201号室 2020-03-22 17:26:01 |
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狭霧 李人 ( さぎり りひと )
一つに束ねた銀髪 / 赤色の切れ長の瞳 / 色素の薄い肌 / 控えめながら鋭い八重歯 / 時期を問わず露出の少ない格好( タートルネック、長ズボン ) / 日が出ている間は外出しないらしい / 生活感ゼロの謎のお兄さん / 最近201号室に越してきた、貴方とはお隣さん / その正体は実は…
そ、ここに最近越してきてね。えーと、アサマくん…でいいのかな ( 201号室を指差し / 次いで隣のネームプレートをちらり確認 ) 僕はサギリ──狭いに霧と書くのだけど… ( 字を自分の手のひらになぞって見せて ) 仕事柄時間に囚われないものだから、つい不摂生になっちゃってね ( 頬を掻き / 苦い表情を浮かべて ) …ふふ、君、思ったより失礼だな。ああ、気分を悪くしたとかじゃあないんだ。最近は他人の事なんて知らぬ存ぜぬって感じでしょう、だから君みたいな子は珍しいなぁってね ( 相手の指摘に目を瞬かせ / 思わずといった様子で笑って ) さすがに徘徊癖はないとも。…財布を忘れちゃっただけだよ ( きっぱりと言い切った後に、へにゃりと眉を下げて )
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さて、改めて声を掛けてくれて有難う。折角素敵な相手と出会えたのだから、素敵な場所を用意しよう──なんて思ってたら、随分遅くなってしまってごめんね。結局わかりやすいのが一番かなって、シンプルなものになっちゃった。
僕の性別はどっちでも良いみたいだったから、男としてお話しさせてもらおうかな。あ、勿論今ならすぐに変更もできるから、やっぱり女の方がいいって思ったなら伝えてくれると助かるよ。
後…募集を掛けた時間や大雑把な内容を見てくれれば何となく分かるかもしれないのだけど、本当に勢いだけで募集を掛けてしまったから、中身は殆どないに等しいんだよね。何か君の要望があれば、それに添えたらいいなと思ってるよ。
それから向こうで君が言ってた「恋に発展しなくても」っていうのがとても気楽でいいなぁって。話していくうちにお互いに惹かれていくのかもしれないし、今はただのお隣さんとして仲良くしてくれれば…その辺りは追い追いってことで構わないかな。
…と、そうそう。これは君に相談してから決めようと思っていたのだけど、僕の身長はどのぐらいがいいかな。何となく、君とはそうかけ離れていない背丈を想像しているんだけど…。
浅間 凪 ( あさま なぎ )
無造作に跳ねさせた茶髪 / 175㎝ / 男 / 文系大学生 / アーモンド型の猫目 / 貧弱ではないが鍛えてもいない標準的な体つき / 英字ロゴのジャンパーを好んで着る / 私服は大体カジュアル系 / 喫煙者 / たまに赤縁眼鏡を掛ける
そうそう、浅間くん。201号室の子、浅間凪くんです、以後よろしく ( おどけた敬礼をしつつ ) えっ、なになに、サギリさん?へえ変わった名字してるね、俺の知り合い狭霧さんとか一人もいないわ。かっこよくて羨まし ( 字を示されればそれを覗き込み / 気の抜けた笑いを立てながら ) えー社会人は大変だなあ、あ、もしかして噂に聞くブラック企業ってやつ?ダメだよサギリさん、そういうところはすっぱり辞めなきゃ! ( 聞きかじりの知識を思い浮かべて / ぐ、と拳を握りながら ) ……あっ、ごめん、よく言われる。珍しいかどうかはしんないけど、お前失礼なんだよってよく先輩にも小突かれる。今からでも敬語使った方が良い? ( 機嫌を損なってはいないようだが、今更の内省に少ししおらしくなり )あーなるほどね、俺もあるある。んでお会計の時に気づくっていうね。バイトの子に笑われちゃった( うわー思い出してきた恥ず、と頭をかいて )サギリさんも気を付けてね、って忘れたあとだしもう遅いか。戻ってまた出掛けるのってなんか怠くない?お店遠いなら俺軽四持ってるし送るけど ( ポケットから車の鍵を取り出して / まあ中古のボロだけど、と笑い )
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遅れちゃってごめん。どうもこんばんは、サギリさん。こーんな失礼極まりないやつに目を止めてくれてありがとね、正直ダメ元だったよ。……俺秘密とかそういうの大好きだからさ、見事に惹かれちゃったんだ。性別は男で良いよ、どっちも魅力的に思えたけど、まあ男のほうが話しやすいこともあるかもしれないしね。
要望…?お話ししたいな、ってだけで特にはなかったな。それじゃあ、俺がサギリさんのこと気になりすぎて、あの手この手で秘密を探ろうとするっていうのはどう?日の出てるとき会えないし、夜勤バイトの時にふと待ってみるとか、夜に突然押し掛けるとかね。うわ我ながらこっわ。ただ喋るだけなんだけどね。駄弁るだけだね。
うん、それで大丈夫。出会って数分で恋に落ちる運命が決まるとかどこのドラマだよって感じだし。俺今はサギリさんのことすっげー気になるけど、そーいう感じのアレじゃないしね。もしかしたら惚れ込んじゃうかもしれないけど、そんときはごめん。
え、うーん。身長か、考えてなかった……。2、3㎝差とかそれくらい?
