苺ミルクコーヒー 2017-05-27 22:10:36 |
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書き起こし終えたのですが、とても長くなってしまいました…。
これをいきなり投稿するのは気が引けるので、興味を持って頂けた場合は、リクエストをお願いします。それがあった場合にのみ、投稿させてください(^q^)
なければ、大人しく封印作品にしますので悪しからず願います。
>12いちごコーヒーさん
わざわざ返させてしまってごめんなさい。
一応説明するとぜんまいざむらいのあらすじは
「昔、ぜんのすけと言う盗人がいた。その盗人が井戸に落ちて死んでしまう。それを見ていた神様がぜんのすけが善人になる事を条件にぜんまいと必笑だんご剣を持たせて生き返らせた。ぜんまいざむらいとして生き返った盗人はいい事をして暮らす」
という話です。
神様が登場する話って聞くとこれがパッと浮かんできたので…
皆さん本当にありがとうございます…。
しかしながら今回の話、無しになってしまいました。文化委員が決定を覆して(神話分かりづらいからやりたくなかっみたいです)全部白紙に戻しちゃったんです(泣)。今までの話し合い全部…。
しかも新たな最終決定案も定まっておらず、台本が書けません。
何と言うか……せっかく協力していただいているのに申し訳ありません。
いろいろ心を折られて立ち直れないのですが、また話し合いの結果が出たらお知らせします。
その時、もしよろしければご協力ください。
神話、分かりにくいかなぁ?
ここに皆が書いたストーリーなら、簡潔明瞭だと思うんだけどな。
お上の決定がそんなに目茶苦茶なら、いっそのこと、もう主様のほうから「既に先の案で考えてみちゃったよ。こんなのなら分かりやすいと思うけど?」とここで出されたアイディアを持っていって提案してみては…?
なんて、今は心労でそんな元気ないか(^_^;)
でも、そんな感じの上様の決定を待っていたら、ぎりぎりまで動けなくなりそうだね…。
>25‐26
ありがとうございます。
そうですね…一端私の方からも決まってるところまで案を出したのですが、文化委員さんに嫌われてるのか、スルーというか「ふーん」程度というか…で済まされました
明日改めて話し合いがあります。
その結果次第になりますね。
…何かのアニメやドラマをパクるという話が出ていて、一番それが優勢なのですが、そんなんだったら最初からそうしろよ!って言いたいところです。
大賞(一番すごかったクラスに送られる賞)を取りたいそうですが、何かもう無理なんじゃね?って感じです……。
文化祭に使うかどうかは別にして、枯れ草さんの脚本、よろしければ読ませていただいてもよろしいでしょうか?
お疲れさまです…(^_^;)
>文化祭に使うかどうかは別にして
分かりました。それでは大したものではありませんが、投稿させて貰います。やや長いので、読み難かったら申し訳ありません。
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~物語の概要~
ギリシャ神話のオリュンポス十二神が登場しますが、あくまでキャラクターを借りたのみで、古典に忠実ではありません。
ストーリーは完全にオリジナルです。枯れ草が、主様のお話を参考に、即興で考えたものなので、著作権関連の問題はナッシング。
「神に見捨てられた人間と、いつしか人間に忘れられた神々のはなし」
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~登場人物~
●オリュンポス十二神
〇バッコス:主人公
〇ヘルメス:主人公の親友
〇ゼウス等:脇役
●人間たち
〇孤児院の世話係:ヒロイン
〇孤児院の子供達:脇役
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~舞台設定~
遠い未来の話です。荒廃した人間の世界と、それを見下ろす神々の世界が登場します。
●オリュンポス山
天空神であるゼウスの住居にして、十二神が集まる集会所のある山。非常に高く険しいので、人間たちには未踏の地。
●人間界
人間たちが暮らしているところ。遠い昔であれば、神々の世界と重なっていたのだが、現在は文明の発展により、神々の世界とは隔絶された社会となっている。
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~物語の全容~
【序章】-人類の歴史と神の誕生-
昔々、まだまだ文明が発達していなくて、人々が貧しかった頃…。当時は「不便が当たり前」だったので、人間たちは何か思い通りになったり、幸運に恵まれたりした時は「とても有り難いことだ」と思い、その巡り合わせに深く感謝をしていた。
天空に感謝し、海原に感謝し、大地に感謝し…、やがてそういった「感謝の心」は「信仰心」となり「神」という概念が作られた。例えば、海への感謝が、海への信仰となり、信仰の対象としての海を「神」と捉えるようになったのだ。
