魔法使いレベル50 2017-09-24 06:39:27 |
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…すまない…。
(申し訳なさそうに謝罪しつつ逆走する相手の後を追うも己のローブの裾を踏んづけビタンッと転んでしまい相手だけが何とか間に合い壁の向こう側へ。結果閉じ込められてしまったがここだけは経験者だから有利か慌てず騒がず辺りをキョロキョロ見渡し壁に手を這わせ触れていき違和感のある場所を発見しそこをグッと奥に押せばスイッチになっていてガコンッと音が鳴りゴゴゴ…と閉まった壁が左右に開いていって)
(/お優しいお言葉ありがとうございます!そう言って頂けますと助かります!)
……え、っと……だい、じょうぶですか?(自分は何とか壁が閉まりきる前に抜け出せ、一息ついていたが先ほど聞こえた音が気になりフッと振り返ると、
閉まる前に一瞬見えたのは転んでいる相手の姿。目を疑っているうちに閉まりきってしまったのだが、なぜだか動く事は出来ず、先ほどのシオン山の姿は一体……?と頭の中で色々問答をしているうちに「もしかして……シオンさんを雇うお金が安い理由って……?」と小さい声で呟いていると閉まっていた壁が開き、相手の姿を見てホッとしたは良いがどうにも先ほどの姿が脳裏から離れず若干タジタジになりつつも相手の安否を問い)
(/いえいえ、ここ優先よりもリアル優先の方がこちらとしてもありがたいですから!
そしてようやく安い理由である「おっちょこちょい」に気づいたマルクス!果たしてどうするのやら(笑))
…問題はない…転けたけど…。
(相手が心配してくれているのか声をかけてくれたことに表情を変えずに返事を返しつつパンパンとローブについた汚れを綺麗に払って。顔から転けたようで擦り傷だらけになっているが本人はまったくと言って良いほど気にしているはずもなく平然としていて。そして今のトラップにより覚えていたはずの道もわからなくなったため素直に伝えるためぽつりと口を開いて)
…迷った…。
(/ありがとうございます!…マルクスくん本当にどうするのかな…楽しみですね(笑))
よ、良かったです……あ、顔に擦り傷ありますよ。ヒール掛けますね(相手が表情を変えず返事をし、パンパンとローブの汚れを払っている姿にこの人は高レベルの冒険者なんだけどなぁ、なんて思いながらも顔の擦り傷を見て咄嗟に自分の使える数少ない魔法の一つの回復魔法の【ヒール】を相手の許可を待たずに使用して。相手のレベルの高さもあり大きく回復させることはできないが、擦り傷程度なら無事に回復しきれたようで相手の顔の擦り傷は治っていき。そして、相手のポツリと呟いた言葉に相手に気づかれないようにコッソリと再び相手の能力を見ていると【性格:おっちょこちょい】という単語が見えて『これはとんでもない熟練冒険者を雇ったなぁ』と思いながらも口を開いて)と、とりあえず曲がったところまで戻ってみませんか?
