とある荘園の主人 2020-01-21 01:05:13 |
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>空軍
そう落ち込むなって。そもそも酒なんか飲めたって良いことなんてそんなにねぇよ。下手すると記憶は飛ぶわ、理性を失うわ、恥は晒すわ…まぁダイアー先生に延々説教かまされたいんなら良いのかもしれないな。(こちらを責めようと思えば責められた筈なのに、あくまで己を省みる彼女の実直さには思わず苦笑を。そうして口元を綻ばせたままに、相手を慰するよう滔々と続けて。最中に荘園の医師、エミリーの顔が頭に浮かべば、彼女にお世話になった時の事を思い出して反射的に軽く身震いを)素直で大変結構。どうぞ味わって食べてくれ。俺らはゲームで散々苦い思いをしてんだ。こう言う時くらいはとびきり甘い物を味わった方が良い…夜が明ければ嫌でもまたゲームと向き合わなきゃ行けなくなるんだからな。って、話してたら俺も食いたくなってきた。やっぱそのケーキ半分くれよ。(どれだけ死力を尽くそうとも、ゲームでは苦汁を舐める事もしばしば。その時の思いは筆舌に尽くし辛い。目の前のこの喜びに緩んだ顔だって、またゲームが始まれば消え失せてしまうのだろう。ならせめて今だけは、その顔を歪めない物を食べるのが正解のような気がする。苦い顔なら何時だって出来るのだから。そんな彼女への淡い庇護欲にも似た思いを抱きながら話している内に、自分の意識もマーサの持つ甘いケーキの方へ。立ち上がっては皿とフォークとをちゃっかり二つずつ持って来て)
お前が謝る必要ないだろ。俺の言葉選びがキツかったよな。お前が相手だと甘えてつい気が緩む…悪かった。と言うか俺に歓迎されてるかどうか気にするなんて、何つーかお前も存外いじらしいと言うか…。それと冗談なのは百も承知だ。『マーサが誘惑』。これが冗談じゃないなら一体何なのか教えて貰いたいね。ただほんの少し興味はあるけどな、勿論怖いもの見たさの方で、だが。あと俺がモテないんじゃ無くてお前が無駄にモテ過ぎなんだよ。俺の分の女まで持って行かないでくれるか?…はいはい行儀良く待ってますよ。精々気合い入れすぎて、出来上がったチョコ粉砕しないようにしろよな。出来れば固形で食いたい。にしても上級者達って、誰に聞きに行くつもりだ?
>弁護士
へぇ、先生にあげた奴がいたのか。俺と同じく空振りに終わったかと思って、敗者同士、慎ましく慰め合いでもしようと思ってたんだけどな。
(大袈裟にうなだれつつ。それから過ぎたバレンタインになぞらえてか、戸棚からチョコチップクッキーの缶を取り出してはテーブルの上に。クッキーを中から数枚出すと、来訪者それぞれのパウンドケーキと同じ皿に置いて)
んで、先生にチョコをあげたとか言う風変わりな奴は何処の誰だ?
先生からの有り難いお気遣い、痛み入りますよ…次は調理風景も是非拝見させてもらいたいもんだ。神経質な先生がどんな風に料理しているのかはかなり興味がある。きっちりエプロン着けて、イソップみたいにマスクなんかも着けてたりするんだろうか。貰ってばかりってのも、だからな。先生の次回作の為、俺も何かしら用意しておこう。ああ、料理する訳じゃない。幸運剤とか、加速剤とか、その辺だ。マーサを見習って、俺も先生とかに弟子入りした方が良いのかもしれねえな。
>フレディー先生
はいはい、大先生の仰る通り程々にするよ。試合中に睡眠不足で倒れられでもしたら心配だからな。でも時々はこうして相手してくれる気はあるんだろう?普段先生とサシで話す機会は中々巡って来ない分今のような時間が必要なんだ。貴方はそう思っていないかもしれないが、私にとっての先生は大事な友人だよ。(昼間見かける姿は気難しそうで、低俗な言動を全て拒絶しそうな雰囲気さえ漂わせているのに。こうして話してみれば寛容で茶目っ気もある彼へにやけた顔を向け、今夜だけの夜更かし仲間で終わらせる気は無いこととこれからも変わらず話し相手として欲していることを隠さず伝えて)
その地図は手書きなのか?知らなかった…凄いな。地理を把握している先生は我々救助組にとっても強い味方だな!おっとすぐに持ってくるからコーヒーで一息ついていてくれ。……お待たせ、良い具合にベーコンまで見つけられた。チーズもベーコンも切ったから、パンに乗せて齧り付けば最高に美味いぞ。(初耳の言葉に驚いて目を見開き。細かい作業に向いている性質だろうとは思っていたがそれ以上の几帳面さに感服して力強く言い切り。戸棚という戸棚を物色した結果、乾物と瓶詰めならある程度理想の物が手に入り、それを適当に加工して席へ戻り。オリーブの瓶の蓋をこじ開け早速の夜食を唆し)
ああ、弁護士先生に任せた。頼もしい返事で安心したよ。先生の友人なら揃いも揃って高学歴そうだよな、料理本を読んでいたとなれば余計頭が下がるばかりだ。私はそういう家庭的な一切を拒否していた…からね。正直予想していなかっただけにフレディー先生の真心が嬉しくて何とか伝えたいのに才能が足りていなくてすまない。そうだ、私に料理のなんたるかから教えてくれないかい?そうすればもう少しは手の込んだ夜食を用意できるから。うん、何だろうかこの感情は。弁護士先生を可愛いと思ってしまう私は可笑しいのか正常なのか…。
