Codependency　（ 〆 ）　

本当、今後俺が勢いで何かしでかしそうになったら、遠慮せずぶん殴ってくれよ。それで我に返るだろ。( 微かに肩を上下させながら深く息をし呼吸を整えると、自制も出来ない情けなさに肩を竦めて苦笑すれば冗談を混じえつつ頼み込んで )
ふは、照れんの早ェって、一応これでもまだ途中なんだが。その様子じゃあ続きはまた今度だな。( 相手に関する褒め言葉など思い浮かぶままに挙げていけば切りがなく、先程まで一貫して保っていた笑顔が崩れるのを見るなり我慢出来ずに吹き出し )
そりゃ照れるだろうよ、俺だって人間なんだからさァ。──しねェよ、そもそも踏み躙るみてェな事は俺がしたくない。お前が少しでも俺に好意を持ってくれてるンなら尚更、それを邪険に扱う事はない。ほら、約束。( 普段のマイペースな捉えどころのない態度の面影は消え去り、真剣な顔付きで考えを巡らせながら丁寧に言葉を紡ぎ、片方の小指を差し出して指切りを促し )
意地悪だァ？人聞きの悪い、俺がいつ可愛い可愛い泉に意地悪したんだよ。ん？──答えねぇとこうだぞぉ。( 不敵に笑うなり突然飛び付いて羽交い締めにすると、尋問するかのような口調で問い詰めて )
……ん、分かった。全身全霊掛けるつもりで泉のこと愛すわ。( 暫しの沈黙の間しっかりと相手の言葉を真摯に受け止めれば、改めて決意を固めると大きく頷き同調の意を示して、相手の額に口付けを落として柔らかく微笑み )

いや、それは──まぁ否定はしねぇが。( 咄嗟に否定しかけるも実際の言動を思い返せば言葉尻を濁して )

ばーか、殴らねェよぉ。ンな整った顔に傷でもついたらどう責任取ればいいンだよ、怖くて暴力振るえないってのぉ。（ 息が上がった所為でドクドクと脈打つ鼓動を落ち着いて呼吸する事で鎮めれば、続く頼み事には冗談でも想い人を殴って傷付けるなど出来ないと肩を竦め ）
うるせェ…自分が言うのは何ともねェけど、言われンのには耐性ねェから仕方ないだろぉ。続きは別にいらねぇ、つうか一言好きって言ってくれりゃいいのにさぁ。（ 自分に対する褒め言葉にどうにもむず痒くなってしまい、悔しげにじとりとした目を相手に向けては普段通り文句垂れ ）
───ン、約束。……ねェと思うけど、もし破ったら監禁でもしていいかぁ？（ 思っていた通りに欲しい言葉をさらりと寄越されると表情綻ばせて小指を絡めるも、次いで口を開けば態と瞳を曇らせて悪戯に声のトーンを落とし ）
は、ぁ？自覚ねェのかよお前───ッちょ、文哉！……そういうトコだぞ、現在進行形で意地悪してンじゃねェかぁ。（ 突然の羽交い締めに驚いたように目を丸くするが、問い詰めてくる相手に一度口を結んだ後、静かに指摘しては抜け出そうと身を捩り ）
ありがと。俺もお前から受け取った分…ンや、それ以上に文哉の事愛してくつもり。だァから覚悟してろよぉ。（ こちらの我儘とも言えよう要求に迷いもなく頷いた相手へと感謝の意を口にしては、僅かに踵を浮かせて相手の目尻へと口付けを返して ）

