匿名さん 2020-01-28 22:40:57 |
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紫苑
ぁ、うんそれ、なんで貴方が持ってるの?
(急に聞こえた相手の声に少しビックリしつつもあまり注目を浴びるのもなんだと思い目の前にある鍵を取っては生徒会長室をあけ生徒たちにバレないように相手を中にいれては扉を閉めて)
紫苑
ふぅん、そう……頂きます
(椅子に座りサンドイッチと資料を取りだし小さく挨拶をして食べながら資料を見ているがどこで落としたんだろなどと考えていて)
静司
……なぁ、なんでお前生徒会長とかめんどくせえモンになったんだ?
(資料を見つめる相手を横目でじっとみていると、そんな疑問がふと浮かんできて、そのまま口に出し、答えを聞く前にはソファに寝転がって。)
紫苑
え?……そうね、中学の時も生徒会長だったの私。それで中学の時同じだった人も何人かこの学校にいて、その人たちが前生徒会の知り合いだったみたいで私を紹介したら気に入られたらしく強引にかしら?
(自分でもなんで生徒会長をやっているのか分からなくなり資料から目を外して天井を見ながら考えて相手の問いに答えれば小さく首を傾げていて)
静司
辞めたいとか思わねえの?
……っと、ちょっと待っててくれ、電話掛かってきた。
(理由もなくただ続けているだけなら、自分の時間を優先してそんな仕事を捨ててしまえばいい、そう思い、まずはストレートに辞めたいとか思わないのか聞くものの。
次の瞬間に静かだった部屋にスマホの着信音が鳴り響き、ポケットからスマホを取り出すと相手に待つよう告げ、部屋から出ていって。)
紫苑
……辞めたいねぇ
(強引とはいえ自分が引き受けたことだから辞めるなんて考えたことも無くお昼を食べ終えては相手が戻ってくるまで大切な資料に書き込みをしたりホッチキスでとめたりと作業をしながら生徒会長という立場を考えていて)
静司
……悪い悪い、電話が思いのほか長引いちまってよ。
…んで?改めて聞くけどよ、辞めたいとか思わねえの?
(しばらくどこかで電話をしていたものの、5分程度で帰って来て、彼自身としては長電話らしく謝罪し、そして彼女の側まで歩み寄ってくると、じっと見つめて聞き)
紫苑
分からないわ…進路も有利になるし悪いことじゃないわ。
でも今はもうちょっとこのままでいたい、貴方と一緒にいられる唯一の場所だから
(戻ってきた相手を確認しては資料を端において近寄ってきた相手の顔を、目をしっかり見ては落ち着いた様子で上記を述べて小さく微笑んではゆっくり瞬きをして)
静司
あー…そうか、お前がそう言うなら俺は別にいい。
お前と一緒に過ごせるなら、何でもいい。
(相手が少し落ち込んでいると感じ、深く追求するのも良くないと判断するとそこで切り上げ、そして自分も、相手といられるならなんでもいい、と答えて)
紫苑
……ふふっ
(相手の反応を見ては口元に手を持ってきては少しだけ笑って今まで思っていた相手の印象と今の印象がとても違うたも少しだけおかしく感じてしまいくすぐったさを覚えていて)
静司
何笑ってんだよ、俺だってこういう事言うっつーの。
(自分で言っておいて今更恥ずかしくなってきたらしく、相手に笑っている理由を知っているものの聞き出し、こういうことを自分だって言うと主張して)
紫苑
いえ、ただ……好きだなって思っただけよ
(机に頬杖をついて相手の方を向きいたずらな笑みを浮かべては決して大きくはないけど相手にはっきり聞こえる声で上記を述べては相手を見つめていて)
静司
知ってるよ、んな事。
(相手のことだからそういえばこっちが恥ずかしがるとでも思っているのだろうと予想し、余裕そうな表情で言葉を返し)
紫苑
……静司は?
(余裕そうな感じで言われると予想外だと思い少し驚いたがどうやったら相手を照れさせれるかを考えては呼んだことの無い相手の名前を呼んでみて)
静司
?……!?
俺の名前……いや違う。
…分かってることを聞くな。
(一瞬自分の名前を呼ばれても理解出来ず、少し理解に時間を要すると自分の名前を呼ばれた事に驚くものの、気を取り直し、結局恥ずかしいのか、わかってることを聞くなと返して)
紫苑
やっぱ静司の口から聞きたいじゃない
(足を組みかえて目を伏せながらいえば相手は自分のことを思ってくれてないんだとショックを受けるような真似をしていて)
紫苑
ふふっ……そんなに叫ばなくてもいいのに
(相手の大声にびっくりしたものの嬉しさが勝ち相手の手をきゅっと握っては嬉しそうににこにこしていて)
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