>ナワーブ
そんなに酷い酔い方をしたのか?そうなると分かっていながら自制しないとはどうなっているんだ君は。最悪死ぬぞ、エミリーは医師として注意したまでで中毒死なんて笑えないからな。未成年に説教するなら飲み方を見直してくれ。(乱痴気騒ぎの現場に居合わせた訳ではないのであくまでも想像でしかないものの、天使のように優しいと言われる医師が説教せざるを得なくなる程の泥酔によるリスクが心配で八の字に眉根を寄せ。諭される側が諭す側に言う内容なのか、そんなことを考える間も無くして鼻先に手を伸ばし摘んで捻り)…そうだな、こんな夜がまた明日も来るか分からないよな。判らなくなる時は君にはないか?自分の痛手を恐れているのか、誰かを失うことを恐れているののどちらなのかが。皆何かの為だけを意識して過ごしているかもしれないけれど…。は、私に寄越したケーキじゃなかったのか!?まぁ良い、但し次また泥酔してエミリーに叱られるようなことがあればトレーニング用のサンドバッグになってもらうからな。(返すにしては稚拙が過ぎる単語の羅列なのは、ナワーブの語る現実が肩にのしかかるには重く感じてしまう時が確かにあるからで。自然と下に向いた視線がテーブルの木目をなぞり大して意味をなさない呟きを残し。そんな中で二人分用意された皿に目を疑い声がひっくり返るも、抑制力を兼ねた条件を提示してケーキの箱を開き)
いや、もう謝り合うのはよそう。頭を下げ続ける君なんて君らしくもない。それにだな、女のガキをこうまで相手してくれるナワーブに感謝しているんだ。喧嘩仲間とは違うが思いっきり言い合える間柄は君とあと一人ぐらいなものだよ。そんな君に受け入れてもらえない私はまた私を抑えなくてはならなくなる。怖いもの見たさ、成る程。披露してあげられない中で表現するのは結構難しいが…社交ダンスのブルースを踊りながら相手の意識を完全に独占するのが私流だ。モテるの意味合いが違うだろ、彼女達の私に対する好意は友情の範疇だろうに。君の女は君を最優先するよ。女の友情は大概そんなものさ。失礼な、そうだな先ずは弁護士先生、エミリーと美智子が候補だな。香りはウィラで見た目の華やかさはエマ。味に煩そうなマリーやジョゼフの辛口評価を経てボンボンに毒味させるつもりだ。
>空軍
待てって、俺の話だなんて言ってないだろ。悪い大人の一例としてだな…それに泥酔って程じゃない。少し羽目を外しただけで…(講釈を垂れる筈がまさか逆、それも未成年に窘められるとは思っておらず。本気で心配している様子のマーサからきつく問い詰められると、最初はごにょごにょと先程の言い訳にも似た苦しい弁解をしながらも、相手に利があるのは明らか。最終的にはうな垂れて「…気を付けます」と一言。鼻先に伸ばされた手も甘んじて受け入れ。だがこんな環境ならば酒に逃げるのだって致し方ない。少なくとも彼女の前で派手に飲むのはやめようと緩く決心して)…「自分の痛手を恐れているのか」「誰かを失うことを恐れているのか」?そんなの──(マーサの問いには言っている意味が分からないと言った顔を。そんなの''自分の痛手''以外にあるのだろうか。この寄せ集め集団の中で、自分よりも優先すべき人間なんているのか?そう口に出そうとして引っ込める。彼女の中では守りたい物に「他人」も含まれているのだろう。誰かの信条に横槍を出すべきじゃ無い。一瞬押し黙ると質問を受け流し、ナイフを手に取って開けられた箱の上から器用にケーキを二等分して行く。それを二つの皿にそれぞれ載せて)夜中のケーキは胃がもたれるんだろ?ならこれで丁度いい…ほらよ。サンドバッグってお前…そんなに鍛えてハンターと殴り合いでもするつもりなのか?それに飲めるようになったら、お前だってダイアー先生の世話になるかもしれないだろ。
あー、わかったよ。白状すると、お前との距離感を少し掴みかねてる。ショックか?でもお前だって年頃の女な訳だろ。線引きっつーのかなぁ、どこまで言って良いのか加減が分からん。その辺野郎とは違うしな…なんて言ったら、「女だからって侮るな」って切れられそうだ。ただこんなにも臆病なのは確かに俺らしくも無い。何かヘマやらかして、気心知れたお前に拒絶されるのが本当は怖いのかもしれないな。…笑うなよ?とまぁここまでセンチメンタルな気持ちに浸って書いてたんだが、お前がブルースがどうのこうの聞いてたら吹っ飛んじまった。それも冗談なのか?一応真面目に答えると、俺は社交ダンスとやらはからっきしなんだよなぁ。おい、大丈夫なのかその人選。辛口評価の所で止まって一生俺の元に届かなさそうなんだが。確か審査員の二人って美食大国の出身だろ。
>ナワーブ
