お好みのフレーバーは何? / 非募集

お好みのフレーバーは何? / 非募集

赤の女王  2018-03-10 15:26:43 
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思いを溶かした紅茶には一枚の薔薇の花弁を浮かべます。
飲み終えた頃に、きっとおかわりを強請るでしょう


>深い海の様に透き通る青色の瞳のアリスだけが紅茶を注ぐ。



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  • No.81 by ネイサン/リディア  2018-11-09 22:57:52 



>女王陛下

( 趣味の一環として気が向いた折に描いている程度の絵描きでもその様に褒められては場違いに嬉しくなる。浮ついた気持ちが示す様に微少に頬が動くも、はたと気がついては其れ以上緩んでしまわない内に口を結び直し。素知らぬ顔で紹介の話を聞けば、ぜひと付くほど勧められた其の人とは誰かといった疑問が頭を占めた。来たばかりの身なれば当然顔見知りの方が少なく、新たな知り合いが増えることを喜ぶ反面不安もまた有り。反りが合わない性格の主ではないことを祈りながら女王の声がその名前を呼ぶのを待ち構えていると、そうするよりも早く聞こえた扉の開閉音に目を取られて。一番最初に捉えたのは赤を貴重とした部屋に調和を取りながらも目を引く衣服のデザイン、いや、あれは単に服へ飛んだ絵の具だろうか。浮いているという意味では最初に会った彼を彷彿とさせる白銀の出で立ちは神秘的とはまた違った美しさがあり。彼女が己を紹介してくれた流れに乗って立ち上がれば、「 …、えっと、宜しくお願いします。 」 と少ない脳内の引き出しから取り出した凡庸な挨拶を取り急ぎ為して。余りにも目を引く来客を不躾ながら凝視していた己を引き戻したのは、穏やかな声で紡がれた女王陛下直々の願い事。その内容は彼女がいかに気遣いのできる性格であるかを示している、気がした。「 __もちろん、です。俺の絵でいいのなら、いつか必ず描いて見せに来ます。 」 勿論断るはずもなく、承諾こそ間を置いたものの確りと頷きを返してはぎこちない笑みを浮かべた。__聞きたいことは尽きないが飽くまでも今は挨拶に来たのみ。これ以上の長居は彼女にも三月兎さんとやらにも悪いと判断すると、「 有難うございました、女王陛下。その、お体をお大事に。 」 一礼と共に別れの挨拶を。名残が沸かない内に踵を返せば待ってくれていた兎の彼に近づき、導かれるままにその場を後にした。背後で閉まった扉の向こうにキャンバスを持っていく日を夢見ながら、そもそもの画材が無ければ意味がないと早速紹介された彼へ声を掛けようと。「 、俺はネイサン。見ての通り成人済みの男で、今は働くところを探してる。…、君はミスター三月兎で間違いない、か? 」 何を言えばいいのか自然な言葉を探しあぐねては、まるで詰まらない切り出し方もやむ無しと。 )


>ジャックさん

!、ありがとー!ジャックさん大好きっ、( 突発的な願い事だったにも関わらず快く受け入れてくれた彼に喜びを顕にした声色で多大な感謝を述べて。管轄外の言葉に一緒に作ってもらえるだけで有り難いことを確り補足すると、これで3品目が出来たと顔を綻ばせた。さてと、と改めて気合をいれ、「 プリャーニクはねぇ、……んー、中身の入った焼き菓子、かな?小麦粉で練った生地を菓子パンみたいな形にして、その中にあまーいジャムとかを入れるんだぁ、 」かしゃかしゃと再び手を動かしながら、パンプキンプリンよりも前に問われた内容に対するプリャーニクのそれらしい説明を言葉を選びながら述べて。きちんとした作り方は違うかもしれないが、施設のオリジナルは確かそうだったと懐かしむように うんうん、と頷き。それがどんなお菓子かも説明していないのに、構わず告げられた大きさの要望には ふふっ と笑いを零しつつも " いいよぉ " と緩やかに承諾を。ボウルに砂糖を混ぜてかしゃかしゃ。薄力粉を振るいながら入れて次はヘラでさっくり。一度勘を取り戻すとあとは流れ作業のように手が覚えているままをなぞるだけで。「 その分数は少なくなっちゃうけど、でもいっぱい用意しなきゃって思って。ほら、イタズラするのは好きだけど、されるのはヤだもん 」 一旦ボウルを平らな机上へ置いてチョコレートに手を伸ばしながら、言及された種類の多さについて肩を竦めて答え。実際のところはただ一方的に悪戯したいだけと本音を零せば " しー " とお決まりの口封じ。 「 ほんと?じゃあ、ジャックさんに素敵な恋人さんが出来る迄は、ジャックさんの隣はリディアが予約しちゃおーっと 」 見た目の気遣いはともかく料理に関しては完全に他人へ媚びるために取得したのだが、それでも何かについて褒められのはとても嬉しく。きゃっと嬉しげな反応を返すと満更でもない様子で冗談半分に。「 ジャックさんも、好きな人が出来たら一番にリディに教えてね? 」 続けてそこから関連したお願いを彼に視線を投げかけながら告げては、「 そーいえばジャックさんの好きな人ってどんなタイプなの? 」 と更に派生した話題へ。 )