(/はい、とりあえずヒール掛けさせました(笑)一応他に覚えてる魔法は炎系の攻撃魔法1つ覚えてるのと何か攻撃でも回復でもない魔法1つの3つだけのイメージです(笑))
すまない…そうだな…そうするか…
(ヒールをかけて貰い傷が治れば謝罪しては相手が己のステータスを見ているなんて気づくわけもなくそして彼の内情も知るよしもなくとりあえず来た道を戻ろうと提案されると至極最もなため頷いては来た道を戻るように再びスタスタと先に歩いていって。しかし運悪くまたトラップを踏み今度は全て自分だけに向いてくるタイプの仕掛けに基本能力は高いため全てかわしていくがその度に違うトラップを暴発させるというある意味器用なことをやってのけて。もちろんこれらも全てかわしていて。全てのトラップを踏み終わったようで攻撃が止みその場にへたりこんで)…疲れた…
(/ありがとうございます、助かります(笑)なるほど補助魔法とかいうやつですね。了解しました!何やら一人劇場後疲れたようなので少し休ませてあげて下さい(笑))
うわぁ……(スタスタと自分の前方を歩いていた相手がトラップをかわして別のトラップを踏み抜く、そしてそのトラップをかわしてまた新たなトラップが発動する、というある意味器用な事をしている姿にもはや呆れを通り越して感嘆の声が出てその場に立ち尽くしていて。そして全てのトラップを踏み終えてへたり込んだ相手を見てさすがに疲れたであろうな、なんて思いつつ声をかけて自分もその場に座って)すこし、ここで休憩しましょうか……
(/そうですね。最も、補助魔法に関しては……味方の能力上昇にするか、相手への能力低下やバステ付与にするか、戦闘用ではないやつにするかの3択でまだ迷ってますけどね(笑)疲れているようなので休みましょう(笑))
…今日はタライが落ちてくるやつはなかったな…
(ぜぇぜぇと肩で息をしながら運悪く頭の上にタライが落ちてきたことがありその時はそのまま気絶したため今日はそれがなかったことに安堵しているようでぽつりと呟いて。あれは痛い。凄く痛い。良い大人が目覚めてから泣いたのだから一緒についてきている相手の頭に落ちたらと思うと一人ゾッとしていて)
(/味方の魔力を上げるのは一つ欲しいですwこれからの展開で必要になるです(笑)色づきの強いやつ(ダンジョンレベルをはるかに越えた強い敵←逃げられる確率も低く普通は全滅する)と間違って戦ってしまうとかやりたいので(笑))
……前はあったんですか?(肩で息をしながら呟く相手に思わず信じられないと言った表情で問いかけて。タライが落ちてくるなんて経験は自分には当然ない。しかし、相手の安堵するような呟き方によっぽど恐ろしかった?のかあまりそういったトラップに引っ掛かりたくないな……なんて考えており)
(/では、そんな感じので行きましょうかw良いですね、それ是非ともやりたいです!間違うのはうちの子にしても良いですか?地元の町の近くに出てくる狼っぽい姿の低レベル魔物と間違えて戦おうとする感じで行きたいです!!(笑))
…ああ…トラップを踏んでも最後まで気を抜くな…
(相手の問いかけにこくりと頷き己の経験上で油断は大敵なのだと名言とも呼べる教訓を彼に伝えて。がその直後ググゥとお腹の虫が鳴き出しせっかくの名言もかすんでしまい。本人は気にしていないようだが周りにいるものはたまったもんじゃない。呆れ返る者、吹き出す者今まで色々な奴がいたが本人は生理現象だから仕方ないと悪びれもせずにいるものだからよく反感を買っていたからかちらりと相手の反応を伺って)
(/ありがとうございます!マジですか!良かった!うちの子も性格上余裕で間違えそうですが(笑)今回はマルクスくんでお願いします!間違える理由もなんか可愛らしいw)
はい!(相手の言葉に勢いよく頷いて返して良い事を言う人だなぁ、と思った矢先に聞こえた腹の虫。自分からでは無かったために必然的になったのは相手の腹の虫。思わず目を丸くしていたのだが、ただシオンさんはお腹が減ってるのかな?という認識しかしておらず、首傾げて素直にそう問いかけて)ダンジョンの中ですけど……食事、します……?
