長 2019-04-02 21:54:52 |
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【はじめに】
似非大江戸を題材とした街を舞台に、妖達や人間が楽しく暮らしている姿を描いていきたい! という思いだけでトピックの作成に至りました。そんな見切り発車なトピックですが、よろしければお付き合いください。
【当トピックの傾向】
ゆったり進行。置きレス、亀レス歓迎。レス頻度は即日から一ヶ月程度を想定。ロルの長さは中程度(百字以上)から。ドッペル、終止ロル、心情ロル可。/ 確定ロル不可。セイチャット規約に反することは厳禁。日本語の正誤には寛容に。
【世界観】
【人間と妖】妖と人間の世界は分断されているが、ごく稀に神隠しに遭った人間がこちら側に迷い込む。そのことから、様々な種族が住まう妖の街には、時折人間の姿が見られる。人間にとって妖は空想上の生き物だが、妖にとっての人間はそう珍しいものでもない。
それではここで、街の雰囲気を少しだけ紹介いたします。ロルを回す際は、下記以外の場面でも一向に構いません。街の雰囲気を掴む為の参考までにご覧ください。
【街の主な名所】
【大通り】様々な露店が立ち並び、人で賑わう一本道の大通り。串焼きから飴玉、陶器、簪、骨董品など多様な大道店が軒を連ねている。夜間は通り一帯に吊り下げられた提灯の灯りがともり、昼間とはまた違った雰囲気を見せる。また、道沿いに川があり、六文払えばカラス頭の船頭が小舟を漕いでくれる。
【桜の大木】街の中心に根差す、それは大きな桜の木。桜の花は不思議なことに年がら年中咲き誇り、街の伝承ではなんでも神様が宿っているからだといわれている。およそ三千年前、街はこの大木を中心につくられた。大木が一体どれ程の時間を生きているのかは定かでない。近くの甘味処では、ここの桜の花を使った桜餅が縁起物として売られている。
【酒場】飯が美味いことで有名な大衆酒場。お品書きの種類が豊富。安直な酒から銘酒まで幅広く取り揃う。店内には食台の周りに座布団を敷いた六人席が幾つか。書き入れ時には見知らぬ人と相席になることも珍しくない。鯛飯が名物。
【茶屋】小ぢんまりとした老舗の茶屋。花柄の赤い着物を着た、可愛らしい雀の看板娘が給仕してくれる。店内と軒先に席があり、のんびりとした雰囲気が味わえる。売れ筋はみたらし団子。
【呉服屋】猫又の呉服商が営むこの街一番の呉服屋。数寄を凝らした大層な外観で、店の歴史は浅いが上等な美しい織物が取り揃う。金に糸目を付けなければ、それは素晴らしい織物が手に入ること間違いなしの高級店。
【賭博場】丁半賭博場。悶着は御法度。博打に通ずる者達の間では、伎楽面の壺振りはイカサマ師だと専らの噂。店の奥には屈強な鬼の用心棒が控えている。
【寺子屋】奥まった細道の先にある、知る人ぞ知る小さな寺子屋。寺には幼い子供達を集めては読み書きを教える、心優しい人間の和尚が住んでいる。庭先には赤い松の木と、人間の背丈程度の大きさの鯉が住む池がある。特異なのはお祓いの効力で、和尚が言うには鯉が穢を食べるのだという。
上記に登場する人物は、NPCとして自由に扱って頂いて構いません。また、上記に出てきた人物としての参加も可能です。上記に無い細かな設定につきましては、皆様で随時補完して頂いて差し支えありませんので、より精細な情景描写をされたい方はそのようにお願いいたします。
参加申請の際は、pfとロルテストをお願いいたします。
【 pf テンプレ】
名前 (読み仮名も一緒にご記入ください。日本名を推しますが、設定次第では他も可能です。)
種族 (人間か妖。混血や、他の方との種族被りなども可能です。人間は街では稀な存在ですので、人間の募集は一人から三人程度までに制限します。)