  • No.82 by 三月兎/ジャック  2018-11-10 13:25:34 



>ネイサン

(自らを探す声が城内に響く、まだ使用されていない空き部屋の飾りの一つとして今し方完成したばかりの油彩にて描かれた涙の湖をモチーフとした風景画を飾り付けていた、その作業を少々急いで終わらせれば呼び名に誘われる様に姿を現し。自らを探していたメイドの一人により、女王陛下が呼んでいると伝えられれば少しの早足でやって来て。口を付いたのは「僕は暇人じゃないんだけれど」、___挨拶の言葉に耳を傾けていれば続けられる言葉のやり取りにて珍しくも芸術を嗜むアリスが来たのだと知る。教えられた名前を頭の片隅に起きながら、澄ました顔にて先ずは黙りこくったまま彼の顔を見つめ。真直ぐにその顔を見ては、漸く薄く唇を開き「――片付けは上手?、料理は?、」じ、と真直ぐな眼は逸らされる事無く彼の瞳に向いて。黙っていてはその瞳に吸い込まれそうになる、そんな感想を胸に秘めつつ「出来るなら僕が君に仕事を依頼する。――報酬の他に、帽子屋邸に滞在する間はアトリエの画材を使って良いよ。君が使いたいやつが有るかは分からないけど、君が本物の芸術家なら筆を選ばないはず」垂れた片方の耳の先をひこひこ、と揺らしては嫌味なまでの笑みを口元に浮かべ。素直に、貴方の描く作品に触れたいのです。と言えれば苦労をしないのかもしれない、が、その言葉は出せずに「僕は三月兎、部屋に飾ってる作品は僕の。――森の中を歩く体力は有る?、有るなら仕事をするかしないか決める前に僕のアトリエを紹介してあげても良いよ」ゆるり、と腹部の辺りで腕を組めば尋ねかける確認を一つ。何とも失礼な物言いを交えながら今は返事を待つように小うるさい口を結んで)



>リディア


―――、(ストレートな言葉での感謝や世辞だろうと分かっていても大好きだと言う愛情表現を示す言葉は照れくさくて、思わず口をへの字に固めて照れくさそうに変な顔を浮かべ。照れ隠しの一つとして片手をヒラヒラと揺らして手払いを行い「ヘイヘイ、俺も大好きだ」なんて感情を抜いたような平坦な声色で続けて。初めて聞く菓子は伝えられる説明により一層と興味が引かれ、甘いジャム、甘いジャム――「なあ、中身のジャムってもう決めた?。黒葡萄を使って作ったジャムが有るんだけどさ、これ中身にしたら真っ黒だから蝙蝠ガールにピッタリじゃねぇ?」南瓜塗れの手を一度水で流し、パッパと払う様に水滴を切ってからジャムが入ると言う響きに合わせて今一度彼女の服装を確認、良い事を閃いたと言った雰囲気で表情を明るくして見せると冷蔵庫の中身をガサゴソと漁り、先日ライオンが仕込んでいたジャムの瓶の内から一つを取り出し「ホラ。これ。真っ黒だし甘酸っぱくて上手かった!」試食をした際の感想を持ち出しながら取り出した瓶は艶の有る黒色で。力仕事はお任せあれと蒸かしたばかりの南瓜をマッシュしつつ、続く発言には釣られるような悪い笑みを落とし。思い掛けない方向へ話題が摩り替っていれば瞬きを、おおっと。と誤魔化す様な独り言を落としてから「そうだなあ。そりゃあ、でっかい目にくりんくりんの睫毛だろ、ぽてっとした唇で、髪は長い方が良い――あ、いや、短くても可愛いか。絶世の美女で明るくて優しくて料理が上手で……最高にイイ女。もし見っけたらすぐ教えてくれな!」ハハハ!と途中で堪え切れずに噴き出しながら、勿論最初から最後まで適当ばかりの嘘八百で誤魔化しを。「んで、お前は何であんなチャランポランタンが良かったんだよ。おにーさんに教えてみろって」自分に向いた話題はポンと遠くへ投げ飛ばしニヤニヤと笑みを浮かべて利く姿は宛ら親戚のおじさんと言った雰囲気を持ち)

  • No.83 by ネイサン/リディア  2018-11-10 19:10:12 


>三月兎

( 軽い自己紹介の後に不意に落ちた無言の間がやけに居心地を悪くする。おまけに刺すような鋭い視線が真っ直ぐ己の其れとかち合えば、逸らすことも出来ないのが苦痛で苦痛で仕方なく。___ 実際は其れ程でも無かったのだろうが、体感にして二、三分の無言を破ったのは彼からの質問であり。余りにも唐突な質問内容にやや面食らうも、直ぐにその理由がわかると成程、と納得の頷きを二度ほど為して。「 片付けも料理も下手では無い、と思う。でも人並以上に上手いわけじゃない。」つまり家政婦の様な役割だ。幸いにも人並程度には熟せる家事だが所詮は人並、それを専業としている人に適う程では無いということを強調して告げ。簡単な仕事である上に画材道具を借りられるという魅力的な誘いにはひかれる処が大いにあるものの、その後に続いた挑発するかのような言葉に素人本能が尻込みすると、にまりと笑む彼とは対照的にそうっと視線を逸らし、即決の二文字を寸で止め少し考えることにした。確かに彼のような見るからに分かる芸術家ならばどんな手法も手の物だろうが、自身の持つ程度であれば手に馴染んだ形の筆でなければ真面な一つも描けないだろう。だからこそ提案されたアトリエの見学は大いに助かり、勿論と返事をするつもりだった。然しそれよりも部屋に掛かっていた絵画の作り手が目の前にいると暴露されては、我先にと口から出るのは当然その絵画に対する感想で。「 ! あれは君の作品だったのか … !素人目線だが、凄く情趣のある作品だと思う。大胆な色使いなのにきちんと全体が纏まっていて、けれど空気の一つには成らない強い主張があり 、それで … 」 一つ言えば二つ、三つと次々に出ていく称賛の数々。言葉こそ落ち着いたそれだが声は弾み、表情も何時もより明るく。正に生き生きとした姿であれこれと思い付くままに褒め尽くし。「 ――― あ、っと、すまない。…、その、 ぜひアトリエを見せて貰えたら、嬉しい。」 は、っと漸く一人で舞い上がっていたことを客観的に気付いては、一転し落ち着けた声色で遅ればせながら返事を。 )


