雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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ふ、傘云々より俺が一分一秒でも早く雄太に会いたい時のが呼び出しそうだけどなぁ。…あー、残業ってよりは…明日か明後日かのどっちか居酒屋に連行されそうなんだよ。今日上司に誘われたの残業で断っちまったからさぁ。…ん、スーツあんがとな。(寝室から戻ってきた相手を目で追いながら引き寄せられる様に歩みを進め、愛猫への挨拶として額に軽い口付けを贈り。呼ばれるが儘ソファーの座面へと片膝を載せ背凭れに片手を突くと空の手を相手の背中に回してはすっぽりと収まるその姿にくつくつと喉を鳴らしてから鼻先を擦り合わせ)フハ、そりゃまた贅沢だ事。んじゃフルコースで一丁癒してもらおっかなぁ。
そんなのお安い御用っすわ。言わずもがな、喜んで迎えに行きますよ。…ひぇっ、スゲー体力っすね。まあ付き合いならしゃーないっすわな。その時はココちゃんと遊んで待ってますね。(ソファーの背凭れに追い詰められる体勢にになれば、些かの照れを感じつつも嬉しげにくすくすと肩を揺らして笑った後に小さく音を立てつつ幾度か唇を啄み。次いで己のパジャマのボタンを幾つか外すと一方の首筋を晒し、薄く笑みつつ自ら相手の首裏を引き寄せ弱点へと導き)この状況だと贅沢なのは俺の方っすわ。イケメンを独り占めできてマジ最高。…フルコースと行きたいとこだったんすけど、生憎じっくり時間掛けたらコウくんが寝不足になっちゃうからなぁ。じゃあ今日は前菜くらいで。噛むなり焦らすなり、お好きに遊んでください。
ハハ、最っ高。んじゃ最後の切り札に取っておくわ。…俺もあんま行きたくねんだけど、多分逃げらんねぇと思うんだよなぁ。まぁ、お前らが寂しい思いしてないってだけで大分救われるから2人でイチャイチャしといて。マジでいつ早く帰って来れるか直前まで読めないから遊びに行ってても良いし。(唇の柔な感触を双眸を細めつつ享受し、蠱惑的な相手の所作によって露わになる素肌に目を奪われるも勿体ぶる様な言葉には不服そうに口唇を尖らせ。渋々といった声色で白い首筋を舐め上げれば、享楽的な性格故か直ぐ様機嫌を取り直し楽し気な笑いを口端から溢しながら鎖骨から耳元へと這い上がる様に点々と片付けを落とし)あらやだ、溺愛してる娘からすら奪って、だぁい好きな嫁さん独り占めしてんの俺の方なんですけど。──ケチ。これじゃあ焦らされてんのどっちか分かんねぇ。…まぁ良いや。嫌いじゃねぇし。
最後の切り札って程の出血大サービスじゃないんで、気軽に呼んでくださいよ。2人で帰ったら怠い帰り道もあっと言う間でしょうから。楽しく飲めそうなら笑顔で見送るんだけどなぁ…。いよいよなら会食は避けときますで逃げるのもアリじゃないっすかね。…あら、拗ねられちゃった。噛んだら幾分かストレス発散になるかと思ったのになぁ。(相手の不服げな表情を見ては煽る様に笑みを深めるも、首筋へとざらりとした感触が走れば余裕げな表情は直ぐに崩され、次々と落とされる口付けに俯き加減になりつつ切ない吐息を溢し。微かな高揚を目に宿し相手へと視線を向けると、甘える様な口調で)──…はっ…、…そろそろコウくんが休む時間っすわ。…疼いて疼いてしゃーないんで、その内早く帰って来て可愛がってください。…待てが苦手な俺が体張ってお願いするんですから、ネ。