少しの羽目外しが命取りになったらどうする?死んだらもうそこで最後じゃないか。全く飲むなとは言わない、だとしてもナワーブが気絶している間心配している側の気持ちも多少は考えてくれないと困る。(言い訳は最後まで聞き届け、他人の死という単語に怯えて無意識の内に奥歯を噛み締め。反省の色で少しばかり安心して鼻先を捻っていた手を離し。空になったカップを指で弾くと響いて応えてくれる音に片耳傾けながら細い溜め息を残して頬杖をつき)妙なことを訊いたな。そうそう、このずっしりとしたバタークリームは最初は良くても次第に胃にくるんだ。誰かの誕生日会に参加した際に配られるような、一人分にしても小さいサイズがなんだかんだで丁度良いと思う。ハンターと格闘技大会を開くのも悪くはないがそんな浅はかな真似はしないさ。向こうだって迷惑に違いないよ。単に君がこれを思い出してセーブ出来るようにする目的で言っただけだ。エミリー泣かせになるのは当分先にする、酔っ払い共が大惨事を起こさないように介抱する側に居る必要があるんじゃないかというのが私個人の意見だからね。(前と同じ不適切な言動をしてしまったものとみえて低く小さく独り言ち。からりと切り替えて切り分けられたケーキの片方を手前に寄せると、次に飲み物のお代わりを淹れるべきは自分ではないのかという意識が働き目で需要を尋ね。ハンターとの殴り合いという発想が面白くて笑いながら是正を求め。この部屋に向かう道中にふと酔うことで一時的に憂き世を忘れることを許された大人を羨んだのが思い出され、そんな若気の至りが許容されるかは知らない荘園で変な感情を抱いた己を苦く顧みて情けなく笑い顔を作り)
…え、ショック?うん?今なんて言ったんだ?いやすまない、実はナワーブのことだから私を野生児の少年かそれに近しい動物程度に認識しているものだと思っていたよ。こんな言い方ではまるで君がまるきりデリカシーに欠ける奴だと言っているように聞こえるかもしれないがそうじゃないんだ、ただ拍子抜けしたというか…。君のありたい姿で接してくれればそれで良い。衝突してもやり直せる仲じゃないか、拒絶するなんて大袈裟に考える暇があるならこれからも喧嘩してくれよ。ダンスの件は正真正銘の事実だよ、下手でも心から踊りたい相手とならば気持ちが先ず違う。実際に経験すれば分かる話だけどな。審査員には完成版の前の試作品しか渡さないから平気じゃないのかい、あくまで彼らは品評をするだけの権限しか持たない通過点に過ぎないんだから。
>空軍
別に気にすんなよ。お前との価値観の違いは俺からすると興味深くもある。同じ環境に放り込まれた人間なのに、こんなにも考えが違うのか、ってな。まぁこの話はいいか。…っは、格闘技大会か、そりゃ良いな。ハンターは血気盛んなのが多そうだし、意外と需要があったりするんじゃねぇの。サバイバーから参加するのはお前くらいのもんだと思うけどな。もし実現したら、そん時は最前列で横断幕掲げて応援してやるよ。…おい、俺を飲んだくれ扱いするな。一回、それもほんの少し失敗しただけだっての。それとそこまで言うんならミイラ取りがミイラにならないよう気を付けるんだな。(ほんの冗談とは言え、ハンターとの格闘大会だなんて響きだけでもインパクトは絶大だ。喉奥でくつくつと愉快そうに笑って。マーサからコーヒーの要否についての目配せを受ければ、これ以上カフェインを摂って寝付きが悪くなるのもと思い、気にするなと手を軽く振って断わる)……なぁ、俺、と言うか周りに対してそんな気を張らなくたっていいだろう。もし飲みたいんなら酒くらい幾らでも飲めばいい。勿論成人してから、だが。普段から身を挺して前線張ってるお前がやる事に文句付ける奴なんか、それが多少過ぎた事だったとしたって多分一人もいねぇよ。俺が日頃からお前をやきもきさせるような事しちまってるのが悪いんだろうけど、な。(自分が彼女の行動を縛っているのだとしたら、それは余りに酷と言う物。酒は自分の話だとまるで毒の様だが、扱いを誤らなければ束の間の安寧を得る唯一の薬ともなるのだから。そう言った思いから安易に出た言葉ではあったのだが、言った後になって己を把握し律する事の出来る彼女にとっては余計なお世話だったかと思い直し。切り分けたケーキにフォークを刺して口に運んでは、酒とはまた違う甘ったるいその心地の良さを奥歯で噛み締めて)
はー…何だよそれ。一人で気ぃ揉んで馬鹿みてぇ。これまでの俺の葛藤だとかを返してくれ。野生児って、そんな訳ないだろ。距離が近いからこそ、お前を一人の人間として強く意識せざるを得ない。これ変な意味じゃないからな。まぁとにかく俺の取り越し苦労だったって事かよ。慣れない事するもんじゃない…お前相手に変な気を回すのはもう止めるとするか。気持ちねぇ。随分とロマンチックな事言うんだな。エスコートすらままならないんだから、そもそもダンスに誘えねぇよ。まず踊ってくれる相手も踊りたい相手もいないしな。…なるほど。それなら永遠に届かないって事はない…のか?あとさっき言い忘れてたんだが、料理前には手洗い。湯煎は熱いから火傷に気を付けろ。それと料理した後は火の元確認しろよ。荘園が灰になるのはさすがに悲しい。…言ってて胃が痛くなってきたな。
それとレスについては別に切り上げたい所で切り上げてくれて構わないからな。そこそこ続いて来たから一応言っとく。
>傭兵
…別に貰えなかろうがどうでもいいし慰めも要らんからな
(大袈裟にうなだれる彼に肩をすくめつつそう言って。チョコチップクッキーを皿に置かれれば一応礼を言って)
…ちなみに俺にチョコを渡した奴は……ウッズだ、まあ、どうせ義理チョコやらそう言った系統だろうがな
別に、たいしたことじゃないだろ…ほう?俺の調理風景を見たいなんて…物好きだ。機会があれば見せてやろう。実際に見た方が得だろう。なるほど…その気持ちは有り難いよ。俺も楽しみにしておく。……弟子入りか…どうしても必要なら弟子にしてやってもいいぞ
