匿名さん 2017-12-28 23:05:23 |
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>シェリー
…そう、じゃあ行こうか
(確実に、何かあったことは分かるがそれをわざわざ詮索するような仲でもなければ、そこまで立ち入りたいとも思うこともなく。それにこんなにも警戒している彼女が話すこともないだろうと、勝手に決めつければ先に行けと示してきた彼女に従い、玄関の方へ歩を進め出して。「え?…あぁ、大丈夫だよ。あそこは…あそこは使う予定だった子がいなくなってね、そのままだっから使ってくれると嬉しいかな」今しがた、話すことはないだろうと納得した手前、背後からかかった言葉に少々驚き、それを隠せず声に顕著に表れたか。本当は思ってもいない言葉を口にするのは、台本を音読しているようで不快だったが言葉を言い直す時にその不快感をも飲み込んで。明るい口調になるように努めて言えば、殆どの本当の中に紛れた少しの嘘が許されるような気がして。背中越しで彼女に表情が見られないと分かっていても本心を映すことなくその笑みは変わらずに。)
>ラルス
なら、良い。
(返って来た返事に、自分が口に出していたことに気づき少し驚くも、同様に驚いた様子の青年と何かを躊躇い言葉を選んだような一瞬の間に、やはりあの部屋には何かあるのだと確信めいたものを感じ。自分があの部屋を使うことを、青年が本当に『嬉しい』と思っているとは思えないが、それ以外の言葉は嘘ではない気がして、ではあの部屋の本来の主は誰だったのだろうかと。そこまで考えたところで、考えを振り払うように小さく被りを振り。青年のことを深く知って、自分に利があるとは思えず、青年は両親を殺した憎い仇でそれ以外ではあってはならないとそれ以上考えるのを止め。表情の見えない、自分より大きく肩幅のある背を見上げては、その表情も心情も見えずに後ろをついて歩き)
服とは衣料品店だとして、食事とかはどうしてるの? まさか、自分で作ってるの?
(生活する上で、少なくてもこの青年を殺すまでは生きなければいけないと、ならば食料品店などの場所も知っておく必要があると、再び強気の声音を装い尋ね)
>シェリー
まさか、なんて心外だな。毎回外食なんてそう贅沢な真似はしないよ。あぁ、これからも僕が作るつもりだけど君が嫌なら君の分だけ毎回買うことにするけどどうしたい?
(彼女は一言口にするだけで、それ以上追求されることはなく。どうしてなのかは少女ではない自分には分からないが、きっとそれでいい。互いの名前も知らない自分達にはこの距離が丁度いい。そうして、これ以上それについて考えないように、思考を放棄すれば少女の言葉に、苦笑して。少女の警戒具合からして、自分が作った食事など手をつけようとはしないだろう。ならば、少々手間にはなるだろうが買い出しに毎回出掛けた方がいいか。それも面倒だとは頭の片隅で思っているからか、嫌じゃないその言葉が降ることを期待しながら問おう。「もう、こんな時間か。少し急ごうか、服屋までは少し歩くよ。道について、知りたいことがあったら声をかけて」玄関の戸を開ければ、上から差し込む光が仄かにオレンジ色に染まっており空を見れば段々水色から赤へと変わり始めており。この段階になると、暗くなるのは一瞬。服屋までは、近道を使っても15分程かかるはず。それから、食料品を買ってとしていると急がないと少女と夜道を歩くこととなる。歩くスピードを早めないとなと考えれば、少女にもその旨を伝えて。先に玄関へ出れば、鍵をと考えた時に彼女に渡したまま予備を持ってきてないことに気づいて。)あ、悪いけど鍵閉めてもらってもいいかな?
(/背後失礼します。これから買い出しの流れとなりそうですが、店までの流れはカットした方がいいでしょうか?どうしましょうか?)
