小説家 2018-10-24 19:26:17 |
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(/この度は、お相手に決めて頂きありがとうございます……!個人的に需要がありすぎるくらい素敵な募集でしたので、他にも希望者様がいらっしゃるかとそわそわしておりました。
さて、こちらが提供する使用人の女性についてですが、あちらに書かれていたもの以外に何か希望、もしくはこれは避けて欲しいというものはあるでしょうか。年齢は25あたりを想定していましたが、そちらも上下希望がありましたらお聞かせ下さい!)
(/ご移動ありがとうございます、そう言って頂けて嬉しい限りです。あちらで返していただいたロルの時点で個人的にとても好みでしたので、お相手いただけて有難いです。これから宜しくお願い致します。
こちらからの要望としては向こうに記載した、小説家の嫌味や我儘にも耐えうる明るさがあれば大丈夫です。それくらい明るく元気な女性であれば、煩い疎ましいと言いつつも仲良くやって行けるかと…!年齢もそれくらいで構いません。
小説家は50後半〜60前半くらいの予定でしたが、あまり枯れ過ぎでない方が、という事であれば変動も可能ですが年齢や性格にご要望はありますでしょうか?)
(/そんなことを思って頂けていたとは……嬉しいです。ありがとうございます!こちらこそ、これからよろしくお願いいたします!
かしこまりました。もしもうるさすぎる・語気が強すぎるといったことがありましたら、その都度ご指摘頂ければ直していきますので!年齢についてもありがとうございます。それでは、25歳でキャラクターを作成しますね。
先生に関してもそのあたりで問題ありません。細かい年齢の指定もしませんので、どうぞお好きなように作って頂けたらと思います!
重ね重ね申し訳ありません。最後に一点だけ。時代設定は「大正・昭和頃」とありましたが、具体的にどちらが良いというのはあるでしょうか?それとも、ぼんやりと「そのあたりの背景イメージ」という感覚でしょうかっ。そこだけ確認しましたら、プロフィールを作成して参ります!)
(/承知致しました。時代背景についてですが、ぼんやりとで構いません。戦時中でさえなければ良いので、あまり昔過ぎず昭和の戦後辺りにしておきましょうか。大正だと女性が下の立場になり過ぎてしまう気もしますし、その辺りで考えていただければと思います。
では此方も、プロフィールを作成して参りますので、少々お待ちくださいませ。)
名前/ 東雲 藤吉 -Tokichi Shinonome-
年齢/ 61歳
容姿/ 整えられた白髪混じりの髪に、仕事柄殆ど毎日室内で過ごしているため肌は白く痩せ型。歳の所為で皺が目立つようになっては来たが、整っていると形容するのが相応しいやや憂いを帯びた精悍な顔立ちに、所作や仕草の一つ一つから気品が溢れる風雅な佇まい。小説だけではなく本人も人気が高い様子。常に皺一つない和装で、落ち着いた色の物を好む。物を書く時も背筋がすっと伸びているため老け込んだ印象は与えない。執筆の時だけは眼鏡を掛けている。普段から笑う事は其れ程多くはなく、機嫌の良し悪しは表情で分かる。人の話を聞く時など流し目で相手を見る癖があり、鋭さを孕んだ瞳も相まって余計に威圧感を与えてしまう事も。喫煙者だが、お香が好きで夜は寝室で焚いている為、白檀の良い香りを纏っている。