やーだ。なんかそーゆーとっておきがあった方が張り合い出るだろ。ヒモは大人しく家で待ってりゃいーの。あー、いや…なんっつーか説明難しいんだよなぁ。仲良い上司ではあるし全く楽しくねぇ訳じゃないから大丈夫っちゃあ大丈夫。慣れてはいるし。…あら、ストレスの捌け口にされてぇの?ざぁんねん、甘やかしてやりてぇ気分だったもんで。(先程まで相手の肌の上を滑らせていた舌をこれ見よがしに口外へと出し、低い笑い声を喉奥で響かせ。恋人と過ごす時間の流れが早い事に嘆息を漏らしてから立ち上がると相手の手を取り寝室へ進み態とらしい口調でボヤきつつ、衣服を脱いで触れるだけの口付けを贈り寝具へと身を投げれば緩やかに瞼を伏せ)……はーあ、生殺しも良いとこだわ。かわい子チャンにお願いされると弱いんだよなぁ。ちゃあんと時間作るからちょっとだけ待っててな。──いつも気ぃ遣ってくれてありがとな。おやすみ、雄太。愛してるよ。
ウケる、ヒモは家に篭っときゃ良いって真理っすね。なら大人しくぐーたら待ってますわ。…ん、楽しめそうなら問題なしっすね。きっと連勤中ってのが気掛かりなだけっすよね。丁度良い息抜きになるでしょうし、それならにこやかに行ってらっしゃいしますわ。──そりゃ甘やかして貰う方が心地良いっすよ、人間だもの。でも捌け口にされても良いんすわ。受け止める自信は幾らでもあります。(己を揶揄う所作に唇を結ぶも、素直に手を引かれる儘寝具へと足を運べば恋人を引き寄せ腕枕をし、寝顔を暫し堪能した後に口付けを贈り瞼を伏せ)まあしこたま強請ってますけど、負担掛けるつもりじゃないんで気にしないでください。──いーえ、俺の方こそ遅くまでありがとうございます。おやすみなさい、愛してますよ。
…お、及第点じゃねぇの。(足早に会社を出てから左手首の時計を一瞥し思いの外早い時刻を指し示す針に小さく口角を上げ、じっとりとした蒸し暑さに手癖で襟元を緩めようとする手を寸前で止めて真っ直ぐ自宅へと向かい。玄関を開けうがい手洗いを済ませて一瞬僅かに汗ばむ首元の不快感に浴室を見遣るも恋人会いたさから思い直しリビングへと)ただいま、今日はちょい早くね?
(恋人の帰りが遅いものと思い込み、湯上がりの湿り気が残る髪で顔にシートマスクを貼り、油断し切った格好でビーズクッションに凭れつつ猫を腹部に載せテレビを眺め。突如として玄関扉が開く音が響けば肩を揺らして驚き、目を瞬かせつつリビングに現れた相手へと視線を向け。慌ててマスクを剥がすとゴミ箱へと捨て、嬉々として勢い良く抱き付き)…あれっ、飲みは今日じゃなくなっちゃったんですか?…やった、お帰りなさい。思ったより早くて吃驚しましたわ。やべ、セクシーに待ってる約束を早速破っちゃった。
(普段見ることのない恋人の緩み切った姿に呆気に取られるのも束の間、状況を理解すれば思わず破顔し駆け寄ってくる身体を胸元へと迎え入れ。玉のような肌へと頬擦りしたい衝動の代わりとばかりに柔らかな唇で手慰みしつつ、したり顔で紡ぐ言葉はどこか得意気なもので)お、──フハ、めっずらしい。こんな雄太見れんなら偶にゃあ急に帰って来んのも悪かねぇな。…今日は上司が報告書に喘いでたから帰って来ちった。明日ぜぇったい文句言われるけどしーらね、明日の俺が頑張るっしょ。
コウくんが居ない時こそ顔面磨いて帰りを待とうって思いまして。勿論リップもバッチリ塗ってますよ。…つか報告書に喘ぐってウケますね。じゃあ明日こそは帰りが遅いって訳ですか、ぴえん。(唇へと触れられれば口角を上げドヤ顔をし、次ぐ言葉に愉快げに肩を揺らして。手慣れた手付きで相手のネクタイを外しボタンを幾つか開けては、微かに汗が滲む首元へと指を滑らせた後に肩口からジャケットを下ろし)今日は暑かったですか?それとも俺のために急いで帰って来てくれました?何にせよ、好きな人の汗って唆りますわ。