>ラルス
へえ・・・。
(意外と家庭的だと目を少し丸くすれば、そっけなく首を横に振り。「いいえ、自分で作るから良い。あなたの分もついてでだから作るよ。それあら、材料代代わりにはなるから」青年の作った食事など食べられる訳がないが、かといってこうして毎回一緒に買い出すのは更に面倒だし、同じ材料なら毒を仕込むなど出来ないし・・・こちらが毒を仕込むのは可能だ。急かす青年に反抗する理由もなく頷き。鍵を頼まれれば、どうしてなのかと考えたところで先程渡して貰った鍵のことを思い出し。「良いの? 鍵取ってこなくて」自分と逸れたら困るのではと思うがそこまで気にする義理はないかと、返事を待たずに鍵を閉め。)
(オレンジ色に包まれた街は一層人通りが激しく、ただでさえ青年は自分より背が高く足幅の大きいのに、スピードを上げたそれに追いつくには小走りに近い形になって、それでも夜道を歩くのは嫌だと、青年に気遣われるのは癪だと、質問などする余裕はないまま荒れる息を殺してその背を追い。)
(/店までの流れですが、そうですね。初日が長くなり過ぎてしまうのでカットしましょうか。一応道中ロル簡単に書きましたが、拾わなくて大丈夫です。)
>シェリー
…そう、じゃあお願いしようかな。けど、一緒に作るからね
(案の定、肯定はされず代案が出され。否定しては、話は纏まることはないだろう。かといって、少女に任せっきりでは何を入れられるか分からない。といっても、毒の類いは少女が手にすることは容易ではないだろう。側にいれば、互いが互いを見ることが出来るからいいだろう。少女の反論も聞かず、一方的にそう言ったか。道中、少女が追い付こうと必死なのは見ずとも気配で判断できたが足を緩めることはなく。その様子を、不思議そうにみる人影を無視して暫く歩けば、目的の場所が見え立ち止まって。「ついたよ、とりあえずはここで揃うと思うから行っておいで。」後ろを振り向き、少女が居たならばそう声をかけ、財布から取り出し少々多目に見積もった金銭を渡そうか。女性ものの服などはわからないし、ついてきたのはただの興味本意。少女もついてこない方が楽だろう。)
(/了解致しました。)
>ラルス
・・・あなたが、それで良いなら。
(思惑とは外れた返事に、やはり一筋縄ではいかないと、無駄に緊張を強いられる時間を増やしてしまったと苦い顔をし。青年が立ち止まるに従い立ち止まればそこは一件の店で、渡された金銭にやはり青年に施しを受けることの抵抗感を覚えるも、それも一瞬の間で「ありがとう」と小さく呟き受け取れば、青年の様子を見ずに店の中に入り。そこは、一般人の利用する店らしく値段も良心的で、ひらひらと可愛らしいフリルやレースの付いた色取り取りの洋服を横目に、比較的装飾の少なく動きやすそうな安価な物を数点選んでは抱え。ふと、店先に並ぶ灰色の人形の一体、それが着る白いワンピースに目が留まり。繊細なレースの縁取りとやわらかく緩やかなラインを描く裾は、年頃の少女ならば憧れるだろうもので。以前はこんなワンピースも幾つも揃えては友人と遊んだりしていたのにと、もう決して元に戻らない遠い日を思い出しては、時間が経つのも忘れそれをぼんやりと眺め。)
>シェリー
(財布と言っていた彼女からお礼を言われると思ってはおらず、一瞬驚いたように目を見開いて。通常ならば両親の教育が良いのだろうと、感心することが出来るのだろう。だが、そこを割りきれるほどまだ整理はついてなく、複雑な感情が渦巻きながらそれを笑みで覆い隠し、「どういたしまして」と告げて。そうして少女が店内へと入れば壁に凭れ、少女が戻ってくるのを待っていたか。それほど時間はかからないと踏んでいたのだが、中々姿を表さない少女を不審に思い、店へと足を踏み入れて。金銭が足りなかったのか、店員に捕まってしまったのか、それとも逃げ出したのか、色々な想像をしながら店内を見渡すと、マネキンの前でとりつかれたように視線を動かさない少女を見つけて。静かに少女の元へ近づけば声をかけようか。「…君に似合いそうな服だね、僕は財布なんだから気にせず好きなの選んだら?」ちらりと少女が抱えているものを見れば、年頃の少女が好んで選ぶとは思いにくいシンプルなものばかり。そういうものを好むのかと納得しかかったが、少女が食い入るように見ていた人形の服は、それとは正反対なもの。少女がどうして、これを手に取らないのか不思議に思い、金銭を気にしているのならばとそこをフォローするような言葉を選び。)
>ラルス