性格 (節度さえ守って頂ければ、個性的な性格も大歓迎です。)
容姿 (人型を離れた人外じみた外見も可能です。)
備考 (ここは空欄でも構いません。)
【関係性】
初回ロルを回す際の相互関係につきましては、初対面や顔見知り、もしくは知り合いくらいの間柄を想定しています。キャラ同士の関連性や、それぞれのキャラクター性に準拠した関係から始めて頂ければと考えております。
【注意事項】
全体の雰囲気はほのぼのを予定しております。惚れた腫れたの云々かんぬんよりか、住民同士の交流を中心としたストーリー重視です。関係性の積み重ねを無くして、初めから恋愛を目的とする方の参加は、当トピックの性質上お勧めできません。勝手を申しますが、何卒ご容赦ください。
また、以上の説明文をご覧いただけたことが見受けられない方、この街の雰囲気にそぐわない方に関しましては、せっかく参加の申請を頂いても、勝手ながら私の独断でお断りする場合がございます。選り好みするようで大変申し訳ありませんが、予めご了承ください。
名前 / 九郎 くろう
種族 / 九尾狐
性格 / 仮面を被ったかのような胡散臭い笑み、慇懃無礼な言葉遣いと、まるで下等の商人の如き有り様であるが、その生業は歌って踊れる股旅芸者。常に三味線を持ち歩き、興さえ乗ればいつでもどこでも弾き唄う。腕は確かであるが、金にがめつく客に対して法外な料金を請求する。狐の癖に嘘がド下手くそで、?を吐けば大抵の者には看破される。相当な酒好きであり、夜毎誰かしらを酒飲みに誘おうと手当たり次第に声を掛けては、夜な夜な清酒を飲んだくれる。酒癖が悪く、酔いが回るとタチが悪い。
容姿 / 面長な輪郭と細長い目元の狐顔。黒々とした色の瞳。釣り上がった目尻に紅をさしている。ゆったりと伸びたくすんだ金髪は、真っ赤な紐を用いてうなじあたりで一纏めに。古ぼけた薄藍色の長着と、褪せた茜色の帯をゆるく着付け、足下にはからからと鳴る下駄を履く。ぴょこんと頭に生える狐耳、尻の上辺りからは九つの狐の尻尾が伸びている。背丈が大きく肩幅も相応にあり、腕っ節にそこそこの自信がある程には体格がいい。三つに解体した三味線と撥を厚手の布で包み、背負い持ち歩いている。
備考 / 長屋暮らし。所有の蔵には清酒をたんまりと溜め込んでいる。追いかけっこや隠れんぼが大の得意。
あいや、そこの旦那。景気付けに一曲如何でしょう? 今ならなんと、たったの千両で御座います!
(往来が激しい賑やかな大通りの一角。露店が軒を連ねている中で、地べたに広げた薄っぺらな赤い敷物の上に、どかりと胡座をかいた体勢で三味線を抱えていて。狸に天狗、達磨に白狐にろくろ首と、多種多様な妖が目の前を行き交う中、目を留めたのは身なりのいい大男。にこにこと殊更めいた笑みを湛え、通りのいい声音で男に客引きを。しかしそれにも釣れなく去って行った男の後ろ姿に、いじけた様に口を尖らせて。この音色を聴いていかぬとは、和の心を解せない輩もいるものだと、嘆かわしいと言わんばかりに大袈裟な溜息を吐き。しかしそこは客商売、そこ行く奴等に此処は一つ一曲弾いて差し上げようと、尊大な心掛けで胡座組む足を解いて正座し。三味線を構え、右手には撥を持ち、それからしゃんと背筋を伸ばして姿勢を整えると、弦を撥で弾き。テン、テテン、と道行く人々の喧騒の中、小気味よく三味線の音色を響かせて。)
( / ここまでご覧いただき、誠にありがとうございます! 好き放題に書き付けましたので、我ながら説明がわかりにくい箇所があるかと存じます。ご質問などありましたら、どうぞ気軽にお申し付けください。それから空白の使い方が下手くそで読みにくいですね、申し訳ありません! 精進して参ります。それでは以上を以って、レス解禁いたします! )