世界にはこうして「神」が誕生した。感謝の心から誕生した神々は、そのことが嬉しくて、人間たちを愛するようになった。そして、人間たちもまた、そんな神々を通じて愛を知っていった。
* * * * *
しかし、文明が進んで「便利が当たり前」になってくると、人間たちは感謝の心を忘れていった。上手くいったことを喜ぶのではなく、上手くいかないことに怒るばかりになったのだ。
人間たちは感謝の心と一緒に、そこから生まれた神々のことも忘れていってしまった。そして、忘れられた神々もまた、人間たちに対する影響力を失っていってしまった。
「神」という概念は形骸化し、いつしか神々のほうも人間たちに無関心になり、遠い昔に与えられた役割を、ただこなすだけになった。海の神なら海を治めるだけの日々だ。世界から「愛」は失われてしまったのである。
【起】-神々の怒りと反対者-
そうして、時間が過ぎたある日のこと。オリュンポス山の集会所にて、天空神のゼウスが怒りを露にした。
「最近、人間が空にまで進出してきた。戦闘機だのミサイルだのと作り出しては、どんぱちどんぱち、派手にやらかし迷惑だ」
ゼウスの妻であるヘラも同意した。
「うるさくて眠れやしません」
これに他の神々も同意した。
海の神ポセイドン
「奴等は海でも大騒ぎだ」
大地の神デメテル
「大地もそうよ。汚される。それに作物を実らせても無駄にされる」
芸術と狩猟の双子神
アポロンとアルテミス
「今の人間の世界は下品で低俗なことばかりだよな」
「山も荒らされています。獣たちは無駄に殺生されるし、もう嫌よ」
美の神アフロディーテ
「人間たちの世界には、もう美しいものなんてありませんね」
鍛冶の神ヘパイストス
「だったら、もういっそ、武器を使ってこちらからも攻め込んでやったらどうだ」
野蛮な戦神アレス
「そりゃ良い。滅ぼしてやろう!」
知的な戦神アテナ
「現状がこうでは仕方がないわね」
神々
「戦争だ!戦争だ!」
しかし、この流れに伝令の神であるヘルメスと、酒の神のバッコスは反対した。特にバッコスは、元々人間たちと親しい神だったので反対する気持ちも強かった。
「何も滅ぼすことはないんじゃないか」
「話し合いから始めようよ」
だが、怒りに駆られ、我も忘れぬばかりな他の神々は聞く耳を持たなかった。神々の話し合いは、近々、人間界に進軍しよう、ということでまとまってしまった。
悲しんだバッコスは「せめてこのことを人間たちに伝えて、事前に警告を促そう」とヘルメスに提案をし、快諾したヘルメスとともに、天空の馬車に乗り、オリュンポス山から人間の世界へと降り立とうとした。
ところが、伝令の神であるヘルメスはともかく、バッコスは天空の馬車に乗りなれていなかったので、その道中に車から転落してしまう。
【承】-人間界の現状-
地面に落ちたバッコスは記憶を失い、たまたま彼を見つけた人間の女性に助けられる。この女性は、孤児院の世話係であった。
今の人間界はすっかり荒廃している。それでも人間たちは反省をせず、不平不満ばかりなのである。僅かな資源も、分け合おうとするのではなく、奪い合おうとするため、どこもかしこも戦争状態である。その所為で、戦争孤児もたくさんいる。
人間たちはすっかり「愛」も「感謝」も忘れており、それはバッコスを助けた女性も例外ではなかった。その女性が孤児院の世話係をしているのも「愛ゆえ」ではなく、その孤児院が父親のもので、世話係も任されたからやっているにすぎないのだ。しかし、その女性は「愛のない日々」に違和感を持ち、いつも「何だか何かが足りないようだ」と感じていた。
※ちなみに、父親が孤児院を開いた理由は「罪悪感」。父親は元々、エリート軍人にして発明家だったのだが、ある日、自分が作った新型兵器で滅ぼされた街を視察に行き、そこで見た光景があまりに凄惨だったことにショックを受けた。そこで、軍から離れて隠居し、罪滅ぼしに孤児院を開いたのだった。
この為、女性がバッコスを助けた理由も「何となく」だったのだが、いつも「何かが足りない」と感じていた女性は、不思議とバッコスに惹かれる。
それは、女性が抱えている違和感が「愛を忘れたこと」によるものであり、バッコスは神で、その存在を通して人間に愛を教えられる身だからであった。
バッコスと過ごすうちに女性は「愛する」という感情を取り戻していく。一方、バッコスは女性や孤児院の子たちと楽しく過ごしつつも、自分が何者なのかを思い出せない。
【転】-発見とお迎え-
一方、バッコスが人間界に行く途中、馬車から転落したことは神々の間に知れ渡っていた。そして、事故を知った神々は、荒廃した野蛮な世界に落ちたバッコスは、もう生きていないだろうと思っていた。人間がバッコスを助けるなんてありえない、と考えたのである。
しかし、ヘルメスだけはバッコスのことを諦められず、彼のことを探し続けていた。そして、遂にバッコスらしき青年が孤児院にいるのを見掛けたのである。だが、バッコスは記憶を失っている様子だった。さらに、ヘルメスにとって予想外だったのは、記憶喪失になってしまったらしいバッコスが幸せそうに過ごしていることであった。
そこで「人間界にもまだ希望があるのではないか」と疑問を持ったヘルメスは、オリュンポス山に戻ると「バッコスは生きていた。今、人間界に攻め込んだら、彼を巻き添えにしてしまう。迎えに行こう」と他の神々を説得した。