性格/ 家の外では物静かで穏やかな印象を与えるがそれはあくまで外でだけ。本当は人嫌い、気難しい、プライドが高い、と三拍子揃った厄介者。外に出るのは気を遣う為なるべく避けたがる。かなり拘りが強く、煙草や酒なども気に入っている物以外には中々手を出さない。お茶は熱いものを好み、普段から相手の淹れる茶は微温いと文句を付けている。湯呑みも気に入って使っている物以外で出されると一切口を付けないなど、かなりの頑固者。言葉遣いはやや古めかしく、一人称は私、二人称はお前さん、名前の呼び捨てなど。綺麗好きでもあり、掃除に関しても煩く言うが部屋の換気は嫌い。一度集中するとそれ以外の事には手が付かなくなり食事や睡眠を二の次にする事が多々ある。年齢を顧みず無理をする事が多く、何かと相手の手を焼かせる。取材の類は大嫌いでどうしてもの時以外は全て断っているが、その対応なども全て相手任せ。文句や皮肉は多いものの、相手を信頼しているからこそ唯一側に置き、実の娘のように思っている。
備考/ 二人が暮らす家は、郊外にある邸宅。全部屋が和室で、縁側があり庭に面した部屋が執筆用の部屋。寝室と執筆用の部屋を分けたり、相手にも広い部屋を使わせたりしているが、使っていない部屋もあるほど。都心からはやや離れている為、出版社などに出向く時は車を呼ぶ事が多い。
(/プロフィールが完成したので貼らせていただきます。一読頂いて、不備や変更点などあればお申し付け下さい。)
名前 / 小沼 陽子(こぬま ようこ)
性別 / 女性
年齢 / 25歳
容姿 / 身長は153cmと当時の平均的な背丈。体型は痩せっぽち。服装はふくらはぎ辺りまでの長さのスカートに、柔らかい素材のブラウスを合わせることが多い。仕事をする時はその上に白い割烹着を着ているため、格好に気を遣う必要は無いと思っている。髪は腰まで伸ばしており、それを三つ編みにしてからまとめ上げている。前髪は真ん中分け。
性格 / 自分の直感を信じて行動する、猪突猛進型な性格。仕事に関してはテキパキと行動するが、私生活はと言えば怠けていることも多い。先生と知り合うまでは交友関係が広く社交的だった。現在もその性質は変わらないが、住み込みで働いているため居心地が良くなってしまい、周囲へ分散させていたエネルギーを先生へぶつけるように。年のわりにやや落ち着きがなく感情表現が大幅で、特に物語を読んでいる時には登場人物に移入してしまいがち。
備考 / 好奇心旺盛な性格のため、昔から様々なものに興味を持って手を出していた。中でも小説が一番胸打たれることが多く、取り分け先生の作品は本棚の特別な一角に並べてあるのを眺めるのが幸せな時間だと謳うほど。
(/時代背景についても承知しました!作ってみたのですが、上手くまとめることができず……。不明な点などありましたらご質問くださいませ……!)
(/わわわ、すれ違いを失礼しました!先生のプロフィール、しっかりと確認いたしました。想像以上に素敵な先生で、私の貧相なプロフィールが申し訳なくなるほどで……!本当にありがとうございます。一点だけ、背丈はどのくらいをイメージしておけば良いでしょうか?)
(/こちらこそ失礼致しました、同じタイミングでしたね。ありがとうございます、背丈は170弱で考えて頂けると嬉しいです。全体的に男性にしてはやや小柄なイメージです。
プロフィールも拝見致しました。ハツラツとしていて明るく、とても素敵な女性で今から二人の生活が楽しみです。皮肉や文句が多すぎる、と思ったらその時は随時教えてくださいね!笑
不備等なければ早速始めて行きたいのですが、まず今後やってみたい設定などはありますでしょうか。初めの間は日常で楽しくやって行けたらとは思っているのですが。)
(/こちらも小柄なので、ほどよいバランスですね。教えて頂きありがとうございます!
ひとまずプロフィールを気に入ってもらえて良かったです……!こちらこそ、小言をかわすうちに鈍感になりすぎないように気をつけます。笑
取り敢えずは、仰る通り日常で楽しくやっていって、お互いのことが見えてきたらシチュエーションも自ずと浮かんでくるかな、と……!初回については新たに回すのでも、募集板で始めたものに続けるのでも構いませんので、お任せします!
本日は眠気がものすごいので、次のお返事は明日になるやもしれません……とだけお伝えしておきます。改めて、これからよろしくお願い致します!)
