繭 2019-06-06 20:21:38 |
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相変わらず褒めるのが上手だな?年下だとあんまり思えないんだけど…(頬をつつく相手を見ては目元緩め、以前から思うことを言葉にして)…ん、信じる(唇が重なる瞬間に目を閉じては離れていくのを感じゆっくりと目を開け、久しぶりの口付けに羞恥が来れば目元伏せ。)…頑張ってるのは繭も同じでしょ?(乱されるように撫でられてはそれを受け入れ、目元細め)
ンは、歳上のあんたに見合うように必死なの。( そのまま指先で柔く頬を摘んで遊んでは「後はまァ、頑張り屋の藍斗を甘えさせてぇッてのもあるし」なんてにやり笑み零し )素直でよろしい!( 目線外れた彼の挙動さえ愛おしく感じて頬緩ませれば、伝染した照れ隠しに託け豪快に頭わしゃりと撫でて笑い )あんたを見てるとまだまだだなァ、って思うよ。真摯に取り組む姿勢、すげェ尊敬してるし。( 真っ直ぐ見据えれば落ち着いた声音で本心を紡ぎ )
俺からしたらこれ以上、繭くんに成長されちゃうと追いかけるの大変になるなぁ…(眉寄せては少し不満げに相手に告げ、「俺も繭のこと甘やかしたいんだけど?」なんて呟けば相手を見て。)うわっ…もう…俺は犬じゃありません!(豪快に撫でられてしまえばこちらも負けじと相手の髪を撫で。)…なんか、恥ずかしいからこの話はおしまい…(そっと顔を逸らして)…また、こうやって会いに来てくれる?時間に余裕があるときでいいんだけどさ…(瞳伏せては弱々しく呟き、相手に問い。)
たとえ俺が成長したとしても、置いて行ったりはしないけどね。( 眉間の皺を伸ばすように指の腹で撫で宥めるように告げ、「…あんたに甘やかされンの悪くねぇけど、照れが勝つンだよなァ」視線を宙にやれば複雑そうに独りごち )っ、ふは…!俺も犬じゃねーよォ、( お返しにと言わんばかりの手つきに声を弾ませ笑っては、形だけの防御の姿勢取って巫山戯 )…はァい。( 彼の様子に満足して嬉々とした笑みで頷き )うん、あんたに会いに行くよ。約束する。昔みたいに毎日来れる保証はねぇけど、藍斗との時間はちゃんと作る。( 甘く微笑んでは伏せた瞼にそっと口付けし )
…抜かされないようにするけどね(少し子供っぽく意地張れば相手を少し見上げる形で見詰め。「ふふっ…そういう所は年下らしくて可愛い」相手の呟きにクスクスと笑ってはよしよしと頭を撫でて)第一印象の感じはワンコのイメージあったけどなぁ…なんて(当時を思い返しては1人で微笑み)…ん、俺も毎日は多分無理だから時間が合う時にはまたこうやって会いたいな…(小さく頷けば、そのまま相手の胸元へと額を擦り。)
…今日も逢えたら、……なーんて我儘になっちまうなァ。( 脱いだ厚手のコートを小脇に抱えた侭、その足取りでソファに向かっては身を埋めるように腰掛けて。スマホ画面を手馴れた仕草で操作しては、途中思い立ったようにSNSのトーク画面を開き、愛しの彼宛てに「繭くん帰宅。今夜も一応待ってる」とだけ送信し。ふと昨晩の事柄思い返せば僅かに目許緩めてぼやき )
寒い…(スマホの通知に気づけば頬緩め「俺も今から帰るよ」と返信しては、寄り道せずに家へと向かい。)ただいまー。(静かに扉開けては家の中へと入り、「起きてるかな…」と何気なく呟けばリビングへと足を踏み入れ。)
───ン…、おかえりィ。( 蝶番の軋む音でぴくりと肩揺らし転た寝から目を覚ましては、半分微睡みの中にある笑みを浮かべソファの上から片手振って )