あ、そうそう、日の出てる時ってことは勝手に夜出歩いてる方が多いって考えちゃったんだけど、曇りや雨でも外出OK?あと、今のこの話している時間帯って夜かな?
うん、よろしくね ( 相手に倣ってゆるりと敬礼を ) あはは、有難う。でも響きだけじゃ漢字がわからないーって言われるから、僕は君みたいな読みやすい名前の方が好きかな ( 言われ慣れているのかするりと謝辞を告げ / ちょっぴり乾いた笑い ) ああ、違う違う。フリーランスなんだ。仕事をする時間も自由だから、つい昼夜逆転してしまって…そういう君は学生さんかな ( 誤解を与えてしまったかと慌てて即座に訂正を / 確信に近い推測 / 得意げ ) うーん、敬語の必要はないよ。それが君の素で、君の話しやすい言葉でしょう? 僕が君の上司や先生なら君を諌めなければいけないのだろうけど、年功序列みたいなのはどうも苦手だしね。だからそのままで大丈夫 ( 暫し考えた後に考えを述べ / でも僕以外にはちゃんとした方がいいよ、と軽い忠告を付け足し ) …君、もしかしてさっきまでの僕を見てたりした? コンビニにちょっと用事があるだけだし、初対面のお隣さんに車を出してもらうほどでは…ないけど… ( 先程のコンビニでのやりとりを思い出して / さすがにまだ交代の時間ではないだろうし、対応してくれたバイトさんがいるかもしれないと思い至り段々渋い顔 / もう一つ隣のコンビニまで何分ぐらいだったかな、とぼやいて )
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遅れたなんてとんでもないよ。来てくれて有難う、アサマくん。秘密…といっても君のご期待に叶うかはわからないんだけどね。
流れの提案も有難う。君が僕の秘密を探りにくるっていうなら、僕はいっぱいはぐらかしちゃおうかな。ふふ、外出が楽しくなりそうでいいね。
恋に落ちるには8.2秒もあればっていうし、あながち事実は小説よりも奇なりかもしれないよ。兎に角、何が起きるかなんて今の段階じゃ僕も君も分からないのだし。もし僕と君の関係性が何か特別な物に変わるのなら、その時が来たら考えよう。
んー、それじゃ僕の身長は173cmぐらいということで。
今話してる時間帯は夜の…そうだなぁ、八時ぐらいかな。僕の外出に関しては君のご想像通り夜の方が多いよ。天気の悪い日に外に出ることもあるけど、とびきり悪い日に限るかな。それこそ、一日中雲で空が覆われてる時とかね。
他に話して置いた方が良いことはあるかな?無ければ此方の会話は切り上げてもらっても大丈夫だよ。
仲良くしてね 、隣のよしみで!( 歯を見せるように笑って首をかしげ )狭霧、ってああ確かに。まさか狭い霧とは思わなかったなー、名字って住んでたとこの状況からつけられること多いけど、狭霧サンはなんかすげー辺鄙な場所にご先祖様いそう ( 偏見 / 腕組みをして考え込みながら )フリーランス?へー、エンジニアとかコピーライター系?ご明察、俺は学生だよ、今年三年生になりましたー。卒論にとりかかってまーす ( 入った訂正に瞬きを一つ / 先輩の例を列挙しつつ / 指摘には片手でピースして笑いながら答え )ん、やった、ありがと。敬語ってどうも苦手でさあ。謙譲も尊敬も二重敬語自尊表現も、話してるうちに頭こんがらがって来る…… ( 大袈裟に頭を抱えて )気を付けるわ。たまに教授にもタメ口きいちゃって拳骨落とされるし ( はぁ、とため息をつき )……え?マジ、俺と同じ状況だったの?やりぃ、サザエさん仲間ゲット。あれめっちゃ恥ずいよな、わかるわかる ( 状況を聞けばパッと顔を輝かせて / 馴れ馴れしく肩を叩き ) 隣……?二キロ半くらいだし、歩いて二十分そこらじゃね?夜の二十分はきついよ、やっぱ送るわ。スズキのワゴンR、青いヤツね、駐車場に停めてあるから ( その代わりなんかお菓子奢ってー、と遠慮もなくねだりながら / 言うが早いか手すりに右手を掛け、階段を二三歩降りつつ )