( / 初めまして。何とも妖しく美しい世界観に惹かれ、レス解禁お待ちしておりました…!烏滸がましいことは承知の上、宜しければ主様がご提示されていた呉服商の猫又にて参加希望をさせて頂きたく存じます。それにあたり、keepなどの受け付けはしていらっしゃいますでしょうか?もし可能であればお願いしたく、貴重なスペース失礼致しました。 )
>4様
( / 参加のお申し出いただき、ありがとうございます。僭越ながら参加の可否は、pfとロルテストで判断いたしますので、それらの提出をよろしくお願いいたします。)
>5様
( / 嬉しいお言葉をありがとうございます! むしろ猫又を貰っていただけるということで、小躍りしております。猫又の呉服商のkeep、承りました。keep期間は三週間とさせていただきますが、それ以上の期間が必要でしたら、どうぞお申し付けください。それでは、心よりお待ちしております! )
唐草(からくさ)
化け狸
性格/真面目で口数が少ない。古風な考えや見方を持っており少々古臭いことを言ったり西洋妖怪をよく思っていなかったりと頭が硬い性格だが肝心なところで抜けていたり冗談のつもりで言った訳ではないのに周りから笑いを買ったりと意外と素で天然なところがある。本人は「…なんだ?何が面白い?」となっていることが多い。いつも怒っているような顔をしているが単にシャイでニコニコしたり話に加わったりするのが苦手なだけであり根は優しいただの人見知り。大通りにある露店を父から受け継いで営んでおり「狸の化けせんべい」を売っている。 せんべいは葉っぱの形をしており、狸は頭に葉っぱを乗せて化けるというのが一般的な見てくれとしては有名であるためそれをおもしろおかしくした商品である。子供が好きで寺子屋で余ったせんべいを配りに行ったりもするため子供らからは「狸おせんべいのお兄ちゃん」と呼ばれている。満更でもなさそうだ。
容姿/黒いジト目の瞳に下まぶたの目尻が焦げ茶色を帯びている。目つきがあまりよろしくない。眉毛や睫毛がしっかりとしており、せんべいを買いに来た若い雌猫らに「狸のくせにバサバサの長いまつげで誰を誘惑しようってんだい??」とからかわれたことがありコンプレックスを抱えている。体は鍛えられており引き締まった腕にしっかりとした胸板をもっている。黒髪の短髪で頭部からは茶色くてふわふわの丸い耳が2つ。後ろからこれまたぽってりとしたフォルムのふわふわとした縞模様の尻尾が生えているが、もふもふされると怒る。店の名前が入った深緑の甚兵衛を着ており昔ながらの下駄を履いている。
備考/役所で見回り役としても働いており、おばけ提灯を片手に夜中に街を見回ったりもする。盗人や揉め事は強い妖怪に化けて追い払ったりという仕事内容。
ん、化けせんべい塩味8枚。…毎度あり。
( 自分が小さい頃から店に顔を出すぬらりひょんの常連客にいつも焼いている物を手渡した。木製の建てつけに少し古臭い字体で店名が書かれた旗がかかっている。その小さな囲いの内側で網にのせられてこんがりと焼ける塩味としょうゆ味のせんべいは、大通りにゆらゆらとその香ばしい香りを漂わせている。その香りにつられて此方を眺める人々を横目に感じてはいたが自分の愛想笑いの苦手さのせいか新規客はなかなか掴めない。「せっかく俺に似て色男なんだからもう少し愛想よくできればなあ!」と冗談も交えて父に言われているのだが、なかなかそう上手くも行かない。父が歳で自分が継がなくてはいけないとは言えあまり接客は得意じゃないなと少し落ち込んでいたところ、寺子屋でいつも会う子供が「あっおにーちゃん!」と遠くから手を振ってくるのが見え自然と頬が緩み、照れ臭そうにひらひらっと控えめに手を振り返して)
(/はじめまして、遊鳥(ゆとり)と申します。普段MLメインで也をしているのですが異世界設定が好きで、こちらのスレッドにとても惹かれました…!参加の可否判断、お手数かとは思われますが、何卒よろしくお願い致します)