>ジャックさん

( 今一感情の籠っていない大好きのお返し。照れ隠しの末のそれだとは気が付かず不満げに口を尖らせたがもう一度は要求せずに。「 黒葡萄のジャム?へぇ、そんなのがあるんだぁ … 」 思いがけず新たな果実のジャムが候補にあがると復唱しつつ首を傾げ。真っ黒なジャムなんて見たことも無ければ真面な想像も付かずに、興味と疑問に首を傾けたまま冷蔵庫を漁る姿を見守っていれば、程無くして取り出されたジャムに忽ち目が輝きを持って行く。わあぁっ、と真っ先に零れたのは感嘆。「 凄い、ほんとーに真っ黒 … ! __ うん、蝙蝠が配るお菓子に確かにぴったり、」 瓶詰めされたジャムは雨の日の夜空を彷彿とさせる。スプーンの先で掬って試しに舐めてみれば彼の言う通り甘酸っぱく、甘味の強い生地とのバランスに丁度いいくらい。何より蝙蝠の仮装ひいてはハロウィンにぴったりの色合いとくれば、これはもう他の味を選ぶ方が変だ。有り触れた郷土菓子が一瞬にしてハロウィンのスペシャル仕様になると、瓶を握ったまま教えてくれた彼へ感謝の言葉を。――― 二転三転した話題の終着点、個人的に気になることだったからとワクワクしながら返答を待っていれば、返ってきたのは冗談か本気か分からないようなそれで。もちろん成程そうなんだと鵜呑みは出来ないけれど、彼なりに教えてくれない理由があることを理解しては追及も出来ずに、「 そっか。うんっ、見つけたらちゃんと教えるね 」 良い子の返事で話を閉じて。次いで話の矛先が自分に向くと目を瞬かせつつも口を開き、「 えっとね。素敵とか優しいとか格好いいとか、そういうのはもう当然でしょ。… その上で、リディが誰かのことを放したくないって思ったの、初めてだったから。 」 柔らかな笑みを浮かべながら誰にも秘密だった切欠をぽつりと吐露して。何となく恥ずかしくて、" 二人だけの秘密ね? " と他言無用を云い付ければ逃げるように広げたオーブンシートの上にクッキー生地を並べていき。形を整えると火傷をしないように注意を払いながらオーブンの中へ入れて蓋を閉めて。これでクッキーは一段落、早速次のお菓子の準備に取り掛かり。 )

  • No.84 by 三月兎/ジャック  2018-11-10 22:48:23 



>ネイサン


("人並"というのがどれ程難しいことなのか、そんな人並ほどの事が出来ない自分なのだから彼の実力は見ずとも両手を広げて迎えることしか出来ない。それを素直に言うのは癪であり、どうにかして何か嫌味をと考えていた所で次から次へと続けられる賛辞の言葉に思わず面を食らって。作品を褒められることは嬉しくて仕方がない、それも同様に美を嗜む人物からの褒め言葉なのだから尚更なのだ。ふつふつと込上げる嬉しさについ鼻高々、目に見えない鼻がピノキオのように長く長く伸びる様に胸を張り、之でもかと言う子憎たらしいドヤアと言った表情を。両方の瞳を瞑り、一級品の澄まし顔、自信満々、募るのは嬉しさだけではなく商人欲求までも。「君は中々見る目があるみたいだから、――そうだね、うん、そんな素敵な目が見た世界を僕も見て見たくなった。」閉じていた瞳を再びゆっくりとした動作で開けば、落ち着きを取り戻していたその姿を瞳に写し。彼の事を待たずに足を踏み出せば城を抜ける様に歩きだして。数分歩き城を抜け、庭園を進む頃に漸く再び口を開けば「普段はどんな作品を作るの。油彩水彩、それともアクリル?木炭?」元より会話回しが上手いと言う訳ではなく、それでも特に無理矢理と言った風ではなく至って自然と言った様子で口を付いたのは純粋な彼への興味で。横目にちらり、と彼の姿を捉えてから片方の瞳をするりと細め「僕は何でもやる。その時の気分で、――暑い日は水彩を描きたくなって寒い日は油彩を、お腹が一杯の時しか木炭は出来ない。消しゴム代わりのパンを食べちゃうから」薔薇庭園を歩く内は何よりも自らにとって好ましいこの場所に癒されつつ、だからこそ饒舌になる口で軽口交じりのそれを"くすくす"と微笑む様に笑って続け)