(いつの間に来ていたのだろうか、かけられた声にはっと気づけば傍らに青年が立っており。ただのお世辞に過ぎないだろうに『似合いそう』と言われたことに、それを着ていた日々を壊したのはお前なのに、という苛立ちと、そして僅かばかりの嬉しさを覚えたことに動揺し。誤魔化すようにワンピースに近寄れば思い出すのはあの白い部屋で。ああ、きっと、もしあの部屋に本当の主がいるならこの服が似合うだろうと、どうせ着る機会もないのだから慰めに買ってもいいだろうかと、そっとワンピースを手に取れば大事そうに抱え、心引かれたそれを再び手にすることが嬉しく無意識のうちにふわりと僅かな微笑みを浮かべ。「・・・白が、好きなの?」会計に行こうと足を踏み出せば、ぽつりと、なるべく自然に聞こえるよう努めて口に出し。店の入り口を見やれば、先程はオレンジ色だった空が薔薇色に染まり、端からは薄い紫色が広がって来ており、いつの間にかこんなに時間が経ってしまっていたのだと、これでは夜道を歩くことになりそうだと、時間を取ってしまった自身にため息を吐き)
(/背後失礼します。とりあえず衣服の買出しは終わりますが、食材の買出しとかはどうしましょう。家に材料があるとかならカットしても良いかと。あと帰宅自体はイベントなければさらっと流す程度で構いません。)
>シェリー
(少女の反応を待っていれば、彼女の口元が僅かながらに弧を描き。怒りか動揺などの年相応とは言い難い反応ばかり浮かべていた彼女が、ようやく見せた相応の表情。それはどんな出来事よりも、自分自身の心情を乱し、ポカンと間抜けな表情を晒しただろうか。何故かなどはわからない、自分が少女から奪いとったものの一つだと思っていた、それがまだ微かにでも残っていたために驚いたのかそれとも安堵したのか、また分からないことが増えていて。「いや、僕は白は…わからない、な。あぁ、もうこんな時間か。まだ食材はあるから、食料品の買い出しは明日にして帰ろうか、会計に行っておいで」2階の部屋のせいか、それとも彼女が手にした服を似合うといったせいなのか分からないが、問いかけられた質問に答えようとした言葉は途端に歯切れが悪くなって。最初に出そうとしたのは、否定の言葉。だが、今は嫌いと思う感情はなくかといって好きというわけでもなく。結局苦笑と共に出たのは、曖昧な言葉。それを隠すように、たまたま目に留まった時間を理由に少女へ会計を急かすような言葉を続けて。)
(/了解致しました、食材の方はそちらの案を採用させて頂いて帰宅の体へ持っていきますね。帰路については了解致しました、イベントの予定はしていませんでしたので触る程度で流させていただきますね。
イベントの旨が出ましたので、ついでというのはなんですがお伝えしておこうと思います。
一日目の夜、シェリー様が眠ったとラルスが判断した後、仕事の方へ出かけるイベントを出そうかと考えております。これについて、まだ時期尚早、別のイベントを考えていたなどありましたらお伝えいただけたら幸いです。)
>ラルス
そう。違うなら、別に良いの。
(珍しく、そう、あの事件を除けば会ってまだ数時間に満たないが、珍しく言いよどんだ青年の様子に、やはりあの部屋は何かあるのだろうかと確信に近いものを感じ。流石に、事前に買い置きしてある食材に何か仕込んであるとは思えず、青年の提案に素直に頷けば、時間を気にしていたこともあって、青年の急かす言葉に従い手早く会計を済ませると、数点とは言え袋はそれなりに大きく、少し歩きずらそうにしながらも片手でそれを持ち。ワンピースの所為で予想より残り少なくなったお釣りを、それでもそのまま自分の物にしてしまおうとは最初から思っていなかった為、躊躇いなく青年へと差し出し。)
これ、余ったから返す。
(/仕事に出かけるイベント、了承しました。特に別のイベントを考えていた訳ではなく、強いて言えば自室眠れない夜を過ごしていたかもしれないくらいなので、大丈夫です。ただ、物音に気づいて出て来る、止めようとし来る位はするかもしれませんがそれは良いでしょうか? もう一つ、帰宅後調理は二人ですることになっていますが、調理場面は今回はカットした方が良いでしょうか? こちらとしては後日でも、描写場面はありそうなので流れ等でカットしていただいても構いませんが、勿論描写入れるのも可能なのでお任せ致します。素敵なイベント提案、ありがとうございます。)
>シェリー
ありがとう、…行こうか
(返ってきたお釣、そのままあげてもよかったが予想していたよりは少なくまた彼女が必要な時に渡した方が良いだろうと判断すればそれを受け取って。大きな荷物のせいで歩きづらそうな少女、それを代わりに持とうと差し出しかけた手は、先程の笑みを思いだしすぐに引っ込めて。たとえ少々歩きづらくても、気に入ったものなどは自分で持ちたかった覚えがある。こっちがゆっくり歩けばいいかと考えれば、一言だけ少女へ言葉を放てば歩きだして。先程と同じように少女がついてきているか確かめることはしなかったが歩くスピードだけ緩めていて。何事もなければ、空が完全に紺色に染まる前には家へとついただろうか。そうすれば、少女に鍵を開けて貰うために、笑みを浮かべながら先程引っ込めた手を出して)荷物、持つから開けて貰ってもいいかな?
