素敵帽子 2018-05-17 22:16:01 |
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>中也
無意味…ちゃんと意味があるんだよ、教えないけど。そんなにこの変な帽子が大事なの?何か入りそうだよね、これ。
(引っ張る相手の手を軽く叩いて払い帽子の頭が入る方を下にし何かいれようかと考えいて。下に落ちていた木の実を一つ拾い帽子の中へ、←)
>太宰
面倒臭ェからやる。…ま、どうせその辺に捨てンだろうがな。
(こう何度も奪われてしまっては奪い返す気力も失せ、もう一本煙草に火を付け咥えなり手をヒラヒラ緩く振りながら再び歩きだして。)
>中也
…捨てる?私がそんな酷い人間に見えるのかい?
変な帽子だけど流石に人のを捨てたりしない。
(やれやれと思いつつ帽子を回してみたりして遊んでみて。歩いていると居酒屋らしき建物を見つけ中に入っていき、)
>太宰
だから手前は一言多いンだ……って何処行った?あのクソ鯖。
(また変な帽子と言われ青筋を浮かべながら振り向くが相手の姿がなく、辺りをキョロキョロと見渡しており。)
>中也
…んー、久しぶりに飲む酒は最高だね。あれ?中也がいない…もしかして私を見失った?…中也、ここだよ。
(少しずつ飲んだり勢いよく飲んだりを繰り返し一息ついたところで相手の姿が見えず。椅子から立ち上がると店からでて顔を覗かせて、)
>太宰
…。
(声がした方に顔を向ければ探していた人物が居酒屋から顔を覗かせていたので眉間に皺寄せ、何も言わずに自分もその店に入るなり席に座り早速酒を頼んで。)
>中也
…マスター、もう一杯。ん?大丈夫かって?…大丈夫だよ、何かあったら優しい中也が助けてくれるから。
(さらに飲み続け机に突っ伏しては相手の方をむき助けてくれるのを期待するかのような目をして、←)
>太宰
巫山戯ンな。俺は一切介抱しねえからな。
(期待の目を向けている相手に思いきり嫌そうな顔をして、グラスを強めにテーブルに置くとハッキリと言ってやり。)
>中也
…そう言うと思った。中也が私を助けてくれるなんて思ってないよ。さて、これからどうしようかな。
(顔を上げて背筋を伸ばし椅子から立ち上がるとちょっとフラフラしながら居酒屋を出て、)
>太宰
………だーッ俺全然呑んでねえっつうの!オラ、クソ太宰!フラついてんじゃねえよ!
(呑み始めたばかりのところで相手がフラフラと店を出て行き、そのまま放置しようとしたが何だかんだ面倒見は善い方なので後を追って肩を貸して。)
>中也
え?そうなの?まだ呑み足りないなら戻るけどどうする?…助けないんじゃなかったのかい?
(相手もけっこう呑んだかと思っていたらしく首かしげ。肩を貸してくれてる相手に感謝しつつにやっとしてしまい、)
>太宰
また別の機会にするからいい……ッ、るせーな。酔っ払いは黙ってろ。
(完全に呑む気が失せたので首を横に振るが続く相手の言葉に一瞬言葉を詰まらせるが、また何時ものように言葉を返すとゆっくりと歩き始め。)
>中也
中也がそう言うなら何も言わない。…中也の方が酒弱い気がするんだけど…?まだそこまで酔ってない。
(本人はまだ酔っぱらっていないと思っているらしく相手の方に体重をかけて少しずつ歩くもやはり足取りは重く、)
>太宰
……俺は弱くねえ。
(相手の言葉に少し間を開けてから否定し、これからどうするかと迷うが此処からだと自分の家が近いので取り敢えず水飲ませて寝かせようと自宅に向かい。)
>中也
…今度酔わせてみたいね。そしたら、こーんなことやあーんなことが出来るかもしれないし。
(何を考えているのか顔はにやにやしとくにいきたいところもないので相手の足取りにあわせて歩こうと必死になり、)
>太宰
上等だコラ。…と、着いたぞクソ太宰。さっさと水飲んでさっさと寝てさっさと帰りやがれ。
(相手の前で絶対に酔うかと鼻で笑い、自宅に着くと鍵を開け扉を開けば自分だけでなく相手の靴も脱がし、中に入れるとソファに座らせ水を取りに行って。)
>中也
…強がりだね。ん?帰れって?…帰らないよ。せっかく中也の家に来たんだから暴れないと…。
(相手の優しさに少し嬉しさ覚えて水をとりに行く相手の背中を追ったあとふと視線を下に向け何か考えているのかのような顔をして、)
>太宰
…ん、飲め。
(相手が何かを企んでいるとは思っておらず、グラスに水を注ぎ戻ってくると相手の横に腰かけ其れを差し出して。)
>中也
ありがとう…やっぱり中也は本当は私のことをほっとけない…優しい心の持ち主だよ。
(差し出された水を全部飲み干しそのまま体は横に倒れよったせいなのか少し赤くなった顔を相手に向けて、)
>太宰
……急に何言ってやがる。
(相手の珍しい言葉に目を丸くし相当酔っているなと息を吐くなりゆっくりと立ち上がり、椅子に掛けてあった薄めの布団を持ってくると相手に掛け「さっさと寝ろ」と何時もより優しめに言って。)
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