梨花 2019-04-06 18:25:51 |
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龍牙「あぁ…俺達は今、トゥールスチャが来るのに向けてそのトゥールスチャの姿を調べてんだが…全くその姿が見つかんねぇ。最近噂の連続変死体事件が関係してるかもしれねぇ…」
神木「連続変死体事件…?」
涼子「毎回食い破られたような跡があり、体も捻れた死体の事だよ。そうされる前は被害者は全員、まるで性格が変わったように大人しくなったり、時に謎の言葉を発したり、頭がとち狂ったかの様に暴れ出すらしい」
トゥールスチャは姿はない。光り輝く球体か、緑色の火柱なんだよ。そもそも“普通の人間がクトゥルフ神話の神を目視すると、確実に狂うからね”by舞奈香
涼子「なるほどねー…でも…あの食い破られた傷…」
カグリ「内側から喰らわれたんだろう、被害者の者共からは全員内側からクトゥルフの残り魔力を感じた」
涼子「………もしかして、ツァトゥグアと同じ様に寄生している…?」
カグリ「そういう事だ。最初は乗っ取られたと本人は自覚が無いが、徐々に乗っ取られていき狂い出す…今この中にも、誰かが寄生されてたとしても不思議ではないだろう」
龍牙「っ…まじかよそれ…」
神木「寄生型か…」
その線が妥当だろうな。トゥールスチャは死を食らう・・・人間の言葉には“腹が減っては戦ができぬ”と言うのがあるだろう?byヴォルヴァドス
カグリ「腹が減っては戦はできぬ…か。確かにその通りだな」
龍牙「だったらそいつを見つけて先に寄生した奴ごとぶっ殺した方が早えだろ!!!」
ニナ「はぁ…ほんと無知。私達は仮にもブレイダー、人を殺す事は控える様に言われてるの。まぁ…私達がブレイダーになる前は…色んな人達を殺して来たけどね」
龍牙「………チッ」
涼子「とにかく、普通の龍牙以外の僕達は魔力探知に特化してるから、なんとか探せるんじゃない?」
龍牙「おい何が普通だゴラ」
カグリ「いや…そう簡単には行かないだろう。なんせトゥールスチャは誰かの中に寄生しているんだ。魔力が内側にあるとすると、その魔力を感じる事は私でも中々難しい。寄生型の厄介な部分はそこなのだ」
ニナ「内側にか…」
・・・・・・・・もしかして・・・・!!by舞奈香
‐その頃・廃館にて‐
希美さん。どうしたんですか?byカイトール
・・・・・なぁ、アンタの姉がどうしてアンタを避けてる理由が分かったぜ。by希美
本当ですか・・・!byカイトール
あぁ・・・・・所でカイトール。
“お前、イシュタルはどうした?”by希美
え?いや、イシュタルは休んでるって言いましたよ?byカイトール
じゃあさ、なんで“イシュタルの魔力が消えた?サーヴァントであるイシュタルが消えるとなると・・・余程の事が起きたとしか考えられないぜ?”by希美
・・・・・・・・・byカイトール
それにお前、最近やけにクトゥルフ神話に詳しいって優里菜から聞いたぞ?by希美
・・・・・・・・・・・・・やっぱり、気づいてたんですね・・・・・・希美さん。(拳銃を取り出し、引き金を引く)byカイトール
!!(左肩に命中して、血が吹き出る)・・・・・お前・・・・裏切ったな!!!!by希美
・・・・・だから嫌でしたよ。希美さんと一緒にいる事が・・・・俺は心底嫌でした。ヒヤヒヤしてましたよ・・・・バレるんじゃないかってbyカイトール
(/お久しぶりです。少々リアルが忙しかったものでして…
戻って来て早々ではありますが、オリキャラを追加しても宜しいでしょうか?
