夢の作者 2017-06-08 08:29:17 |
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!どうして、信じるんですか?付喪神だなんて普通なら…。
(己のことを付喪神だと述べたところあっさりと信じた相手に刀の時に声は聞こえなかったが人とすこし違うというだけだと言うのに差別や迫害を受けていた人を何十年何百年の間見てきたため相手の事を疑うと言うわけではないが胸の前まで持ってきた杜若を元の刀掛台の上に戻してから問いかけ「…それが私にも理由はさっぱり分からないんです。ただ言えるのは天から地上に向かって迸る空に似た色の力のある光が私を付喪神として目覚めさせた、ということだけです。」と何故己が急に目覚めたかその理由を考えると相手達が持つ属性の力の影響なのだがそうとは知らず雷という言葉を知らないため己が知りうる言葉の知識だけで青い雷と説明して)
確かに普通なら信じねぇ。だが、お前の目は嘘をついている目じゃなかった。俺は今まで沢山の人間を見てきたから嘘をつくやつか違うかくらい分かる。それとも、今のは出鱈目だって言うのか?
(問いかけに対して少し過去のことも思い出しながら話せば、最後は冗談半分で聞いてみながらも、此処に現れた理由については思い当たることが有りすぎて「…悪い、もしそれが雷なら俺達の婆娑羅の影響かも知れねぇ」と何処か申し訳なさそうに述べ)
(/遅れてすみません!親知らずを引っこ抜きまして、痛みに悶える日々で返信が出来ませんでした…)
ち、違います!…ただ、刀の時に声は聞こえなかったですが異形な者は嫌われていたのを何度も見てきたので…。
(相手の半分冗談で発せられた出鱈目という言葉を真に受けたのか必死にその言葉を否定しつつ刀として戦で振るわれていたことが多かったがそういう光景も幾多の人間の手に渡り鳥のように渡ってきたため見る機会は多く知らない人から見れば人間と変わらないが人ならざる者という事実は変わらず己が付喪神だという証明する手立ては刀に入っている透かしと寸分の狂いもない青色の刺青は頷似あるが故気付くことなく何一つないと思っているのか表情を暗くしながら述べつつ「…あれは雷、というんですね。婆娑羅というのは、もしや稀に人が使っていた人知をこえた力のことですか?」と申し訳なさそうな表情で述べる相手にあの光は雷だと何故か偏った知識をもっているのか分かっていたり分かっていなかったりしているようで相手の婆娑羅という言葉に対してはそういう人間も少なからず見ていたのか思い当たる節があったため首を緩く傾げながら問いかけて)
(/お帰りなさいませ!親知らずですか、歯の痛みはどうしようもないですからね…。こちらは暇人なのでゆっくりとそちらのペースで返信してくださいね。)
ふ…ははっ、冗談だ。確かに異形な奴を嫌うやつはいるが、俺は嫌わん。
(必死で否定する姿が面白く、笑いを堪えきれずに笑ってしまいながらも相手の後を頭に手をおいて、くしゃりと不器用ながらも撫でてそう告げ。婆娑羅についてどうやら知っている様子の相手に「あぁ、そうだ。しかし、雷なら俺か政宗様か…」と呟いていると、屋根裏に気配を感じ見上げてみれば城の忍のもので、どうやら政宗が帰ってきたらしい。帰宅の報告を聞き、忍に行っていいと目で言えばそれを汲み取ったのか忍は消えて、相手に視線を戻せば「お前を政宗様の所へ案内する。安心しろ、悪い人じゃねぇ」と述べ)
(/そう言ってくださるととても助かります!ありがとうございます!!)
も、もう。心臓に悪い冗談はやめてくださいよ。
(必死な様子で否定すれば相手が笑いながら慣れない手つきで頭を撫でられながら告げられた言葉にからかわれていたと判断したのか若干拗ねたような声色と表情を浮かべつつ髪を撫でられるのは初めてだが悪くない感覚に満更でもないといったような表情に変わるが相手の呟きが聞き取れなかったのかきょとんと不思議そうにしていると己達以外の気配を察知すると刀の時の名残から警戒するように身構えるがどうやら相手とのやり取りで味方らしいと判断したのか体に入っていた力を抜くと「分かりました。あ、あの。この刀を持って行っても良いですか?手元にないと落ち着かなくて…。」と政宗様と話題に出た人物はどうやら相手よりも上の立場の人間らしいようで相手の唇の動きから刀の時に見たあの鋭い眼光の片目を覆った人物だろうと推測しつつも刀掛台の上に置かれている刀の杜若を指差しながら問いかけて)
(/優先すべきはリアルの都合ですからね、名前ミスは私も気を抜くと時折あるのでお気になさらずに!)