>空軍
…そうしろ。……ハ、こんな俺を友人と思っているとは初耳だな。だが、君の相手をする気があるのは当たっている。……こんな機会は滅多に無いがこうして話をしていて…楽しいからな…だから、こんな事を言うのもアレだが…俺にとっても君は友人だ
(にやけた表情で自分の気持ちを告げる彼女に少し自虐も交えてポツリとこれからも話し相手になりたい事を伝えて。その後、昼間の気難しい表情とは違う心からの笑みを浮かべて)
……ああ、手書きだ。昔から執筆は得意な方でね…この位は出来るぞ。身体が丈夫で無い分この地図で他の奴らの役に立てるのならいくらでも頼ってくれ。……っと、ありがとう。この量なら夜食にちょうどいいな
(感服する様子に心なしか少し自慢げに自分のモットーと役割を告げて。その後、コーヒーを飲みつつ夜食を待っていて目の前に並べられた缶詰めを見てうんうん、と頷き、早速パンに乗せようと手を伸ばして)
…この位当たり前のことだ。俺の友人が高学歴なのは当然だろう。なるほどな…君は軍人として育てられただろうから家庭的なことには触れなかったのだろうな…。別に、君にするな。君の言いたいことは十分伝わったからな。……必要なら教えてやってもいいが…俺でいいのか?……な、かわっ…!?…ゴホン、ベハムフィール自身は正常だと思うが……こんな40近い男のどこに可愛い要素があるんだ…
>ナワーブ
肉弾戦で全ハンターを相手にしたら、それはもうゲームの意味が変わってしまうんじゃないのか。もし開催されるのならこの館を取っ払って丈夫な試合会場を用意してもらう必要がありそうだ…それと良い子は観戦禁止にしないとな。普段のゲームで殴り合いをおっ始められたら荘園主の顰蹙を買って自室に軟禁されるかもしれない。大丈夫だ大丈夫だと言う人間ほどいつか大事を起こすから忠告しているのが解らないようだね。そりゃそうか飲もうが飲むまいが勝手だよな、私も何かのきっかけで酒に溺れるかもしれないし。(中には既に動く屍と化した者も居ると噂に聞いているハンターと生身の人間が拳で語り合えばどうなるかなんて幼児でも予測できる話だけれども、それも含めてこの場の笑い話として花を咲かせ時々息切れを起こしながら冗談を次々と並べ。液体で満たされるのを断られ寂しそうなカップを脇に押しやり、諫めようとしたのも何処へやら出っ張っていた態度が今度は引っ込み首を振り)張ってなんていないさ。介抱役になりたいだなんていうのも好き勝手に申し出ているだけで君と君の普段は何の関係も無いよ。いやだなそんなつもりで言ったんじゃないんだから「へぇそうですか」で良い。…というのも酒の力で憂さ晴らしをした経験が無い為に酔って忘れるというものがどういうことなのか、そもそも想像できなくて今の時点でガブ飲みしたい気があるのかどうかさえさっぱりなんだ。ナワーブが飲んでそれなりに面白い展開になったとしても鼻先を摘むことはもうしない。私が酔っ払って馬鹿な真似をしようとしたら全力で止めてくれるんだろう?それか一緒に馬鹿な真似をしてくれるのが一番望ましいな。駄目か?(こうした世話焼きをする身もされる身も心地良いのもまた事実。どんな形であれ接する機会を与えてくれるのならば、皆の暴走ストッパーになる、あるいは暴走するための燃料になるのもきっと楽しいものに違いないから片手振り否定して。ケーキの甘ったるさに便乗してかかすかに甘えてみようという気が湧き上がり、上半身を傾けナワーブの瞳を覗き込み)
揉むなら身体の節々にしておくんだな。気を揉み過ぎたら逆に凝ってしまうから。貴重な時間を葛藤に割いてくれて感謝しよう、うんうんありがとうナワーブ。あははっそれは勿論相手は人間なんだ、全く意識しないというのは難しいだろ。私も君を私なりの観点で意識しているよ、君を好いているからね。改めてこれからもよろしくな。おや、やる前から諦めるとはらしくもない。ナワーブが60過ぎてもまだ独り身だった時は私が誘ってやるよ。怖いものは見てみないことにはどの程度怖いか分かりはしないから。ああもう何処の親の台詞なんだそれは!未就学児のおつかいじゃないんだぞ基本的なポカをするように見えるのか?ほう…胃が痛いとはまた大袈裟にきたものだ。常備しておくのをお勧めするよ、よく効く胃薬を。
お気遣いありがとう。楽しくてつい長くなってしまって。弁護士先生とのやり取りがまだ数回だから、先生とは切らずに暫く続けさせてもらいたいんだが大丈夫かい?君もその辺りは君の意思に従って欲しいな。
>フレディ先生
言われてみれば伝えるのは初だったね、流石先生だ頭が切れる上にノリも良いなんて勝てる見込みが無いな。ありがとう先生、その笑顔に心を撃ち抜かれたぞ。(初耳との言葉を違った解釈で捉え、にやけ顔から照れ笑いに切り替わり。友人宣言を貰い気分が上昇したのに、更に追い討ちをかけるようなフレディの貴重な表情を見てしまえばおおっと感嘆も出て。挑発モーションに似た仕草で自らの心臓を撃つ真似をすると席を離れ)