────────────────────
楽しみにしてるよ、狭霧サンとの探り合い。どれくらい上手く俺の目を誤魔化せるかな、何せ俺名探偵だから。
まあそっか、いつ見きとてか恋しかるらむってね。会ったこともないのに恋できるくらいだし、バイロンだってこの八秒後には美女と恋に落ちてるかもね。ま、俺らは今、ただの他人以上友人未満ってことで。……あ、でも友人にはなって欲しいな。
173、おっけー了解。夜の八時も把握。うわあ難儀な……。日の下を歩けないって、アルビノか?いややめとこ、俺会話していく中で探るから!
あ、201だから勝手に二階かなー、って思ってて。あと駐車場もある設定にしちゃった。ごめん、都合悪いなって思ったら言って欲しい。
……何となく最初に倣って下げ進行にしてるけど、それもこう、不都合だったら言って。
別に良いよってことだったら、返信しなくても大丈夫。じゃあ、とりあえず流れで話そ。
仲良くしてね 、隣のよしみで!( 歯を見せるように笑って首をかしげ )狭霧、ってああ確かに。まさか狭い霧とは思わなかったなー、名字って住んでたとこの状況からつけられること多いけど、狭霧サンはなんかすげー辺鄙な場所にご先祖様いそう ( 偏見 / 腕組みをして考え込みながら )フリーランス?へー、エンジニアとかコピーライター系?ご明察、俺は学生だよ、今年三年生になりましたー。卒論にとりかかってまーす ( 入った訂正に瞬きを一つ / 先輩の例を列挙しつつ / 指摘には片手でピースして笑いながら答え )ん、やった、ありがと。敬語ってどうも苦手でさあ。謙譲も尊敬も二重敬語自尊表現も、話してるうちに頭こんがらがって来る…… ( 大袈裟に頭を抱えて )気を付けるわ。たまに教授にもタメ口きいちゃって拳骨落とされるし ( はぁ、とため息をつき )……え?マジ、俺と同じ状況だったの?やりぃ、サザエさん仲間ゲット。あれめっちゃ恥ずいよな、わかるわかる ( 状況を聞けばパッと顔を輝かせて / 馴れ馴れしく肩を叩き ) 隣……?二キロ半くらいだし、歩いて二十分そこらじゃね?夜の二十分はきついよ、やっぱ送るわ。スズキのワゴンR、青いヤツね、駐車場に停めてあるから ( その代わりなんかお菓子奢ってー、と遠慮もなくねだりながら / 言うが早いか手すりに右手を掛け、階段を二三歩降りつつ )
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楽しみにしてるよ、狭霧サンとの探り合い。どれくらい上手く俺の目を誤魔化せるかな、何せ俺名探偵だから。
まあそっか、いつ見きとてか恋しかるらむってね。会ったこともないのに恋できるくらいだし、バイロンだってこの八秒後には美女と恋に落ちてるかもね。ま、俺らは今、ただの他人以上友人未満ってことで。……あ、でも友人にはなって欲しいな。
173、おっけー了解。夜の八時も把握。うわあ難儀な……。日の下を歩けないって、アルビノか?いややめとこ、俺会話していく中で探るから!
