丸山彩 2018-08-31 19:35:04 |
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ま、待って!千聖ちゃんと行きたくないって訳じゃないの
むしろ凄く嬉しくて...つい
(まだドキドキしていると千聖が部屋を出て行こうとするのを見て近づいて行きながらも自分は千聖と合宿に行けることが凄く楽しみだと言うことを説明すると断るのを止めようとし)
そ、そうなの?
ゴメンなさい
早とちりして、彩ちゃんはわたしと合宿なんてイヤなんだって思っちゃったわ
(彩に呼び止められると開きかけていたドアを閉じて振り返って)
それじゃ合宿に付き合ってくれるのね?
(彼女を見つめながらもう一度確認して)
もちろん!私こそはっきりしなくてごめんね...
何か決まってることとかあるのかな?
(もう一度確認されると真剣な表情で自信満々にこくんと頷き、自分こそと謝るように頭を下げ早速詳細について聞こうとして)
んーん
彩ちゃんは悪くないわ
そうね
今度の連休に2泊3日で合宿をすること
撮影の時間以外はわたしと彩ちゃんで好きに使っていい
つまりなにも決まっていない、ということね
(彩の謝罪の言葉を聞くとゆっくりと頭を横に振って
彼女に落ち度がないことを伝え
決まっていることをたずねられると、これからふたりで決めるのだと話して)
なにも決まっていない...それって...
えぇ!?
(詳細を説明されると一旦言われたことを頭の中で纏めようともう一度千聖が話した言葉を繰り返して。理解ができるとつい驚いてしまい)
まぁ、とはいえすることと言えばフェスに向けての練習しかないんだから
どの練習に時間を割くかということくらいしか決めることなんてないんだけれどね
(彩がびっくりしたのを見るとつい苦笑いを浮かべて
そんなに難しいことではないことを話して)
あ、そうだね!
私はフェスに向けて出来ることはなんでもしたいんだけど千聖ちゃんはどうする?
(相手からの説明で納得できた様子で早速本題に移ろうとフェスに向けての練習を何にするか意見を求めようとして)
あら、いい意気込みね
わたしも同じ気持ちよ?
そうね
やっぱり新曲がフェスの目玉だから、歌も演奏も可能な限り完成度を高めていきたいわね
(彩に練習の方針を効かれると新曲を重点的日練習しようと提案して)
千聖ちゃんも!?
そう言えば新曲、あんまり練習してなかったよね
パスパレのボーカルとしても頑張ってきたし今回も頑張るぞー!
(今までの練習の日々を思い返していると確かに新曲が出てきて日が経っていないためあまり練習出来ていないと思い、今回もなんとか乗り越える為に練習を頑張ろうと前向きな言葉を口にし)
ふふ、彩ちゃんったら
(彼女の意気込みを聞くとこちらもさらにやる気が湧いてくる気がして微笑みを浮かべて)
ええ、いっしょにがんばりましょうね
それじゃ、詳しい日程とスケジュールはスタッフさんから連絡があると思うから
準備をしておいてね?
わたしはこのあと別のお仕事があるからそろそろ失礼するわ
(カバンを手にすると小さく手を振って部屋を出ようとして)
うん!千聖ちゃんとの合宿楽しみだなあ...
え...もうそんな時間なの?それじゃあまた明日!
(カバンを持ち部屋を出ようと行動している千聖を見て凄く慌てて、時間が経つのが凄く早かったのは何故だろうと疑問に思いながら仕事に行こうとする相手を見送ろうとして)
わたしも楽しみにしているわ
じゃあ彩ちゃん、お疲れさま
(事務所を出ると通りでタクシーを拾って
次の現場に向かう車内で手帳を取り出すと合宿のスケジュールを考えはじめて
撮影以外の時間はほとんど練習と書き込んでからペンの頭を唇にあてて少し考えて
最終日の最後に『自由時間』と書き足すと車窓の向こうに視線をやり、楽しみだなぁ…と笑顔を浮かべて──)
合宿楽しみすぎて待ちきれないよーっ
(相手を見送ると思わずそんな呟きが口から溢れ出てきて、合宿の予定についてずっと考えながら自分も事務所を後にすると家に向かって)
(──翌日
さっそくスタッフさんから合宿の日程と場所、それに撮影のスケジュールがLINEで送られてきて
日程は今度の連休
初日の夕方と2日目の午前中は写真撮影
場所は……某海水浴場
水着……持参?!
すぐに彩に電話をかけて)
もしもーし、千聖ちゃんどうしたの?
(突然の電話に飛び上がると千聖からだと分かり、何があったのだろうかとドキドキしながら電話に応答して)
もしもし彩ちゃん?
ごめんなさい、忙しいところ
スタッフさんからのLINEは見たかしら?
合宿のスケジュールのやつ
(彩がすぐに電話に出てくれると少しホッとして
戸惑う気持ちをおさえきれず少し不安げな声で合宿についてのメッセージを見たかたずねて)
ううん、大丈夫だよ!
確かあれだよね?某海水浴場で写真撮影って...
(少し不安げに聞こえたのできっと何か困っているのであろうと解釈し、スタッフから送られたLINEのメッセージを思い出して)
ええ
その…水着持参、って
あの…恥ずかしいのだけれど、わたし自分の水着って学校指定のものしか持っていなくて…
(いかにも恥ずかしそうにもじもじと歯切れ悪く水着を持っていないことを告白して)
えっ!?そうなの?
それじゃあ...そうだ!千聖ちゃん、水着買いに行く?
(水着を持っていない事を告白されると千聖がもし水着を持っていなければ大変な思いをする事を考えて水着を買いに行く事を提案し)
今までも水着での撮影がなかったことはないのだけれど、必ず衣装が用意されていたし…
プライベートでプールや海に行くこともなかったし…
ええ
彩ちゃんに水着を選ぶのを手伝ってほしくて電話したの
付き合ってもらえるかしら?
(恥ずかしそうに言い訳をしながら彩のほうから誘ってくれたことにホッとして
改めてお願いをして)
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