>リディア


だろだろ、パンに塗って食べたけどさ。味も間違いなし、文句の無い美味さだったから誰が食っても喜ぶと思う。見た目のピッタリだし(プリャーニクと言うお菓子の全貌が未だ浮かんでいる訳じゃ無いが、パンのようなと言うその説明が有ればこその頷きを。自分同様に誤魔化す適当な返事が戻ってくるとばかり思っていた、耳に届いたのは惚気るような甘やかな内容で聞いてる此方の方が何だか照れくさくて耳を塞いでしまいたくなるような、それでいて幸せそうに話すその言葉をもう少し聞いていたくなるような、何だか初めてのその感覚に無自覚にも蕩けるような優しい顔になり。秘密だと言うそれを言葉なくとも守ると言う意味合いで人差し指をトン、と自らの口元に宛がって。それでいて悪戯めかしてウインクを一つ向ければ「――今度はディーにも同じ質問をしてみよ。……しっかしなあ、のらりくらりのブラコンだろ。今更あいつが誰かを好きになれるなんて思ってなかったから驚いたんだぜ」卵を割り、牛乳を合わせる、バニラエッセンスを数滴忘れずに落としてシャカシャカと混ぜつつ、今は此処に居ない、恐らくきっと今頃森を張っては堂々と行える悪戯を楽しんでいるのだろうその人物を頭に浮かべて。そう、本当にそうなのだ。この国に兄弟と共に過ごす唯一の人物、そんな彼らが一緒に過ごすのはそれがこの国の決めた事だからかは分からないが、何だかんだと口々に文句を重ねながらも結局は一緒に過ごしているそんな二人には何処か閉鎖的な空気が漂っていた。そんな空気を払拭し、ただ一人の身内からの自立をする日が来るなんて。そう思えば目の前の彼女はとてもすごい人物のように思えて「蝙蝠ガール、お前ってやつは最高に良い女だっつうことだ!」抱いたその感想を伝えるのに何が一番ふさわしいのか、それは見つからなかったがストレートなその思いを言葉に変えて)

  • No.85 by リディア/ネイサン  2018-12-09 22:36:40 




( / こんばんは、ご無沙汰しております…!一か月がもうすぐ其処でしたので登録の延長と、ちょっとばかりのお知らせに参りました。まずは長らくお返事が出来て居ない状況で大変申し訳ありません。現在、少しだけ背後の精神事情により文を綴ることが難しく、なりちゃの界隈自体から少しばかり離れております。12月の上旬以内にはお返事出来るかと思いますので、どうかそれまでお待ちいただけますと幸いです…!また、短い間でしたがハロウィンのイベントを体験させていただき有難うございました!夏のお祭り同様とてもとても楽しかったです!、ジャックさんと作ったお菓子は皆さんにお配りした、ということにしていただけると…!またお手紙なども書かせていただきますね。それでは、失礼いたします。 )



  • No.86 by 赤の女王  2018-12-09 22:57:50 



(/年末のお忙しい中にも関わらずお伝え頂き有難う御座います!畏まりました!ご連絡頂けましたのでのんびりとお待ちしております…!寒い日が続き、且つお忙しい時期ですのでどうぞお体を第一にご自愛くださいませ…!そして此方こそ変わらずに可愛らしいリディアちゃんとのハロウィン準備をジャック共々とても楽しく行わせて頂きました!リディアちゃんの可愛らしさとネイサンさんの落ち着き有るクールさに毎度とても癒しを貰っております…!またお会いできるのをいつまでも楽しみに待っておりますので、どうぞ無理だけされないで下さいませ…!それではとてもご丁寧なご報告を有難う御座います!)

  • No.87 by ネイサン・フォーサイス  2018-12-25 09:38:51 



>三月兎

…… よく描くのは水彩の、風景画だろうか。( 悪い話で無いとは言え唐突な切り出しだったにも拘わらず、笑わずに称賛を受け止めてくれた彼にほんのり感謝を覚える。ゆるり、緩んだ頬を唾液を飲み込むのと共に引き締めては動き出した背中を追いかけるように自身も足を踏み出して。来た道とは逆の道順を辿っていることに気が付いたのは芳醇な赤が映える庭園を両目が捉えたからであり、混乱が取り除かれた今だからこそ改めて見える風景に視線を彷徨わせていれば、心地良い沈黙を柔らかく割くように投げ掛けられた質問に思わず目を瞬かせた。そしてすぐさま思案する。何となくキャンパスに色を乗せたいと思ったとき自分が取る筆はどんなものだったかと。普段はあまり意図しない部分だからこそ直ぐには出てこないそれを少しばかり漁り、そうして掴めた答えを告げる声はどこか自信なさげにブレており。彼自身は拘りの無い幅広い描き方で創作するということを本人の口から聞けば、真っ先に零れたのは感嘆の声で。殆どが水彩ばかりの自身にとってみれば複数の技法を扱えるというのは純粋に称賛に価すべきこと。なれば " ミスターは凄いな " と心からの言葉を前置きしたうえで「 俺も稀に人を描きたくなったら油彩を手に取るけれど、そこまで多様な手法は扱えない。 」 と付け足しては軽く頷きを。そうして和やかな心地で庭園を抜ければ少しばかり変わった景色に興味が惹かれる。ここは何処を切り取っても絵になる風景ばかりだ、なんて独り言ちた心情が消えぬ間に彼へ視線をやると、「 ミスターは人物も風景も、静物も動物も選り好みせず瞬く間に描いてしまいそうだ 」 ふと、その雰囲気から感じ取ったことをぽつりと。 )


  • No.88 by リディア・アトキンソン  2018-12-25 10:12:05 




Merry Christmas!親愛なるディーさん.
今日が何の日かもちろん知ってるでしょ?そう、サンタクロースが子供たちへプレゼントをくれる素敵な日.
リディはもうサンタクロースを信じる歳じゃないけれど、いい子にしてたんだから強請っても怒られないよね?
素敵な私のサンタさん、プレゼントは赤いリボンのラッピングが付いた貴方がいいな.
青い弟さんや紫の猫ちゃんには悪いけれど、今日だけは私が貴方を独占したいの.

