ささ 2017-08-06 23:07:26 |
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私には高校二年生の時に好きな人がいました
彼の名前はAとします
彼と私は高校二年のときに同じクラスになったクラスメイトです。
でも彼と話すうちに接するうちに彼のことが好きになってしまいました
彼が好きなことは誰にも言えませんでした
あまり恋愛経験をした事がなく、他人に話すことを恥ずかしく思ったからです
でも私とAくんの距離はそのうちにどんどん近づいていきました
高二の夏、A君の方から「花火を見に行こう」と誘われました
私は嬉しくて嬉しくて勿論行くと返事をしました
夏休みが始まってから花火の日までは数週間あって、どんな服を着ていこうだとかどんなリップをつけよう、だとか毎日毎日考えて
ウキウキでした
花火まであと1週間を切った辺だったかな、Aくんが駅の階段から落ちたことを知りました。
幸い、命はべつじょうはなく脳震盪と鎖骨、腕の骨折だけで済みました
私はAくんの親と親しいわけではなく、情報のまわりが遅かったのだとおもいます。
怪我したことを知った数日後Aくんの親友を通してAくんが「全生活史健忘症」だと知りました。
全然聞いたこともない病名ですぐに携帯で調べたら、記憶喪失だと書いてありました
記憶喪失だとしって目の前が真っ黒になって、直ぐに治るかもしれない、とネットに書いてあったことを信じたたいと強く思いました
数週間後、やっと都合がついて友達数人とAくんのお見舞いに言ったけど、彼はまだ何一つ思い出していませをでした
友達は誰1人わたしがAくんのことを好きだと知っている人はいません。
Aくんの親友だけはからかうように「Aはお前の事好きだよ」って言っていましたが、私が好きなことは知らないと思います
だから、周りにとっても記憶のないAくんにとっても私はただの友達だったのです。
花火に2人で行く、なんてそんな関係ではなく一緒に話すただのクラスメイトだったのです
それからは最悪でした、ただの友達としてお見舞いはみんなで行く時に行くだけ
勿論花火の約束なんて彼は覚えてなくて、わたしはただ毎日もう過ぎてしまったカレンダーの丸のついた日にちを見て泣いていました
今年の春、なんのきっかけかはわからないままに彼の記憶が突然戻りました。
友達としてつづけていたLINEからかわって「花火行けなくてごめん」と送られてきました
でもそれはAくんの記憶が戻ったからでも、彼が花火の約束を覚えていたからでもありません。
いえ、少しはそれもあったでしょうが..
一番の原因は私にはもう彼氏がいたからです
その後悔が、情けなさが、自分の最低さが身に染みて泣いたんです
Aくんにとってはきっと私はただの友達じゃなく「花火に誘った私」としてうつっているのに
私にはただの友達としての期間が長すぎたんです
私たちカップルとAくんカップルの4人はそれぞれが知り合いだったこともあって、一緒に遊びにいったりもよくします
けど、私とAくんの関係は微妙なまま、4人でいると普通なのに2人になるとどちらも喋らなくなって会話も笑顔をぎこちなくなってしまいます
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