だいあもんど　　　〆

（ ／ お待たせしました、呼ばれて飛び出て名無しです← トピ立てありがとうございます…！

そうですねー、自分としては
・スパダリ味溢れるイタさ80%offカラ松×無表情気味猫系クーデレ創作女子

・イタさ全開デレデレカラ松×ひょんなことからボスに拾われ育てられた同じくデレデレ幼め創作女子

あたりが美味しいと思っておりますが、後者は恋愛よりも家族愛的なものになってしまうかもしれませんね;

さぁ次は主様のターンですよっ！←）

(/ｷｬｰﾅﾅｼｻｰﾝ!

あばばばばどれもこれもおいしすぎる設定どうしよう…!
個人的には二番目が良いですかね…!家族愛的なのになっちゃっても良いですし,ちょっと年齢を上げて歳の差ｶｯﾌﾟﾙにしたっていいですし…あれ…それってﾛﾘk(←
でもやっぱり尊重するのは本人の意見なので名無しさんのしたい方で構いませんよ‐!

私的には,良いとこのﾎﾞﾝﾎﾞﾝみたいな家庭で,ときたまﾏﾌｨｱとして活動しているおそ松を目撃してしまい攫われるとか…ですかね!一つしか設定考えていなかったんですすみませんあぎゃあ(
もう少し他のを考えてほしい等要望御座いましたら勿論考え直しますので遠慮なさらず仰ってください!)

（ ／ あ〜〜〜歳の差カップル！素晴らしいですね採用ッ！！← では２番目のほうの設定にしたいと思います！
さらに細かいところを妄想するなら富豪っぽい夫婦とその子供の護衛的な内容の任務で失敗してしまい、夫婦二人は亡くなってしまったものの一人だけ生き残った子供（創作女子）を仕方なく引き取りカラ松がお世話係になり……みたいな、長いですねやめましょう←

うわあああ最高によいですねとてもどストライクです！異議などありません、それでいきましょう！！ ）

(/わ-い!採用されたぞ‐!(
あ‐良いですねぇこりゃ色々といけないほんと萌え(

わ‐本当ですか!ありがとうございます!それではpf作成しますね!出来上がり次第投下いたします…!)

（ ／ あばばばお褒めに預かり光栄です…！では自分もpf練らせていただきますね！ ）

名前 八雲 流美(ﾔｸﾓ ﾙﾐ)

容姿 父親は純日本人で母親が日本とｵﾗﾝﾀﾞのﾊｰﾌということもあり学生時代何回も”染めた?”と染めてもいないのに聞かれるほど髪の色が明るく,赤みを帯びた茶色.顔立ちは長い睫毛にぱっちり二重で少し幼さを感じさせる垂れ目.目の色は日本人らしさが全くと言っていいほどなくみ空色で光を当てれば発光するのではないかと思わせる.肌の色は白く,本人も人一倍肌の手入れをしているようす.顔立ちだけ見れば完全に欧米人と間違われる程度なのだが身長がｵﾗﾝﾀﾞ人は勿論のこと日本人からしてみても至って低く155㎝と小さい.別にｺﾝﾌﾟﾚｯｸｽという程でもないが大体の人は背の高さで態度を変えてくる為その時は伸ばしたいと思ったりするが身長の低さ故中,高生と間違われ割引されることも多々あるためその時は低く産んでくれた両親に感謝している.
お洒落をすることは好きな為洋服の拘りが強く,服装は花柄のﾜﾝﾋﾟｰｽやﾋﾟﾝｸのｽｶｰﾄ等ｶﾞｰﾘｰﾁｯｸな服装を好み,ｱｸｾｻﾘｰは飾り気の少ない大人びたものをよく気に入って買っている.しかしあまり外に出ないということもありそれが普段着になってしまうことがほとんど.