あ、201だから勝手に二階かなー、って思ってて。あと駐車場もある設定にしちゃった。ごめん、都合悪いなって思ったら言って欲しい。
……何となく最初に倣って下げ進行にしてるけど、それもこう、不都合だったら言って。
別に良いよってことだったら、返信しなくても大丈夫。じゃあ、とりあえず流れで話そ。
名字を名乗ってそんなこといわれたの初めてだなぁ ( 目をぱちぱち瞬かせ / 確かにそうだったのかもね、と同意を示して ) うん、そんなところ。三年生ってことは…そろそろ就活なんかもするのかな。卒論もあるなら大変そうだね ( こくんと頷きつつ同調 / 少しあやふやな問いかけを / 大変そうだねと慈愛の視線 ) ふふ、ま、僕も敬語が得意かといわれればそうじゃないから君の気持ちもわかるよ。…あ、もう怒られてたんだね ( 頷きつつ / くすくす笑い ) 気付いてすぐに帰れたら良かったんだけど、レジに商品を持っていっちゃって…君、面白い表現の仕方をするね?( 思い出して頬に赤みがさし / サザエさん仲間?と困惑顔 ) でも二十分ぐらいなら歩けなくもないし、って、あ、いっちゃった。お節介なんだか、好奇心旺盛なんだか…… ( 止める間もなく降りる相手の姿を見つつ / 行き場のない手 ) ──送ってもらえるなら、もちろんお礼はするよ。何が欲しいか考えといて ( 少しだけ声を張り上げ / 忘れた財布を取りに部屋へ )
──青色のワゴンR、…あれかな ( 見つけた車に相手が乗っているのを確認し / コンコン、と軽く車のドアを叩いて ) 乗ってもいいかい? ( 財布を片手に今度は忘れてないことを主張しつつ / にっこり )
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都合の悪いところとかはないから、お言葉に甘えて此方は色々と省略するね。
上のロル、全部返すのは難しいだろうから僕が車に向かってからを返してくれれば大丈夫。
君に何も言わずに下げて進行してしまっていたけど、なんだか君と秘密のやりとりをしてるみたいで楽しくって、つい。僕はこのままで問題ないけど、君に不都合なら上げてもらっても大丈夫だから。
それじゃあ、宜しくね。
あ、狭霧さん ( 叩かれた窓に反応を示して / 運転席の横ボタンで助手席の窓を開け )いいよ、乗って乗って、見ての通りボロだけど ( 助手席を指し / 後部座席や開けっぱなしの荷物入れには種々のファイルや煙草の箱が点在 ) ……そういやこの車の中、暖房今つけたばっかで温もってないし、寒かったらそこに毛布あるから使って ( 助手席には折り畳まれた白黒アーガイル柄の毛布 / ハンドルを握りつつ )いやー、春だってのに寒いよね、寒暖差で風邪引きそう。俺春生まれだけど、寒いなら寒いで固定の冬のほうが好きだわ ( ぶるりと大袈裟に体を震わせ / ちゃっかりもう一枚コートを羽織っていて )
有難う、お邪魔します ( 相手からの許可を聞き軽く会釈 / ドアを開け助手席へ乗り込んで / きょろきょろと車内を見回し ) ボロだなんていうけど全然そんな気しないね。──毛布、有り難く使わせてもらうよ ( あいにく車の良し悪しは分からないのだけど、という言葉は飲み込んで / 毛布を広げ自身の膝に掛けながら ) そうだね、昼間は暖かいけど…。春生まれってことはもうすぐ誕生日? それとももう過ぎてしまったのかな ( 頷いて同意を示し / つい気になったのか首を傾げて問いかけて )
