何がどうなるかわからないんだから。てかお前、ペットを飼うんじゃなかったのか。何がどうなって獣人の奴隷を買うことになったんだよ」
(意味が分からんとばかりに頭を抱えて)
(相手からの慮る言葉に幸せそうにしていたが、クリストフの言葉にまるで自分がいつか裏切るのではと危惧するような言葉を聞けばそんなことをする筈が無いだろう、と言わんばかりにクリストフの事をギロリと睨み)
カーディス「問題ない。クリスが危惧しているようなことにはならない。……それは色々あったんだ。だが、後悔はしていない」
クリストフ「ちょ、こっち睨んでて怖いんだけど。わかんねーんだよ。本人にその気はなくても利用されることだってあるかもしれない。お前はもうちょっと慎重に動いてくれ」
カーディス「睨まれるようなことを言ったからだろう。問題になれば拠点を変えればいい。クリスは心配症すぎる」
クリストフ「何でそこまで信用してるかね。知り合ったのは最近で、隷属の首輪だって外したんだろ」
…カーディス様の不利になることと判断すれば、どんなことでもしない…当然のこと(相手とクリストフの対話に割って入って良いものか悩んだものの、自分の意志はしっかり言うべきだと思い、少し躊躇いがありながらも口を開けばそう言い切って相手の腕に抱き付き、自分の首に相手の手によって巻かれた黒のただの首輪をクリストフに見せ付けるようにしながら相手の肩口に頬をすり寄せて)
カーディス「知り合ってからの期間は関係ない。私はジェイスを信用している」
(擦り寄る相手の頭を優しく撫でて)
クリストフ「……はぁー……わかった。分かったよ。どんなことがあったかは知らねーけど、二人が互いに信頼しあってるのは分かった。じゃあ、いつもの話をするか。持ってきた商品のリストだ。欲しいのがあったら言ってくれ。で、買い取りリストはこれだ」
(二つのリストをカーディスに差し出して)
(相手に撫でられて幸せそうにしながら目を細めややトロンと表情を緩めていれば、クリストフが相手に差し出したメモに気付き、何だろう、と少し気になったのかそのメモの様子を目で追って)
カーディス「ふむ。食材、特に肉は多めに買おう。お、見ない植物の種が手に入ったのか。それも買おう。売る品は……。欲しいものはあるか?」
(リストを見ながらメモに買い取りと売る品を書いていきつつ、ジェイスの興味を引いたものはないか尋ねて)
欲しいもの、ですか…っ(肉を多めに買う、その相手の言葉に無意識に嬉しげに尻尾を振ってれば相手から問われ、リストを見ていればある項目に目が行き。それは唯一リストアップされてる武器であり、魔力を流し込むことで威力や魔法行使の媒介にも出来る細身の魔法剣。しかし、その武器の種類よりもそのリストに載ってる見た目の情報、それは自分が奴隷商に売られる前まで愛用していた武器と全く同じものである事に目を丸くして)
カーディス「気になるものがあったのか? ……それが欲しいのか?」
(リストを見ていた相手の視線がある一点で固定され、何だろうとその視線の先を見ると魔法剣が書かれていて)
あ、えと…その…カーディス様、護る、時に…使い、たくて…(相手から問われればピクリと肩を跳ねさせ相手の方を見やるもそれが元々自分のであった、と言って良いものか言葉に迷い、視線を相手から逸らしては、勿論そんな機会が訪れて欲しくない。可能ならずっと平穏に相手との幸せな日々を過ごしたい気持ちがある。それでも吸血鬼である相手を狙う吸血鬼ハンターがいるかもしれない。そうなったら、相手を護りたい、そんな思いが芽生えてくればその本当の理由ではないが嘘でもない理由を述べて)
カーディス「ふむ、魔法剣か。自衛にもいいな。買おう」
(護る時に使いたいと言われれば嬉しそうに微笑み、相手の自衛にも必要かと買うことにし)
クリストフ「……買うのか?」
(ジェイスに武器になるようなものを持たせたくないというのが丸わかりなくらい渋々といった様子で)
(/オークションに出品、掘り出し物市、質屋で流れた品、中古品として売られていた、持ち込まれて売られた、など考えられるかと思いますが、どういう入手ルートがいいなどありますか?)
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