性格　父親が大手企業会社の社長で所謂社長令嬢.しかも一人娘ということもあり中々過保護な親の手の中育ってきたが,色々な大人を見てきているためか箱入り娘ながら世間知らずではない.寧ろ父親が社長ということもあって怖いもの知らずではあり,大分好き勝手やって生きてきた.目上の人,尊敬ができる人に対しては丁寧な態度でいるが狡賢い大人や男女構わず誑かす大人や個人的に気に食わない大人に対しては失礼極まりない態度をとっているのだが,両親がいない時,ﾒﾃﾞｨｱの目がないときに限ってそういう態度をとるため世間的に懲らしめられたことがなく他社の社員や社長からは”例の社長令嬢”というだけでわかられてしまうほど悪い意味で有名.しかし懐いたり好意を持ったりするとその人の言うことは素直に聞いたりするなど良くも悪くも好みがわかれるだけのわかりやすい性格なのだが若干天邪鬼めいたところもあり素っ気無い態度をとってみたりいじったり等思春期真っただ中の男子中,高生のような一面も持っていたりする.

その他　小,中,高と女子高を歩んできており,音楽が好きということもあり音大を第一希望としていたが親から反対されそのために勉強もあまりできなかったことから落ちている.それで心が折れたこともあってか一年ほど期間を無駄にしており現在二十歳.落ちてからというもの親と喧嘩が絶えず早くこんな毎日から抜け出してしまいたいと思ってしまう程で一日の唯一の楽しみが夜中にこっそりと一人で散歩をすること.その際に出会ったﾁﾋﾞ太は良き相談相手.と言っても此方からのﾏｼﾝｶﾞﾝﾄｰｸがほとんどで,家の愚痴八割人生相談一割その他一割くらいの割合だがたまに話してくれるﾁﾋﾞ太が話してくれるﾏﾌｨｱﾌｧﾐﾘｰ(おそ松達のこと)の話も聞くのが好きでいつか会ってみたいと思っている.

(/こんな感じで如何でしょうか-?
若干癖がある伽羅故不備や質問,この伽羅は少し嫌だというご要望御座いましたら仰ってください!)

（ ／ 高飛車令嬢ちゃんとはこれまた最高ですね…！全く問題ありません、むしろとても好みでs((
自分もpf出来上がりましたので投下させていただきますね！ ）


名前：日下部 花（ｸｻｶﾍﾞ ﾊﾅ）

容姿：艶のあるストレートの黒髪は胸までの長さで、横の髪を頭頂部から三つ編みにして垂らして前髪は垂れ眉が隠れるくらいの長さで切り揃えている。優しさを滲ませる大きな丸い瞳は左目に涙ボクロがあり、縁取る睫毛は長くビューラーを使わずとも巻かれている。身長156cmとあまり大きくはない。全体的に華奢で出るところもあまり出ていない体型で、どちらかと言えば可愛いに分類される顔立ちではあるのだがどこかあどけなさや素朴さが残る顔立ち。
服装は白やパステルカラーでスカートやワンピースなど、シンプルでガーリッシュなものを好むが流行りものやお洒落に疎いため、着る服はトド松に任せきりにしてしまっている。

性格：素直で純粋、基本的には優しい性格なのだが幼い頃から血や硝煙の匂いを漂わせて帰ってくる兄弟たちを見ていたため人の生死に対する意識が希薄な面があり、大好きな兄弟たちと同じようになりたいと思い「私も早く立派な人殺しになりたい」などと真剣に考えているが当の兄弟たちからは止められている。イタい世話係の影響からか自分の気持ちを素直に伝えることに抵抗や恥じらいがなく大好きやありがとうも面と向かって言えてしまう。三度の飯より本が好きで街に出るよりも家で読書をすることのほうが多い。

備考：大手ホテルチェーン社長の娘として産まれ何不自由なく生きてきた所謂お嬢様。しかし6才のときに行った海外視察の際におそ松たちのファミリーに護衛を依頼していたものの、奇襲を受け両親が命を落とし一人生き残ってしまった。その後おそ松の独断でファミリーに引き取られ、カラ松をお世話係につけられて育つ。それから10年が経ち、松野家の面々を本当の家族ではないと認識しながらも年の離れた兄弟のように懐いている。中でもお世話係として傍にいてくれたカラ松に対しては家族愛とは違う好意を抱くようになる。


（ ／ とてつもなくデレデレしていますがこんな娘でもよいでしょうか…？不備や質問、チェンジ！← などありましたら遠慮なく仰ってくださいませ…！ ）

(/お気に召したようで良かったです…!
始め方としては,いつも通り夜な夜な出歩こうとするとたまたま家にお邪魔(不法侵入)したおそ松を偶然見てしまいそのまま攫われるみたいなのを考えたのですが如何でしょうか…!