(/いえいえ、性格上確かにそうかもしれませんが(笑)ただ冒険に手馴れてますから魔物の亜種に関してはちゃんと博識かな、と。だったらまだ冒険に慣れてない(家の近くの魔物の退治を親と一緒にしてた位)ので、マルクスが一番ありそうかな、と(笑))
…する。腹が減っては戦は出来ないからな…
(相手からの反応は普通すぎるくらい普通のもの。しかしそこには自身を思いやる気持ちがあり気遣ってくれているのだと感じてはピコリンと好感度が上昇していて。ご飯を食べられる嬉しさも相まって表情は無表情そのものだが取り巻く雰囲気は鼻歌が聞こえてきそうなほど上機嫌そのもので。冒険者必須アイテムであるポーチの中を覗くがそういえば食べきってしまい補充をし忘れていたことに気がつき動きを止めて固まって。キュルルルと切なく鳴く腹の虫が余計に切なく聞こえていて)
(/あ、まぁそうですね。ベテラン冒険者ですし知識くらいはないと困っちゃいますもんねwふふ…間違っちゃうマルクスくんが見物です(笑)敵の正体を知った途端めっちゃ焦りそうです(笑))
……?どうかしたんですか?(相手の言葉とその様子に何となく上機嫌でありそうな雰囲気を見てなぜかは分からないが凄くホンワカしてしまい、自分の気持ちに少し疑問を抱いていたが、とりあえずは食事だ、と不思議な気持ちを振り切ってポーチの中から笹の葉に包まれたおにぎりを取り出して。そして、相手の方を見ると動きが止まってるのに気が付き、ふと性格のおっちょこちょい、という部分を思い出してはまさか、忘れたのかよ!?と叫びたくなったが今叫ぶともしかしたらモンスターが来てしまうかもしれない、とグッと堪えて笹の葉を解いてむすびを一つ手にとっては笹の葉の上に残ってるおむすびを差し出して問いかけて)あの、よかったら……これ食います?
(/さて、どんな感じにしようかなぁ……と考えるのが楽しいです(笑)ですね、焦りながら攻撃くらってピンチになりそうですよね(笑)←)
…うん…ありがとう…
(途方に暮れているとまさかの自分の分であるおむすびを差し出してくれる相手にピコリンピコリンと好感度が急上昇して。おずおずとおむすびを手に取ればペコリと頭を下げてお礼を言ってはぱくっと一口食べて。昔ならではの優しい味にほっこりし表情は変わらないが幸せオーラを漂わせてもくもくと味わっておむすびを食べ進めて)
(/ね、楽しいです(笑)ピンチからのパニックになりそうですw)
……うん、旨い(相手の様子を見ていればなんか幸せそうなオーラが見える気がして。それを見て少しニコリと微笑んでは自分もパクリと一口食べれば納得した様子でそう呟き。料理は母の手伝いをしていたり、たまに自分で作ったりしていたために料理には自信があったが、母の手作りの味を覚えたい、という事で今朝母に習って母特性のおむすびを自分で作ってきたために最初はうまくできてるか不安だったが、食べてみれば母の味に近いこともあり「母さんに教えてもらった通りにできた」と満足そうに呟いて)
(/そしてパニックになったところでシオン君の助太刀もあって無事に倒して、ちょうどレベルアップ!と言った感じですかね?)
…お前がこれ…作ったのか?凄い…
(相手の呟きが耳に届き自分が今食べているおむすびが彼のお手製であることを理解しては自分は料理なんて作ったことはなく内心すごいななんて感心しているのだが表情には欠片もでなくて。食べ物には敬意を払いよく咬んで味わって食べるのは当たり前で指についたご飯粒まで綺麗に平らげると゛美味かった…ありがとう…゛とまたぺこりとお礼と共に頭を下げて)
(/いいですねwマルクスくんを守るために体張りますよ(笑)ちょうどというかかなりの経験値で3~4レベルくらい上がっちゃうとかどうですか?w)
料理は母親に教えてもらってましたから。料理、大好きなんですよ(相手の凄い、と言う呟きに少し照れくさそうに笑ってそう返しては無事に食べ終えて。けど、相手の表情はやっぱり変わらずクールというか何というか……と考えていると、ガサゴソと何かがこちらへと来ている足音が聞こえ、そちらへと視線を向けると、そこにいたのはこちらに敵意を向けている狼のような姿をした蒼色の毛並みの魔獣1匹。それを見て確か自分が倒したことのある魔物の姿と酷似していると思い出したは良いが、倒したことのある魔物は灰色の毛並みだったような、なんて考えながらも住んでいる場所で毛並みが違うのかな?なんて考えて「あ、あれレイウルフって奴ですよね?あれ、倒したことあるんで、倒してきますね!!」と言うと倒そうと張り切って魔物の下へ駆け出して。そして交戦を始めるもいつもなら結構ダメージを与えれる筈の魔物なのに殆どダメージが通ってる気配がなく戸惑っており)