>7様
( / はじめまして。この度は参加のお申し出いただき、ありがとうございます。参加のお申し出、承りました。焼きたてのお煎餅が食べられる露店、素晴らしいですね! つきましてはご相談がございまして、愚息との面識の有無についてですが、私めの愚息が何度か息子様のお煎餅を買いに訪れたことがある、ということでもよろしいでしょうか? 他にご希望がございましたら、遠慮なく仰ってください。早速で恐れ入りますが、ご回答の程よろしくお願いいたします! )
>8様
( / 雀の看板娘のkeep、承りました。keep期間は三週間といたしますが、それ以上の期間が必要でしたら、どうぞ遠慮なくお申し付けください。それから、前記のpfテンプレの欄に性別を記載しておりませんが、この度は看板娘の雀でご参加いただけるということで、pf提出の際は性別のご記入もお願いいたします。それでは、可愛らしい雀ちゃんを心よりお待ちしております! )
>9 主様
(/参加の承諾、ありがとうございます!関係性でのお話ですがその設定でこちらに異論はございません。主様の素敵な狐さんと交流ができるのを楽しみにしています、綺麗な言い回しや難しい語彙は得意ではありませんが、この素敵な世界観が変わらぬよう楽しませていただけたら、と思いますので今後よろしくお願い致します!)
(/初めまして。人や妖がのんびり楽しく交流しているのを容易に想像できるような素敵な世界観に惹かれて参りました…!骨董品店の店主で参加希望させて頂きたいのですが一つ相談がございまして、副業という形で人探し等の探偵業も行っている、という設定を追加しても大丈夫でしょうか?)
>10様
( / お返事いただきありがとうございます! 言葉遣いに関しては、こちらも未だ勉強中の身でございます。しかしながら息子様は十二分に素敵ですので、その辺りのことはあまり気を配らずに楽しんでいただければ幸いです! それでは後々に、先に提示いただいたロルに絡ませていただこうと思いますが、前記の通りのんびり進行ですので、どうか気長にお待ちいただければと存じます。これからどうぞよろしくお願いいたします! / 以上の文は返信不要です。)
>11様
( / 嬉しいお言葉をありがとうございます! 前記にありますご案内は、街のほんの一部分のものですので、前記以外の設定も任意に練っていただいて構いません。むしろ設定を付加していただけると世界観に厚みを持たせられるので、新たな設定もじゃんじゃん盛っていただけると喜びます。是非とも皆様と、楽しい世界観をつくり出していければ幸いに存じます。それでは素敵な店主および探偵さんを、心よりお待ちしております! )
(/夜分に失礼致します。賭博場の鬼の用心棒で参加希望なのですが、別のトピでもう動かすことのなくなってしまったCのpfを手直しして再利用というのは可能でしょうか。お返事、ゆるりとお待ちしております。)
>13様
( / 参加のお申し出、ありがとうございます。率直に申し上げますと、別のトピックからのキャラの応用は想定しておらず、このトピックの為に一から作成していただきたいというのが本音です。しかし折角作成したキャラの使う機会が無いというのも、寂しいことかと存じます。その旨を考慮した結果、キャラの内容によりけりかと考えました。そこで、もしよろしければ、ひとまずpfを拝見してから判断させていただくという形は如何でしょうか? せっかく参加をご希望してくださる方にひとまず、と申すのは失礼かと存じますが、ご検討くだされば幸いです。)
(/人外ながらもゆるりとした雰囲気に誘われ、是非狛犬として参加させていただきたいのですが、桜の大木の守人という設定で働かせても大丈夫でしょうか?)