(/そうですね、では暫くは日常でのんびりとやって行きましょう。また場面転換のタイミングでお声がけします。募集板の方のロルテに繋げる形で返しておきますので、何か気になる点があればなんなりと。
お返事の事も了解です、お互い楽しく長くやっていければと思いますので、無理せずご自身のペースでお相手下さいませ!これからよろしくお願い致します。)
…相変わらず失礼な子だね、お前さんが持って来た時から十分微温かったよ。ちゃんと湯が沸騰してから淹れておくれ、せっかちが手に取るように分かる。──夕飯の事なんてどうでも良いから、ちょっと肩を揉んでくれないかい。
(相手の言葉には溜息を吐きつつ不服そうにそう咎めて。せっかちだから湯が沸騰する前に火を止めているのだろうと細かく茶の淹れ方を話して聞かせている内に、部屋の中に入り込んで来る風が紫煙を浚い部屋の空気を一掃して行く。そもそも食事には然程興味が無い。肩に掛けていた羽織を掛け直しながら、夕餉に関する相手の質問はいつもの如く受け流しつつそれより、と顔を顰め片手で肩を叩き。朝から書き物に没頭して同じ体勢のまま居続けていた為、肩が凝ってしょうがないのだと告げて。)
先生、お茶を淹れるときの湯の温度は、熱けりゃいいってもんでもないんですよ。そりゃ、先生は熱過ぎるほうが良いかもしれないですけど、美味しく飲んであげないとお茶の葉が可哀そうじゃないですか。
(肩を揉むように言われれば、そのほうには言い返すことなく素直に頷いて相手の背へ回り込み。失礼します、と声をかけてから両手で肩を握りこむと、自分に出せる精いっぱいの力を込めて凝りをほぐしていき。せっかちというのに自覚はあったが、この広い家の管理をひとりでするとなれば一つ一つに時間をかけている暇もないわけで。肩を揉んだり叩いたりしながら、それを正当化すべくペラペラと屁理屈をこねる。「たまにはお散歩でもしたらどうですか。体は動くし、お腹も空くし、私も楽しいし、良いこと尽くめです。――さ、肩の石はちょっとは柔らかくなりましたかね。次はその頭のほうの石をほぐしてもらいますからね。おかずの希望が無いなら、今日はお隣さんに頂いたお芋で煮物を作りますよ」相変わらずの早口で喋り続けながら暫く手を動かしていると、最後にトントンと手のひらで叩き下ろす。いい加減に夕飯の支度を始めないと、時間が経ちすぎてしまう。台所へ移動すべく、ゆっくり立ち上がろうと)
お茶の葉にまで感情移入をするとはお前さんらしい、…そんなに言うのなら美味しく飲める中でなるべく熱いのを頼むよ。
(小説の登場人物にも人一倍感情移入をするタイプだと思ってはいたがまさかお茶の葉にまで、と呆れたようにそう言って。変わらず不服そうに言いつつも譲歩はしたようでそう告げると目を閉じて相手の手の力に身を任せ。背後に回った相手は的確に凝っていた箇所を解してくるが何せ力が強い。時折痛たた、と声を上げつつ「そんなに力を込めたら私の肩が砕けちまう」と文句を付ける事も忘れずに背後から捲し立てるように話し続ける相手の言葉を遮る事はなく聞き流しつつ時折反応を返し、台所へと向かおうとする相手を手で追い払いつつ再び原稿に向かって。)
──私に向かって頭の石とは生意気な子だ。散歩に出なくたって、此処に居れば外の空気は吸える。歩き回るのは疲れるから好きじゃない、用が無い限りは余り出ようとは思わないね。…はいはい、早く行った行った。お前さんがあんまりお喋りで煩いから、筆が進みやしない。
何も空気を吸うために外に誘ってるんじゃありませんよ。景色だとか、店先に並べられた調度品を見るんだって楽しいのに。…と、それじゃあ、できたらまた呼びに来ますからね。
(てこでも外へ出ようとしない頑なな姿勢は今に始まったことではなく、返す言葉だってさして代わり映えのするものではない。それでもしつこくしてしまうのは、この相手と見る外の景色がより美しいものになると分かっているからで。立ち上がっていつものように反抗してから、こんなことをしている場合ではないと気が付きかぶりを振って。追い払う仕草の手に、んべ、と舌を出す仕草をしてから、部屋を出て早足で台所へと向かった)
……やれやれ、
(ああ言えばこう言う、お互い折れない訳でいつも話はまとまらない。生意気にも此方に向けて舌を出す仕草をしつつ台所に向かった相手にこめかみに青筋を立てつつも遠くなる軽快な足音に大きく溜息を吐きつつ呆れたように首を振って。相手が居なかった頃は誰とも話さず食事をこまめに取る事もなく1人で過ごしていたのだからそれに比べれば今は随分と健康的な生活を送っていると言えるだろう。束の間の静けさが戻った部屋の中で、再び原稿に向かいすっと背筋を伸ばして筆を取る。集中して創作の世界に沈む時間が、何よりも好きだった。相手が戻ってきて食事だとまた騒ぎ立てる前に進めてしまおうと原稿に視線を落として筆を進めていき)