どーぞどーぞ( 乗り込んだのを確認 / クラッチを引きサイドブレーキを下ろし )いやあ、先輩からのお下がりだから。結構あちこちガタが来てんの ( コン、と軽くハンドルを叩いて / 緩やかに発進 )てか今時マニュアル車なんて流行んないよね、俺半分押し付けられたようなもんだぜ?( 免許とるのも大変だったし、とぼやき ) あ、事故は起こしたこと無いから安心してよ ( 懸念に思い至り、慌てた様子 )……誕生日ね、あー、うん、過ぎちゃった。俺四月三日だからさ、新学期スタートするより先に誕生日来るの。得なんだか損なんだかわかんねー( 思い出して黄昏つつ / クラッチをセカンドに入れながら )だからもう酒もタバコも合法。……狭霧さんは何歳かな。見たとこそんな年食って無さそうだけど( 助手席をちらりと見 )
ああ、なるほど。学生で車を買うなんて大変だろうなぁって思っていたけど先輩に貰ったんだね。マニュアル車かぁ… ( 疑問点をひとつ解消してスッキリ顔 / 興味津々に相手の手元を眺めて ) そんな心配、してないよ。乗せるって自分から言い出せる程度には乗り回してるんでしょう? ( 相手の慌てぶりにきょとん / くすくす ) 誕生日、ついこの間だったんだね。おめでとう。でもお酒もタバコも程々にね ( 喜色を満面に浮かべ / 朗らかな声で祝福を / 冗談交じりにちくりと釘を刺し ) 若く見られるのは嬉しいね。…浅間くんは何歳だと思う? ( にんまり、口角を上げ / 敢えて問いに問いを返し / 視線が合えば "ほら、前見て" と前方を指で指し示して )
そ。先輩金持ちだからすぐ買い換えるの。なになに、マニュアル興味ある感じ? ( ため息混じりの愚痴のような / 助手席の様子には面白がる表情 ) まあ何だかんだ外出に便利だからね。これからもご利用してくれてもいいんだよ?運賃はお菓子で宜しく ( 懸念が解決すれば密かに安堵 / かと思えば調子に乗って ) うーん、気を付ける。でもなんか大人になった感じするからつい買っちゃうんだよね、タバコ ( デビューしたばかりの大人らしさ / 個人経営のタバコ店を横目に ) えー、十代はないか……二十、三十……?っと、あ、ごめん ( 注意には素直に従い / 信号の見える前方に注意しつつ考えを巡らせ ) ……うーん、もうすぐ着いちゃうから答え教えてよ ( あっけなく降参 )
うん。マニュアル車というより車に、かな。僕は運転できないから、普段は乗らないし ( きゅうっと目を細めてご満悦な様子 ) ああ、そういえばさっきもお菓子って言ってたね。何回も頼むかは別として…お礼、本当にお菓子でいいの? ( 思い出した顔 / 瞬き / 気遣わしげに問いかけて ) 確かにそう思う気持ちはわかるかも。でもどうして大人っぽいイメージなんだろうね、僕みたいに吸えない大人もいるのになぁ ( 数度頷き / 不思議そうにぼやいては腕を組んで ) 残念、当てれなかったね。車だとやっぱり着くのが早いなぁ… ( 見えてきたコンビニに目を丸くしつつ / しみじみと呟いて ) ──…三十二だよ、一応ね ( どうしようかな、と迷うそぶりは一瞬 / 存外あっさりと答えて ) さて、運転有難う。…お礼、僕じゃどれを選んでいいか分からないから、ついて来てもらってもいいかな?