うｯ…可愛い…
これは噂の痛い次男もﾒﾛﾒﾛになってしまうのも納得です!
不備質問御座いません‐!
それでは早速…始め方はどう致しましょうか‐)

（ ／ 始め方了解しましたー！初回ロルはどちらから回しましょう？
うひゃあああお褒めの言葉ありがとうございます…！始め方は任務から帰ってきたカラ松に絡んでいくかんじにしたいと思っております、アバウトですみません…！ ）

［八雲流美］


(人気もなくなり寝静まったことを確認すると出掛ける為,とはいっても夜な夜な辺りを徘徊するという悪趣味な日課を続ける為ささｯと寝巻から着替えると静かに自室の扉を開けて暗く長い廊下を歩いていき.何時も通りﾄﾞｱﾉﾌﾞに手をかけた刹那,何やら気配を感じ取って.こんなつまらない日常から抜け出せるのなら,殺人鬼でもお化けでも来てもらいたい,と期待半分恐怖心半分を胸に抱きつつゆっくりと気配のする方へ歩いていき.)



［ｶﾗ松］

ﾌｯ…今回も大したことは無かったな.
(家に向かっていく最中額に手を当て格好つけて.正直何も役にも立っていなかったら”お前は何もやってない”だの”調子に乗るな”だのとかませるのだが残念ながら,流石次男といったところか普段の痛い言動からは想像がつかないほど兄弟の中でもﾄｯﾌﾟｸﾗｽに入る強さ,そして判断力を持ち合わせており今回の任務もそれなりの成果を納めており.かといって調子づけるようなことを言いたくない兄弟達はその言葉を無視され"ﾌﾞ,ﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞ?声が聞こえないぞ‐?"と少々焦りながら述べるものの安定の扱いを受け少々不貞腐れながら愛おしい相手の待つ家の扉を開け.)




(/僭越ながら投下させていただきました…!
ﾛﾙ数はこのくらいで大丈夫でしょうか?)

〈 おそ松 〉

はぁ…なんっで単独任務なんだよ、お兄ちゃん寂しすぎて死んじゃうよー…？
（ 家人も皆眠りについた真夜中、任務のため出向いた屋敷はあまりにも広く延々と続くのではないかと思わせる廊下を足音と気配を殺して歩き。そのくせ口からはぶつくさと文句が漏れだし耳に付けた無線からは兄弟の叱咤の声。携帯端末で目的の部屋にたどり着いたことを確認すると、音を立てないよう慎重にドアノブを回し ）


〈 花 〉

おかえりなさい！…あぁ、血の匂い！今日は何人殺してきたの！？
（ 暇を持て余し起床からほぼずっと応接室で本を広げていたが、ちらと時計を確認すると相手が帰ってくる時間で。本を閉じ応接室を出ると玄関にほど近い階段に腰掛けてその時を待ち。数分後に扉が開くと同時に女中に咎められながらも玄関まで走り、タックルに等しい勢いで細くもたくましい身体に飛び込んでスーツに顔を埋めるとそこから香る血なまぐさい匂いに興奮した様子で上記を尋ね ）


（ ／ 投下ありがとうございます！ロル、全然問題ありません！自分こそ駄ロルなので何かありましたら遠慮なく言ってください…！ ）

[八雲流美]

こんばんは,お兄ちゃん.
(抜き足,差し足,忍び足,と初めてやったにしては上出来だ.自分をそう心中で褒め称えながら徐々に徐々に近づいていくと微かに人の声が聞こえ元とはいえ音大志望者として鍛えぬいた耳を働かせ内容を把握し後数ﾒｰﾄﾙ,というところまで来るとなんの前触れもなくおふざけ半分な呼び方で声をかけると"ねぇ,こんな何も無い家に何で来たの-?"と自分が優位ということを分かっているうえで至って普通の声量,とは言っても閑静な家の中だと十分に大きいといえる声量で尋ねて.