はは、悪い悪い。
(軽く笑って全く悪びれてはないのだが謝罪の言葉を告げては手を降ろして。忍に気付いた相手に気配もわかるのかと内心驚きつつ、指差された刀を見れば暫し悩んだ後「政宗様の前で抜くんじゃねぇぞ。」と注意しながら刀を持つことを許したようで、戸を開けて相手が刀を取るのを待っており)
(/おやさしいかたと出会えてよかったです!今後とも宜しくお願いします!)
…もう。
(全く悪びれていない様子で再度謝れれば仕方ないと言わんばかりの表情でいれば己の提案したことについて悩んでいる相手に余計な口を挟むことなく静かに待っていれば「分かっていますよ。」と刀が持つことを許されればほっとしたような表情を浮かべつつ指差した刀を右利きなのか左腰へと鞘に収まった状態で刺すと戸を開けた相手の傍に戻ってきて)
(/こちらこそ、よろしくお願いしますね!)
なら行くか。
(戻ってきた相手をちらりと見れば、案内をするために先を歩く。結構広いが他の兵は訓練をしている時間帯でこちら側にはおらずとても静かで、暫く歩き続けること数十分辿り着くと中にいる存在も此方に気づいたのだろう。しかし、気配が他にもあることから向こうは何も言わずに待っていて、それに有難く思いながら「この部屋に政宗様がいらっしゃる。失礼はないようにな…準備はいいか?」と問いかけ)
(相手の傍へと戻ってくれば短い言葉に頷くと案内するように先を歩く相手の後を着いていくように歩きながら刀の時に見ていた景色を人と同じように見られることに興味津々と言った様子かつ城内で迷わないようにと脳内で地図を描いているととある一室に辿り着きぴたりとその場に立ち止まると中には確かに人の気配を感じつつ「いつでも構いません。」と問いかけられた言葉に自然と表情は引き締まり至極真面目な面持ちと声色で答えて)
よし、なら入るぞ…政宗様、小十郎です。失礼致します
(顔つきを見れば1つ頷き、自身も切り替えて中にいる人物へと声を掛ければ直ぐに返事があり、戸を開けて中に入ると上段の間に腰かける政宗の姿があり、それを確認した後、真向かいになるような場所へと来ると「此処に座れ」と相手に場所を教えながらその左隣に腰を下ろし)
【政宗】
入っていいぜ。
(暫く部屋の前でやり取りをしていたことには気付いていたが、相手からの声を待つこと数秒。戸越しに聞こえた声に返事を返すと、一体どんなやつを引き連れているのだろうかと考えながら相手が入ってくるのを待っており)
はい。
(真剣な表情のまま相手が戸を開けて中へと入ればその後に続くように中へと入りちらりと上座に座っている人物をみるとやはり己の予想していた通りの人物がそこにいたので彼が政宗様なのだろうと思いつつ座る場所を教えられればその場所に正座状態でぴんと背筋を伸ばした状態で姿勢の良く着物が皺にならないように座ると真っ直ぐ凛とした瞳で上座に居る政宗を見ていて)
【政宗】
……OK、ついに小十郎にも春が来たんだな?
(後に入ってきたのが女性と分かれば一瞬、ほんの僅かに目を見開いて驚いたと顔に出すも、直ぐに笑みを作り目の前に座る女を改めて見れば中々良い女だと判断し、これなら彼を任せても良さそうだと思いながら小十郎に向けてそう確認をすると即答で否定された為「what?」と呟いて)
いいえ、違います政宗様。詳しくは彼女に話させますので…
(主の勘違いを即答できっぱりと否定すれば話を進めるためにそう上記を。そして横に座る相手に「先程と同じ事を政宗様に話してくれ」と述べて)
…?
