着ぐるみパンダさん 2018-09-18 22:39:48 |
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……分かった
侑、ありがとう
(侑の声を、言葉を聴くだけで
心が安らいで、さっきまでの沈んだ気持ちが溶けていくのを感じて)
──今からそっちに行って
いい?
良いですよ、今から家の前で待ってますね。(電話の向こうの相手には見えないがこっくり頷き安心させるような笑みを浮かべると燈子の尋ねにOKして。電話を通話中にしながらも家から出て行くと家の前に立って。)
い、今から?!
ダメよ、侑!
(電話を持ったままクローゼットを開いて、着ていく服を考えながら)
これから準備して、どれだけ急いでも1時間はかかっちゃうから
こんな暑い日にずっと外にいたら熱中症になってしまうわ
お家で待っていてくれたら大丈夫だから、ね?
(器用に服を着替えながら、必死で侑の身を案じて)
七海先輩がそこまで心配するんだったら…家で待ってます。わたしの家の前に近付いたら言ってくださいね?(燈子が言った通り今日は猛暑日でずっと外に居たら本当に熱中症になって寝込んでしまうと言う事態になってしまうなと気付き。それでも相手に早く会いたい気持ちもあったので家の前に近付いたら電話やメールを送ってほしいとお願いして。)
分かったわ
なるべく早く行くから
待っていてね……
(もっと侑の声を聞いていたいと思ったけれど
それよりも早く支度をして出かけないとと思い直しそっと電話を切って
手早く支度を整えると、靴をはく前にもう一度鏡の前で身だしなみをチェックして
玄関を出ると日差しの強さに眉をしかめながら、日傘を広げるとはやる気持ちをおさえて駅へと歩き始めて)
七海先輩まだかな…先輩の家って遠いし…(自分の部屋の勉強机で頬杖をつきながら早く燈子が来ないかなぁと待っていて。電話で燈子が言っていた通り先輩の家から自分の家まではおそらく最低でも1時間程はかかるのでとても待ち遠しく感じ。)
(冷房の効きすぎた車内から駅のホームに下りると、その温度差に立ち眩みを起こしそうになって
ゆっくり深呼吸してなんとか落ち着きを取り戻すと階段を上りながらメッセを送って)
今、駅に着いたよ
暑い~!
もう駅に着いたんですか!?でも燈子先輩のペースで大丈夫なので無理しないで下さい。(メッセが送られてくると着信音が鳴り。近くに置いたスマホを操作して。燈子からのメッセを微笑ましく思い眺めるがすぐにブルブルと頭を振り。上記に書いたメッセを送って。)
(/コミックをまだ読み進められていなく今までは七海先輩と表示させて頂きましたがアニメを見ましたので燈子先輩と呼称を変える事に致しますね。)
(返ってきたメッセを見て
侑の優しさが愛しくて、思わずスマホを胸に抱きしめて
照りつける強い日差しに汗をにじませながらも
彼女のことを思うとつい足取りが軽くなり
───10分後
侑の家の書店の前に着くと
日傘をさしたまま日陰に入って電話をかけて)
お待たせ、着いたわよ
今行きますね!待っててください。(部屋でダラダラしているとスマホの着信音が鳴り。応答すると電話片手に喋り電話を切ってから家の階段を下りていき。本屋の出入り口に着くと凄い勢いでドアを開けて。)
着いたんですね。汗、かいてないですか?
(お店から出てきた侑を見ると衝動的に体が動いて
持っていた日傘を取り落として、人目も憚らずに抱きしめて)
……会いたかったわ、侑
(自分より少し背の低い彼女の髪に顔を押しあてて、背中にそっと手を添えて)
先輩、急に抱き着いて来てどうしたんですか?熱中症になったのかと思って心配しちゃいましたよ…(燈子の頭を撫でながら急に抱き着いて来た為熱中症になってしまったのかと心配した経緯を伝えて。)
先輩が急に抱き着いて来たのでてっきり熱中症になったのかと思って心配しちゃいましたよ…(燈子の頭を撫でながら急に抱き着いて来た為熱中症になってしまったのかと心配した経緯を伝えて。)
(/すいません!>>73のレスは少し噛み合ってないなぁと思いましたので直させて頂きました。)
おかしくなっちゃったのか、って?
ひどいわ、侑
(頭を撫でてもらって満足したのと、気持ちが少し落ち着いてこんな人目のあるところで、しかも彼女のお家の前でベタベタするのはよくないと思って
侑の言葉に頬をふくらませながら離れて
開いたままだった日傘を拾って折り畳んで)
その様子だといつも通りの七海先輩、ですね。
とりあえず上がって下さいよ、お茶淹れるので(頬を膨らませながら自分から離れ、開いたままの日傘を拾って折り畳んでいる燈子にくすくす笑って。早く上がってエアコンの効いている中に入れた方が良いだろうと思い、相手にジェスチャーしつつ手招きして。)
急にお邪魔してご迷惑じゃないかしら?
おみやげもなにも用意していないし
(お家に入るよう勧められると、彼女の家族に迷惑がかからないか、また手ぶらだったので気の利かない女だと思われないか心配して)
先輩ったら几帳面なんですから~。別にそういうものがなくても先輩の気持ちだけで大丈夫ですよ?(心配している燈子に呆れたかのようにため息をつくと、おみやげがなく手ぶらで来ても燈子の気持ちだけで十分嬉しい事を述べ。)
几帳面というか…
侑の家族に、悪く思われたくないって思ってしまって
ちょっと考えすぎよね
(苦笑しながら、彼女の笑顔にホッとして)
じゃあ、少しお邪魔させていただこうかしら
先輩ったら後輩の家族に緊張しすぎですよ、もっと気楽に行きましょう?
それじゃあわたしの後に着いて来て下さい。(自分の家族に悪く思われたくないと思ってしまうと言う燈子に緊張しすぎだと述べるともっと気楽に、と相手をリラックスさせようとして。燈子の方を向きながら本屋の出入り口の方に足を運びつつ手招きして。)
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