神々は、人間界に攻めこむ予定日の前日になってようやく、ヘルメスの説得に応じ、皆で人間界に降り立った。しかし、彼等が見た人間界はやっぱり汚れていて、救いのなさそうな世界であった。
【結】-和解-
自分を迎えにきた神々を見て、やっとバッコスも記憶を取り戻す。そして、事態を察したバッコスは「やっぱり人間界を滅ぼすのはやめてほしい」と他の神々に懇願するが、ヘルメス以外の神々は、予想通り、荒廃しきっていた人間界の様子に怒りを増幅させており、聞く耳を持ってくれない。
問答はエスカレートし、遂に一柱の神が「そんなに言うなら、人間界に救いがあるという証拠を見せてみろ。どこにも愛も感謝もない。明日には全員、皆殺しにしてやる」と怒鳴った。
すると「皆殺しとは本当ですか」と物影から声がする。それは、あの女性だった。神々は不意に現れた第三者に最初こそ少し驚いたが、その相手がただの人間だと把握すると、露骨に嘲った。「人間風情が今更、何の用だ。命乞いか」と。
すると、神々の前に進み出た女性は「ええ、命乞いにございます。失礼ながら、あちらの影でお話をずっと伺っておりました。お怒りはごもっともです」という前置きをする。そのうえで震えながらも毅然と《自分は殺されても構わないし、その殺され方が恐ろしいものでも受け入れよう。この時代を作った一員でもあるのだから。でも、どうか子供たちは殺さないでほしい。本当にお願いだ。そのためなら何でもする》というようなことを言った。
それはまさに「愛ゆえの台詞」だった。唖然とする神々の前に、間髪をあけずに次は孤児院から子供たちが飛び出してくる。子供たちは《お姉ちゃんを殺さないでくれ。自分たちはここに来てたくさん楽しい思いができたから、満足なんだ。お姉ちゃんは自分たちの世話ばかりして、最後はそのまま殺されてしまうなんてあんまりだ》と言った。
それはまさに「感謝あっての台詞」だったし、どちらも真に迫った嘘偽りのない言葉であることは明らかだった。
神々は絶句するが、バッコスだけは咄嗟に「私は神だ。そのことを思い出した。そして神ならば、君たちをみすみす見殺しにはしない。絶対にそんなことはさせない」と女性と子供たちに宣言する。そうである、神とは本来そういうもののはずなのだ。
最後にヘルメスが「人間の世界にも希望はある。我々は愛を教えられるし、彼等を愛せる」と執り成すと、他の神々も納得した。神々は「今の人間界は悲惨なことが多い。荒廃していて、暗い世界だ。それでも、ここに愛や感謝を知っている者たちがいる。なら、我々はもうしばらく君たちを見守り続けよう」と言い、立ち去っていく。
【終章】-そこからの話-
だが、バッコスだけは女性と子供たちに引き止められ、人間の世界に残ることにした。彼は女性と結婚し、その後も周りの人間に愛を教え続け、孤児院で育った子供たちは「愛」と「感謝」を取り戻した人間として、次世代の世界を作っていくのであった。
そして、その様子は伝令の神ヘルメスによって度々、オリュンポス山の神々にも伝えられたという。どんなに荒廃した世界にあっても、「愛」と「感謝」を知る人間たちがひたむきに進んでいく姿ならば、神々は見守り続けてくれることだろう。
めでたしめでたし。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
長いうえに、結章における和解への展開は寒いかもしれません(^q^) すみません。
30分で収める工夫については、主様のリアルのほうで話が進み、必要となった際にまた別途。
お粗末様でした(;_ _)
>枯れ草さん
うわわわ!!
素敵過ぎて何も言えない!
テーマや今まで私や皆様の考えたストーリーを織り混ぜつつも、こんなに綺麗にまとめられるなんて…!圧巻です…。
それに比べて私の考える能力ェ←
いえ、もうこのまま使いたいぐらいには素敵です。あああああ、このお話を元に台本を書いて演じることができたならどれだけ幸せだったか…!
とても良い物語をありがとうございます!
そんなに褒めて頂けるとは予想外でした。ありがとうございます!
主様が公開して下さった下地がしっかりしていたので、とても書き易く、ストーリーに肉付けしていくのが楽しかったです(●´∀`)
作れて読んで貰えて幸せw
主様のリアルのほうは、早いうちに落ち着くと良いですねぇ(^-^;)
神話ではないのだけれど、
新井素子の昔の本で「いつか猫になる日まで」を思い出した。
…創造神は、過去から未来まで有り続ける。
時間を持て余している。
星を産み、又壊す。そんな事をしながら退屈と闘う。
ある時、ある女神が囁く。
「そんなに星を壊さなくても、ちょっと工夫すればよい。私がその工夫をしていいか?」と…
ここから本の内容になるのだが…
エピローグとして…
神の一時の退屈しのぎになったものの、結局の処、人類も星も…女神ですら創造神の創り出した物だ。
創造神は又、退屈となり孤独となり、辺りに創造神の哀しい笑い声響く。。。
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