>唐草
(店を冷やかしながら大通りを彷徨っていれば、立ち込める食欲を誘う香ばしい香り。すん、とはしたなく鼻を鳴らし、その香りを堪能して。覚えがある香りの発生源に目を向ければ、相変わらず無愛想な顔でお煎餅を焼く狸の姿。お煎餅の香りにすっかり釣られ、道行く人々とすれ違いながら、いそいそと彼の露店へと足を向けて。すると遠くから、子供が手を振りながら彼に声を掛けるのが見えた。そして、それに柔らかな笑みで応える彼の姿に、思いがけず珍しいものを見た、と片眉をひょいと上げ。その笑みを接客にも活かせばいいだろうに、なんてお節介な考えが頭に浮かび。しかし子供相手以外にはあまり見せない笑みなのだろうと、そのことを少し残念に思いながら、すす、と店の真ん前まで立ち寄って。そこでふと、ちょっとした悪戯心が頭を擡げ。にんまりと笑みを浮かべ、手習いの子供達がよく口にする呼称を、揶揄いを多分に含んだ声音で呼び掛けて。)
こんにちは、狸お煎餅のお兄ちゃん。醤油のお煎餅と塩のお煎餅、それぞれ五枚くださいな!
( / 息子様に絡ませていただきました! ロルを拝見した時から、息子様の焼きたてお煎餅が食べた過ぎて、思わずお煎餅を食べながら執筆いたしました。子供達に慕われているお優しい息子様と絡めて、幸甚でございます! それでは、とんだ蛇足話を失礼いたしました。改めて、どうぞよろしくお願いいたします! )
>15様
( / 参加のお申し出、ありがとうございます。特殊な設定でない限り、おおよその設定につきましては、私めの事前承諾は不要でございます。私には思いつかない、皆様独自のキャラを楽しみにしておりますので、是非お好きなように設定を練っていただきたく存じます。それでは、ご参加お待ちしております! )
>all
( / ただいま、参加者募集中でございます。 一ページ目に記載した設定の他に、思い付いた案をここに少しだけ載せておきます。人物案では、陶工、薬師、絵師、大工、和傘屋、物書き、役者。 施設案では、料亭、温泉、宿屋、芝居小屋。博徒や道楽者のような設定も歓迎しております。記載された設定は、あくまでご参考にしていただく為のものですので、それ以外の新しい設定も大歓迎です。皆様のご参加、心よりお待ちしております! )
>九郎
( 子供というのはとても愛らしい。兄弟がおらず一人息子の自分は弟や妹という存在に昔から大層憧れていたものだ。最初は親の店も言葉を交わさないで済む農業をしたいと思っていたものだが今はこの仕事についたことでこうやって寺子屋の子等と関わることができるのだ。自然と出た笑み、故に自分が意識的に微笑んでいるわけではないため表情の綻びに自分で気づかないまま手を振りながらかえっていく子供を見送った。途端に子供の声ではない声に 狸お煎餅のお兄ちゃん と呼ばれ、驚いてビクッと小さく肩を跳ねさせた。「わ、」と小さく声を漏らしてから其方を見れば度々この店に立ち寄る胡散臭いが陽気そうな九尾の男を視界に捉えた。すこし燻んだなんも言えない綺麗な金の髪がサラサラと風を受けて靡き、琥珀石のように日の光を反射して眩しい。引き上がった眦の朱をムッとした表情で僅かに睨めば )
揶揄うのはよしてくれ
子供等が勝手に呼んでる柄でもねえ愛称だ
( そう無愛想に言った後「塩5枚、醤油五枚で10文だ。お代はそこに。」と言って受付棚に置いてある丸くて口の小さいガラス瓶を指差し、先に焼きあがった煎餅を紙袋に入れ)
(/素敵なロルのお返し、ありがとうございます。お煎餅を食べながらですか!なんともそれは…羨ましい!!主様の家のお煎餅が全てなくなるくらい美味しい描写のロルを回せるように唐草共々腕を磨いておきます笑、すこし怪しくも陽気で掴みどころのない素敵な息子様との今後の展開が楽しみです、此方こそ至らぬ点もございますが何卒宜しくお願い致します!)
