匿名さん 2019-02-26 23:38:07 |
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んっ…ぁ、( 年下からの"可愛い"に果たして素直に喜んでも良いのか否か、複雑そうに顔顰めるも頬にキス受けてはあっさりと心の内で悶々としていたものが消え去ったため己の単純な思考に不甲斐なさを感じ。全ての留め具が外され露わになった肌をなぞる感触はとてもむず痒く、触れられる度に吐息漏らしては逃げるように体捩らせ )
…すごいぞくぞくする…。
(己の下で素肌を晒した華奢な体を捩らせる姿を目の当たりにすれば否が応でも劣情が煽られ、瞳の奥に確かな欲を湛えて目元を蕩けさせ。両手で端整な曲線を描く腰の輪郭をなぞりながら殆ど無意識の呟きを落とすと、再び体を重ね合わせるように上体を倒してリップ音を響かせながら唇を食み)
( いくら恋人と言えど素肌を晒すのはやはり恥ずかしいもので、そのうえ鍛えられ程よく引き締まった相手の体が目に入れば否が応でも自身の貧相な体型と比べてしまい余計に羞恥を覚え。直に肌をなぞられる感触は服の上からのものとまた異なり、一段と心地の良い刺激が走れば頬を赤らめつつ嬌声を漏らし。重なりあって触れた人肌の温かさに顔綻ばせ、口付け受けながら片手で彼の頬包み込むと愛おしさ感じる手つきでそっと撫で )
…ちょっと寒いよな。
(掌に吸い付くような心地良い弾力のある柔肌を堪能しつつも唇を重ね、その上少しひんやりとした指先に優しく触れられるのは紛う事無く至福の時間。深くも一方的に求めすぎてしまわぬよう理性を働かせながらの口付けを交わす最中、体の奥は熱いまま冷めやらぬ熱を抱える一方相手の肌が徐々に温度を失っていくのを感じていて。まだ寒い初春の朝に素肌を晒して居れば寒気がするのも当然の事、徐に唇を離すと眉を下げて苦笑しながらぽつ、と囁き。布団を手繰り寄せて互いの体を覆うと、それまで胸元や腹を撫でていた手を腰から下へと滑らせ「良い?」そう短く問い掛け)
大丈夫、ありがとう。
( 手触りの良い滑らかな肌を掌いっぱいに感じながら親指の腹で目元を撫でる。恐らく彼なりに制御をかけているのであろう控えめな口付けがまた可愛らしく、自然と口角も上がり表情は緩まって。次第に視界閉ざされ暫し彼へと身を委ねているもふと唇に柔らかな感触が無くなったのに気がつき再び瞼を開く。と同時に布団によって体が覆われたことにより長らく晒されていた素肌は隠され、小さく聞こえた彼の呟きとその行動から自分に気を遣ってくれたのだろうと推測しては温かさ戻りつつある身を縮め問いかけに応えるよう頷き )
(温かな布団の中、相手が頷くのを視界に捉えるとゆるりと口角を上げ、瞳を欲で濡らしながら再び体を重ね合わせて。素肌同士が触れ合うだけで少しずつ思考が溶けていくような倦怠と身を焦がす劣情に苛まれながら、再び唇を触れ合わせたのを合図に細い身体のより奥深い場所へと手を伸ばし。そっと触れられていたのも初めのみ、色香に濡れて乱れる様を双眸に映す程思考ごと理性は崩れ、思うまま相手を求めている内に気付けば日も傾き出し。未だ微かに汗ばむ体をくたりと横たえ、腕の中には相手の体を抱いたまま眠るでも無く瞼を伏せていたが、ふと目を開け視線をベッドサイドの置時計に向け何気なく時間を確認し)
あ、ごめん。一個前のロル、もう昼なのに朝って書いちまってた…。訂正しといて。こっちは蹴ってくれて構わないから。
──…冬樹、
( 意識が戻った頃には鳴り止まないでいた鼓動も大分ましになっており、安心感のある彼の腕に抱かれながら尚もやや赤く染った頬に残る熱を確認するよう手の甲で抑え先程までの甘く濃密な時間を計らずも思い出し。今までに感じたことの無い快楽は己の容量を大幅に超えるものであり意識があやふやとなるのも無理はなく、いつしかその波に溺れて自我を失う程一心不乱に相手へ縋り善がっていたことだけは曖昧な記憶の中で唯一鮮明に覚えており。いくら悦楽に浸っていたとしても情けなくみっともない醜態を晒したことに今更後悔の念に駆られながら恐る恐る顔を上げると時刻を気にする姿が目に入り。思わずぽつりと相手の名を呼べば少しの沈黙を挟んだ後に「…お腹空いたでしょ、ご飯作る?」と尋ねて )
…ん、なに?