どんどん頼らせてもらうよ。場所によって時間稼ぎができるポイントが違ってくるし、逆に不利な場所もまた違ってくるからね。普通なら地図を描いてもかなりアバウトな出来になるのに先生は本当に凄いな…。ピクルスと迷ったんだがオリーブの方が味が渋くて君好みかと思ったんだ。どうぞ召し上がれ。(飛行機の設計図を熱心に眺めていた頃を思い出させるような、楽しかった時間の感覚が蘇りつい熱弁してしまい両手を握り締め。尊敬するべき弁護士先生に差し出すにはあまりにも簡素な夜食。それを覆い隠す程の知的な姿を見せようと小指を立てて静かにコーヒーを啜り)
何処に行っても存在する法律のプロフェッショナルであらせられる先生の友人か…糊の効いたシャツを着て颯爽と闊歩しているんだろうな。完全にデキる人間の集いじゃないか眩しい…!いや、母は私が「家の天使」として成長するのを期待していたんだ。それに反抗した結果が今なんだよ。すっかりじゃじゃ馬さ。几帳面の長といえば先生しか居ないじゃないか、私だけではズボラ料理を下回る加工した何かにしかならない。フレディー先生と呼んでいて伸ばし棒要らないことに今更気付いた私を許してくれるのなら是非!教えてくれ。得意げになったりチョコレートを手作りして配ったりする紳士が可愛くなくて何だと言うんだい?もし先生のオフィスに女性が勤めていたらかなりの話題になっていたに違いないな。
>弁護士
さすが合理的な先生らしいお答えだ。一つも貰えないとなると、俺としては男の矜持を若干傷つけられたような気がして少し落ち込むんだけどな。それ以前にこの話題は下衆の勘繰りっつーか、孤高を生きる先生に振るべき話題じゃなかった気もするが。なるほど、エマねぇ。確かにあいつらしいと言うか何と言うか…ああそれと、ついでに俺からのチョコも受け取ってくれ。バリバリに乾燥してるが、ちゃんと愛は籠ってる。まぁ今即席で込めたんだけどな。お返しは特に拘りねぇから何でも良い。
(相手からのドライな返答を聞けば軽く口笛を吹いて、チョコチップクッキーの載った相手の皿の縁を爪の先で数回軽く叩いて。他愛もない軽口に紛れ、お返しを強請るのも忘れない。それから自身の皿のクッキーを取って齧ると、相手の細い身体つきに目を落として)
そういや先生って普段からちゃんと食ってんのか?細っこいから見てて冷や冷やする。腕相撲でもしたら腕吹っ飛ばしちまいそうだ。やっぱ食ったもん全部脳味噌に行ってんのかね。
(元々体が弱い事は小耳に挟んでいた物の、彼がゲーム中にぎこちなく緩慢な動作で板や窓を乗り越えている姿を見ている身としては少しだけ彼の健康状態が気に掛かっていたりする。前から気になっていた、人に拠っては不躾とも捉えられる問いを投げかけて)
俺も大概物好きだろうが、普通に先生が調理する姿とか見たい奴の方が絶対多いと思うけどな。先生があの可愛らしいバレンタインチョコ片手に乗り込んできた時には、先生とチョコが結びつかなくて俺もさすがに面食らった。お、弟子入りしても良いのか?このご時世、俺も料理の一つでも出来ないと何て真面目に思ってた所なんだが、先生はスパルタ指導なイメージあるんだよなぁ。何か一つ失敗したら後ろからネチネチと文句…じゃない、的確かつ手厳しいアドバイスをして頂けそうだ。ちなみに菓子系だけじゃなくて、家庭料理なんかもいけたりするのか?あと一人でベラベラくっちゃべってたら何か長くなっちまったから、上のは適当なとこで端折ってくれ。
>空軍
普段のゲームだって銃とタックルに始まって果ては妖しげな呪術まで来てんだ、素手で殴り掛かるくらいは今更って感じはするけどな。そう考えると、この考えもそこまで突飛なもんでも無い…のかもしれねぇ。大丈夫だっつって慢心してんのはお前の方だろ。俺の調べでは、こう言うのはお前みたいな優等生のがのめり込み易いんだ。(荘園には魔像で呪術を放つ眉唾な存在もいる訳で。その内にハンターとも素手で互角に殴り合える人間が来てもおかしくはない、と敢えて神妙な面持ちで語るも、自分で言っていて馬鹿馬鹿しくなり話している途中で俯いて身体を小刻みに揺らす。こうして誰かと冗談に興じるのは何時振りだろうか。指先で目尻を軽く拭って)やだね。お前にばっかり出張られてちゃ俺の面子が立たないだろ。偶には俺にも先輩らしい事言わせろ。にしても驚いたな、本当に今まで一度も飲んだ事なかったのか?なんつーか軍人って生き物はマジでお堅いのな…酔う感覚なんて人によりけりだから、それこそ飲んでみろ、としか言いようがねぇんだよな。そりゃ駄目なんて事はない。馬鹿やれる相手が増えるんなら俺も嬉しい。けど一緒にってんなら覚悟しろよな。俺はかなり酒癖が悪い上、一度深みに嵌るとなかなか抜け出せなくなるタイプだ。なぁ、もしも俺がそんな状態になった時、お前も一緒にどん底まで落ちて来てくれるか…?(憂さ晴らしの飲酒の翌朝には大抵その反動から来る自己嫌悪と後味の悪さが付き物だが、彼女とならそれすら悪く無いと思える。尤もさっきのケーキ如きで狼狽えている様子から鑑みれば、彼女の言う「馬鹿な真似」をする前に撃沈しそうではあるが。お堅い軍人が酔い潰れている光景を想像すると可笑しくて、独りでに頬が緩む。下から覗き込む瞳に対しては、その奥底にある意図を汲み取ろうとするかのように双眸を細めて見詰め返し。少しの間思案した後、フォークを口元から離しバタークリームのたっぷりと付いたケーキのひと欠片に刺してはそれを彼女の前に差し出し)…と言っても先の先の未来の話だけどな。それまではこいつで我慢しろよ。