[ｶﾗ松］

ただいま,ﾏｲｴﾝｼﾞｪﾙ!
(此方へと勢いよく飛んできたにも関わらず微塵も揺るがず,自分の力で強く抱きしめたら壊れてしまいそうなほど華奢な相手を優しく抱きしめ上記を返して.血の匂い,やら何人処分してきたかという女の子という年齢である相手に似つかわしくない言葉に困ったように顔を顰めると"ﾏ,ﾏｲｴﾝｼﾞｪﾙ,そういう話じゃなくて…その,可愛い動物さんの話をしよう,な?"と話題をそらそうとあまりにも流れからして不自然な話題のそらし方に見かねた末弟が"そ―そ.女の子はもっと可愛いこと言うべきだよ.血生臭い臭松兄さんなんかほっといて僕のところおいで?"と次男のｶﾊﾞｰをしつつ,ついでに次男から引き剥がそうとし.


(/あ-良かったです…!
いえいえいえめっちゃﾛﾙ素敵ですよ…!?私なんか足元にも及びません…!)

〈 おそ松 〉

ありゃま、オヒメサマのお目覚めだ。
（ 静寂に響いた声に振り向くとそこに立っていたのは日本人らしからぬ容貌の少女で。殺しのプロでもない一般人がここまで気配を悟らせずに自分に接近できたことに素直に感心して、とぼけた口調で上記を述べて。"だから黙ってろっつったんだよクソ長男！"と無線の向こうで喚く三男の声も聞き流し、ニンマリと笑みを浮かべて猫のように軽い着地音とともに相手の目の前まで移動すると「俺のお目当ては、」と喋りながらスーツの内ポケットから取り出したナイフを相手の喉に沿え、相手の耳に口を寄せ「教えなーい」と囁いて ）


〈 日下部花 〉


（ いつもの大げさな呼び方で優しく包み込むように抱きしめられるとこそばゆそうににへら、と笑みをこぼしスーツに押し付けた顔を頬ずりして。声の調子から相手があからさまに話題を逸らそうとしていることがわかると顔を上げ不満げに「もう、なんでいつも教えてくれないの！？」とむくれてみせて。抵抗しようとも力で彼らに敵うはずもないことは経験済みなので、「うー…臭くないもん…いい匂いだもん…」と文句を言いながらも名残惜しさを感じつつ大人しく次男から離れ ）


（ ／ えええ素敵ロルの主様に言われるとなかなかに照れてしまいますね…！では本体はそろそろお暇を…！こちらは蹴ってくださって結構ですー！ ）

[八雲流美]

————ｯ
(突きつけられたﾅｲﾌの冷たく無慈悲な,慣れない感覚に恐怖,焦りといった負の感情が見え隠れしていき吐きかけた息を飲み込んで.ﾄﾞｸﾄﾞｸと脈打つ鼓動が速く動き始める久しぶりの感覚に何時も通りでは無い日常を体験していることが嬉しくて,心を躍らせつつも上手く言葉が出ず,やっとのことで述べた言葉は"私のこと,殺しちゃう?"となんとも残酷な質問で.しかし己からしてみては今この世から消えたって想い残した事は特に無く,それはそれで良いかもなぁと一人自暴自棄の感情に駆られ.

[ｶﾗ松］

うんうん,良い子だ.
(相手のむくれた様子にｷｭﾝ,としながらもこればかりは仕方がない.兄弟一同このような仕事には手を染めてほしくないのが満場一致の意見であり.これ以上その話題には触れずに素直に言うことをちゃんと聞く相手の頭を軽くぽんぽん,と叩いて撫で.長男がん―,と伸びをした後ふああ,と大きな欠伸をすると"もう疲れたしさ,早く寝よ—ぜ―."と声をかけると一同疲れていたようで女中に血濡れた上着を預けるとそれぞれ自室へと向かっていき.