ンは、否定しねェのかよ。一応自覚はあったンだなぁ？（ 否定されると予想していただけに、思わず息を吹き出してしまえば面白そうに顔を覗き ）

なぁに言ってんだ、傷一つ惜しむような顔じゃねえだろうよ。寧ろお前に付けられた傷なら、間違いなく一生大事にする。( 自身の要望に対し渋る様子を見せた相手に眉を顰めるも、次の瞬間胸を張ってそう言い切れば得意満面の笑みを浮かべ )
一言じゃ足りないかと思ってなぁ、……続きは要らねぇって？まぁお前が拒絶しても、言いたい時に勝手に言うつもりだがな。照れてる顔見てぇし。( 不要だと言われようがあっけらかんとした態度のまま、さも愛おしそうな声色で性懲りもなく相手を揶揄し )
して良い、……っつーか今直ぐにでも寧ろされたい。あわよくば泉が全部俺の面倒見てくれるっつー条件付きで。( 絡められた小指を見詰め、指切りげんまんを唱えながら手を上下に揺らし。子供騙しの契りを交わすなり相手の口から飛び出た単語に却って瞳の輝きが増し、一息に都合の良い条件を提示し )
違うだろォ、虐めてんじゃなくて可愛がってんだよ。( 背後から覆い被さるように抱き締める形で相手を腕の中に閉じ込めたまま、身を捩り脱出を試みる相手の耳に吐息を吹き掛け )
今ですら骨抜きにされてンのに、んな事言ったら俺散々欲張るけど良いのかよ。──まぁ、楽しみにしてるわ、泉。( 喜ばしい返答に満足気に口角を上げると、照れ隠しも兼ねて相手の両頬を摘んで引っ張り、反応をうかがって )

俺が変態認定されんのは、確実にお前のせいだけどなぁ？泉と会う前はもっと良識ある良い大人だったわ。( 呑気に笑顔を浮かべる目の前の彼こそが、己が暴走する原因である事に苦笑しつつ、文句を垂れつつもこれが己にとって人付き合いにおける良い変化である事は確信していて )

あのなァ…文哉サンが良くても、俺は良くねェのぉ。お前には綺麗なままでいて欲しいし。───まァでも、そういう性癖だってンなら頑張ってやるよ。性癖含め、満足させてやンのは恋人の役目だろぉ。（ 得意げな様子で笑む相手を困り気味に苦笑浮かべて見遣るも、もしそれが相手の隠された性癖であるのなら、恋人として多少手を上げる事は厭わないとばかりに至って真面目に頷いて ）
…あ"ー、俺の照れ顔見てェとか趣味悪ゥ。それ、逆に見せたくなくなるンだけどぉ。…もう照れてやンねぇ。（ こちらの拒絶にも特別気にした様子はなく、懲りもせず揶揄い続ける相手に片眉上げては無理に表情引き締めながらそっぽ向き ）
マジで言ってンのぉ？……じゃあ、俺があんたを養えるようになったら速攻で閉じ込める。（ 拒否されるどころか条件付きで受け入れられると呆気に取られてしまうも、折角許可を得たのだから乗らない手はないだろうと口角を上げ。嬉々とした声音で告げながら相手見詰め ）
い、色々履き違えてンじゃねェのぉ？可愛がられてる気ィしねぇ───っ、それやめろって、（ 身動きの取れない状況をどうにかするべく抵抗していたものの、突如耳へ吹き掛けられた吐息にぞくりと肩震わせると、訴えかけるように相手の腕を軽く叩いて ）
ンー、……欲張れよぉ、もっと俺の事求めればいい。（ 特に払う事もなく頬を引っ張られるがまま、少しの喋りづらさを和らげるようゆっくりと言葉紡ぎ ）

なァんで俺のせいになるンだよぉ。元からそういう素質があっただけじゃねェのぉ？（ 相手に関わる事で己が原因だと言われる事に不満はないが、内容的な問題で何となく受け入れ難いのか僅かに眉を寄せ ）