ただいま。眠そうだね…無理しなくていいよ(相手がいることに頬緩めではそっと近づき、此方から相手の唇へと唇重ね。優しく相手の頭を撫で。)
ん、…や。仮眠程度は出来たし大丈夫。あんたこそ大丈夫なの?無理させたくない。( 唇の感触とふわり近付いた体温に眠気など一瞬で吹き飛び、照れくささに少々口篭り乍首を横に振り。自身の頭上にある冷えた手をそっと取れば、暖めるべく両手のひらで包みつつ顔を覗き込み問いかけ )
ん、俺は大丈夫。元々そんなに睡眠がなくても平気な体だから…(小さく笑ってはこくりと頷き、「暖かい!」と目を輝かせては相手の体温を少し奪うように両手で相手の手を握り。)
…程々にな?( 喉元まで出かかったお節介や小言を押し込めては物言いたげに眉を寄せ短く告げ )ふふーん、そうだろ。今なら寝起きだから普段よりあったけーよ。( やんわりとその手を解いては、得意げな表情で促すように両腕広げて見せて )
ん、わかってるよ。ありがとう(相手の表情に相手が何を言おうとしたか分かればクスクスと笑い。)なら、暖を取らせてもらおうかな…?(コートとマフラーを脱いではハンガーへとかけ、再び相手に近づき広げる腕に手を伸ばし抱きつき。)
……俺が毎度付きっきりで癒してやれたらなァって思っちまうよね。あんたが立ち回れる大人だッてのは十分理解出来てるンだけどさ。( ふっと表情和らげては小さな嘆息と共にぽつり吐き出し )嗚呼もう、すげェ冷えてる。( 抱き留めた流れでソファ上に座らせ、密着するなり触れた温度に小さく唸り。傍らに放り投げていたリモコンで手早く室温設定上げ )
俺はもうこうやって会えてるだけで癒せてるからいいんだよ…(相手の言葉にクスクスと笑っては首をゆるく横に振り。「ありがとう」と呟き。)あはは、大袈裟だよ。でも寒かったなぁ…(相手の優しさに目を細めては頬緩め。)
礼を言われる事はなにも。遠慮がちッつーか、欲が薄いのも相変わらず変わってねぇな。( 心配と慈愛の念が入り交じった声色で懐かしさに浸っては瞳細め )流石に夜はまだ堪えるよなァ。かと言って、いい大人が防寒し過ぎても格好つかねぇし。( その頬を両手で包み込めば肩を竦めけらりと笑い )
俺も少しは変われるかなって思ってたけど…そう簡単には変われないよね…(相手の言葉に苦笑いしては少し竦め。)そうなんだよね…俺もオシャレ重視しちゃうから薄着になってるし…(相手の手に手を重ねてはクスクスと笑い。)
っあー…、言い方が悪かったよ。無理して見方や性格を変える必要もないし、俺はそのままのあんたも良いと思ってる。寧ろ俺の知ってる藍斗で安心した。( 眉下げ微笑み浮かべつつ、僅か乍に弁解の意を唱え )着膨れすンのも遠慮したいしなァ。…オシャレで思い出したンだけど、それまだ着けてくれてたんだね。( 片耳に光る存在を爪先で軽くつついては嬉しげに見詰め )
悪い意味じゃないことはわかってるよ。多分夏の時とそんなに変わってないから…(相手の代弁の意味が分かれば首を横に振り。)…付けてるよ。大切だからね(自慢げに呟けば自身の耳に触れ、嬉しそうに微笑み。)
今日はこの後は何もなし…(仕事終わり、帰宅しつつ小さく1人で思えば「今日は早く帰れるから、会えても会えなくても繭のこと待ってる。」と軽く相手へメッセージを送り。スマホをコートのポケットへ入れてはマフラーへと顔を埋め。)
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