暇人 2020-01-05 11:47:43 |
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トモヤ「なるほど、そいつは便利だな…出来ればその力の恩恵にあずかるようなゲームオーバー的な展開だけは勘弁願いたいとこだが…とりあえず、情報収集ならうってつけの場所があるんだ、そこへ行ってみないか?」(ようやく二人の説明について飲み込めて、次の行き先について心当たりがあるようで提案をして)
Chara「便利、っていう程でも無いけどね。」
(ポツリと呟くように言って)
Frisk「ゲームオーバー…にはならなければ良いですね……。」
(カービィを抱き上げ)
カービィ「うってつけの…場所?」
(首傾げ)
カナルニャ「へぇ~!どんな所?!」
(目を輝かせ)
大蛇「こんな所に、そんな如何にも怪しい事やってますみたいな店があると言うのか小僧。」
トモヤ「はーい、そこお!そういうフラグになりそうなことを言わない!店じゃなくて俺の知り合いの呪い師のとこに行くんだ、正直あまり気が進まないんだが…ていうか、俺の知り合いこんなんばっかだな…と、ともかくこういう時あいつの呪いが頼りになるのは確かだからな…」(Friskの不穏な発言にビシッと指を立てて、一様にこちらの提案に関心を示すメンバーへと説明をして)
Frisk「ひえっ…ご、ごめんなさい…。」
(しょんぼりして)
大蛇「ほお。それはそれは、中々心強い知り合いだな。」
カナルニャ「よーし!善は急げだよ!!早速いこー!!」
(目を輝かせ)
トモヤ「よし、じゃあこっちだついてきてくれ」
暗い路地裏にて
トモヤ「たしかここが隠し扉になってたはず…よしよし、開いた。…うわ、なんだこの荒れ具合…まるで誰かと争った後のような…」(壁だと思われた場所を上に持ち上げると扉となって開き、中に入ればそこには人の気配はなく荒れ放題の部屋が広がっていて)
Frisk「わわっ…!荒れてる…」
Chara「ちょ、何この荒れ具合…!もー、何時も綺麗にしといてよ!突然客が来たときどうすんのさ!!」
(文句を吐き捨て自分の足元を一応綺麗にしておいて)
カナルニャ「わー!すっごーい!アジトみたい!!」
(目を輝かせキョロキョロし)
大蛇「ふむ…初めてこの様な場所に来たが、研究には適していそうだな。」
トモヤ「いや、これはどう見ても誰かに荒らされたと考えるのが自然だろう、これは流石にただ散らかってるんじゃない、明らかに異常だ…誰がなんの目的でそんなことをしたのかはわからないが、誰かに連れ去られたか…みんな何か手がかりがないか探してみてくれ」(この荒れ具合は普通じゃないと判断し、真っ二つに割れた机と粉々になった水晶玉の散乱する床を歩き、壁を注意深く観察し)
大蛇「ふむ、手がかり…か。
(そうポツリと呟き床に散乱する水晶玉の欠片を1つ手に取ると少し魔力を込めて。すると、粉々になった水晶玉は徐々に形を取り戻し、暫くすれば元の姿へと戻って)
ほれ、どんなもんじゃ小僧。
(とトモヤの方へ投げ渡し)」
Frisk「ん…なんだろう、この犬…。ごめんね、今ホネは持ってないんだ。」
(部屋の中から突然現れた犬が駆け寄ると頭を撫でながらそう言って)
Chara「チョコはないのかな?あ、こんな荒れてる所に無いかな。」
カナルニャ「うーん、手がかり…手がかり…手がかり……。」
(と考え込み)
カービィ「Zzzzzz…」
(こんな中ひとりグータラと寝ていて)
トモヤ「おお、すごいな…流石は聖獣、こんな高度な修復魔法そこらの魔法使いじゃ中々扱えない、ともあれ…こいつに何かヒントがあれば…って、その犬は逃してやれ、多分あいつが呪いの媒体に使おうと連れてこられたやつだ」(修復された水晶玉を受け取り早速調べようとしたところで犬の存在に気づき苦笑し)
しばらくして
トモヤ「…どうやら、やはりここに何者かが押し入ったみたいだ…一人は魔法使いではなさそうだがかなりの手練れだな、それとカービィによく似た風貌の剣士…そして、奴らは気になる言葉を残してる『これであの者らに情報が渡ることはない』…だと」(水晶玉に記録された映像を再生して見えたものをありのまま話し)