──いやいやいや、別にンな性癖がある訳じゃねぇからな。相手が泉なら構わねぇが、ってだけで。ただ痛いのは御免だわ。( 相手への気持ちの尺度を示すための発言が誤解を招いたのか、冗談とは受け取り難い真剣な表情で頷く彼に慌てて首を横に振って否定し )
わーるかったってェ泉、拗ねんなよ。( 不服そうに顔を逸らした相手に、眉を八の字に下げ降参したとばかりに頭を撫でて )
まさか一回りくらい歳下の恋人に養ってもらえる事になるなんてなぁ、今から楽しみだ。……あ"ーでも、取りあえず明日からまた仕事頑張らねぇとな。( 意気揚々と提案に乗る彼に笑顔を零すも、翌日から再開する仕事について思い出した途端憂鬱そうに項垂れ )
そんじゃあお前はどう甘やかして欲しいんだよ、泉。( 身を震わせる後ろ姿に頬は緩むばかりだが、依然として拒絶する彼を腕から解放すれば向き直って問い掛け )
ふは、了解。ならひとまず今、泉が足りねぇから充電させてくれ。( 頬を引っ張っていた手を離すと、相手に向かって腕を広げ柔らかい笑顔で待機し )

尽く変人扱いしてくるよなぁ……、つーかどんな素質だよ、それ。( 責任転嫁をしたのは己だが、原因を更に投げ返されては顎に手を当てて唸り )

別にお前がどンな性癖持ってても問題ねェんだけどなぁ。上手く合わせてやるし。…ま、違うってンならそういう事にしとく。（ 慌てて否定する相手ににまりとした表情作れば、揶揄するように言葉を並べつつ軽く手をヒラリと振り ）
───バァカ、拗ねてねェよぉ。あんたの困った顔が見たかっただけ。（ 顔を背けたまま撫で受けては不意に不敵な笑みを零し、普段困らされている分のちょっとした仕返しだと満足げに首を傾け ）
ン、何一つ不自由はさせねェからぁ。文哉サンの為なら何でも頑張れる気ィする。……あー、俺も学校…面倒臭ェなぁ。（ 将来の楽しみが一つ増えた所で、翌日の話に切り替わると相手の居ない学校を思い浮かべて溜息を漏らし ）
どうって、普通に───あ"ー…だから、困らせるような言動さえ抑えてくれりゃ、別に…。（ 自由になった身体に安堵したのも束の間、相手から問われた事に言葉を詰まらせれば、曖昧に濁しながら片手を首元に当て ）
ん、存分に充電しろよぉ。ってか、俺も文哉充電してェ。（ 解放された頬を軽く手で揉むも、目前で腕を広げる相手の姿を視界に捉えると吸い込まれるようにそっと抱き着いて ）

さァ、それは俺にも良く分かンねェけどぉ。……ンでも、あんたのそーいうトコは他の誰にも見せンなよぉ。（ 自分で発言したもののさらりと首傾げては独占欲を滲ませた視線を投げ掛け ）

それはこっちのセリフでもあるからな。お前が満足してないなら意味ねぇし、今更何言われても引かねぇから、注文がありゃ遠慮なく言え。( 揶揄う相手にコツン、と額を小突いて )
困った困った、どうしようかと思ったわァ。( 何とも可愛い仕返しに笑いを堪えながら、相手を満足させようと態とらしく困惑した振りをし )
ふは、なんかプロポーズみてェ。──そう言えばお前まだ大学生だったか、若ェなあ。学校では何勉強してンだ？( つい癖で手を伸ばし相手の髪を触りながら、彼の日常について知りたいと興味津々に問うて )
抑えろっつってもなァ……泉の困惑顔見れねェのは不満だが、お前が言うなら仕方ねェか。( 言葉尻を濁す様子に何処か不本意ながらも納得したようにコクリと頷いて )
ん、……お前に触れてると落ち着くわ。ずっとこうしてたいぐらい。( すぐさま腕を相手の背中に回し抱き締め返すと、相手の肩に顔を埋めたまま目を閉じて、そうっと背中を摩り )

こんなトコ独り占めして嬉しいかぁ？まあ、お前がそう言わずとも他の奴には意地でも見せねェけど。( 垣間見えた独占欲にじんわりと喜びを感じながら、内容が内容なだけに苦笑しつつ )