(/良いですね、折角ですから一気に5レベルアップさせますか(笑)そして身を挺して守ってくれたシオン君にトゥンクして~って感じですかね?(笑)
という事で早速やってみました(笑)間違えた魔獣のイメージとしてはこんな感じですな
レイウルフ:灰色の毛並みの狼風の魔獣。討伐推奨レベル12前後。1匹だけならそこまで強くない。集団だったら少し警戒する必要がある程度。灰色の毛並みしか個体はいない(けどマルクスは知らない)
蒼色の毛並みの魔獣はこれより圧倒的に強い感じで考えちゃってください(笑)討伐推奨レベルは30後半くらいで(笑))
…こいつはレイウルフじゃない。推奨レベル35以上は必要なハイウェアウルフ…。レイウルフが異質に進化を遂げたものという説があるが不明だ。…お前一人では荷が重い。俺も加勢する…。
(食事を終えた辺りで現れたモンスター。毛並みが異質に変化しており強敵だと判別が可能だがどこにでもいるザコモンスターと勘違いして一人で戦いに行ってしまった相手を暫し見つめて。己の記憶が確かなら相手一人で勝てるモンスターではないため立ち上がれば駆け出して。案の定ダメージは一切与えられていない現状に彼にモンスターの情報を伝えては己も加勢するとロッドを構え彼に味方一人のダメージを全て反射する唯一使える補助魔法ハイバリアをかけて)
(/5レベル!いいですね!トゥンク(笑)是非お願いします!(笑)魔物情報ありがとうございます!こちらも蒼色魔物の名前を勝手にすみませんw)
っ……ケッホ…………えっ、は、ハイウェアウルフ……?うわっ!?(攻撃をまともには受けなかったが一気に体力を削られた所で相手から告げられた相対している魔物の情報。それは自分のレベルでは到底太刀打ちできない魔物であることを知り頭の中は大パニックを起こして立ち止まっていると魔物の攻撃が迫っていることに気づき、ヤバい、と目を閉じる。しかし、攻撃が自分の体に衝撃が来ることはなく恐る恐る目を開けると自分の目の前には水色のバリア、そして右前脚を痛そうに振るっている魔物の姿があり、そこで相手の魔法で助けられたんだ、と気づき「あ、ありがとうございます! こ、これ……お礼になるか分からないですけど!」自分は少しずつ下がりながら相手に魔力アップの魔法をかけて)
(/はい、トゥンクです(笑)いえいえ、すごくいい名前ですよ!)
…ありがとう…こいつは雷が弱点だ。…轟け…ファイヤーボール!あ、間違えた。
(魔力を上げる魔法を相手からかけて貰い、きちんと礼を口にしては目の前の魔物と戦い倒した事はあるため彼に弱点を伝えると手にしたロッドを見てはあれ?自分の武器はメイスではなかっただろうかと今は酒場の自分の待機スペースに置き去りにされたメイスをどこにやったかなと考え間違えて持ってきたそこそこ魔力の強い誰かのロッドを握り締め魔法を唱えて。しかし内心少し動揺したのと隠れ性格が災いし唱える呪文も間違えてしまいそれが引き金となり魔力が暴走ハイウェアウルフに特大の火柱の周りに雷が渦を巻いたものがぶち当たり会心の一撃でヒットし魔力も上げて貰ったため尋常じゃないダメージを与え一瞬で倒してしまって)
(/ありがとうございます!こんな子にトゥンクしてくれるかなぁマルクスくん(笑)あ、うちの子の隠れ性格はどこで判明させましょうかねw)
えっ、今間違……うわわっ!?(相手の唱えた呪文が違うことに気付きそれを指摘しようかとしたが魔力が暴走した魔法により起こった爆風に少しビックリしてしまい両腕で顔を覆って。そして落ち着いてきたかと顔を覆っていた両腕をゆっくり下げると、ハイウェアウルフが居たその場には魔法により焼け焦げた地面があるだけで既に魔物の姿はなく、小さな声で「凄い……」と呟いていて)
(/後々理由付けてトゥンクさせますよ!(笑)隠れ性格判明はいつでもどうぞ(笑))
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