(/立て込んでいたため遅くなり、失礼しました。
了承ありがとうございます。はい、大丈夫ですよというよりは大歓迎です。止めたり、帰って来た時遭遇していただきたいです。
調理は、そうですねお言葉に甘えさせていただいてカットの方向で行かせていただきたいです。後日に、シェリー様がラルスの仕事部屋から入手などの形で毒物を手に入れた後に調理場面入れてみたいなどと勝手に考えております。)
>ラルス
別に、片手で持てるから必要ない。
(青年が、差し出そうとした手は何だったのだろうか。一言、声かけられ歩き出す青年の後を追えば、その速さが来る時よりもゆっくりとしたもので、荷物が落ちないように、荷物に足を取られないようにと歩いても、小走りする必要もなく。紺色へと色を変えていく空の下、青年との距離は縮まることもそれ以上離れることもなく一定に保たれていて。それはつまり、青年が自分を気遣っていることを意味していて。青年の家の前、今度はしっかりと差し出された手も青年の気遣いも見ない振りをして、そっけなく断れば、よろめきながらも片手で荷物を抱えては鍵を開け、中へと促し)
私、一旦この荷物を部屋において来るから。
作るのはやるけど、下準備位はやってても良いよ。
(/いえいえ、レスは背後様の都合の良い時で構いません。ただ、何分このトピが楽しく期待して待ってしまう性分でもあり、もし、もし、背後様の都合などでトピを止めたい時は教えて頂けると幸いです。特にレスを急かせる意図はなく、出来る限りこのトピを続けたいという気持ちからですので、深く受け止めて頂かなくて大丈夫です。
調理について、そうですね。今のところその方向で良いかと思います。調理やその他でも何かイベント思いつきましたら提案、相談させて頂きますね。)
>シェリー
ありがとう、分かった
(気に入らなかったのか、感に触ったのか己の手が目に入ってないかのように行動した少女を見てため息混じりの苦笑を溢して。それはともかく、開けてくれたことには代わりはないため軽い会釈と共に礼を述べれば、少女の言葉を了承して。さてと、少女の言う通りに準備だけはしておこうか。彼女が二階へ行くのを見送ればリビングの向かえにあるキッチンへと向かって。そういえば、彼女にキッチンの場所を教え忘れたような。ドアを開けておけばいいかと判断すれば、ドアを開けっ放しにしたまま中へと入り電気をつけて。一人遊びの為に買い、使用者がいないまま棚で息を潜めたいた食器達が日の目を見ることが出るとは思わなかった。それが嬉しいのかよくわからない気持ちと食器を抱えながら、机へ置いて。調理器具と食材を出しながら少女が下りてくるのを待って。)
(/お優しいお言葉、嬉しいお言葉ありがとうございます。そのお言葉しかと受け止め、無理しないよう、スレが少しでも長く続くようにやらせていただきます。重ねて、お礼申し上げます。
了解致しました、調理場面は少しだけ触れ、その後食事へと移る感じでいかせていただきますね。
キッチンについて記載していなかったので、簡易なものですが書いておきますね。
リビングの向かいの部屋にある。
その中は、食卓も兼ねているためリビングには劣るが、二人で食事をしたり調理をするには充分の広さ。入ってすぐに目に入るのは、こじんまりとした白に近いグレーのテーブルと同色の椅子が向かい合うように置かれている。その奥には、此方も大人二人が並んで使えるであろう流し台にその横には食器棚、冷蔵庫等が並んでいる。
といった感じです。
イベントの提案、相談、凄く大歓迎ですのでお気軽に立案していただけたらと思います。)
>ラルス
