SCAPEGOAT 2017-12-24 22:13:45 |
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「クロ…クロが…いないの…」
(やっと絞り出した言葉はそれだけで
それ以降は涙が溢れ嗚咽が漏れるだけで
ぬいぐるみを強く抱きしめて顔をぬいぐるみに押し付け
必死に涙を止めようとする
すると甚平のズボンのポケットからキラリと光る
何かが地面に落ちる)
○落ちたものを拾う
○何か落ちたよと少女に伝える
>落ちたものを拾う
クロ? 犬とはぐれちゃったのかい?
(少女がやっとのことでという様子で絞り出した言葉を聞き拾っては、飼い犬とはぐれてしまい、この時間まで探していた、等の事情があるのかと深読みし思ったままに問いかけて。その時、少女のポケットから何かが落ちたことに気付くと、すぐに拾い。それを特に確認もせず手にしたまま、もう片方の手でごそごそと自分の鞄からハンカチを取り出せば「泣かない、泣かない」と少女を励まつつ、両方とも渡そうとして)
「クロは…人間…
シロと一緒にここに…来たの
でも…はぐれちゃって…うぅ…クロぉ…」
(ぐすぐすと鼻をすすりながらたどたどしく
言葉を紡ぎ言葉にすることで余計不安感に襲われ
次から次へと涙が零れるが玲司の優しい声に
ようやくぬいぐるみから顔を離しゆっくりと玲司を
見ると差し出されたハンカチがはじめに目に留まり
少し戸惑いながらもハンカチを受け取り涙を拭うと
次にもう片方の手の方を見、一瞬目を見開き
奪い取るように急いで玲司の手からロケットペンダント
を手に握りしめる中身を確かめるとまた涙が溜まり
ぎゅっと手に力を込めて何かを決意したような素振りを見せると玲司の目を見て)
「お兄ちゃん…クロを…クロを
探すの…手伝って…ください。」
○手伝う
○手伝わない
>手伝う
うお。
(拾った物はそもそも少女に返すつもりだったものの、奪うような勢いで取られるとは思いもよらず。少女の行動にやや驚いたが、余程大切な物だったのだろうと、一人心の中で納得し。次いで頼まれた内容に関しては、自身もいつ来るか分からない電車を待っている身で、今は特にすることも思い付かないし、断る理由も気持ちもなくて。しゃがんだ姿勢のまま、快諾して)
いいぜ。一緒に探そうか。どこではぐれたの?
(快く承諾してくれたことに
ホッと肩を撫で下ろすと玲司から
渡してもらったハンカチでまた涙を拭い
玲司からの質問に答えようと口を開き)
「えっと…気がついたらここの駅に居て
クロと一緒に帰ろうと思って
そしたら変な黒い犬に改札口の所から追いかけられて
気がついたら…クロが居なかったの…」
(追いかけられた事がよほど怖かったのか
また泣き出しそうなのか少し震えながら答える)
○改札口に行ってみよう
○まずこの辺りから探してみよう
>改札口に行ってみよう
黒い犬、それは心配だな。でも、改札口ではぐれたなら、そのクロって人も一度はそこに戻ってくるかもしれないね。
(少女の話を聞いたあとに、思ったことを述べるとすっと立ち上がって。「それ、返してくれるかい?」と言うのと同時に少女の手からハンカチを奪い、素早く自分の鞄に入れれば、空けた少女の手を自分の左手で握って。自分の右手は胸あたりの高さに持ってくると、そこで人差し指を立て、どこか悪戯っぽく少女に言い聞かせるように)
いいかな?またワンちゃんが出てきたら危ないから、お兄ちゃんから離れたら駄目だよ…?
