素敵帽子 2018-05-17 22:16:01 |
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>中也
分かってるよ、中也を悲しませたくないからね。
(背後から抱き締められピタッと足を止めて相手の手にそっと触れ。今は自殺のことより相手のことを考えているため素直に述べ、)
>太宰
…なら、善い。
(相手の言葉を聞けばホッとしたと同時に嬉しさが込み上げ、抱き締める腕に力を込めて自分なりの愛情表現をしてみて。)
>中也
…どうやら私は中也の扱いが苦手なようだ。
(そっとふく風に少し髪が揺れ少し先を歩いている男女のカップルをじっと見ては目を細め。行くよというように少しずつ歩きだし、)
>太宰
……ん。
(相手の発した言葉と男女のカップルに向ける目を見て若しかしたら覚悟を決めなければ良かったのかもしれない、と少し後悔している自分が居て、コクリと頷き少し距離を置いて先を歩く相手の背中に着いて行き。)
>中也
中也は私と恋人同士になれたこと、後悔してないかい?
(少し距離を置いていることを気にしているのだがそんなことは態度には出さず自分のペースで歩き。たまたまあったゲームセンターの中に入っていき。)
>太宰
……それは手前だろ…。
(相手の言葉に僅かに反応し少し唇を尖らせながら小さく呟き、ゲームセンターの中に入って行ってしまったので自分は如何するか迷いつつも結局着いて行く羽目になり。)
>中也
私は後悔してないよ。ただ、中也との接し方が分からなくてね。
(何か面白いものはないかと周りを見渡し。ホッケーを見つけ一緒にやりたいのか百円玉を入れ位置について、)
>太宰
ンなの何時も通りに…っし!負けたらジュース奢れよ。
(相手の言葉に思わず目を丸くしてから今まで通りで善いと言おうとしたが、ホッケーを目にしコロリと元気を取り戻すとやる気満々で此方も位置に着いて。)
>中也
いつも通り、ね…え、奢るの?まーいっか。分かった。中也が負けたら奢りだからね?
(いつもみたいにからかうだけでいいのだろうかなどと考えていると奢りと聞いてやる気スイッチ入りお金をいれると自分から打ち始め、)
>太宰
俺が勝ったら何本でも奢ってやる、よ!
(負ける気が全くないらしく太っ腹発言をしながら思い切り打ち返すが、余りの勢いに何処かに飛んでいってしまい思わず「あ、やべ」と声を漏らして。)
>中也
…あ、ちょっとバカ力出さないでくれるかな。探さなきなゃだね。
(飛んでいった円盤を追うもどこにいったか分からなくなりたまたま近くにいた人になにやってんだという顔をされればため息つきながらとりあえずホッケー台の近くを探してみて、)
>太宰
あ、悪い。…ねえな。
(後頭部を掻きながら同じように近くを探すが見当たらず、もっと遠くまで行ってしまったのだろうかと自分の馬鹿力に少々呆れながら探しに行って。)
>中也
…うーん、ここら辺にはなさそう…っ、見付けてくれたんですね、ありがとうございます。
(少し離れた所を探したりするも見付からず途方にくれていると自分より少し背が低い美女が話しかけてきて。手には円盤がありそれを受け取るが美女は自分の傍から離れようとせず、)
>太宰
おーい太宰、まじでねえ……っ!
(割と探したものの何処にも無く仕方なく戻ってくるが、相手が美女と話している光景を目にすれば反射的に物陰に隠れてしまい。)
>中也
…え?そんなことないですよ。貴女も美人だと思いますけどね。
(どうやら相手からカッコいいと言われたのかないというように首を振り。相手が美人だと思ったため素直に述べ言われた相手は恥ずかしいのか下を向いて、)
>太宰
……。
(周りが五月蝿くて会話は全く聞こえないが恥ずかしそうな表情を浮かべている女性を見て何とも言えない気持ちになり、相手が満更でもないような顔をしているように見えて胸が痛み。)
>中也
私一人じゃないんだ…私と一緒に来た人が吹っ飛ばしてね。…あれ、中也?
(何があったのかと聞かれれば一応説明して。相手は暫くしてその場を去っていき。一人残され一緒に探していたはずの人の姿がなくキョロキョロ辺りを見渡して、)
>太宰
…ま、腹立つけどあの顔で黙ってたらそりゃ女の一人や二人寄ってくるよな。
(邪魔してはいけない気がしてゲーセンを出れば、近くの喫煙所に入り煙草を吸いながら先程の光景を思い返していて。)
>中也
まだ勝負ついてないのにどこ行ったんだろうね…。…中也、煙草ばっか吸ってると寿命縮むよ。
(まだ途中だったため自分の方に円盤をいれゲームを終わらせて。ゲームセンターの中に姿がなかったため外に出てみると煙草を吸ってる相手を見つけ、)
>太宰
これでも本数減らしてンだよ。
(相手の声が聞こえびくりと僅かに肩を跳ねさせ少しだけ其方に目を向けるが直ぐに逸らし、先程の女とはどうなったのだろうか…と何処か落ち着きなく。)
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