(ふと腕の中から控えめな呼び声が聞こえると微笑んでそこへ視線を落とし、乱れた柔らかい相手の黒髪を手櫛で撫で付けながら問い掛け。束の間の無言の後の言葉に「あ、忘れてた」なんて笑いながら零すと、未だに1日何も食べていない事を今更思い出し空腹を自覚し始め。しかし己よりも体の負担を強いていたであろう彼にこの倦怠感の中で料理をさせる気にもならず、腰に腕を回してしっかりと抱き込んでは額に唇を触れさせ「その前に風呂入ろ。俺沸かしてくるから」そう囁いては相手の意思を確認すべく視線を合わせ)
ん、わかった。
( 髪を撫でる温かな手の動きからは優しさが感じられ、それにそっと自身の手を添えては甘えるように頬を擦り寄せ戯れつき。手を重ねたまま輪郭に沿って下降させると掌へ唇を落とし満足げに微笑み、続いて彼の放った一言により更に口角を上げてはくすくすと肩を揺らして。夕飯の前に入浴を勧めるところや彼が行動しようとしてくれているところなど言葉の端々に自分への心遣いが見られると、お返しに此方からも額へ口付けしてから視線交えさせ頷き )
聖さん可愛い…。
(思考が吹き飛ぶ程の濃厚な触れ合いの後の愛らしく戯れる仕草には胸の奥が締め付けられるように疼き、つい微かに眉根を寄せると掌に柔らかな感触を受けた途端何やら感情を抑え込んだような声色で呟き。不可抗力的にまだ触れ合っていたい衝動に駆られるが、額への口付けに送り出されるままそっと布団を抜け出し。それまで身に纏っていた衣服に薄手の上着を羽織り振り返れば、再度軽いリップ音と共に唇を重ねて「待ってて」と囁き寝室を後にして)
( 少しその場を離れるだけというのにそれまで相手の存在を身近に感じていた為か、布団から出る後ろ姿に名残惜しそうな視線送れば空いた空間へ手を伸ばし。再び視界に彼の姿捉えたかと思うと口付けを受け、囁きへ了承の返事をする代わりに頷いてみせると寝室を去ったことを確認してから徐に状態を起こし広く感じるベッドの上で一人静かに帰りを待ち )
( 少しその場を離れるだけというのにそれまで相手の存在を身近に感じていた為か、布団から出る後ろ姿に名残惜しそうな視線送れば空いた空間へ手を伸ばし。再び視界に彼の姿捉えたかと思うと口付けを受け、囁きへ了承の返事をする代わりに頷いてみせると寝室を去ったことを確認してから徐に状態を起こし広く感じるベッドの上で一人静かに帰りを待ち )
(浴室へ向かい軽く浴槽を流してから風呂を沸かし始め、リビングへ戻ると暖房の電源を入れ。そのまま寝室に戻ろうかと足を向けた時、ふと別の考えが過りキッチンへ方向転換すればヤカンに水を入れて火にかけ。相手は寝室の布団の中で温まっているに違いない、ともすれば微睡んでいるかもしれないと思考を巡らせながら二つのマグカップを取り出すと、そこへドリップバッグをセットしゆっくりと湯を注ぎ始め)
(浴室へ向かい軽く浴槽を流してから風呂を沸かし始め、リビングへ戻ると暖房の電源を入れ。そのまま寝室に戻ろうかと足を向けた時、ふと別の考えが過りキッチンへ方向転換すればヤカンに水を入れて火にかけ。相手は寝室の布団の中で温まっているに違いない、ともすれば微睡んでいるかもしれないと思考を巡らせながら二つのマグカップを取り出すと、そこへドリップバッグをセットしゆっくりと湯を注ぎ始め)