本当に感謝してるならお前のせいで凝り固まった肩でも揉んで欲しいんだけどな。あ、いや、やっぱいい。お前に任せたら揉むどころか肩の関節がやられそうだ。はぁ、お前のそう言う屈託のない態度には毎度恐れ入る。…俺の方からも改めて宜しく。もし俺が60過ぎても元気で生きてたんなら、その時はダンスのリードを頼もうか。ステップ踏むついでにお前の足も踏んじまいそうだが、笑って見逃してくれよな。キッチンからボヤとかお前がそんな馬鹿やらかす様には見えねぇけど、お前の料理の腕前がどの程度なのかよく分からない以上どこまで心配すればいいのやら…平素のお前の感じだと、生卵割ろうとして握り潰してそうなイメージだ。偏見って怖いよな。あと胃痛の元がちゃんとしてくれればその胃薬を常備する手間もなくなるんだけどな。
勿論、これはあくまで俺とお前の話だ。と言うかここに関しては俺が居なくても使ってくれて構わないしな。折角の談話室なんだし、出入りがあった方がこの部屋だって本懐だろ。とにかく無理のない程度に、とだけ。
>ナワーブ
パトリシアか、彼女の呪いの対象がサバイバー側に回ってきたら即死してしまう。最も敵に回すと危険な人物だな。丸腰の攻撃は非常に原始的だが皆して熱狂してくれるかもしれない、せめて優秀で中立的なレフリーさえ見つかれば明日にでも早速勝負に出てやれるのに。普段から不良生徒の君を反面教師にしようかと思うには思ってみたけれども意味を成しそうには無いな。(呪いの存在は科学とは相対するものではあるのだが、猿の頭蓋骨を操りハンターの動きを封じるミステリアスな呪術師を思い浮かべてみるともう否定できる立場にはあらずつい苦笑して。拳と拳で語り合うゲームに立ち会える人物といえばただ一人。ペットのナイチンゲールと同一なのではと噂される彼女こそ真の意味での中立に思えるのだが、だからといって彼女がレスリングに参加してくれるとも中々考えられず、残念がる真似をして残った笑いに身を任せ)はいはい。先輩の顔を立てるのも後輩の仕事だというのには同意するよ。ありがたいお言葉を無下にするのも悲しいものがあるし。飲んでボロを出したら私の努力が…どんなに屈強で女子どもを舐め切った男共でさえぐうの音も出せないようにとの努力が水の泡になるから…下手なことは出来なくて。ああ、数年後にその時が来たら何処までも付き合うよ。君だけを谷底の見えない闇に転落させるようなことはしない、だから安心して時々は足を滑らせてみたって良いんだナワーブ。引っ張り上げられない代わりに後追いしてやるさ。…ん、んまい。(苦し紛れの言い訳を捻り出すのもそこそこに、自らを黙らせる為にも口腔内へ次なるケーキを押し込み何度も噛み。誰かを守りたいと思ってみたところで実現するに難く、表面をさらりと撫でる程度以上のことなど出来はしないのならば等しく地面から足を離してしまうのが一番なのかもしれない。そんな考えが過ぎるのを待つよりも早く言葉にて発しからりと笑いかけ。差し出されたケーキにかぶりつき、甘やかされ欲求が満たされて勝手に嬉しさ故の笑いたい衝動がふつふつ込み上げ)ご馳走様。そろそろ部屋に戻らないと弁護士先生の民法なんとやらに引っかかるかもしれないから私は退散するとしよう。お休みナワーブ、ケーキのお礼は要らないだの言っていたが後日きっちりとさせてもらうよ。(柱の時計を見上げてみれば中々よい時間。空の皿やカップを纏めて持ち上げると席を立ち、最後に次回の恩返しを約束してその場を離れ)
君の凝りを解消するにはジョーカーのロケットが必要だろうな。握力だけでは足りないんじゃないか、借りてくるから待っていて良いぞ。踏むのはまぁ見逃すにしても…そうだ、私がリードする側なのだからドレスを着てヒールを履くのは君の役目にしよう。リードする側が不安定じゃ成り立たないからね。偏見も甚だしいな、握り潰したら殻まで一緒に入るだろうが。私でもその程度は想定できる。握り潰すなら果物に、って馬鹿力で料理するわけが無いだろう!胃痛の原因にしてくれて大変光栄だよナワーブ君。次は頭痛が起きて発熱と悪寒も起きるから楽しみにしていれば良い。…来年後悔させてみせる。
こちらの余談、いや与太話?まで付き合ってもらって嬉しかった。ありがとうナワーブ。先生も大変だっただろう本当にありがとうな。二人がここに滞在している間に、片方とは一旦離れてもう片方とは続けるのは失礼かと思っていたんだが…これから日が空きそうな予感がして泣く泣く今日引き取らせてもらうことにしたよ。また直ぐにお邪魔するだろうけど、ナワーブの言う通り出入りしながら巡り合えた人と会話できたらなと思っているんだ。
先生にも分けて挨拶したかったんだが時間が足りないから今回は纏めさせてもらった。すまない。先生も返信しないで丸ごと蹴ってしまってくれて大丈夫だからね。ミルクチョコレートは大事に食べさせてもらうよ、それと料理教室を楽しみにしているからご指導ご鞭撻のほどよろしく頼む。そうそう、地図についてこれからはただ読むだけじゃなくて…実際に歩きながら地図の面白さを再発見しようと思って。ゲームじゃない時にマップを散歩してみようかな、もし私が手書きで地図を書いたら先生に添削を頼むつもりだけど良いかい?