(/確定ロルを回してしまいましたが、問題があったら申し訳ありません; またハンカチをわざわざ回収したのは、少女が元からぬいぐるみを持っていたからです。小さな手で、ぬいぐるみとハンカチを一緒の手に持つのは難しそう…と考えますと、>>165の時点では片手にぬいぐるみ、もう片手にハンカチ、という状態ではないかと想像しまして。手を繋ぎたいなら、少女に片方の手を空けてもらわないと、と考えたうえでのロールです)
「うんっ…分かった!」
(玲司の言葉に強く頷くと握られた手をしっかりと
握り意気込むその目にはもう涙は溜まっては居なかった
一人で心細かった時に手を差し伸べてくれた
玲司を見上げ少し微笑むと暗闇を見つめ
クロを探すべく改札口に足を向ける)
(改札口に着くと相変わらず人の気配は感じられず
裸電球がチカチカと点滅しながら
無人の駅内を照らしていた
すると改札口近くの花壇に植えられていた茂みから
ガサゴソと葉を揺らす物音が聞こえ)
○そばの自動販売機に隠れる
○警戒はするがその場から動かない
○シロを連れて急いで逃げる
(/確定ロルの件把握しました
戦闘なりでは無いので確定ロルはある程度
してもらっても大丈夫ですよ
ですが報告ありがとうございます)
>警戒はするがその場から動かない
犬かな?
(少女と一緒に改札口へ向かって歩き始めたものの、近くの茂みからの物音に気付くと、そこで足をとめて。手を繋いだまま少女を少しだけ自分の影になるように誘導しては、庇うようにほんの少しだけ自分は前方に立ち。逃げるべきか、その必要はないか、見定めようと音がした方向をしっかりと見つめて)
(/承知しました。丁寧なお断りに感謝です)
「うわっ!」
(茂みから転がり込むように出てきたのは
シロと同じぐらいの背丈に黒髪、黒生地に
赤の装飾が施されている甚平を身にまとった
幼子であった
茂みから出てくる際にどこかに足を引っ掛けたのか
そのまま倒れ込みグズグズと泣き始める)
○少年に手を差し伸べる
○シロにクロかと尋ねる
>少年に手を差し伸べる
ありゃ、転んじゃった…!
(茂みから姿を現したのは、今、自分が一緒にいる少女とそう変わらないぐらいの年齢に見える少年で。もしや彼が"クロ"なのかと思ったその瞬間に相手が転んでしまい。反射的に少女の手を引いたまま少年に近付くと、しゃがみこみ、もう片方の手を差し伸べて)
おい、大丈夫か? 痛そうだったけど。
「ひっ…!」
(誰かがいるとは思っていなかったためか
声をかけられ顔を青くしながら後に後退するが
そのそばにいた少女を見て顔色が戻ってくる)
「シロ?…シロぉおお!」
(少女の方へ駆け出し力いっぱいシロを抱きしめると
シロもクロにつられ大声で泣き始める
しばらく泣きあってきた二人が落ち着き二人で涙を
拭いながら玲司の方に向き)
「「お兄ちゃんシロ(クロ)を探してくれてありがとう」」
(そう言って出店でよく見るラッピングされたりんご飴を
巾着から取り出し玲司に差し出す)
○受け取り食べる
○受け取らず気持ちだけ貰う
>受け取らず気持ちだけ貰う
(抱き合って泣き始めた二人の様子に、どうやら、目当ての人物を見つけることができたようだとほっとして。何かを言おうと口を開きかければ、つと子供たちから林檎飴を差し出され。丁度、お腹も空いてきていたので、有り難く受け取ろうとするが、そこで不意に手を止め、ごく僅かだが顔色が変わり)
……いや、俺、今お腹空いてないしな。気持ちだけ貰うよ。二人ともこれからはどうするんだ?
(ややぎこちない笑顔で続けて。胸中に突如、沸いた不安は口には出せず、それでもその不安が杞憂であることを同時に願ってしまう。――― あの駅員は言っていた。ここは『きさらぎ駅』だと。それは確か、実在しない駅の名ではなかっただろうか…。一説に寄ると、現世と常世の境界にあるのだとか…。思い出せば、背中に冷たい汗が伝うのを感じ、しかし、思考はとまらずに、だとすれば、ここで出会ったこの子たちは人間なのだろうか? という疑問が浮かび上がり。もし、あちらの住民であれば、これも聞いたことがあるのだ。イザナミもベルセポネもそうであったはず。…黄泉の国の物を食べると、現世に帰れなくなると)
(/長文をすみません。食べると戻れるのか、それとも罠か、特別に迷う選択肢でしたw)
「僕達駅員さんにもらった切符でお家に帰るの」
「クロも見つけたからシロたち帰るねお兄ちゃん色々ありがとう」
(受け取ってもらえなかったりんご飴を見て
寂しそうに眉を下げるが仕方なく巾着にりんご飴を戻し
二人仲良く手を繋ぎ改札口に向かいながら歩き出し
玲司に手を振り改札口の外に出る
その後ろ姿は少し透けているようにも見え
確認しようにももう二人の姿を捉えることは出来なかった)
(二人が居なくなり静寂な駅内に戻ったのもつかの間
玲司の背後からグルル…と獣が何かを警戒するような呻き声が響き)
○背後を確認せず走り出す
○背後を振り返る
(/確実にさっきの選択肢はストーリー分岐出したね
りんご飴を受け取り食べていたら
玲司はどうなっていたのでしょうねw)
>背後を確認せず走り出す
(二人の子供を見送れば、その背中は少し透けているようにも見えて。改札を抜けた二人が、すぐに自分の視界から消えたことにも違和感を持つと、否応なく"ここから出るのはまずいのかもしれない"という発想に行き着き、不気味な焦燥感から、全身の血流が悪くなるような感覚を得る。静かになったその場に立ち尽くしたまま、"自分の方こそ、この後はどうしようか…"と考え始めれば、それとほとんど同時に背後から聞こえてきたのは、獣を連想させる唸り声で)
………!