もしYesなら遊園地の入り口で待ってる私を迎えに来て 、?
待ってるね.


( ――――――いくつかの空行を設けた後に自身の名前を連ねると、ペンを置いて今し方書きあげた手紙に目を通す。短い内容でも間違えがないことを何度も何度も確認しては恥ずかしさが勝る前に用意していた封筒の中へ便せんを入れて。きっちり封をすれば其処にキスを一つ落としてから、窓枠で長いこと待ってくれていた配達員の小鳥へ渡し、「 トゥイードルディーさんに届けて欲しいな 」 と、宛先も忘れずに。手紙と共に羽ばたいていくその姿を小さくなるまで見送ると自室へ向き直り、ペンと手紙の一式を片付けてから出掛けの準備に取り掛かろうと動き始めて。恐らく会場にいるであろう彼が手紙を受け取る瞬間を想い笑みをこぼしつつ鏡台の前に座れば、メイクとヘアをセットしてから一方的に指定した待ち合わせ場所へと向かおうか。 )


( / お早うございます、大変遅くなってしまいましたが、ネイサンの方のお返事とリディアでお手紙を書かせていただきました…!連投となってしまい申し訳ありません。そして今日はクリスマス、ということでメリークリスマスです!季節柄本当に寒くなっておりますので、お出かけの際は風邪を引かれませんよう厚着をしてお出掛けくださいませ…!本日が主様にとって素晴らしい一日であるようにお祈り申し上げます。 )


  • No.89 by 三月兎  2018-12-30 23:09:30 



>ネイサン

選り好みしない訳じゃない。僕は僕が美しいと思った物しか描かないよ、――風景画が気に入った画法なら、今度、僕の一番お気に入りのスポットを教えてあげても良い。湖は太陽の光でキラキラ光って、花畑が色んな色をくれて、奥を見れば洞窟の薄暗さが画面を引き締めてくれる。綺麗な物だけじゃ物足りない、綺麗の中に少しの不気味さが無いと腹は膨れないでしょ。(どの技法を選んで彼の世界を作り上げるのか、浮かんだ疑問はそのままの意味で単純な興味。これ、と言った決まりが無いことを伺わせる返事に瞬きを。何処か曖昧さを含んだ声色で教えられた返事に"へぇ、"と相槌を置いてから、確かにと言った頷きを先に一つ行って前述を。選り好みしない様で芸術家に良く有る頑固な拘りを露呈し、気にしなければそのまま消えてしまいそうな彼の独り言を掬い上げ約束を。澄み切った空気の森の中を暫しの間歩いた所で漸く訪れたのは近づけばほんのりと紅茶の香りが漂う屋敷で、「此処が僕の暮らす場所、"帽子屋"の家。朝から晩まで毎日誰かがお茶会を開いてるから、暇で仕方ない時なんかに来ても良いよ。その時は美味しいお菓子を忘れない事がルールだけれど」普段お茶会を行う中庭方面を示して白衣の袖より人差し指を伸ばして向け、余計な一言を添えた誘いを続けて。その人差し指を邸の入口へと向ければ「アトリエはこっち。……あ。今更だけど、汚れても良い服?乾いてないキャンバスも多いから後で文句を言うのは聞かないよ」は、と思い出しように瞳を開き彼の服の裾をクイと引っ張る様に指先で掴みつつ前持った注意を一つ添えて階段を上り)

  • No.90 by トゥイードルディー  2018-12-30 23:09:46 



―――。(普段は寝癖交じりに外に跳ねるボサボサの髪も、片側の肩口に向けて流すように一纏め。纏めるリボンは赤色のシンプルなそれで。白いシャツに薄い赤と細いイエローのチェック柄のベスト、赤紫のネクタイと、ベストと同柄のパンツとジャケットと言ったカジュアルさを含むフォーマルな服装に、合わせて片手に持つのは彼女のような愛らしさを持つ愛らしく小振りな白い花や白い薔薇、それに淡い桃色が合わせられ、飾りの様に小振りな林檎やコットンフラワーが添えられるクリスマスブーケで。ハア、ハア、と乱すように吐き出す息の白さを眺めながら走ったせいだけではない乱れた心臓のドキドキを抱きつつやってきたのはハロウィンの鬱蒼さが姿を消し、ロマンチックなイルミネーションが姿を現した遊園地。此処に来たのは他ならない愛しい人からの誘いが有るからこそ。本当はサプライズに彼女を迎えに行こうとしていた、そんな自分の元に届いたのは一通の手紙。その手紙を読んでサプライズを受けたのは他ならない自分であり、城内で読むや否や、足は止まらずに森を抜け遊園地へとたどり着く。走ったせいで整えた髪は少しばかり乱れてしまったがお構いなし、見つけた彼女の姿へ笑みを浮かべると「お待たせ、プレゼントのお届け。――メリークリスマス。」最初は軽口を叩くように乱れた呼吸を整えながら、一拍を置き落ち着きを持ってから用意していたブーケを彼女へと送り)

(/此方こそ遅くなってしまい申し訳ございません…!私事では有りますが仕事が変わりまして暫くの間は顔出し頻度が低くなってしまいそうで、お返事にお時間を頂いてしまうかもしれません…!ご容赦頂けると幸いです!お時間は頂くかもしれませんが必ずお返事をさせて頂きますので!。そして素敵なお手紙のお返事としてロルにて失礼致しますがディーのお返事をさせて頂きました!、今年はリディアちゃんに沢山の幸せを頂き感謝してもしきれません!また来年もよろしくして頂けると嬉しいです!。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!)