(お礼を言われ、青年のため息を耳にすればどこか胸がちくりと痛んで一瞬僅かに眉が寄り。気のせいだと気づかなかった振りをして、青年の様子をそれ以上確認せずに荷物を抱えたまま、二階へと上れば真っ直ぐに奥の寝室へと向かい、思い浮かぶ白い部屋に一瞬躊躇うも「お邪魔します」とドアを開け。先程と何も変わらない、白く白く生活感が欠如した部屋。そっと中に踏み入れば、入って横の隅、デザインは少し古いのに痛んだ様子のない白いクローゼット。中を開けば、案の定そこには何も入っていなく、荷物の中から先程買った白いワンピースを取り出しハンガーにかけて中に吊るせば、まるでそこに収まるのが当然のように馴染み。少しの間それを見つめて、そっとクローゼットを閉じると残りの荷物は少し乱雑にベッドの脇に置き。余り青年を一人にして料理の支度をさせるのでは、自分が一緒にやるといった意味がないと、部屋を出ようとした間際、ふと白い部屋を振り返り「少しの間だけだから」と誰に言い訳しているのか自分でも分からないながらに呟き、階下へ降り。そういえばキッチンの場所を聞き忘れたことに気づき、廊下でキョロキョロと周囲を見ればリビングの方、そこの向かいから漏れる光に気づき。キッチンに入れば、準備をしていた青年を見つけ。)
・・・お待たせ。始めましょうか。
(/こちらこそ、拙いロルではありますがよろしくお願い致します。キッチンについて、設定了承しました。毎度ながら丁寧な設定、ありがとうございます。)
>シェリー
あぁ、手早くパスタとサラダで済まそうと思うけど代案はあるかな?
(後方からかかった声、だが少女の方を見ることもせず、手に抱えていた食材を机の上へ置けば、ようやく彼女へ視線をやって。テーブルの上に置いた食材は、トマト缶、トマト、レタス、ベーコン、レタス、ブロッコリーに乾燥パスタ。パスタならば、パスタもソースも鍋から取り分けるもの、それならば何かを混入される可能性は低く、少女にやらせそれを見ていれば彼女も文句を言わないだろう。そう判断したが、彼女の好みは分からない上に主導権を握りすぎるのも反発される可能性もある、そう考えたのを読み取られないよう笑みで繕い、尋ねて。)
(/お褒めのお言葉ありがとうございます。次のロルぐらいで、食事前ぐらいまで流させていただきますね。此方、特に問題なければお蹴り下さい。)
>ラルス
ううん、それで良い。
(テーブルに置かれた食材に目を向ければ、大体は何をどう作るのか一応の予想がついて、数少ないレパートリーの一つだったことに内心ほっとしつつ、鍋やら何やらを用意し始め。慣れないキッチンで多少の段取りの悪さはあるだろうが、流石に料理をしたことはあるだろうと伺える手つきでトマトパスタやら、サラダに取り掛かり。青年が手を貸してくれるなら、仕上げ以外は特に断ることをせずに青年に任せただろう。盛り付けだけは、一応にと率先して行えば、レストランの一品とまではいかないものの、家庭料理程度の仕上がりにはなっただろうが、青年の腕次第では幾らか違ったかもしれない。適当に具材があれば、簡単なコンソメスープ位は作って添えたかもしれない。
白に近いグレーのテーブルに並べらる二人分の出来立ての料理に、一人分足りないと無意識に思ってしまい、はっと気づけば寂しさを堪えるような罰の悪いような複雑な表情で椅子に近寄り。そっと相手の様子を伺って、相手が座れば、あるいは勧められれば椅子に座っただろうか。)
(/返信遅れ申し訳ありません。適当に、簡単に流しましたが蹴り可です。)
>シェリー
(甘やかされて育ったのだろうと勝手に思い込んでいただけに、手際の良い少女の行動にややあっけにとられていたが直ぐ様自身も調理へと取りかかったか。少女が殆ど取り仕切ると思ったが、仕上げ以外はこちらにも回してくれたおかげか予想していた時間よりも早くに済んだだろうか。
テーブルに並べた二人分の料理。自身が望んでいたその光景に少しのいとおしさとそこにいるべき人物がいないことに虚しさを感じて。このまま感傷に浸っていても仕方がない、少女に悟られないよういつもと変わらぬ笑みを無理矢理浮かべながら虚無感をかき消すように椅子の方へ近寄って。「…座らないの?」既視感を抱く少女の行動にクスリと一笑しつつ、首を傾げそう尋ねた後先程と同様彼女が座りやすいように椅子へと腰掛けたか。)
(/いえ、こちらの方が遅くなること多いですし、背後様がこちらへ仰っていただいた様に背後様の都合のあったときに返していただけたら幸いです。綺麗に流していただきありがとうございます。)
>ラルス
ううん。
