21043 2017-04-10 02:06:13 |
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シチューだね
(選んだものを確認し、ダリアンと声を掛ければソバカスが目立つが豊満な身体のこの店の看板娘がジョンを見知った顔でやって来て、その向かいに座るのが10代の女の子と見ると随分と可愛い子を連れているわねなど軽口をたたき、「新しいメイドだよ」と簡単にドロシーを紹介すると、シチューとソーセージの盛り合わせ、自家製パン、自分用のワインを頼み)
初めまして…
(馴染みだろう優しそうな女性店員に緊張した面持ちで小さく頭を下げて、料理が来るまでジッとしてようと下を向きながら肩に入った力を抜こあと何度も深呼吸を繰り返し)
(必死になって緊張を和らげようとしている姿にクスっと思わず笑ってしまい)
そんなに緊張しっぱなしじゃあ疲れるだろ。
(デキャンタとグラスを持ってきたダリアンに何か注文すると、1度戻たダリアンが次は林檎を絞ったジュースをドロシーの前に出す)
でも、なんかこういう場所はあまり
(チラリと相手の方に顔を向け、自分の仕草に笑う表情に苦笑いを浮かべながら周りの様子がきになりチラリチラと周りを見て。グラスを持ってきたダリアンが一旦厨房に戻り、再び席にやってきた時林檎のいい香りが漂い目の前に林檎ジュースを置けば彼女の方を見上げ「ありがとうございます」軽く微笑んで)
まぁ分からないでも無いか…
(自分もかつてそうであったように、と思い返すように独りごちて、慌てて他に変なことを口走らないよう誤魔化すようにワインを口に運ぶと、タイミング良く豪快ながらも温かみのある食事が運ばれて来る)
うわぁ…すごい
(街に出て圧倒されることばかりで、目の前に並べられた料理からはとても美味しそうな匂いが漂い。美味しそうな料理にお腹がなるも、相手が先に食べないことには自分は食べれないとぐっと堪え)
好きなだけ食べるといいよ。
(そうすすめるが、フォークを取ろうとしないドロシーに、あぁと頷き自らがシチューを1口食べ)
‥いただきます
(料理を口にする姿の彼を見届けてから後を追うように自分もスプーンを手に取り口に含み、まろやかな味と暖かさに瞳を輝かせ「美味しい…」パァっと明るい表情を浮かばせて)
気に入ったようで良かった
(美味しいと明るい表情を見せる相手につられて思わず自分もニコリと笑い)
遠慮しないで沢山食べなさい
(気持ちゆっくりと食べるものの、美味しい食事はあっというまにテーブルからなくなり、ワインのデキャンタもいつの間にか空になっていて)
満足はしたかい?
はい、ごちそうさまでした
(カラになった食器を眺め、ここに来て見せたことのない満面の笑みを浮かべて。ついいつもの癖で目の前の空いた食器を重ねようと手を伸ばして)
そのままでも大丈夫だよ。
(食器を重ねようとする姿にフフフと笑い、ダリアンに会計を渡すと帽子を被り立ち上がる)
さぁ帰ろうか
そうですよねっ!…つい
(半分重ね終えた時点でやってしまったと手を空中で止め、顔を赤らめながら恥ずかしそうに手を後ろに隠し。彼が立ってから自分も立ち上がり裾を直し
構わないさ。
(気にする必要はないさと笑い、ダリアンにご馳走様と声をかけてから階段を下り、元来た道を戻り再び洋装店へと向かう)
(久々の料理にお腹いっぱいになり眠そうな目を擦りながら店を出て後ろを歩いてると、行きに通った道を歩き仕立て屋へ戻ってると首をかしげ考えると車を取りに行くんだと解釈して)
(店へと戻ると、再び扉を開け店内へと入る。仕上がってるか?と店主へ尋ねれば、はい。と机に先ほど試着したピンクのエプロンドレスとそれに合わせた帽子、ゴーグル、手袋と1式用意されている)
着替えて見せてくれるか?
えっ…はい
(車にたどり着いたかと思えば再び店内に戻り、なにか忘れ物でもしたのかな?と行くと目の前のテーブルに服以外の可愛らしい小物が用意されており、着てくれと言われれば小さく頷き一式を手に取れば試着室へ向かい)
(ドロシーが着替えに入ると、先ほど頼んでいた服の手直しが仕上がって、小物も良いものを揃えてくれた店主に礼を言い、着替えが終わるのを店内で待つ)
お待たせしました
(試着室に入り、用意してくれた服を一式着てみるもやはり自分にはもったいないぐらいの装いで。恥ずかしそうにドアの隙間から顔を覗かせ、ゆっくりと相手の目の前に立ち)
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