ん、今日もとびっきり可愛い。マージで普段ちゃんと化粧してる奴の素っぴんってなんかちょっとテンション上がるよな。…あー、そーね。帰りに散々飲みに行くっつってたクセに遅いって煽って来ちまったから。まぁでもちゃあんと帰ってくるし、寂しかったらオニーサン達に構って貰っといで。(自慢する様に笑みを浮かべる姿に目を細めながらその愛らしさに肩を揺らし、次ぐ言葉には戯けて肩を竦めながら冗句を。己のスーツを脱がすのがすっかり様になった相手を抵抗しない己共々軽く笑い飛ばしては、くしゃりと相手の頭を撫でて浴室へと足を向け)ハッ、新婚宛らって感じだよなぁ。──今日は風は気持ち良かったけど蒸し暑かったわ。でーも、アラサーの汗なんか唆る様なモンじゃありませぇん。いや…アラサーだって…自分で言っててショックだわぁ。加齢臭に変わる前にシャワー浴びてくるわ。
とびっきりイケメンの間違いっすわぁ。…なーんて、コウくんに褒めて貰えるならどんな感想でも嬉しいですよ。つか上司煽るって相当仲良いんすね。ウケる。…ふっ、喫煙所を託児所代わりに使うおつもりですか?大丈夫、帰って来たコウくんに速攻構って貰うつもりなんで、家で大人しく待っておきますわ。…新婚ねぇ…世の嫁さん達は皆俺みたいに旦那の身体に触りてぇって邪な思いでやってるのかしら。──やだなぁ、加齢臭とは無縁なのに。香水と混ざった香り、好きですよ。でもベタベタするでしょうから行って来てください。先にベッド行ってますね。(スーツを受け取り頭を撫でられれば穏やかに双眸を細め、相手の言葉に頷き応えると寝室へと向け足を進めて衣服をハンガーへと掛け。持て余した時間にふと恋人との約束を思い出しては、メッセージアプリのメッセージを遡り中性的な少年のアイコンを押しブロックした後に、連絡先を削除し寝具の中へと潜り込み)
ハハ、他の奴から言われ慣れてる言葉なんか易々言ってやんねぇわ。そ、上司は俺が新卒ん時の教育係だから付き合い長いのよ。…ハハ、バレた?託児所に居りゃあガキンチョも寂しくねぇかなって思ったんだけど。多分日付変わってから帰ってくる日とかも出てくるから、んな気張らなくていーよ。…あらやだ、俺の嫁さんったらやーらしー。風呂上がったら襲われねぇ様にしなきゃあ。(冗談めかしくつくつ笑って衣服を脱ぎながら廊下を進めば浴室で熱めのシャワーを浴び。全身を包む不快感を消すべく丹念に身体を洗い終え、替えの下着を身に付けタオルで髪を拭きつつ恋人の待つ寝室へ。言葉とは裏腹に寝転がる相手へとのし掛かり)…あっつい。
やだなぁ、誰かさんの為だけに男磨いてるのに褒められないだなんて。…お、でしたら特別な先輩なんすね。そりゃ定期的に時間作らなきゃっすわ。── …げっ、マジで託児所代わりなんすか。冗談だったのに。まあでも丁度大学のOBの先輩がブランド作るんで最初だけ手伝ってって言われてて、これからちょいちょい作業するんで皆さんに会いたい気持ちはあっても出掛けれないんすわ。残念。(寝具の中で苦い記憶を思い出し暫し感情に浸るも、恋人の香りに包まれていれば吹っ切るまでに時間は然程掛からず。体の上にずしりと重みが載ればくすくすと笑いを溢し、布団から目を覗かせ布で隠した口元には緩やかな弧を描き)お帰りなさい。暑くなる程磨いて来て、まさか俺に襲わせようとしてます?
褒めてはいるじゃねぇの、可愛い可愛いってこんなに言ってんだから。…んまぁ、一時期時間作り過ぎてて噂されたりしたから今は程々にしてんだけどな。──…マジ?じゃあ忙しくなるんじゃねぇの。尚更俺の事待ってなくて良いよ、自分の事優先しな。(楽し気な反応を見せる恋人の胸中等露知らず、相手の口元を隠す布団を軽く捲り、手の甲で頬を撫ぜてスキンケアが肌へと染み込んだのを確認して頬へと口付けつつニヤついた表情で見つめ)ふ、なぁに?襲ってくれって言ったら夜更かしさせてくれる訳?