え、車にのれな……あー、免許とってないの?学生時代に取ってなかったらキツいよね ( 一瞬疑問符 / 可能性に思い至り勝手に納得 ) 良いよー、俺お菓子バカスカ食うから毎月のお菓子代洒落になんないんだ ( にひ / 気遣いには気づかず / 自分の都合を述べて ) へー、狭霧さん吸えないんだ。煙で噎せちゃうとか?健康的で良いと思うよ( 最初に吸った時を思い出しつつ / ぽんと付け足しのように ) 三十二……。うへ、若っ。アンチエイジングやってたとしか思えんわ( 年齢を聞けば目を丸くして / テレビCMを思い浮かべながら / ハンドルを切って駐車へ乗り入れ / 駐車 )
うん、元からそのつもり。どーしよっかな、この前辛いブームだったし今回は甘いのでもいーなあ( わくわく / 遠慮は欠片もなく / 店内に踏み入るなりお菓子コーナーへ直行 / 物色中 )
そう。免許、取れる時間がなくて ( 頷き肯定 / 恥ずかしげに頬を掻き / 照れ笑い ) そっか、君がそれで良いなら ( 相手の様子に安堵して ) 噎せてしまうというより、煙そのものが苦手で… ( うーん、と唸り / 上手く説明できる言葉が思いつかないのか難しい顔 ) …特別なことは何にもやってないんだけどね? ( ぺた、と自分の顔を両手で挟み / やや納得のいかない顔で独り言 )
極端だね、なんだか浅間くんらしいけど ( 毛布を畳んで座席に置き / 相手に続いて店内へ / "いらっしゃいませ" と声を出す店員に会釈 ) ──僕、あっち見てくるね。決まったら持っておいで ( お菓子コーナーとは別の方を指差し / 買い物カゴを手に取りながら相手に声を掛けて ) ……えーっと、これと、これと ( ゼリー飲料、野菜ジュース、エナジードリンク / 迷いなく選び取ってはカゴに入れ )
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つい上のロルにも返事を書いてしまったけど、返すのは下のロルだけで大丈夫だよ。
なんだかややこしいことをしちゃったかもしれないなって補足をしに来ただけだから、こっちは返信不要。引き続き宜しくね。
あ、やっぱりー?お前嗜好コロコロ変えすぎってよく言われる( 毛布を畳む姿横目にむむ、と唸って / 次には"まあすぐ変えちゃう嗜好ってことで"とあっけらかんとした様子 )て、狭霧さんめっちゃ丁寧だな…。俺も今度から店員さんに挨拶しよう。欠伸しながら入店とか普通にしちゃってたしなー( 丁寧な隣人の様子に日頃の態度を反省しつつ / しゃがみこみ、百円均一の大袋に入ったチョコ菓子を手に取って )…よしこれにしよ。狭霧さーん、これ買ってー( 相手に駆け寄り、かごの中身を覗き込み )あれ、狭霧さん、いっつもこんな食事してんの?すっごい偏ってそうな…。ちゃんとご飯食べてる?( カゴの中のラインナップに眉を潜めて )
( 店員の"ありがとうございました"に今度は会釈しつつ ) ─────買ってもらってありがとう、狭霧さん。( 車に乗り込みながら )今さらだけどごめんな、俺会って一日目で奢らせるとか大分アレだわ( 本当に今更の謝罪 / 鍵を差し込んで )……とりあえず帰るけど、狭霧さんも早く寝るんだよ。昼夜逆転ばっか送ってると体調崩すからね( 自堕落な生活を送っていた時期を思い浮かべ )
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返信不要ってあったから、甘えて蹴らせてもらうな。……じゃあなんで出てきたかって言われたら、俺ちょっと訂正があって。クラッチじゃなくてギアだった。クラッチは入れるもんじゃないよな、踏むもんだよ……。前のロル、俺車破壊してたわ、ごめん……。
あ、それと、たぶん俺このまま帰っちゃうよね。アパートに着いたら、俺の部屋に来るか、狭霧さんの部屋に行くか、また新たな日に出会うかって選択肢があると思うんだけど、狭霧さんはどうしたい?
うん、了解。…ちゃんと食べるときは食べるよ ( 相手が持ってきたお菓子を受け取って / 罰が悪そうに目を逸らし / 後ろ手にカゴを後ろ手に持ち変えつつそそくさとレジへ ) ──あ。…カードで ( 財布を開いて一瞬フリーズ / お金を下ろすのも忘れてたと内心反省 / クレジットカードで直ぐに会計を済ませて )
こちらこそ、こんなお礼しか渡せなくて申し訳ないというか…それを言うなら僕は出会って一日目で君を足代わりにしてしまったわけだし、気にしないで ( 車に乗り込み / チョコ菓子の入った袋を渡しながら / にこ ) あ、あー、うん。できるだけ気をつけます。でも僕、結構頑丈だから風邪も引いたことないし大丈夫だよ ( 痛い所を突かれたと苦い顔 / 見当違いに力説 / ぐっと拳を握り )
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間違いは誰にもあるから気にしないでね。……浅間くんが言ってくれたから僕も白状しちゃうけど、「クラッチってなんだろう?」って調べた上で何にも違和感なく返事しちゃってたんだよね。言われるまで気づかなくって…、知識が足りなくて恥ずかしいやらなにやら…。
それと、展開に関してあんまり頭が回ってなくてごめんね。君が展開を引っ張ってくれるからとても助かってる。有難う。
お互いの部屋に行くのはとても楽しそうだと思うのだけど、僕が上手く繋げられる自信がない…かも。まだやりとりの中では一日目だから、お互いの部屋を訪ねるのは後々の楽しみにしてもいいかな。
新たな日に出会う方向で考えてみたいけど、…一週間後ぐらいに久し振りに顔を合わせて、という感じでどう?