何かしら特殊性癖持ってたら初めから言ってるっつのぉ。それに、俺は今のままで十分満足してる。（ 額に手を添えつつふと笑み零しては瞼を伏せ ）
……すげェ態とらしい反応してンじゃねェよぉ。（ どうにも嘘っぽく見える反応に不満げな視線を向ければ、相手の右頬をグイグイと引っ張り ）
そう捉えてもらっても構わねェけどぉ？───ンー、コンピュータ系。（ 髪へと触れる手に軽く頭を擦り寄せながら、少しの思考後短く返答し。次いで口を開くと相手は普段どんな職場で働いているのかと首傾げ ）文哉サンは何の仕事してンの？
ン"、困惑顔って……普通笑顔とかさぁ、そういうの見たがるモンじゃないのぉ？（ 自分の我儘を通したような形になり微かに眉下げつつも、何故そうも困らせたがるのだろうと視線投げ ）
ずっとこうしてろよ。…仕事とか、学校とかなけりゃいいのになぁ。（ すぐ傍にある相手の頭部へと片手を乗せ、髪へ軽く唇寄せつつぽつりと願望零して ）

嬉しいに決まってンだろぉ。俺はあんたの全部を独占してェの。（ 他者には見せないという言葉に満足し、真っ直ぐ相手を見据えてはそっと頬に手を添え ）

なら良いが、これから目覚める可能性だって大いにあるだろ？( 少なくとも嘘には見えなかった相手の返答に内心安堵しつつ、真剣な表情を取り戻し問うも、肝心の話の内容は性癖などという真剣さの欠片もないもので )
本当だァって、……喋りづれえ、( 大人しくされるがままにしていれば、痛む程ではないが摘まれた右頬に不具合を感じ )
はは、参ったな、プロポーズは俺からする予定だったんだが。───へえ、なら機械強いのか。つーか理系かぁ、何だかんだ泉は頭切れそうだしな。( 擦り寄る彼はやはり猫に似ている、と頭の片隅でぼんやりと考えながら柔らかく笑い。知らなかった新たな一面を知れた事が喜ばしく、興味深そうに首を捻りながら反応を返し ) そう言えばまだ仕事の話はしてなかったか。んん、俺は一応外資系の事務所みてェな所で、法律関係の仕事してる。
いや、笑顔が見てぇのは勿論大前提な。両方だよ両方、言ったろォ、俺相当欲張りだって。( 相手の視線が痛いのは図星を付かれたからなのかも知れないが深くは気に留めずへらりと笑い ) つっても悲しませたい訳じゃねぇからなあ、流石に自重するわ。
俺も心底そう思う、───つーかアレだ、お前に話あるんだった。( 草臥れた様子で相手に体重をかけ暫く触れ合っていれば、ふと思い出したように顔を上げ姿勢を整え ) 実は今週辺りから仕事が立て込んでてよぉ、今までは毎日会いに来れたけど、それも難しい状況なんだよな。もしかすると多少日が空くかもしれない、って事だけ、黙って来れない状態が続いて不安にさせる前に言っておきたかった。……ごめんな。( 重い口を開き説明し終わると、僅かに眉を下げ優しい手付きで頭を撫でて )

良いぜ、なら全部お前のものになる。……具体的に何すりゃ良いのか分かんねぇけどな。( そう意気込んだは良いものの軽く頬を掻き早速悩み始め )

これからァ？……まァ絶対無いとは言い切れねェけどさぁ、ッつーかこンな話し真面目にするもンじゃねェだろぉ。（ 真剣に問う相手につられて暫し思案するも、ふと性癖について何を真剣に考えているのかと不思議に思えば、自分から言い出した事でありながら会話を終わらせるべく片手ヒラリと振り ）
本当に困ってるようには見えねェ、……。（ 結局相手の困った顔が見れたのは一瞬の事で、何処か不貞腐れたまま喋り難いと言葉を零した相手の左頬にも手を伸ばし。更に呂律を回らなくしようと無言で両側から引っ張り ）
ンじゃ、文哉サンからのプロポーズも待ってる。───あー、そこそこ？ 人付き合い苦手だから機械に逃げてンのぉ。機械弄ったり、難しい事勉強してる方が楽だしなぁ。（ 大学では一人黙々と作業して過ごす事が多く、それを思い返しながら薄く苦笑浮かべ。相手の職について初めて耳にすると数回瞬き繰り返し ）外資系の、法律関係？……お前って本当、スペック高ェよなぁ。
へェ？にしては意地悪の割合多めだった気ィすンだけどぉ。…別に悲しンでたわけじゃねェよぉ。反応に困ってるだけで。（ じとりとした視線を送りつつ頬杖を突くも、徐に視線落としては独り言を零すように小声で呟き ）
ん、───分かった。仕事が忙しいなら仕方ねェし、毎日来いなンて我儘は言わねぇ。もし何日か日が空いても、あんたが来てくれンの大人しく待ってるから心配すンな。（ 同様に姿勢を整えながら静かに説明を聞き終えれば了承の意を込めて一つ頷き。ほんの少しの寂しさを誤魔化すよう、心地良く頭を撫でる手に自身の手を重ねれば柔く笑顔向けて ）先に言ってくれるだけで気持ちの持ちようも全然違ェから、報告してくれてすげェ嬉しい。ありがと。