名前 / 羽墨(はすみ)
種族 / 八咫烏
性格 / 落ち着きがあり何処となく飄々とした佇まいだが、根は義理堅く飾らない性格。職業柄色々な所へ赴くため初対面の相手でも気兼ねなく話せるものの、広く浅い付き合いがほとんど。自ら目利きをして選んだ骨董品に対して強いこだわりがあり、いけすかない相手にはどれだけ金を積まれても商品を売り渡さないという偏屈店主。逆に、気に入った客には破格の値段で売り渡す気まぐれさも。モノを見通す能力に長けた一族の生まれでもあり、人や物に対する審美眼や洞察力は中々のもの。偽物は商品を見ずとも売り手の人相で粗方分かるという。
容姿 / 背は高いが若干痩せ型で全体的に肉が付きにくく、少々骨ばった印象。烏の濡れ羽色のつややかな黒髪を腰まで伸ばしている。瞳は暗めの紫色でつり目がちな奥二重。笑うと目尻に僅かな皺ができる。濃紺の着流しに藍鼠色の帯、草履を履いて出歩くことが多い。帯には珍しい装飾が施された煙管入れを挟み、その中に愛用の古びた煙管を仕舞っている。容姿を人間の年齢で表現すれば三十代前後といったところ。涼しげな目元、薄い唇、飄々とした話し方などから下手をすると軽薄な印象を持たれてしまうことも。大抵は何かと都合が良いので人の姿で生活しているが、三つ足を持った烏の姿へと自由に変化できる。変化時でも言葉を理解し話すことが可能だが、振る舞いは鳥類寄りになってしまい格好がつかない為、綺麗な女性の前ではできれば避けたいらしい。
備考 / 代々続く骨董品店の店主。祖父や父が店を営んでいた頃を知る昔馴染みの客や高齢の客が多く、いい歳になっても「若」「坊ちゃん」などと言われることが最近のちょっとした悩みだとか。普段は店を営んでいるが、探し人・失せ物探しなどの探偵業も副業でひっそりと行っている。骨董品の代金および探偵業の報酬は交渉次第であり、金銭のみとは限らない。酒の強さは並程度で適量を守って楽しみ、酒席には好んで参加する方。酒場の鯛飯がお気に入りで、探偵業の情報収集も兼ねて酒場によく足を運んでおり、店主とは顔馴染み。
ロルテスト /
(骨董品店の奥にある、常連の喋り場になりつつある小さな座敷にて煙管を片手に寛いでいれば、ふいにそろりと入ってきた来客を寛いだまま目で追って「いらっしゃい」と一言。一見そっけなくも見えるが、客が品物と向き合う時間の邪魔をしないというのが彼なりの仕事に対する流儀。展示してある少々奇妙な絵画の前をおっかなびっくりといった様子で横切りつつも、様々な骨董品をきょろきょろと好奇心ありげに眺める客の姿を静かに見守るのみ。やがて気に入った商品を見つけたのかそれを手に取るが、しきりに展示物の下に敷かれた布の上を見渡したり手中の商品を裏返したりと、どうやら金額が何処かに書かれていないか探しているようだ。ならばそろそろ助け舟を出すべきかと判断するや、ゆらりとした紫煙の流れを愉しむかのようにふう、と長めの息を吐いたのち煙管を置いて緩慢な動作で腰を上げ、薄い唇に僅かな弧を描きつつようやく口を開き)
よっ、と…。お客さん、あんま見ない顔だがこの店は初めてかい?値段が書いてねぇから驚くのも分かるが、まぁそう緊張しなさんな。うちの店の物はすべて要交渉で、手に入れられるかどうかはアンタ次第ってところかね。
(/>11の匿名です。まずは主様、設定追加に関して丁寧かつ温かなお答えを頂きまして有難うございます!お言葉に甘えて自由に作成させて頂いたため、不備が多々あるのではないかという不安もありつつ…。お手数をお掛けしますが、pfおよびロルの確認をお願い致します。訂正箇所やご質問などございましたら遠慮なく仰ってくださいませ。)
名前 麻丸(あさまる)
種族 狛犬