  • No.91 by 赤の女王  2019-04-01 20:23:11 



(/大分下がってしまっていた為、一度だけ上げる事をお許しください。もしかしたら背後様はもうここにいらっしゃらないかもしれませんが、一度だけ言葉を残させて下さい。誰しもが多忙となるこの時期にも関わらず上げてしまう事が背後様の負担になってしまっていたらと思い中々出来ず、そうこうとしている内に時間ばかりが過ぎてしまっていました。リディアちゃんに惚れ込んでいるが故の諦めの悪さで起こしている行動ですのでお返事は無くても大丈夫です。背後様の綴る文章の美しさに、いつだって勉強をさせて頂いておりました。私事では有りますが、ディーの恋人にリディアちゃん以外の方は考えられません。それ程までに、リディアちゃんに、ディーと共々素敵な時間を貰っておりました。季節の変わり目で、日によっては未だ寒い日も続きます、どうぞ背後様が体を崩すことなく過ごしていらっしゃれば私の幸せです。本当に有難う御座いました!。最後に、自己満足では有りますが、ディーの恋人の枠はリディアちゃんだけですので諦め悪くもいつまでも待っております。もし、また会える日が有れば気兼ねなくいつでも不思議の国に迷い込んで下さい。リディアちゃん、ネイサンさん、そして背後様に会える日を夢見ております。)

  • No.92 by リディア/ネイサンPL  2020-01-10 08:34:32 



( / お久しぶりでございます。長らく不在にしてしまい、本当に本当に申し訳ありませんでした。
主様からの暖かいメッセージが届いていたことを知りながらも今更返事などしていいものかと躊躇っていたのですが、ようやく決心がつきましたので大変遅ればせながらこうして筆を取った次第です。
本当はここでリディアとネイサンと共に不思議の国から離れるのが一番であることは存じ上げているのですが、トゥイードルディーさんの恋人はリディアしか考えられないという勿体ないくらいのお言葉に烏滸がましくも一抹の望みを捨てきれませんでした。
もし、気兼ねなく迷い込んでも構わないというお言葉に甘えさせていただけるのであれば、もう一度リディアとネイサンを通じて不思議の国を楽しませてはいただけないでしょうか。もちろん、リディアやネイサン、そして何より背後である私自身へ思うところがありましたら、遠慮なく仰ってくだされば、潔く一匿名に戻り陰ながら応援させていただく所存です。
お忙しいこの時期に返事を求めるような話を切り出してしまい申し訳ありません。また、失踪してしまったことにつきましても、再度お詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。 )

  • No.93 by 赤の女王  2020-01-10 21:58:52 



(/お久しぶりです!またこうして背後様にお会い出来ると思っていなかった為、夢のようです…!。申し上げたそのままでは有りますが、ディーにとってリディアちゃんは特別でディーにとっての物語にはリディアちゃん以上のお相手を考えることが出来ませんでした。それがとても身勝手なことと知りながら、それでも我を通してしまった我儘を許して頂けて、またこうしてリディアちゃんやネイサンくん、そして何よりも背後様とこうして縁を繋ぐことが出来たことを心から嬉しく思います!
年始を迎え多忙な時期と思います、背後様にとって負担にならないペースでお相手を続けて頂ければとても嬉しいです!それではまだまだ寒い日々が続きますのでお体を第一に何卒ご自愛下さいませ!)

  • No.94 by リディア/ネイサンPL  2020-01-11 21:05:00 




( / こちらこそ、またお話することを許していただけるとは夢のようです。寛大なお心にお礼の申し上げようもございません。非常に不甲斐ない背後ではございますが、どうかまた宜しく御願い致します…!
そして、早速リディアとネイサンを動かしたい気持ちはいっぱいなのですが、一方で今の文章力では満足に動かせる自信がありません。つきましては、言葉選びの練習も兼ねて一旦無登録にて新たなアリスをキリの良いところまで動かす形をとらせていただくことは可能でしょうか…?非常に我が儘な提案となってしまい申し訳ありませんが、ご検討いただけましたら幸いです。 )


  • No.95 by 赤の女王  2020-01-11 21:25:42 



(/ご提案を有難うございます!背後様にとってやりやすい様に、この場所が負担になりませんように、楽しんで頂けるのが一番嬉しいので是非其方でお願い出来ればと思います…!お手隙の際で全然大丈夫ですので宜しくお願い致します!)