(びくりとし、咄嗟に思い出したのは少女の話であり。今、背後にいるのは、彼女たちを追い回した犬なのかもしれないと思うと、あのような小さな子供にも逃げ切れる犬なら、どこか鈍く、振り返って姿を確認してから、対処を決めても遅くはないのかもしれないと思考が回り、武器になりそうなもの…すなわち、通学鞄を持つ手に力が入って。
しかし、並行して思い付いたのは"リスクを負ってまで、ここをすぐに離れないメリットはあるのか?"ということであり。結局、無言で振り向くこともしないままに、駅事務室かホームの方へと目で探しながら、走り出して)
(/迷う選択肢が続きました--; そろそろデストラップに引っ掛かりそうです^p^ 背後としては、アイテムゲットの可能性や薄暗い駅構内を無闇に駆け出す危険性を考えてしまい、状況を確認したい気持ちも強かったのですが、今回は逃げることにしました;)
(玲司が走り出したとほぼ変わらないぐらいで
背後にいた何かも足で地面を蹴り
玲司目掛けて走り出す見ていないので何が
追いかけてきているかは分からないが
獣のような息遣いに、時たま吠える声が
次第に玲司に追いついてくる
その何かから逃れるために貴方がとった行動は…)
○駅務員室に逃げ込む
○ホームのその先トンネルへと走る
(/迷わせるような選択肢が多くあると
言われると嬉しいです
分かってしまうようなものでは面白味がない気が
するので存分に悩んで楽しんで貰いたいです)
>駅務員室に逃げ込む
ちぇ、やっぱり追ってきたみたいだな…!
(背後の気配が自分を追いかけてきたことを感じると、小さく舌打ちをし、独りごちて。取りあえず、困ったときは人がいる場所、あるいは扉が閉まる場所、…と考えると現状でその条件を満たせる場所は"駅務員室"以外に思い付かず。最悪、中に入れて貰えなければ、鞄を使って戦うしかないかな、と考えつつも、そちらに向かって走り)
(中に入るとそこには誰もおらず
異様な空気で満たされている
どこかピリピリとした空気の中で鉄臭さが残る、
先程追いかけてきた何かが中に入ってくることは無く
扉の外でグルグルと呻き声を上げながら
様子を伺っているようだ)
(少し奥には駅員達が座っていた椅子とテーブルが
ありその上に何か髪が置いてあり
椅子に立てかけるように置いてある大きなスコップをある)
〇紙を手に取る
〇スコップを手に取る
>紙を手に取る
!? …誰もいないし、妙な匂いが…? それにこの紙は…?
(追い掛けられているという緊迫感もそこそこに、辿り着いた駅務員室に飛び込んで扉を閉めれば、追ってきた相手はその場にいるものの、侵入
を試みてくることはないようで。しかし、それもいつまでかは分からず、緊張は解けない。また、てっきり、駅員たちがいると思っていた室内には誰もおらず、それどころか、血を連想させられる匂いまで漂い、異様な雰囲気が感じられて。ふと、テーブルの上に紙を見つけては、それに手を伸ばし)
(/すみません今リアルが忙しくなってしまって
お返事を返すのが遅くなってます
48時間以内にできるだけお返ししようと
思ってるのですが遅れてしまい申し訳ありません)
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