(政宗と小十郎のやり取りを静かに聞いていたが“春”という言葉にそういう比喩が何を示すのか分からないためきょとんと不思議そうにしていると己に促す言葉を述べられればこほんと小さく咳払いをしてから「お初にお目にかかります。我が名は杜若、この刀の付喪神です。」と正座状態で深々と頭を下げつつ左腰に差していた刀を鞘ごと抜くと己の目の前に刀を置きながら小十郎にした説明を政宗にもして)
【政宗】
付喪神…?……Ah……OK。信じてやる。
(彼女の口から明かされた正体には目を丸くし、少し訝しげに小十郎を見るも彼は無言で首を横に振っており、それは敵ではないと、本当のことを言っていることを指していて、それでも信じきれずに真っ直ぐに相手を見つめていたのだが、相手の目には一転の曇りさえ見当たらない澄んだ瞳。このような目は忍等では不可能だと判断すれば真剣な表情から一転、明るい笑みを作り「俺は伊達、伊達政宗だ…この刀の付喪神ってことはこれから此処がお前のhomeだ。拒否権はねぇ。小十郎もいいな?」と相手に口を挟むまもなくトントン拍子に進めていくと隣に座る右目に目配せし)
……はっ、問題ございません。
(説明のなか、政宗が此方を見れば彼女は白だという意味を込めて首を横に振ればどうやら伝わってくれたようで。政宗が発した言葉には彼らしいと内心思いながら即座に上記を返した後、付け足すように「私の隣の部屋が丁度空き部屋ですのでそこを使わせましょう」と述べ、己も己で相手に拒否させる気はないようで)
…ありがとうございます。
(付喪神と名乗ればやはり驚いた相手に常識外れなのだと思いつつも相手達のやり取りを静かに聞いていると己を真剣な表情で真っ直ぐ見つめてくる政宗に視線を逸らしては失礼に値すると見つめ返すと明るい笑みに変わったのでふっと表情を和らげて「伊達政宗様、ですね。私のことはお好きに御呼びください。」と拒否をすることを許さないといったように話を進める政宗のことを様付けで呼びながら刀を左腰に鞘ごと差して)
何から何まですみません。代わりにこれからは何でもしますのでどうぞ遠慮なくお申し付けください。
(政宗とのやり取りで己の隣にいる男は小十郎というようでここまで上の立場の人間から信頼されているところを見ると小十郎もそれなりの立場の人間のようなので丁寧な態度と物言いで二人に上記を述べつつ再び深々と頭を下げて)
【政宗】
OK、小十郎。暫く杜若の面倒を見てやれyousee?
(名前を知れば本当に刀の名前なんだなと思いつつ、わかったと言う意味を込めて頷くと小十郎の提案を飲み、相手が不自由な思いなどを出来る限りしないようにと配慮で彼に命じれば彼もまたわかってるらしく、言うまでもなかったなと思えばふ、と満足げな笑みを浮かべつつ「新しく住む奴が増えるんだ。服とかも揃えないとな」と楽しそうに告げながらも頭を下げる相手に関しては「気にするな頭を上げろ」と明るく述べて)
承知。
(政宗からの命令に込められた彼の配慮に気付くと、改めて自分は良い人の元につけたと感じつつ、その命令を受け入れ。何処か楽しげな政宗の様子を微笑ましく思いながら深々と頭を下げる彼女を見ると「政宗様もそう仰られているから気にするな」と微かに笑みを浮かべて話せば「困ったことがあれば遠慮なく言え」と付け足して)
…ありがとうございます!
(政宗達の気遣いを嬉しく思いこの人達に出会えて本当に良かったと思っていると服という言葉に刀の時にみていた女性が艶やかで綺麗な着物で着飾っていた光景を思い出しあんなふうに着飾る事が出来たらと思っていたためぱぁっと表情を明るくしながら喜々とした声色でお礼を述べつつ頭を上げろといわれれば「は、はい。」と命じられたとおりに頭を上げるとさらりと顕現したばかりだというのに手入れのゆきとどいた青紫色の簪で結ってある髪が揺れて)
それなら、困ったことではないのですが文字の読み書きを覚えたいです。色んな本や書物から知識を得たいので。
(政宗の言葉に付け足す様に小十郎から言われた言葉に対して考えるように間を置くと顕現した時から思っていたことを述べる、なにせ刀の状態では音がまったく聞こえなかったので得られる知識は乏しかったので人の身を得た今なら己次第でいくらでも知識を探求することができ一刻も早くこの世界に慣れて相手達の足手纏いにならないようにという思いから上記を述べて)
【政宗】
なるほど、bookか……いいぜ、貸してやる。書庫まで小十郎に連れていってもらえ
(相手の願いを聞けば少し考えるような素振りを見せた後に許可を出し、そして天井を見上げれば「あの店に行ってこい」と一言告げ。恐らく相手には伝わらないだろうが控えていた忍には仕立て屋だとしっかり伝わったのだろう、直ぐに気配が消えれば二人に視線を戻し「折角人になったんだ。城の中を歩き回ってみたらどうだ?」なんて述べ)
ありがとうございます。
(本や書物を読みたいと言えば己の願いを聞き届けるように許可を出されれば何度目か分からないお礼の言葉を述べつつ政宗の言葉に天井にずっと感じていた気配が消えたため恐らく誰か居たのだろうと思いつつ「良いんですか?ではお言葉に甘えますね。」と己の思いを組む形で提案された言葉には嬉しそうな表情で述べて「…あの、案内をお願いしても良いですか?」と先程己をここまで案内してくれた小十郎に視線を移すと遠慮気味に場内の案内を頼んで)
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