(/了解いたしました-!
なにか御座いましたら何なりとお申し付けください—)

〈 おそ松 〉

どうかなぁ…お嬢ちゃんがはなまるぴっぴ、良い子にしててくれたら考えてあげる。
（ 引き攣った喉と表情に気を良くして軽薄な笑みを浮かべながら相手からナイフと顔を離して。しかしそんな様子も一瞬で、すぐに肝の座った態度に戻った相手の問いに片手でナイフを弄びながら上記を返し。釘を刺してみたところで改めて目的の物を探すためドアノブを回すと部屋の奥に金庫を発見し、やりぃ、と零すと聞いていた通りに番号を合わせてみるが開いた様子はなく ）


〈 日下部花 〉

カラ松兄さん、お部屋ついてってもいい…？
（ 未だ納得いかなそうな表情のまま頭を撫でる手を受け入れているとフリーダムな鶴、ならぬ長男の一声で解散していく一同の後ろ姿を見ながら自分はどうしようかと考えていたものの答えはすぐに出て。疲れているであろう相手の迷惑になってしまわないかと危惧しつつも小走りで青いシャツの背中を追いかけ、裾を引きながら上記を尋ね ）

[八雲流美]

ね,私は良い子だから,開けてあげよっか?
(まるで父親のようなことを言う.なんて内心毒づきながらも声には出さず相手の後ろ姿を見守るもののどうやら事がうまく運んでいないようで.後ろから覗き込むと相手が狙っていたのはどうやら金庫だったらしく内心成る程,と納得をし,にまにまと挑戦的な笑みを浮かべながら近付き隣に座り込むとおどけたﾋﾟｴﾛのように首をこてん,と傾げて見せると金庫を指差し上記を尋ねて.


[ｶﾗ松]

嗚呼,勿論!断る理由なんてないさ.
(裾を引かれて後ろを振り向くと少し謙虚な姿勢で自分について行っても良いかと尋ねてきていて.兄弟に蔑ろにされる分相手に好いて貰えているのが嬉しいようでこくｯと頷くと承諾して.しかしこれまた困ったように眉を下げると"残念ながら,ｹﾞｰﾑは置いてないぞ."と自分の殺風景な部屋を頭に思い浮かべつつ来ても何も面白くない,ということを遠回しに告げて.

〈 おそ松 〉

…いーの？もう戻れなくなっちゃうよ？
（ 情報とは違う暗証番号に苛立ちが募り隣までやってきた少女の魅力的な提案に頷いてしまいそうになるが、なぜこの家の人間である相手はこんなにも協力的なのかと疑問が発生し。それに加え作戦の片棒を担いだ瞬間もう目の前の相手をただのお嬢様にはしておけなくなってしまう、しかし今は頼る以外に方法がないという問題も浮上して。暫し悩んでみたものの天性の楽観主義、まぁ面倒になったらその時考えるか、と考えた結果後者を採用することにして契約じみた確認の意味を込めて上記を問い ）


〈 日下部花 〉

カラ松がいるからいいの！
（ 思えば昔から相手が例の話以外に自分の話ややることを否定、拒否したためしなどほとんどなく、相手の優しさに胸に温かいものが満ちるのを感じながら相手からの了承にやった、と隣に並んで。何やら真剣に凛々しい眉を寄せ自分にとっては些細なことを気にしている相手を可愛い、と心中で評して相手に言い聞かせるように上記を述べ。先ほど裾を引いた右手がなんとなく手持ち無沙汰になり、自分より一回り大きな手を緩く握ってみて ）

[八雲流美]

…私の事攫ってくれるの?
(前々から,詳しく言えば約一年程前から嫌気がさしてきた家,及び日常を変えてくれる絶好のﾁｬﾝｽを逃すわけにはいかない.等と思考を巡らせていた先に聞こえた己からすれば今までにない魅惑的な相手の言葉.望んでいたとはいえ,いざその理想的な現実を前にすると困惑した表情を浮かべるものの未練,思い起こし云々はもう無く.すると困惑した表情から一変何処か嬉しさを感じさせるようにはにかむと上記を尋ねて.