そう言われると意地でもイケメンって言われたくなるのが男ってモンですよ。明日から気張りますわ。…あー、女性の上司さんっすか。まあ男女仲睦まじくしてたら噂されますわな、可哀想に。でもって俺の方はそんなに忙しくないっすよ。ヒモが意欲的に稼ぐ訳ないじゃないですか、コウくんとの時間奪われるくらいならやりませんって。(布団を捲る手を制する事はせず、唇に描いた笑みを見せると頬を撫でる手に心地良さそうに目を細め頬への口付けを享受し。相手の言葉に時計を見遣っては、隣に招くべく布団の端をめくり気障な声色で)おっと、夜更かししたいんですか?まあでもコウくん明日遅くなるでしょうし、寝ましょうよ。意義は認めます。
ハハ、んじゃ楽しみにしとくわ。俺の可愛い嫁さんに磨きがかかってとびっきりのイケメンになるの。…ウチの会社ほぼ女だからしゃーないんだけどな。つか可哀想ってウケんな。因みに…俺が?上司が?そうは言っても雄太はそーゆーの手ぇ抜くイメージねぇし。口ではなんだかんだ言ってもキチッとやんだろ。だから俺構うのは息抜きに程度に思ってりゃ良いのよ、その分頑張ったら甘やかしてやるから。(気障な声音にくつりと喉を低く鳴らし、誘われる儘身体を横たえてから掛けられた言葉を脳裏で反芻し逡巡した様に視線を動かし。相手の方へと身体ごと向け情け無さの滲んだ笑みを浮かべては手を取り指を絡ませ)ちと言うか迷ったんだけど…つか、なんかしらの形で落ち着いてから言おうと思ってたんだけどなぁ。…正直、ここ最近マジで寝れねぇのよ。夜中になると首の神経が痛くて寝るどころじゃないから、こーやって雄太と話して気ぃ紛らわしてた方が大分楽。んで、ワンチャン痛みが引けば寝落ち出来っかもだし、明日午前中仕事休んで病院にも行く。雄太が眠かったら適当に出掛けるなりなんなりで誤魔化すから平気。…ってのが浩二クンの本音。
嫁がイケメンって随分とチグハグっすね、ウケる。可哀想なのはどっちも。事実でもねー事コソコソされると怠いじゃないっすか。俺も傍から見りゃ優遇されまくってるから何も知らねー奴から新卒担当と寝ただの噂立てられてますよ、ぴえん。…あー、俺のは先輩と知り合いの三流インスタグラマーを繋げて交渉とか指示の時に間に入るくらいの役目っすわ。どっちも世話になったんでほぼボランティア。再三言ってる通り、俺を動かせるのは金と恋人だけですよ。(相手の表情の変化を不思議そうに眺めるも、告げられた言葉に心配そうに眉を下げると指に絡められた指を握り返し。空の手で髪を撫でた後に、それでは足りず両手で抱き締め)…え、大丈夫っすか?痛みで寝れないって相当じゃないっすか。最近忙しそうにしてたから…明日解決すると良いっすね。とりあえず俺ももうちょい起きてるんで、ラッキーで痛み引いたら寝落ちてください。それは約束。
違いねぇ。疑惑持たれる距離感だった俺にも上司にも否はあんだけど、マジで誰が仕事に私情持ち込むかってのよ。つか雄太も災難だわなぁ…でもまぁ俺の恋人がんな下らねぇ噂甘んじて受け入れる様な柔な奴とも思ってねぇよ。…なぁんだ、てっきり製作系かと思ったわ。つってもそれはそれで気ぃ遣うだろーから大変だとは思うけど。んじゃ…ふ、家で俺に回す分の気ぃ無くならない程度に頑張っておいでってクソ暴虐無人発言しとくわぁ。(恋人の反応に眉根を寄せ、芽生えた後悔から口端引き締める様に歪めてはお返しとばかりに相手の眉尻に口付けを落としてから腰へと両腕を回し)神経痛自体はガキん頃にバカな怪我した後遺症だし慣れちゃあいるから平気。基本的にゃ市販薬で抑えられるし。んで、痛いっつっても殆ど鈍痛だし、元々眠り浅いから気が散って余計に寝れねぇって感じで、多分雄太が想像してる10倍はマシ。…でも、やっぱ心配掛けたくなかったんだわ、そんな顔させてごめんな。今ん所昨日よりは痛み激しくねぇし、タイミング次第ではマジで寝落ちそうだから適当に蹴ってくれな。
まあ良くも悪くも女集団にポツンといる男は注目の的っすから、気を付けたところで誰かと噂されんのは半ば運命ですわな。…あー、本社の人達にはコウくん一筋だって認知されてるんで気にしてないっすわ。バイをバラしてもこの業界多いよねーで済まされるし、最高っすよ。…ふっ、デザインからやるならお断りっすわ。それならコウくんに似合いそうな1点ものの服を作ります。…ん、俺の生活はコウくんが中心なんで喜んで。あれこれさせて貰える時が幸せなんです。──後遺症っすか、そりゃ大変だ。全然気付かなくてすんません。只でさえ体力消耗する時期に寝れねーのは大変だ…痛みもっすけど、寝れる薬とか貰えると良いですね。つかもっと心配掛けてくださいよ。コウくんが苦しい時に知らねー顔して過ごしてる方が、俺にとってはよっぽど不幸っすわ。さて、じゃあ寝れそうだって言葉を信じて蹴って貰いましょうか。明日から日曜の間なら明け方まで楽勝なんで、痛む様ならイチャイチャさせて貰いますし。(相手を両手で抱き締めた儘、痛みを労り眠気を誘う様にゆったりとしたリズムで背中を撫で。徐に額へと口付けを贈ると、穏やかな口調で)おやすみなさい、コウくん。愛してますよ。でもってコウくんの愛も勝手に受け取っておくんで、安心して寝てください。
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