ん、いい匂い。
(煮物は待っている時間が長いので、台所へ小さな丸椅子を運んできて腰掛けては本を読んでおり。漂ってくる香りは我ながら食欲をそそるもので、つい言葉が口からこぼれる。人参と、頂いた里芋の煮物。主菜は秋刀魚の塩焼き。味噌汁は豆腐とわかめ……と、温めるために再び火をかけようとしたところでふいに手を止めて。先に先生に声をかけてからにしておこう。ただでさえ煮立たせてはいけない物だから、万が一にもまた言葉の合戦でもしようものなら台無しになってしまう。煮物の火を止めて読んでいた本を戸棚の縁に置くと、先生を呼びに執筆部屋へ向かい)
(筆を持つ手を止めたのは其れから程なくしてからの事、目を閉じて自分が描いていた小説の情景を瞼の裏に描き出す。如何様にもなる自分の世界を何色に染めようか。静かに考えを巡らせている内にまた此方に向かってくる足音が聞こえ、やがて襖を開ける音がして。夕餉の時間だと呼びに来たのだという事は分かりきっていたが、背筋を伸ばして瞳を閉じたまま相手が口を開くよりも先に相手に語りかけ。一切の思考が創作に向いている時だけは、その声に棘はなく静かにその質問を投げかけた。何故そんな事を聞くのか、という細かな説明はしない。ただ自分の中にある景色の一部分を何色に染めるか、ただ相手の答える色を聞いてみたいだけだった。)
──…陽子、お前さんは何色が好きかね。
……色、ですか?
(襖を開け、食事だと知らせるために開いた口は一度塞がれてしまった。突然の問いはままあることだったので驚きもしないが、すっかり夕餉のことばかり考えていた頭を切り替えるのには少し時間を有した。目を閉じて、すぅ、と小さく息を吸い込む)――うぐいす色、でしょうか。(この色が好きだ、と一言で答えられるほどの思い入れがそれに込められているわけではない。言ってしまえば物を色付けるものは全て好んでいたし、それをひとつに絞るというのは非常に難しかった。けれど、)この家の風を感じていると、そんな色が浮かびます。私はこの場所が好きですから、今はそれが一番好きな色です(相手の問いに対する答えとしては間違っているかもしれないが、今の自分には精一杯の正直さで出した答え。胸を張ってそう告げてから、やや緊張した面持ちで相手の返事を待ち)
…成る程、うぐいす色、か。
(目を閉じたまま相手の言葉を聞き復唱する。相手が好きだと言ったその色は何処に色を付けるだろうかと考えつつ、そこで漸く目を開けた。そのひとつの色と相手の話した言葉から、墨が水に広がって行くように言葉が溢れ出していきそれを取り零さないように呟きながら筆を走らせて。)
……ほんの微かに香る三分咲きの梅の花、まだ少し冷たい風に乗って枝に止まる鶯、そのあどけなくも鮮やかな声が山間の村に春を運ぶ──…
(彼女の言葉は時折、止まっていた世界を色付けて話を広げる事が出来ると兼ねてから思っていた。ほんの些細なキーワードが自分の物語を進めるのだから、小説を愛してやまないと公言する相手は思いの外自分の小説と相性が良いのかもしれないと。筆を進めながら完全に夕餉の事は頭から離れ、その瞳は手元の原稿に注がれるばかりで)
(筆を動かす手元はどこか艶めかしく、そこから紡がれる言葉を想いこくりと喉を鳴らす。自分の答えが、あの美しい世界の一欠片になるのだ。そう考えただけで踊り出したくなるような、反対にそれを抱き締めて眠りたくなるような、言いようのない歓喜に襲われる。何色にも染まらないとは、何色にも染まるということであるというのはよく言ったもので、相手の口から零れる文字は透明でありながらしっかりと色を持ち、瞼の裏に世界を広げていくようで)春を、運ぶ(最後の一文を聞いた途端にどくんと体が脈打つのを感じた。冬に向けて冷えていくばかりのこの時候に、ふんわりと暖かい風が差し込んでくるような錯覚さえ。)
――あ、先生!食事の用意ができたんでした!あぁ、お味噌汁の火を点けないでおいて正解でした。私はおかずを温め直してきますから、先生も早くいらして下さいね(数秒間、その言葉の余韻に浸っているとはたと気がついたように手を叩き。台所へ置いたままのおかず達を思い出せば慌てた様子で捲し立て、部屋を出るべく立ち上がり)
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