[ｶﾗ松]

ﾌｯ…嬉しい事言ってくれるじゃないか,ﾏｲｴﾝｼﾞｪﾙ.
(純真無垢で,自分への懐きようが一言でわかる言葉をかけられると一瞬ﾊﾟｧｯと嬉しそうに目を輝かせるものの首を横にぶんぶん,と降ると何時ものようなｶﾗ松節を利かせて.手を緩く繋がれると相手が痛がらない程度に強さで握り返し,手まで華奢だったとはなんて雑念を思いつつ"花もそのうち俺離れしないとな."相手も歳相応の女の子.自分の知らないところで,と考えるとﾓﾔｯとした気分になってしまうが己から離れてほしくないと考えるのは自分のｴｺﾞであり普通の生活を営んで欲しいと考えるなら己達兄弟から離れるのが一番で眉を下げて口元には笑顔を張り付けながら呟くように述べ.

〈 おそ松 〉

もちろん、オヒメサマが望むなら。
（ 警告のつもりで投げかけた問いに暫し戸惑うように瞳を揺らした後、決心したのか舞台女優のように完成された微笑みを見せる相手にやや驚きながらもこちらも芝居がかった慇懃な動作で騎士を気取って跪き。さらに胡散臭い笑顔を貼り付けると上目遣いで相手の白く小さな左手をとると指先に口付け、をする振りをして。こんな行動にセリフ、どこかの格好つけが板についた次男のようだと内心自嘲して、ただ一人状況に溶け込めない三男だけが"何この雰囲気、ケツ毛燃えそうなんですけど？"とぼやくのも聞き流して ）


〈 日下部花 〉

――なんで？なんでそんなこと言うの…？
（ 普段通りの演技のような言葉のセンスと刹那垣間見せる可愛らしい表情、そっと握り返してくれる手、その全てにキュンと胸を高鳴らせあぁ好きだなぁ、と改めて実感し。幸せから零れる笑顔も束の間、大好きな笑顔とともに投げられた相手の言葉に一瞬思考が停止、世界の終わりを通告されたような絶望の表情へと変わり。発した声と脚が面白いくらい震えるのを感じながら上記を述べ、相手と離れることを考えただけで零れそうになる涙を手に力を込めて堪えて ）

[八雲流美]

じゃあ,開けてあげるね.
(何処の貴族の恋物語だろうか.今の状況に今更ながら照れ臭さを感じ其れを誤魔化すかのように"あはは,"と乾いた笑いを漏らすと上記を告げて.金庫に今一度視線を向けると,注意深いが単純な父親のことだ,暗証番号なんて毎日変えていてもﾊﾟﾀｰﾝはある.家族の事を裏切ることに少々の罪悪感を感じつつ"あ,そういえば私の名前,流美ね.お姫様なんて呼ばれる柄じゃないし,名前で呼んで."と自分はお姫様と言うよりも悪党やﾔﾝｷｰやらと呼ばれる方が身に合っている.そんな思いも添えて告げながら二,三回試したところでようやく扉が開き.駄目な娘でごめんなさい.遅すぎる謝罪を心中でしながら"開いたよ-"と報告をして.


[ｶﾗ松]

あｯえっと…違うんだ,…その-…
(涙を目一杯に溜めて流すのを耐えている姿に思わずあわてふためき.何も違くはない.相手に普通の女の子として育って欲しいのは誰よりも思っているつもりだ.とは想いながらも自分から離れていってほしくないのも事実であり.そんな気持ちの葛藤を繰り返しながらどうにか相手を泣き止ませる方法を.脳筋な自分の思考回路では良い方法など思い浮かばず"すまない,あんなこと言って."という心からの謝罪と相手を抱き締めるというなんとも安直で己らしい単純な行動に走って.