(笑みを零す青年に、一体何がおかしいのだろうと首を傾げつつ、青年が座れるのを見届ければ自分も椅子に腰掛け。湯気の立つ料理をぼんやり見つめ、両親の仇と食事を囲うなど、一体自分は何をしているのだろうかと思うが、全ては目の前の青年を殺すためと結論付け。祈るように両手を合わせれば目を瞑り。「この慈しみに感謝してこの食事を頂きます。ここに用意された物を祝福し、私達の心と身体を支える糧としてください」食膳の祈りの文句を唱えれば、静かに瞼を持ち上げ食事を始めただろうか。青年も何か文句を唱えるならば、それを待っただろうか。これまで経験した、両親との食事は楽しく会話があふれたものだったが、青年相手に楽しく会話をする気にはなれず、黙々と食事を進め。口に入る料理は、慣れた自分の味付けの筈なのに酷く味気なく感じ、ただ体力を維持する、復讐を成し遂げる為にと機械的に食事を口に運び。)
(/いえいえ。食前の文句は、何も言わせず食事を開始するのも味気なかった為、とある宗教から引用させて頂きました。が、家庭によって、個人によって宗教は異なるでしょうし、あくまでフレーバー程度のつもりなので厳密に考慮して頂く必要はありません。また、勝手な描写の追加、不都合、不快等ありましたら蹴っていただいて構いません。)
>シェリー
(手を合わせ、心中で「いただきます」と唱え。それがいつもの行為であり、当の昔に神様とやらの信仰心を捨てた自分には食前に祈るという行為はすっかり忘れてしまっていた。少女の言動は、まるで小説や映画の登場人物のように遠く次元の違うものを見ているようで彼女と自分が同じ空間にいるのが不思議でたまらなく感じて。早く、彼女がこの生活に飽きて逃げ出してしまえばいい、まだ一日も立っていないにも関わらずそんな事を考えていて。少女のそれが、終われば料理を口にしはじめるか。チラリと彼女を窺えば、ピクリとも動かない表情、単調的な動きにまるで精巧に作られた綺麗な人形の様だと感じつつもそれを言葉にすることはなく。二人分の食事の音がするのに、言葉が飛び交うことはない端から見たら異様な光景は、亡霊が食事をしているようだなと他人事の様にフッと静かに笑みを溢して。)
(/いえいえ、とんでもありません。むしろ、このまま行くべきか何かしら新しい描写を入れるべきかと悩んでいたので、物凄く助かりました、ありがとうございます。
お話変わりますが、これからどれぐらいの期間になるか分かりませんがお返事の速度が少し下がるかもしれません。背後様のおかげで、楽しくやらせていただいているのですが、お恥ずかしながら心身共に思うようにいかない状況が続いておりましてロルの書ける日とそうでない日の感覚が空いて来ている為ご報告させていただきました。ご理解いただけますと幸いです。)
>ラルス
(手を合わせるも、青年の口からは祈りの文句はなく、良く考えれば両親を殺すような人物が神になど祈らないかと結論付け。その割りに自分の祈りを青年が待ってくれたことは、ちぐはぐな感じがして、もやもやするようなすっきりしない感情を抱えたまま食事を進め。ふと、笑みを零した青年を訝しげに見て。)
何?
(いつの間にか空になっていた皿に手を止めれば、食前と同様に両手を合わせて目を瞑り。「感謝のうちにこの食事を終わります。あなたの慈しみを忘れず、全ての人の幸せ・・・、全ての人の幸せを、祈りながら」習慣化した、唱えることが当たり前でその文句を深く考えることも少なくなっており、それまでこの文句を疑問にも何も思うことはなかった。しかし、今『全ての人』の幸せを自分が祈れるのだろうか。今、目の前で食事を共にしている青年を殺すつもりでいながら。途切れた言葉をもう一度言い直しながら、青年同様に自分ももう祈りを捧げる資格はないのかもしれないと思い。青年がまだ食事を終えていなければ、ぼんやりとその様子を見ながら待っているだろうか。)
(/そう言って頂けてとても嬉しく思います。レス頻度に関しては、背後様のご負担にならないペースで構いません。背後様のリアル、心身をお大事に、可能な範囲でゆっくり進めていただけたらと思います。報告大変ありがとうございました。)
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