( 浴槽を掃除していたとしても風呂を沸かすには些か時間がかかり過ぎている、待てども来る気配の無い寝室の出入口を不安げに見遣りながらベッドを出る決意をすると近くに放られていた毛布を肩にかけ扉の取っ手を回し。微かに音のする方へ足を進めればそこにはキッチンに立つ相手の姿があり、静かに背後へまわると腰に手をまわして「何してるの?」と手元覗き込みながら問い )
…コーヒー淹れてる。聖さんも飲むだろ?
(ぼんやりとした意識が手元へ一心に注がれ扉が開け閉てされる微かな音に気付かぬままで居たが、ふと腰に柔らかく絡み付かれる感触があると漸く相手の存在に気が付き。相手の行動が予想とかけ離れていた事を些か意外に感じるも気持ちはふわりと熱を帯び、思わず口元を綻ばせながら答えると問い掛けを付け足し)
( 手元の動きと問いへの答えから行動の意図を理解すれば嬉しそうに口元緩ませ小さく肯定の返事を。その後ゆっくり乗り出していた身を戻し甘えるように相手の背へぴたりと寄り添うと快い湯が注がれる音に耳を傾けながら瞼を閉じて。その瞼の裏には今日一日の恋人との出来事を浮かばせひとり相好を崩し、鼻をかすめるコーヒーの香りを堪能しつつ改めてまわしていた腕を組み直すと先程より僅かばかり力を入れて抱き締めて )
…いつもより甘えん坊だな。
(小さな返答を背中に受けて浮かべた笑みに噛み締めた幸せを滲ませながら、湯を注ぐ傍ら空いている片手で体の前に回る相手の腕を撫で。背へ寄り添い身動ぎする恋人の温かさに緩んだ表情を引き締める事ができず、囁くように言葉を掛けつつ自分の物よりも冷たい腕の上を這った指先は相手の細い指へと絡め「待っててって言ったのに、寂しかった?聖さん」そう問い掛けては湯を注ぎ終えたヤカンをコンロへ戻しコーヒーを蒸らして)
そうかな、……偶にはね。
( 心強い彼の背に頬を寄せて凭れながら絡み合う指を解いては絡ませ弄び、普段の彼への接し方と異なることを自覚しつつも態とらしい返しをしては少し間を置いてから小さく呟き。図星をつく質問に思わず目を開けると下唇を軽く噛み都合の悪そうな表情浮かべ、背後にいる限り見られることはないにも関わらずそれを隠すように額を強く背へ押し付ければ「そんなことないよ」と否定し )
頻繁にでも良いのに。
(手遊びする相手の指先の滑らかな感触を楽しみながら好きにさせている傍ら、程良い加減でドリップバッグを片手で外し。薫り立つコーヒーの匂いに目を細めながら、控えめな声量での返答には小さな笑みを含んだ声で冗談に留まらない願望染みた言葉を返して。背後から聞こえる言葉は否定でありながらも背中に感じる身動ぎの気配にはその心境も察する事ができてしまい、絡み合っていた指を解くと相手の腕の中でくるりと振り返り。両手で頬を包むようにして此方を向かせれば額に口付けを落とし「ごめん、寂しい思いさせて」等と一方的な謝罪を告げ)
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