性格 好奇心旺盛なお節介焼きお兄やん。更に慌てん坊で何かにつけていつもバタバタと街の中や桜の大木の下にある境内を忙しなく走り回るのが日課になりつつある。小さい子供や加護欲を抱かせるものに弱いため、迷子を見つけると放っておけずそんな時には任せろ、といの一番に駆けつけるが本当に役立っているかは謎。妖や人間に対しフレンドリーで人懐こいが、ごく稀にいるかいないか、神さまや桜の大木に無礼を働く者には敵意を表すのだとか。
容姿 しっかりと鍛えられたしなやかな筋肉は、小麦色に焼け健康的なイメージを持たせ、パッチリとしたツリ目気味の緑色の瞳と真黒な短髪によく合うように見える。大事なお祭りの日以外は黒と緑を基調とした袴姿で、よくたすき掛けをしており、足元の下駄と合わせて動きやすさ重視だと分かる。頭と腰には黒色のピンと張った耳とクルリと回った尻尾が生えており、首元につけている鈴のついた首紐を解くと本来の姿である全長5メートル程の黒い毛並みの化け犬へと変化する。
備考 桜の大木の根元に半ば埋もれるようにして存在する社の狛犬。もう1匹の狛犬と2匹で管理しているが、神主はいつも姿が見えず、存在しているかも謎。ただ不思議と桜をあしらったお札やお守りが朝になると桜の根元に置いてあり、それを売ったり、簡単なお祓いをしたりして金銭を工面している。元は「阿」と言う名の化け犬で、大きさと粗暴さ故に周囲に溶け込めなかったが、ある日桜の大木の元で眠った時に夢の中で誰かに「麻丸」の名と人に近い姿を貸すかわりに狛犬として働くように言われ、目が醒めると今の姿になっていたという。本人はそれを桜の大木の神さまだ、と信じており毎日楽しそうに過ごしている。
おう、誰かと思えば座敷童子のチビちゃんか!今日はどうしたんだい?(小春日和の境内は、いつも見事に咲き誇る桜のおかげで枯葉は落ちないが、代わりに花弁がこれ見よがしと降ってくる。黙って見るぶんには風情があって最高の景色だが、掃除する側としてはなかなか骨の折れる作業。珍しく大人しくざりざりと砂利と桜の花弁を竹の箒で掃いていると、視界に入ったのは鳥居をくぐった小さな童。顔見知りの登場に、すでに飽きかけていた掃除を一旦休んで側に歩みよると、どうやら恋仲のことについてだろうか、おみくじが引きたいのだと少し恥ずかしげに告げる幼子にお節介心が顔を出す。「よし!任せときな!どんな結果だろうと俺は応援するぞ!」決して小さくない声で己の胸をどんと叩き、掃除そっちのけでおみくじ売り場まで案内を始めて。「いいよ代金なんて!好きなだけ引いてきな!」などと言われた当の座敷童子は少し困ったような顔をするがお節介焼きは気付かずに他のおみくじの箱も出してきて。)
(/>>15で質問をさせていただいた者です!ご返答ありがとうございました!特殊になりすぎないように気を付けたつもりですが、何か不備等ございましたらご指摘お願いします!)
>唐草
まあ、そう仰らずに。可愛らしゅうて結構じゃありませんか。ワタクシなんぞ、子供に好かれるような質ではございませんのでね。こうも慕われていますとは、全く羨ましい限りでございますとも。
(咎めの言葉にも、馬の耳に風とばかりの面構えでそう宣い。子供達から呼ばれるその愛称を、彼がそう悪く思っていないのは既知のこと。それは先程見かけた子供との取交から見ても然もあらん、と訳知り顔で含み笑い。とはいえ、大の男がその愛称を呼ぶに当たっては、我ながら薄ら寒さを覚えたものだが、それはさて置き。懐から出した調度袋の中から代金を取り出し、それを先程指し示されたガラス瓶の中にチャリ、と落として。露店の間近まで来たことで一層香る芳しい香りと、こんがりといい色味に焼かれたお煎餅を前に、既に食い気が大いに刺激されていた。そのお味が待ち遠しく、葉っぱを模ったお煎餅を紙袋に収めていく彼の様を、小昼時の子供のような面持ちで眺めており。)
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