ンは、今すぐ何かして欲しいわけじゃねェよぉ。…ゆっくり俺のモンになっていけばいい。（ 悩み始める相手の様子に気付けば頬から肩へと手を滑らせ ）


あー、そうだ。忙しいなら今の長文も負担になるだろうしさぁ、半分に減らすなり全部蹴ってやり直すなりして良いからなぁ？

──よお、泉。何の断りもなく全部蹴る形になって悪いんだが、一から返してて来れねェくらいなら、なるべく毎日会いてェと思って。今日は本当に時間ねえから、一回だけでも顔出すためにお言葉に甘えて仕方なく蹴らせてもらった。泉、今日もお疲れさん。( 待ちきれないとばかりに微笑と共に両手広げスキンシップを求め )

あー、全然気にしてねェから大丈夫。俺も出来るだけあんたに会いたいと思ってるし、文哉サンの楽なようにしてもらえりゃいい。───ン、文哉もお疲れ。（ つられて頬緩めながら相手に抱き着くと、甘えるように首筋へ顔を埋め ）

ン、今少しだけだが時間取れた。──会えて良かった、これで明日からまた頑張れるわ。( 挨拶代わりに頬にキスを落とし、ふわりと抱き締め返し )

俺も会えて良かった。ん、お互い頑張ろうなぁ。…あーでも、無理だけはすンなよぉ。お前がぶっ倒れたら困るし。（ 頬に触れた唇に満足そうに口角上げつつ、抱き締める力強めてはお返しにと首筋へ口付けて ）

大丈夫大丈夫、んな簡単に倒れるほどヤワじゃねェから。( ふは / 首筋への僅かな刺激に擽ったそうに笑みを零すと、思い立ったように視線をベッドへ移し提案を ) せっかく会えたんだし、泉さえ良けりゃ今日は一緒に寝ようぜ。

本当かよぉ？───寝る。一緒に寝たい。（ 疑いの眼差しを向けたのも束の間、次がれた誘いに即答すれば相手の手を取って早速ベッドへ向かい ）

はは、即答かよ。相変わらず可愛い奴め、( エスコートするように相手の手を引きベッドに腰を下ろすと、軽く伸びをしてから相手の隣で早速横になり ) あ"ー、お前とベッドの上とか至福の時間だわ。

仕方ねェだろぉ、ンな提案されたらさぁ。（ 同様にベッドへ腰を下ろして向き合うように寝転がると、相手との距離を縮めながら表情綻ばせ ）……寝る直前までお前の顔眺めてられンのすげェ嬉しい。

なァに可愛いこと言ってんだよ。……ああくそ、お前の寝顔見てェのに、今日は俺のが限界みたいだわ。( 顔を見合わせ至近距離で嬉しそうに頬を緩めると、途端に襲う睡魔と葛藤しながら手を伸ばし、相手の顔を隠す髪を耳にかけてやり )

ン、今日は俺の勝ちだなぁ。…ほら、無理せず寝ろよぉ。（ 耳へ髪を掛ける手に擽ったそうに目を細め、相手の腹部へ手を乗せればそのまま優しく撫でやり ）