紅夜叉 2017-09-27 17:52:47 |
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誰かと一緒に残業することが、こんなに楽しいことだったとは。ははは、初めて知ったなぁ。これだから、まだ僕は人生を終わらせられないんだ。無様にぶら下がったままでも、新しい発見があるから。
一人で抱え込むのがしんどかっただけなんだけど。やっぱり僕は駄目だね、一度決めたことを守れない。
昔は大丈夫だよって笑うくらいの甲斐性はあったのに、どうしてこうなっちゃったかなあ。年を取ると涙腺その他もろもろが緩むって言うし、それ?
…一人ぼっちが淋しいのかもしれないね。周りはみんな幸せそうに誰かに寄り掛かって生きてるのに、僕だけ何もない。現実とか、人の心とか知っちゃって、寂しくなっちゃったのかも。僕なんかと一緒にいてくれる人なんていないのに。っていうかそもそも、僕が人から離れてってるのに。
だって、怖い。やっぱり僕に貴方たちは理解できないよ。理解するのが怖い。知りたくないことまで知っちゃうから。
誰か、誰か助けて。ずぅっと伸ばしてる僕の手を、誰か掴んでくれないか。どんな理由でもいいから、ちょっとだけ優しくしてくれないか。誰かに好かれようと頑張るのはしんどいよ。君が羨ましいなあと思っても、結局僕は君になれないし。僕は自分のこと大嫌いだから、誰かになろうとするけど、結局僕は僕でしかないんだ。誰かの言葉に一喜一憂してばっかりのぼくじゃあ。
どこかで筋を通さなきゃ。一本ちゃんと、折れない何かを通さなきゃ。僕にとって折りたくない何かって、なんだろう。大切しなきゃいけないものも、大切にしたい物も、もう見つかんないよ。
知りたくなかったことっていっぱいある。知らぬが仏って、このことだって、何度思ったことか。本当のことを知るのは、怖い。
でも、知らないって怖い。分からないって怖い。
どっちも怖いなら、無関心でいればいいんじゃないだろうか。そう思って見ないようにしてみても、結局視界に映りこんじゃうんだなあ。俯いてばかりじゃ、僕がどこに行けばいいのか分からないから。顔を上げて、前を見るしかない。でも前を向いたら、怖いものが見える。目前に怖いものが待ち受けてることを、知ってしまう。
ああやっぱり、分かるって、知るって怖い。
あ、やっと気づいた。僕は全部が怖いんだ。五感全部で恐怖の元を受信して、怖くなって臆病になって、自分の中に閉じこもってる。でも僕は、僕自身も怖い。
もう、今年で最後か。淋しいような、そうでもないような、変な気分。今の人たちと別れて、新しい人たちと出会う。人生はその繰り返しだ。一人になれるときなんて決してありはしない。他人に慣れることなんて、決してできはしないのに。
先を見ている場合じゃないけれど、残念ながら別れは決まってしまっているからね。さて、どんな顔でお別れしようか。僕らしい顔で、僕らしいことを言ってお別れにしよう。大丈夫、「またね」って言えば、絶対また会えるさ。未来永劫、君たちと出会った事実は変わりはしない。
ちょっと感傷的な気分の紅夜叉でした。
あけまして、おめでとう。
…本当におめでたいかどうかは、今年の僕の努力次第ってことで。今はただ、何も考えずに馬鹿になって、去年一年生きてたことを祝おうか。
バイバイ、お別れだ。きっとあなたと僕は、その日を最後に二度と会うことはないだろう。僕が糸を絶つからね。
悪いけど、僕には君一人だけいれば充分なんだ。一人でも平気なんだ。僕のやりたいことは、ひとりでしかできないからね。
僕の人生は僕のものだから、僕のやりたいことを優先するよ。
貴女より大事なものがある。貴方より大事な人がいる。だから僕に、貴女は必要ない。
たった、それだけの話だ。大丈夫、きっと僕なんていなくても平気だよ。
全部いつか終わっちゃうんだ、と思ったら、突然どうしようもなく悲しくなった。
ずっとこのままじゃダメなのかな。明日なんて来なくていいよ。ずっとこのままがいい。僕の大好きなものに、大好きな人に終わりが来るくらいなら、ずっと今日のままでいい。なんで全部終わっちゃうの。なんでいつか終わりが来るの。どうして、物事にはいつか終わりが来るの?
悲しいじゃん。大好きな人が死んじゃうのとか、大好きな人と離れ離れになっちゃうのとか、大好きなコンテンツが終わっちゃうのとか。悲しいじゃん。
どうして変わらなきゃいけないの?どうして新しい所に行かなきゃいけないの?こんな悲しみを味わうくらいなら、僕はずっとこのままでいい。
終わる『いつか』を。別れなきゃいけない『いつか』を。考えるのが、とても怖いし、悲しいよ。
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