大蛇「気にするな、これぐらい、朝飯前だ。」
Frisk「そう、なんですか…?バイバイ犬さん、もう捕まらないようにしてね。」
(犬を抱えあげ、外に出してあげて)
カービィ「うー…これ、メタナイト…じゃないかなぁ……でも、だとしたら部下が大体いつもおともしてるけど…あの焼き鳥も居ないし…。」
(いつの間にか起きていて、うーんと水晶玉をみながら呟いていて)
カナルニャ「ふえ?カービィのお友だち?」
Chara「へ~仮面つけてるって…どんだけ顔にコンプレックスがあるんだろ~…。」
トモヤ「メタナイトか…とりあえずこの剣士はお前の知り合いなんだな、そして一緒にいるこの人間は普段一緒にいるお供ってのとは違うのか…だとすると、裏で大きな連合組織がなんらかの目的を持って動いてるって考え方も出来る訳か」(メタナイトがカービィの知人?とわかるとその発言から推論を展開して)
カービィ「まあ…戦った仲だよ。大きな連合組織…メタナイト、仲間想いな奴だし、そんな簡単に動かされてる訳ないはず……。」
(うーん…と考え)
大蛇「…仲間想いな奴なら、仲間が囚われているとか、弱味を握られているとかか?」
Frisk「……可哀想…。」
Chara「じゃあ、そのメタナイトをコッチ側に立たせる?」
カナルニャ「大声で呼んだら来るんじゃない?」
トモヤ「人質か…俺の知人もこうして拐われた、もしかしたらメタナイトって奴の仲間も同じように拐われてそれを人質にされているのかもしれないな…となると、この街で同様の事件が起きているのかもしれない訳だ…もしも、仕方なく従わされてるのなら、人質さえなんとかできればこっち側に引き込める可能性もあるな」(この場にいる全員の意見を参考に思考を広げて)
トモヤ「まあ、試してみる価値はあると思うが…でも、そんなに簡単に外部と接触を図れるのなら最初から協力してくれそうな奴に声をかけてるんじゃないか?」(カービィの考えにやってみる価値はあると頷きつつも、少し引っかかる部分もあるようで)
カービィ「ふっふっふっ~…甘い!僕はここの誰よりもメタナイトの事を知っているからねっ!まあ、見ててよ!」
(自慢気に笑うと外に出て、何処からか出したマイクで「メッタナイトオオオオオオオオオ!!!!今来なきゃメタナイトのおやつ食べるぞオオオオオオオオオ!!!」と鼓膜が破れそうな程の大声で呼び)
Frisk「うわっ…!いてて…」
(空気の振動が強すぎて転び)
Chara「ははっ…本当に来そう…。」
大蛇「お…おお。デカイな。」
カナルニャ「来る!!絶対来る!!」
(目を輝かせ)
トモヤ「っ…!?鼓膜が破れるわ!…まさかこんなおやつごときで釣れる訳が…」(カービィの頭を叩き)
(すると、空に巨大な艦影が現れて)
カービィ「いてっ……何言ってるの、あの戦艦が、メタナイトのだぁよ。」
(戦艦を指差し)
カナルニャ「おお!かっくい~!!」
(目をもっと輝かせ)
大蛇「…ふむ、流石は星の戦士だな。こんな大物を、一本釣りとは。」
(すると、戦艦からコウモリのような翼の生えた何かが此方に向かってきて、カービィの目の前に着地し)
メタナイト「カービィ…前々から言っているだろう…私のおやつを盗るなと!」
(その何かはどうやらカービィの知り合いらしく、金色の珍しい形をした剣を持っていて)
カービィ「やっほ~。現銀河最強の剣士、メタナイト。」
(軽い声色で言うも、顔は真面目の色をしていて)
トモヤ「おいおいおい…マジか、ていうかこんなんで釣れちゃっていいのか銀河最強の剣士…っと、ご丁寧にツッコミ入れてる場合じゃなかったな、おい、あんたメタナイトと言ったな?この場所で俺の仲間を拐ったのはあんたか?」(ついついツッコンでしまったが、思い出したように真剣な表情になり)
メタナイト「……は?全く、身に覚えが無いのだが…。」
(きょとんとした表情で)
大蛇、カナルニャ、カービィ、Frisk、Chara「…ぇ」
(固まってしまい)
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