それじゃまた近い内に。二人ともいつもありがとう。
>傭兵
ふん、当たり前だ。……それに俺は孤高を生きると言うよりは過去を忘れられないだけだからな…。
野郎からの即席のチョコか……愛が籠もっているのなら貰って損はないな。受け取ってやる。もちろんお返しもするからな
(相手の軽口に少し過去を思い出しつつそう返し、チョコチップクッキーを口にして)
失礼な、ちゃんと食っているぞ?それにそこまで貧弱じゃない!
(ふと、投げかけられた問いに少しムッとした後、そう言って。たしかに身体は弱いが一応体力はある方だと言うように視線を向けた後、ふと時計を見て皿のパンとクッキーを食べ終えて)
……っと、こんな時間か。俺もそろそろ部屋に戻る。サベダー、今日はありがとう。また時間があれば話相手くらいにはなってやる。お休み…
(そう言った後、食べ終えた皿やカップを纏めて片付け、一瞬笑みを浮かべた後自室へと戻っていって)
……少しの時間だったがきりのいいところで切り上げさせてもらうぞ。サベダー、話が出来て良かった。また機会があれば料理を教えてやるからな。そしてベハムフィール、纏めての挨拶で悪いな、レス蹴りと言う形だが一応、な…少しの間だったが…その…楽しかったぞ。また機会があれば絡んでくれ。もちろん料理の指導や地図の添削もしてやるぞ。改めて、サベダー、ベハムフィールありがとう。また近い内に、な…
ん、おやすみ。戻ったらちゃんと休めよな。ゲーム前にロビーで寝てました、なんて事になったらマジで洒落になんねぇ…。(部屋から去る二人の姿を後ろからひらひら、と軽く手を振って見送れば、後に残るのは寂しさを孕む静けさ。直ぐには立ち去らず、先程まで人がいた筈の今ではぽっかりと空いた空間を眺めながらその静寂に浸っていたのは、少なからず団欒への名残惜しさが有ったからかもしれない。そんな思いを払拭するかの様に勢い良く立ち上がると、自身もまた、すっかり静まり返った談話室を後にした。)
個別に返さないで簡単に締めちまって悪い。無言落ちしたって別に気にしやしないのに、マーサも先生も態々長文で返すなんてほんと律儀なのな…はいよ、二人とも長々とお疲れさん。もし縁があればまたいつか。んじゃ、俺も落ちるとしよう。
どうも最近、ゲーム中に以前よりも疲れやすくなったような…。原因は連日の夜更かしかもしれない、エミリーからお小言をもらう羽目になるのと大人しく部屋に戻るのとどちらが正解なんだ?(今日も今日とて疲れて血の巡りが滞った両手を伸ばし深呼吸。誰も居ないのを良い事に脚を限界まで伸ばして自力で疲労から回復しようと努め。少しばかりの後ろ髪を引っ張る何かを気にしてはいても、結局利口に就寝する方の選択は捨ててソファーに身を投げ出してそのままうつ伏せ状態を保ち)いや良いんだ、まだ暫くはこうしていても罰が当たりはしないさ。大丈夫大丈夫。(起き上がる気力を急激に失い怠け心に主導権を握らせたまま、誰かが気次第巻き添えにするつもりでひっそり欠伸をして)
今夜もお邪魔させてもらうよ。行儀良く椅子に座るよりも今回はゴロゴロしたい気分だからこんな格好ではあるが、もしもまた誰かと会えた時は当然起きるので安心してくれ。
……邪魔するぞ……って、今日は随分とだらけているな…
(試合終わり、またいつもの談話室の扉を開き、先客を見てため息をつく。最近何故か眠れない夜が多く、一瞬だけ眼鏡を外し、眉間を押さえた後、ソファの方に近づいて)
……よぉ、前回からそんなに日にちが経っていないが邪魔する。俺もすっかりここの常連になっちまったな…とにかく、良ければ話相手になってくれ。眠るまでの間、宜しく頼む。
>フレディ先生
おやおや、夜更かしの味の虜になってしまったらしいね。一度このソファーで寝転がってみたいと前から思っていたんだ。とはいえ公共の場で安易にそんな真似は出来ないから今日はとうとう、ね。(常習犯の一人となりつつある馴染んだ声を聞けば、上半身を起こして背凭れの上から手を振り。脱いで揃えてある靴を傍に退かし彼の到着を待ち)
さてと。先生にもこの素晴らしくだらしない時間を過ごしてもらうとしよう。そっちのソファーは寝転がる人間を待ちわびているみたいなんだが先生ならどうする?(日中ではこんな気を抜き過ぎた態度など見せてはならないと思うのだが、深夜の静けさに紛れて怠慢の仲間に引き入れようと、軽いしたり顔を作りじっくり眺め)
先生こんばんは、ついここにお邪魔したくなるのは私も同じだから安心するように。上から目線になってしまうなこの言い方は…。また会えて嬉しいよ、返信のペースが時によって変わってしまいそうだけど私こそお付き合い願いたいな。今回は挨拶だけにして、こっちの会話は一旦終わりにしようか。
>空軍
……っ、別に、夜更かしの虜になった訳じゃない!最近眠れない夜が多いだけだ。お前と一緒にするなよ。……はあ、気持ちは分からなくもないが、だらけるのもほどほどにな
(背もたれを上から手を振る相手にため息をつきつついつも通りの言い訳を述べて。とはいえ、夜更かしの常習犯の一人になりつつあるのは事実で、一度眼鏡をかけ直しつつゆっくりとソファの方に移動して)
……生憎だが俺はだらけるつもりなんてないからな…だが、今日は疲れがたまっているから少しの気休め程度にはだらけてやる。
(したり顔を作りつつそう言う相手に少し眉間に皺をよせ、考える素振りを見せて、その後、疲れが勝ったのかへたり込むようにソファに座って)