  • No.96 by リディア/ネイサンPL  2020-01-12 14:32:33 



名前/ 稲荷( いなり )
年齢/ 32歳
性別/ 男性
性格/ 仕事と金が絡むことには非常に几帳面で真面目にきびきび動くものの、反面それらが絡まない話になると途端に無気力人間へ変貌する。酒も飲み煙管もふかすが色だけはやらない。良くも悪くも仕事に生き、仕事で死ぬような人間。ただし不正や不平等を見過ごせないといった正義感は微塵も持たず、むしろ自分の利益になるのなら裏で手を引くのもやぶさかではない。お陰で反感を買うことも多いが持ち前の要領の良さで上手く立ち回り善悪をあやふやにさせる、まさに狐の様な男。
容姿/ 黒髪黒目。髪はさらりと指通りが良く、瞳は目尻がきゅっと吊り上がった狐目。174cmと身長は普通だが肩幅ががっしりしており筋肉もほどよくついているため決してひょろくはない。灰白色の着物に山鳩色の羽織を重ね、留紺の帯には煙管入れをぶら下げたうずらの根付の他に扇子が閉じられた状態でささっている。
備考/ 生まれも育ちも関西。4歳の誕生日の夜に住んでいた長屋が放火の被害に遭う。両親の決死の尽力で自身は火の手から逃れられたが引き取り手がおらず、道端で途方に暮れていたところでとある妓楼の楼主に拾われ、将来その妓楼の若い衆として働くことを条件に現在まで育てられた。稲荷とは遊郭の顧客間でつけられた渾名なのだが、付けられた当人が気に入り自称し始めた為すっかり本名の如く定着してしまっている。本名もあるにはあるが火事のトラウマを呼び起こす切欠になり易く、現在は催眠療法によって記憶の奥底に沈められている。

◆ ◆ ◆


名前/ 藍谷 モニカ( あいたに もにか )
年齢/ 8歳
性別/ 女の子
性格/ 興味の赴くままに生きるマイペースな女の子。思ったことは何でもストレートに言ってしまうため、他人からは人の気持ちが分からないと嫌われがち。本人はそれを意に介さず我が道をふらふらと進んでいる。常に持ち歩いている熊のぬいぐるみをイマジナリーフレンドとし、彼のいうことに従って行動を決めることが多い。この年にして現実と空想の区別がついておらず、いつか自分にも素敵な王子様や慌てん坊の白兎が迎えに来てくれると信じて疑っていない。
容姿/ 薄茶の髪の毛と同色の両目。長い髪を向かって左側、耳の上あたりでサイドテールにしている。同学年の平均よりはやや細い体のあちこちに喧嘩の痕。私服は単色のシンプルなワンピースが多く、冬はその上からキャメル色のポンチョを羽織るだけ。
備考/ 外国人の父親と日本人の母親の下に生まれたハーフ。5歳の頃に原因不明の火災で天涯孤独となり、一年ほど親戚中をたらい回しにされた挙句孤児院に預けられる。孤児院内でも髪や目の色について同年代の子に揶揄われることが多かったが、いつなんどきも熊のぬいぐるみに話しかけている姿が次第に気味悪がられ、以降見えないものとして扱われることになった。


( / 承諾くださり有難うございます。不思議の国を歩けること、住人の皆さまとお話出来ること、主様の素敵なロルを見られること。そのどれに対しても負担など感じる筈がない、ということだけお伝えさせてください。
無登録のアリスとしてひとまず上記二名のうち何方かを動かそうかなと考えているのですが、主様の萎えに引っ掛かってはいないでしょうか…?また、これは質問なのですが、無登録の場合ロルテの場面指定などは御座いますか? )


  • No.97 by 赤の女王  2020-01-12 14:46:07 



(/とても嬉しく光栄なお言葉を有難うございます!そしてとても素敵なアリス様を二人もお連れして頂き、また何方のアリス様もとても魅力的で萎えなど少しも含んでおりません…!そしてご質問にありましたロルテに関しましてですが、無登録の場合は既に迷い込んだ状態、不思議の国に慣れた住人と既に交流のある状態での絡みが可能ですのでご希望の時系列での交流文を頂けると幸いです…!)

  • No.98 by 稲荷/モニカ  2020-01-12 21:36:55 



―――…嘘やろ
( 陰気漂う路地に在るヤブ医者の塒から出てきた心算が、はて己は異国の地にでも拐かされてしまったのだろうか。右も左も赤赤赤、前も後ろも赤ばかり。朝露を纏い、瑞々しく咲き誇る名も知らぬ花に囲まれている此の状況は一体何だというのか。回らぬ頭では解も出ず、色彩の暴力を視界一杯に受けながらただ呆然と呟きが溢れた。医者崩れが処方した薬の所為か?等と疑ってはみるが、鼻腔を擽る香りが紛れもない現実だということを厭でも認識させる。為らば人攫いが攫うものを間違えたのだろうか?否それもあり得ない。背丈然り体格然り女と間違う要素が無い。「 ……あーもうなんっちゃ( 何も )分からへん 」考えども考えども腑に落ちることは無く、愈々頭痛さえ起こり始めては文字通りお手上げ、思考自体を放棄することにした。一つ寝てみれば何か変わるかもしれない。幸いにも昼寝に最適な天気、背中を預けるのは硬い地面だが無いよりはマシだと横たわれば瞼を下ろした。 )

