高坂麗奈 2017-11-12 07:43:02 |
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そうね、食べましょう…
ねえ、久美子、あーーん……
(料理を食べるの初めてしばらくするとお箸でおかずを掴みそれを久美子の口元に持ってきてあーんをしようとしていて)
え、遠慮じゃなくて…
あぁ、もぉー
(いつだって麗奈の真意は分からない。
こちらをからかっているのか、単に天然なのか。
そしてわたしはいつもそれに振り回される。
でもそれを不快とは思わず、むしろ振り回されることにある種の喜びを感じているらしいわたしはどこかおかしいのだろうか?
などと漠然と考えながら、しかたないといった様子で差し出されたおかずをぱくりと口にして)
美味しい、久美子……?
(久美子に向けたおかずを食べたのを見て満足そうに思えて恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめてじっと久美子を見つめて美味しいのか質問をして)
はいはい、おいしいです!
……そんなに見られるとたべにくいんだけど?
(あーんと差し出されて口にしたおかずは確かに普通にたべるより特別おいしく感じて。
でも本心を悟られるのが恥ずかしくて照れ隠しにわざとぶっきらぼうに答えて。
そのあとも見つめられていると照れくささに耐え切れずおはしを置いて抗議をして)
そう……それならば良かったわ……
ごめんなさい、でももしかして久美子、照れているの…?
(久美子が食べて美味しかったって言葉を聞いて満足に薄く微笑んで見ていたら食べにくいって言葉を聞いて素直に謝るとふと久美子の異変に気がついてじっと久美子を見つめて照れているのか質問をして
……察してよ。
(紅い顔でこちらからもじっと視線を返して。
彼女の問いに直接は答えず、解釈は任せると話すとおはしを取り直して食事を続けて)
くすっ、ごめんなさい、久美子…
(じっと視線を返されてその久美子の反応が可愛らしく思いクスって笑い謝ると朝食を食べるのを再開して)
…ごちそうさま。
(完食するとおはしを置いて手を合わせて)
…おいしかったよ、麗奈。
ありがと。
(チラッと彼女に視線を向けると恥ずかしそうに、でも素直な気持ちを口に出して伝えて)
いえ、お粗末様でした……
口にあって良かったわ…
今度は、久美子の手料理を食べてみたいわね……
(両手を合わせてごちそうさまをすると食べ終わった食器を流しに運びながら久美子の手料理を食べたい事をお願いをしてみて)
そ、そうだね。
いつか機会があれば、ね。
(自分の食器を流しに運びながら、料理には自信がないので目を逸らしごまかすように答えて)
あ、準備してもらったから片付けはわたしがするよ。
くすっ、楽しみにしているわね…
2人でやった方が早く終わるわ……
だから気にしないで、久美子。
(久美子の歯切れの悪い返事をされると多分料理を作ってくれないだろうなって思いくすっ、て笑い2人でやった方が早く終わると思い気にしない事を提案をすると食器を洗い初めていて)
分かった、じゃあお願い。
(ふたり並んで食器を洗って片付けを済まして)
……まだ10時かぁ。
遊びに行くわけにもいかないし、練習もできないし。
どうやって時間を潰す?
(普段は練習に追われていくら時間があっても足りないのに、いざ練習ができなくなると時間をもて余してしまうことに苦笑いを浮かべて
そうね……そう言えばこの前に有名な楽団のオーケストラの演奏のBlu-ray Discを手に入れたのよ。
見る……?
(食器を洗い終わると久美子の部屋に戻り鞄から演奏の入ったBlu-ray Discを出すと久美子に見せて)
へぇ
そーゆーのって高いんじゃないの?
買ったの?
(麗奈からBlu-rayのケースを受け取ると興味津々に裏表を眺めて、知っている曲がいくつか収録されていることを確認して)
じゃあお茶入れてくるよ。
ちょっと待っててくれる?
(ケースを麗奈に返すとお茶を入れに部屋を出ようとして)
ええ、勉強の為に必要だと思ったのよ…
演奏が上手になるためならば安い買い物よ。
ええ、お願いね、久美子……
(演奏が上手くなる為ならば安い買い物って思ってなのかさも平然と答えて久美子から返してもらったBlu-rayのケースを机の上に置いて久美子にお茶を入れて来るのをお願いをすると久美子が部屋を出て行ったのを見送ってから部屋に置いてある物を1つづつ確認をして)
(キッチンでお湯が沸くのを待ちながら、麗奈と自分ではまだ意識に差があることを悔しく感じていて。
上手くなるためにまだまだできることを貪欲に探さないと、と思っていると、ふと自分の机の上にいかがわしいマンガ雑誌を置いたままであることを思い出して。
麗奈に見つかったらマズい、と危機感を感じると居ても立ってもいられなくなり。
一旦火を止めると走って部屋に戻り。
平静を装いながらドアを開けて)
おかえり、久美子……
(久美子が部屋に戻ってきたのに気が付いて久美子の方を振り向いてちょうど机の上に置いてあるいかがわしい漫画の雑誌を手に取ろうとしていていて)
(部屋に入るとまさに麗奈がいかがわしいマンガ雑誌を手に取ろうとしているところで)
ダメーーーっ!
(マズい、と思うが早いか叫びながら脱兎の如くダッシュして麗奈より先にいかがわしい雑誌を奪い取ろうとして)
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