羽風薫 2020-03-13 13:14:53 |
通報 |
…。(学園内の廊下を歩き乍端末を弄り、レッスンや仕事が無いことを確認すれば何処か眠れる場所を探し、脳裏に浮かんだ二枚看板兼自称吸血鬼なら寝床を提供してくれるのではないかと期待し、軽い足取りで軽音部へと向かい。)
くぁ、…んー、…(昼間は苦手な為、いつもの様に棺の中で眠って居るも、目が覚めたのか、軽く伸びをしながら棺を開けようか悩むもスマホで時間を確認すると夕暮れまではまだ少しだけ時間がある為か近づく相手の存在は知らずに再び眠りにつこうと目を閉じ)
____
初めまして…!良かったら御相手様お願いしたいです…!
流石に連絡入れた方がいいかな…。(進んでいた足を止め、端末で連絡を入れようと考えるも機械音痴の相手のことだ。気付かない可能性が大いにあると悩んだ結果、電話を掛けて。)
____
初めまして!此方こそお願い致します…!
んん、薫くんか。なんじゃ…。今日は練習もないんじゃろ…?(ぴりり、と通知音が鳴り響くと気だるそうな様子で再び手に取り、名前を見ると見知った相手の名前を見るなり電話に出て、寝起きの掠れた声で話せば要件を聞き出そうとし)
あ、寝起き?ごめんね。あのさ、朔間さんってよく学園泊まってるよね?寝る場所教えてもらおうと思って。(電話に出ることは出来るのかとほんの少し感心するも、いつもよりも掠れた声。其の声を聞けば寝起きだということはすぐに察し、早々と要件済ませようと上記述べ。)
寝る場所か…。んー、じゃあ軽音部にで待っておるぞ。特別に吾輩の棺を貸してやろう。(相手の言葉に少し悩むも、在り来りな保健室を浮かべるも先生がいる為、自分の寝床にしている場所を貸そうとゆっくりと棺を開けて相手が来るのを待とうとし)
ほんと?というか朔間さんの棺桶って広い?(小柄な体型ではない為、棺桶の大きさが気になるも再び軽音部へと歩き出すも一度自販機向かい、トマトのパックジュースを購入。その後すぐに軽音部向かえば数回ノック。)
んー、まぁ普通くらいじゃな。と、いらっしゃい、薫くん。(棺の方を見ると相手が入るだろうと勝手に思えば告げ、ドアの方からノック音が聞こえると一旦電話を切り、棺の中から出てくるとドアの前で待っているであろう相手の方へと行くと入口のドアを開けてあげ)待っておったぞ。
そっか。ん、お邪魔するね。これお礼。(目の前の扉が開けば端末を鞄の中へと入れれば軽音部の中へと足を踏み入れ。寝起きの相手の胸元へとトマトジュースを押し付けては礼と告げて。)
おぉ、これは。わざわざ買ってきてくれたんか、感謝するぞ。さ、こっちに。(胸元に押し付けられたひんやりする物に目を向けると、好物のトマトジュースに目が覚めたのか頬を緩ませ礼を告げると開けたままの棺の方へと相手を連れていき)
寝床提供してもらったんだからこれぐらいはするよ。(寧ろもう少し高価なものが良かったのでは、と内心焦るも喜ぶ相手を見詰めれば安上がりな男だと微笑んで。連れて行かれるがままに着いていけば、棺桶を見詰めると、“朔間さんはどうするの?”と首傾げ。)
吾輩は薫くんが起きるまで散歩でもしながら待つとするかの。(何も考えていなかったのか、適当なことを言うと寒い時につかうように、と相手にブランケットを手渡し先程貰ったトマトジュースを呑もうとストローをさして)
夜眠たくないんだっけ?…じゃあさ、俺が寝る迄話そ?(ブランケット受け取り、ゆっくり棺桶へと身を沈めれば上半身を起こし相手を見詰めれば会話を楽しもうとして。)
吾輩は夜行性じゃから。薫くんが寝付くまで傍に居よう。それにしても、吾輩を頼ってくるとは…薫くんは可愛いのう。(教室を出ようとするも、相手の言葉にくすりと笑えば棺桶の縁に腰掛け相手の頭をわしゃわしゃと撫でながらもちゅー、とトマトジュースを吸って)
ちょっと、子供扱いしないでよね?(可愛いと言われても全く嬉しくないと首を振り、撫でられた頭に犬のような後輩なら喜んだんだろうなと考えながらも相手を見上げては、悪戯っ子の様にべー、と舌を出し。)
はは、薫くんが可愛からついやってしまうんじゃ。(相手の様子に悪びれる様子もなく楽しそうに笑うと頭を一撫ですると、するりと手を下ろせば離して)
おや、拗ねてしまったか。薫くん、すまんかった。機嫌を治しておくれ。(棺桶に入ってしまった相手を見るなり、困ったような表情を浮かべるもつまらなそうな表情を浮かべながら相手を呼んで)
んむ、…薫くんは意地悪じゃ…。年上いじめはいかんよ。(相手の様子にむ、となるも抵抗せずに大人しく摘まれながらも、拗ねたような声色で告げて)
トピック検索 |