ウサギ　と　カメ　　

敬愛、恩愛、慈愛、自己愛、家族愛、それから情愛、っていう風にいろんな愛が持てるから人って素敵だ。それぞれに違う愛を向けて毎日を生きてる。あの人には敬愛、この人には恩愛、自分には自己愛、人から人へ、見えないベクトルが幾つものびてる。言葉をつけなくても暖かい感情が誰かに向いていればそれは愛を含んでる。

オート下げ機能とかないもんかな…。ついうっかり。…まあたまにはいっか。

明け方の空の、上の方は真っ暗なのに地平線は真っ赤な瞬間が好き。ほんとにものの数分で終わってしまう景色だから、余計に人はそういう瞬間が好きなんだろうなあ。希少価値っていうのかなあ。…や、その言い方はなんだか味気ないわ。（ふは、）

あの頃、俺がキミに向けてたのは情愛なんかじゃなかったのかもしれない。ただの、兄弟愛に似たそれをお互いにひどく勘違いしたんだ。

恋は盲目だけど、愛は盲目とは言わない。…つまりそういうことだ。

盲目になれなかった俺は、キミに対するこれが恋なのか分からなくなったんだね。あの頃のばかな俺。

綺麗な曇天
乾いた涙
強がった泣き言

矛盾してる言葉って何かすき。…俺がひねくれてんのか？（はて、）

挑発的な土下座
健康のためならタヒねる
動くな！手を上げろ！
I can't speak English.

矛盾してる言葉って検索したら面白いのありすぎた（ぶっは、）自分が思い描いてたのはこういう言葉じゃないけど、こういう、画面の向こうの人がフフッてなるようなユーモアセンス俺にもほしい…（はふり、）

こんばんは、お邪魔してもいいですか？( ひょっこり ) 兎でも亀でもなく、魅力的な言葉に惹かれた蛍です。矛盾してるものに入るか分からないけど、カンジーでも助走つけて殴るレベルっていうのは面白くて好き。

　

そう言えばこの前弟と不毛な闘いしたなあ。
頭痛が痛い、みたいな恥ずかしい使い方してるのを順番に言っていく、みたいな謎のゲーム。意外と出てきそうで出てこないんだよなあこれが。
車窓の窓から、突然の突風、自転車から落車する、サハラ砂漠、右に右折する、…どっちが勝ったんだっけ、あれ。

：蛍サン（）

！、こんばんは。まさかこんな辺鄙なところに蛍が迷い込んで来てくれるなんて、（びっくり、）こんな所でよければいくらでも来てくれたら嬉しいな。…ふは、何それ。初めて聞いた。それは相当なハイレベルを指し示してそうな言葉だね…。〜するレベルっていうのもいっぱいありそうで楽しそう、

蛍さん。( 反芻 )
夜の闇の中でも気付いてもらえるように、と考えたら蛍がぱっと思い浮かんだんです。チョウチンアンコウも候補にあったけど、それだと此処が深海になってしまう。( へへ ) 趣があって良いでしょう。短い命なので大切にしてください、…なんて。ガンジーのような優しい人が躊躇いのない暴力に訴えるくらい、ありえない状況を表す言葉みたいです。～レベルは身近な言葉を当て嵌めて作れそうですよね。( ふふ )

学校に登校する…とか？

　

：蛍くん

そのチョイスが貴方のセンスの良さを物語ってるね。…いいね、蛍。丁度これからの時期にそろそろと出てきそうで（ふふ、）短い生涯の間にここを訪れてくれて感謝しますとも。…どうか有意義な時間になりますように（ぺこり、）深海かあ…、暗くて深くて自分たちの常識が通じないような謎だらけでワクワクはするね。
なるほど、〜レベルって日常会話でさらっと使っちゃってる気がするなあ、…ユーモアに富んだものではないけど（くす、）
そそ、そんな感じのね、不毛な戦いをしてたんですよ。

俺にとって言葉は特別なものだから、そう言ってもらえると嬉しいです。でも、貴方の持つセンスには敵わないなあ。( 双眸細め ) 蛍ってもう少し先でしたっけ。…ありがとう。俺の亡骸は焼かずに綺麗な泉に沈めて水葬してください。( こくり ) 深ければ深いほどいびつな形貌の生き物がうようよいるみたいですね。人間には生きられない場所だから興味深いのはわかります。
日常の中でどういう使い方をするんだろう。ゲームでは使うけど、それ以外ではあまり馴染みがなかったから気になる。

楽しそう。仲良しなんですね。( ふふ ) 二人兄弟ですか？

　

：蛍くん

昨日は来てくれたのに早々に寝てしまったみたいで申し訳ない。…返事は後でゆっくり返させてもらうね。何分朝はバタバタだ。

：透くん

昼間の蛍はうまく見つけられないから名前で（ふは、）
言葉が特別かぁ、そんな風に言う人とは初めて会ったなあ。訳を聞いても？（首ゆるり、）はは、俺のことをそんな風に言ってくれるってことはまだボロが出てないだけなんだなあ、きっと。案外普通だよ、俺。
おや、看取るのが俺でいいのかい？それなら綺麗な泉の底で安らかに眠れるように弔わせてもらうよ。ちょうど俺の名前も伊澄だしね（食指ぴん、）
うんうん、光が届かない場所にいる生物はすごく不気味で、神秘的だよね。分かるなあ。人間の手の及ばない場所って貴重。
ほんと？やばい！みたいな時にしゃらっと使っちゃうなあ、俺は。（はは、）

んーん、あと妹ちゃんがいるよ。こう見えて兄だからね（ふは、）…受け取りっぱなしは好きじゃないから返させてもらったけど返信は不要だよ。、また話せるといいね。（片手ひらり、）

今は肌に心地いいこの風も、あと数週間後には肌を撫で回すような生温くて嫌な風に変わるかと思うと…（白目）

自分の幸せよりも他人の幸せを優先できる人は心が綺麗な人なんだろうなあ。そういう人は、自分の視線の先の相手が別の人に視線を送っていても、笑って横から背中押せる人なんだろう。…俺にはきっとできないな。自分の意思に関わらずどろどろで、ぐちゃぐちゃした汚い感情が生まれてくるに違いない。暫くしてから絶望するんだ、自分の中にこんな醜いものがあったのかって。

他人の幸せを優先できる人も、いずみさんには見えないところで燻ぶる感情を抱えて胸の中のどろどろに悩まされているかも、…なんて。
自分の中に生まれた感情に絶望するってことは、いずみさんも背中を押す人なのかな。

　

：透くん

そうだね、どろどろした感情を持ってない人なんていないと俺は思ってる。そういうのもまた人間らしさだし。ただ、醜いそれと、自分の中で上手く付き合えるかどうかが問題だ。取り繕って笑っていられるほど、俺はきっと出来た人間じゃないんだなあ、これが。背中は押せるかもしれないけど、押したあとに後悔して、傷ついて、引きずるのが俺なんだよなあ…（はは、）

上を向いて歩こうと人は言う。前向きな言葉。だけど、上ばかり向いて歩いている人はそこに転がってる小石に気付かない。
下を向いて歩く人は、決して後向きなんかじゃなくて誰よりも慎重派なんだろうね。躓かないように、転ばないように、確実に一歩ずつ進むんだ。だけど、下ばかり向いてたら空に架かる虹やキミを見つけて手を振ってくれてる人に気付かない。
どっちを見てたって、どちらも正解で。自分に合ったバランスで、上も下も向けばいい。綺麗な景色を見逃さないように。でも、躓かないように。