本当に?心配だなー。超大雑把でもよければ、俺今度なんか作ってこうか?……ってあ、逃げた( 罰の悪そうな相手の瞳を、後ろ手を組みながら覗き込みんでは )……カードかー、俺も作ろうかな…( 支払いの様子を眺めつつ )
言ったじゃん、お菓子暴食するからありがたい。食べる量見たら失神するかもよ( へらりとした笑み / 袋を指差し )いやすごく強引に乗せちゃった気がするし、狭霧さんが車酔いするタイプだったら俺大迷惑野郎でしょ……?( エンジンを掛けながら )あ、ありがと( 受け取った袋を膝に乗せて / 発車 )……何その謎の自信。今から引くかもしれないよ、あんまりそういうこと言ってると、部屋に押し掛けて強制的に寝かしつけるからね( わざとらしくぎゅっと顔をしかめて / 口を尖らせ )何せ住所は割れてるんだ……( ハンドルを握りながら低い声 / 刑事ドラマの真似事 )
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狭霧さん優しくって涙出そう。ありがとう。ていうか調べてくれたんだ、勉強熱心だね、見習いたい。
いやいやこっちこそ、すごくスムーズに展開進むから驚いてるよ。引っ張ってないと思うわ、俺じゃなくて狭霧さんが上手なんだよ。…うん、返しにくいの結構あるかも…。許してね…。
おっけー、今日のとこは帰っちゃうね。一週間後、了解。どの辺で再会するのが良いかな。やっぱりアパートの廊下で?それともカフェとかのお店?俺スーパーの夜勤バイトしてるから、そこでも良いかも。
これ以外でも良いけど、狭霧さんがやり易いのってどんなの?
今日は返事ができそうにないから取り急ぎの連絡。いつもこの時間には返事をしてるから、君が待ってるといけないと思って…。
明日にはいつも通りに返事ができると思う。待たせてしまって申し訳ないけど、もう少しだけ待っててくれると嬉しいな。
そんなに言うほど?…ちょっと君がお菓子食べてるとこ見てみたいな ( 好奇心 / うずうず ) いやいや、大丈夫。そもそも車が苦手ならもっとちゃんと断ってるよ。断りきれなかったのは、僕も丁度いいなぁって思っちゃったからだから…つい、いつもより買い込んじゃったし… ( 手を左右に振り / 苦笑を浮かべ / 不甲斐なさに目を泳がせて ) 自信というか経験則というか…、ぷ、あはは、浅間くんそんな声も出るんだ ( むっとした顔でしどろもどろ / 思わず笑い声を上げて )はーぁ、…そうだね、お隣だもんね。あんまり君に心配かけないようにちゃんと休むことにするよ ( 笑いを落ち着かせながら深呼吸 / 楽しそうな声色 )
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お待たせしました、こっちの都合で遅くなっちゃってごめんね。
褒めてもらえるのは気分が良いね。有難う。
僕が返事を考え込んじゃうタイプだから、中々即返とかはできないけど…、浅間くんとの会話でやり辛さを感じたことはないから安心して。お互いにこう思えるってことは相性がいいのかなぁ、なんて自惚れてたり。
うーん、君のバイト先に行ってみたいかな。きっと僕が行く時間帯なら閉店間際だろうから、そこから話し込んでどちらかの部屋に入る展開でもいいし…、まあ詳しいことは話の流れに任せてってことになっちゃうけど。
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