……いのぼくシリーズの子を、一人なのですが)
スミレ「(走っている)カイトールさんが裏切り者!?どう言う事ですか!?カイトールさんは私と同じカルデアなんじゃ…!!!」
智也「あぁそうさ、でもよ…サーヴァントってのは、マスターの側にいつも居なきゃなんねぇんだろ?でも、最近になってあいつのサーヴァントのイシュタルの姿が見えなくなった…」
三上「まさか…マスターに殺されたと言うんですか…!?」
智也「それに…あいつはスミレや俺達ですら知らねぇクトゥルフの情報を知っていた。それに…お前の探してたマシュや藤原の事だが…あの2人が失踪した事にあいつも深い関係がある事がわかった。詳しくはわからねぇが…下手すると…あいつはトゥールスチャと協力して、この世界を…いや、スミレ達の元いた世界も、我が物にしようとしている…!!その為にあの2人を消したかもしれねぇ…!!!!」
太市「おっかねぇ事考えてやがんな…!!!そう言う奴はシメるしかねぇ!!!!!」
スミレ「…そんな…カイトールさんが…優しいカイトールさんがそんな事するわけ…」
智也「詳しい事は…本人から聞くしかねぇ(館の前に着く)トゥールスチャを…止める為にも…!!!」
・・・・・何故だ。何故お前は・・・!!by希美
・・・・・・・人理焼却・・・僕は滅びが確定された未来を救う為に戦ってきた。イシュタルと共に・・・・心身が成長していく中で・・・・僕は人の“死”を望んでいた・・・!!希美さんには分かりますかぁ!?焼け死ぬ人、溺れる人!!肉塊になった人を!!!!!!人間は誰だって残酷な表情を持ってる!!!!それを僕は気付かぬうちに欲していた!!!!そして僕はある日見つけた・・・・ネクロノミコンを!!!そして契約したのさ・・・死を糧とする邪神!!!!トゥールスチャを!!!!!!byカイトール
・・・・・・・・・斬撃‐シュナイデン‐(青い刃がカイトールの背中に当たる)by美遊
・・・・・最低ね・・・・アンタ・・・!!!!byクロエ
イリヤ「そんな風に…今まで色んな人を襲って来ただなんて…絶対に許さない!!!(セイバーのカードを出す)」
智也「(館の扉を開ける)やっぱここにいたか…カイトール」
三上「ほんとに居たんですね…」
太市「あんたがカイトールか…一発ぶっ飛ばさせてもらいに来たぜ!!!」
イリヤ「!智也さんにスミレさん!?」
智也「よぉ、お前らも来てたのか」
スミレ「(カイトールに向かって歩き出す)…カイトールさん…私達を裏切ってたなんて…嘘…ですよね?カイトールは…優しい人…ですよね…?あの時…マシュ先輩達が失踪するときにカイトールさんが居たのなんて…カイトールさんが2人を消したなんて……何かの間違い…ですよね…?」
あぁ・・・・・・・・軽い実験程度─────(途端、吹き飛ばされる)byカイトール
・・・・・スミレ。人間ってのは誰だって狂ってる。それが表に出すか出さないかで決まるんだ・・・・・人間の深層心理には、恐怖や狂気を快楽として捉える奴も居る。
・・・・・・・スミレ。“これが、奴の本性さ”by希美
・・・・・・・・「滅びたもうれ、滅びたもうれ、旧約の歌 破滅ノ焔 外界なる神の理。人理を喰らい尽くす滅却の燈。人が生み出した破壊の象徴、姿なき姿を表せ。我が名カイトールの名に於いて。食べ尽くせ、トゥールスチャ」!!!!(カイトールの背後から黄緑の火柱が上がる)byカイトール
スミレ「………(涙を流す)……あなたが…マシュ先輩と藤原先輩を…私の唯一の…大切な存在を!!!!!!!(セイバーに変身し、カイトールに襲いかかる)返せ…マシュ先輩と藤原先輩を返せ!!!!!(カイトールに斬りかかるが、それよりも先に智也がカイトールを殴る)!」
イリヤ「え…!?」
三上「殴った…!?」
太市「まじかよ…!!!」
智也「俺は死とか悲しみとか…正直そう言うのには興味がねぇ…でも…スミレは俺のサーヴァントなんだ。泣かせる奴はぜってぇ許さねぇ…!!!!ましてや…スミレの大事な先輩を巻き込んで軽い実験だぁ?ふざけてんじゃねぇぞ…!!!!あんたにとっては実験台だとしても…スミレや他の奴等にとっては大切な存在なんだ!!!!それをあんたが…特異点以上に腐ったあんたが命を弄んでんじゃねぇ!!!!!!!!!!」
スミレ「智也…さん…」
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