◆ ◆ ◆

こんにちはぁ、ことりさん
( 太陽がぽかぽかと陽気を降らせる昼下がり。こんなお天気の日に部屋でじっとなんかしていられず、誰にも行先を言わないままお城を飛び出してきたのは良いのだが、最初に足を踏み入れた薔薇園で出口を求めてかれこれ三十分は彷徨っており。友達がいるから怖くはない。怖くはないが、そろそろ薔薇の匂いに飽き飽きとしてきたころ。近くを飛ぶ小鳥に挨拶をしても帰ってくるのは鳴き声ばかりで。「 ……ねぇアラン。おうじさまはまだむかえに来てくれないのね 」そんな呟きを溢しても白馬に乗った運命の人は現れるはずもなく。疲労に一度足を止めれば再び歩く気力も湧かず、諦めてその場に腰を下ろせば不安を掻き消すように"アラン"をぎゅっと抱きしめ直して。 )


( / 萎えに引っ掛からなかったようでホッとしております…!また、質問にもお答えいただきありがとうございます!私個人ではどちらを動かすか決めきれませんでしたので、いっそと其々のロルを用意してみました。稲荷は迷い込んだ直後、モニカは既に幾らか交流がある状態を想定しております。どちらのロルに返信するか、またその際お相手いただく住人様に関しての決定は主様にお願いしたく。優柔不断で申し訳ありません…! )


  • No.99 by 赤の女王  2020-01-14 21:21:24 



(/稲荷くんもモニカちゃんも本当にどちらも魅力的で丸一日どちらに交流するかを考えたのですが、それでもなお選ぶことができず…!あみだくじを作りまして今回は稲荷くんに絡ませていただきました!またどの子で交流するかを考えたのですが選びきれず二人ほど出してみますので絡みやすそうなのを拾っていただけると幸いです…!それでは一度背後は引っ込みますので又何かございましたらご遠慮なくお呼びくださいませ!)

帽子屋:ハーイ。ご機嫌はいかが?アリス。(濃い薔薇の香りの庭園を進むのは今しがた城から自宅へ向けて帰路についている途中だったからのようで。少し大きめの木製トランクを持ちながら草花あふれている歩きづらいはずのガーデンを高いヒールで器用に進み。転がる一人の人物を見つければこの国にいる見知らぬ存在は皆アリス、その認識のままに顔を覗き込むように上半身を曲げてルージュを縫った唇を笑みの形に変化させて。「こんなところで寝てたら意地悪な薔薇に閉じ込められて外に出られなくなるよ。迷っちゃったなら案内してあげるから起きなさい」こうして話している内にも蔓が伸びてツンツンと突っついてくる薔薇を手払うようにパッパと動かしつつ声を送り)


悪魔:___。(遊園地を出たのは久しぶり、加えてその場所が城となれば尚のこと。庭園を進む中で太陽の上るこの時間に己が外を歩いていると言う健康的な行動に思わず嘲笑が零れてしまう。そんな中で見つけたのは、なんとも心躍る落とし物。下卑た嗤いを必死に奥の奥へと抑え込みながら気のいい表情、物腰、雰囲気を纏い「こんにちは、如何したんです?太陽の日差しにやられましたか?」彼のそばへとしゃがみこみニッコリとした笑みのままに気遣う言葉を送る、そんな行為の中でもしっかりと彼と言う人物の見目を観察するように眼はまっすぐに彼を捉えて、物珍しいその姿をした彼にこんないいものを拾うなら外に出るのも悪くないと「私は遊園地にあるカジノを管理している”悪魔”、覚えて頂ければ嬉しいものです」簡易な紹介を添えて)

  • No.100 by 稲荷  2020-02-15 01:55:59 




( 元来より肝が据わっている質なれば、見知らぬ土地を背に寝転ぶことへの躊躇いは無かった。然しながら、そのまま眠りに落ちられたかと問われれば答えは否で。理由は明快、足音が聞こえたのだ。其れに気がついた時には既に彼方も此方に気がついていたらしく、丁寧に掛けられた声を耳に入れながら体を起こし、返事をする前に足音の主を見遣った。物腰の柔らかさに見合う人の好さそうな笑み、だが目の奥が笑っていない。人畜無害では無いと直感的に悟った。返しかけた言葉を飲み込み警戒を強めて。本性を現すまでは当たり障りのない相槌でも打っておくか。「――― はあ。魔を自称するとは、なんやけったいな( 変な )兄さんやなあ 」 そう考えていたのに、見るからに好青年という出で立ちには到底似合わない名を告げられたものだから、ついついそこへ突っ込む言葉が口から零れ落ち。悪魔とは地獄に生きる化生を表す言葉だったか。正気を保つ人間ならば冗談でも名乗る様なものではないが、ともすれば彼は本当に化生の類なのだろうか。左右で違う色の瞳を眺めながら考えてはみるが、辺りの異様さに飲み込まれた思考では碌な答えも浮かばず。「 なあ、悪魔の兄さん。俺、はよう帰りたいんやけどどうしたらええんやろうか。兄さんは帰り道知っとる? 」抑々彼についてよりも考えるべきことがあると はたと気がつけば、少なからず己よりも情報を持っているであろう相手に首を傾け問い掛けて。 )


( / お返事が大変遅くなってしまい本当に申し訳ありません……!!帽子屋さんと悪魔さん、二つの絡み文を出していただき有難うございます!どちらにしようか当方も長らく迷ったのですが、石化なので一度もお話したことがない悪魔さんの方にお返事をさせていただきました。また、今更なのですが、こちらのロルに返しにくい等の不備は御座いませんでしょうか…?もしそういった点がありましたら、一言御伝えいただければ書き直しますので、遠慮なくお申し付けください。 / 蹴り可 )



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