……ベハムフィールもか。お互い様、だな。
俺もお前に会えて…嬉しいぞ。返信のペースはこちらも時によって変わってしまうことがあるから気にするな。改めて、宜しく頼む。さて、俺もこっちの方は終わりにする。こっちの返信は蹴ってもいいからな。
>フレディ先生
眠れないなら眠れないでそれも大問題だと思うよ先生。気分転換であれ何であれ、君がこの場所に来てくれる限りは我々は先生の夜更かし仲間として認められているわけだから、それは誇りに思わないといけないな。今フレディ先生と私以外居ないだろう、お叱りはまた今度で。(ソファの端に置かれていたクッションを肘の下に敷いて、ダラける時間の心地良さを存分にアピール。急かすように背凭れをリズミカルに軽く叩き。悪戯した子どものような顔で肩を竦めて元に戻し)
はいはい。先生が横たわるにはソファーの幅が足りないのが良くなかったね。…とはいえ、流石の大先生も実際に座ってみてソファーから立ち上がる気が起きなくなったんじゃないかい?(腹の底から沸き起こった温かい笑いを止めようともせずにそのままにして、近頃話し相手となってくれた人々のお陰なのか角が丸くなった石のように穏やかな調子へ切り替わり)
>空軍
まったく…明日も試合があるのに厄介だ!…仕方無いな夜更かしについては今は目を瞑ってやる
(急かすように背もたれを叩く相手の言葉にこめかみを押さえつつそう告げる。眠れなくとも座っているだけで疲れは十分とれるだろう。そう思いつつチラリと視線を向けて)
別に気にするなよ。それに俺にはこのくらいの幅で十分だからな…まあソフ立ち上がる気力がないのは否定しない
(穏やかな調子に切り替わったのを横目に息を吐いてそう返す。最近他のサバイバーと話す機会が増えたおかげか自然と穏やかな表情になっていて)
>フレディ先生
この場合は賄賂でも渡した方が正解かい、貯めたエコーでも今度こっそりあげるからそんなに難しい顔しないでゆっくりしなよ先生。目の疲れは肩や首にも影響が出るって聞いた事は?ちょっと待って、良い物を持ってくる。(投げられた視線を笑って受け止め。夜更かしのそもそもの意味は貴重な自由時間を謳歌することにある、だからこそ休息を勧めクッションを渡し。ソファーから立ち上がり急いで蒸しタオルを取りに行き)
目を閉じてこっちは瞼の上に、こっちは肩に乗せてごらん。血行を良くするだけでスーッと軽くなるから。弁護士先生が明日眼精疲労で再起不能になるのは私も困る。(両手に湯気立つ蒸しタオルを持ったまま背後から話しかけ、乗せやすい姿勢に変えるよう目で促し。手に持っているだけで温感が心地良いのだから効果はある筈、冷めない内にと取り敢えず首に当て血行促進を早速実行)
今日は白い日だね。あまり工夫できないというか…世の中の可憐な物や気の利いたプレゼントやらには疎いので定番中の定番だけどマシュマロを持ってきたよ。先生のはこっち、皆のはこっちに分けて置いてあるからどうぞ。バレンタインのお返しに期待しているんじゃないぞ、感謝の気持ちだからな。誰かたまたま談話室を通り過ぎることがあれば自由に持っていってくれ。
>空軍
別に賄賂は要らんが…言われずともゆっくりするつもりだ。…聞いたことはあるが…?分かった(彼女の休憩を勧める言葉に小さく頷き、渡されたクッションを膝に乗せながら戻って来るのを待って。しばらくして蒸しタオルを持ってきたのを見て少し驚いた後すぐに元の表情に戻って)
なるほど、血行促進か…わざわざすまんな。(背後から声をかけられ、少し申し訳無さそうに言った後、促されるままタオルを乗せやすい体勢に変えて。その直後首にタオルの暖かい熱を感じ、少し目を閉じていて)
…少し遅れたが、ホワイトデーのプレゼント、ありがとう。バレンタインデーのお返しが欲しかった訳じゃないがこのマシュマロは受け取っておく。そして、俺からはマカロンを贈る。日頃の感謝の気持ち程度に貰ってくれ。一応ベハムフィールとみんなの分を作ったから置いておくぞ。自由に持っていってくれて構わない。
>フレディ先生
エミリーならもっと手っ取り早い方法で回復させてくれそうだけど、まあ民間療法も効き目はあるということで。そうそう、眼鏡のレンズの度は大丈夫なのか?合わないと目から疲れていくらしいよ。(低頭な返事に人の良い笑みを浮かべ、気にするなの意味を示すべく肩を軽く叩き。実際に眼鏡を常備していない身で言い切るのは無理があるものの、誰かから聞いた話をそのまま伝え。暫くはこうして肩の力を抜いてもらおう。じろじろ見ないように配慮し数歩後退)
本当は先生の眼鏡をこっそり隠してやろうくらいのつもりではいたんだ。でもそれは事件に発展しかねないから今夜は諦めるとして…だらけていたのは二人だけの秘密にしてくれよ、皆の中の私のイメージが崩壊しないように。(のんびり過ごして時間の感覚を失いかけていたが、段々と眠気で怠くなってきた身体が休息を求め思考も鈍くなり。最後にしっかり釘を刺してよろめきながら廊下へと出て行った)
マカロンか、いやはや先生が選ぶ物は洗練されているね。ありがとう、大事に食べるよ。次いつこんな贅沢品にお目にかかれるか分からないから。ゆったりペースで夜更かしに付き合ってくれてありがとうな先生。私はまたこれで一旦失礼するけどまた会う時にはよろしく頼む。では良い夜を。
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