孤独な野獣と孤独を知っている青年【Blなり/お相手様募集】

プロローグ…
とある時代のとある街。
一人の男の子が生まれました。
元気な産声を上げて誕生したその赤子は、
母親に大事に大事に抱かれ、やがて眠りにつきました。
男の子が生まれて幾日か経ち、男の子は目を開けるようになりました。
ですが、目を開けた我が子をみて母親は恐怖や悲しみから泣き出しました。
目を開けた男の子のは、血の様に赤い。朱い。色しをした目をしていたのです。
この世界で赤い眼を持つ者は、不幸や厄災を招く者として忌み嫌われる存在。
生まれたばかりの男の子は母から引き離され、たった一人。街の外れの森深くに建てられた塔で育てられました。
男の子はやがて青年に成長し、塔から出るようになり、街へくり出すようになりました。
しかし、青年は赤い眼のせいで人々から暴言や暴言を受け、忌み嫌われていました。
それ故に、青年は人を愛することも、愛されることも知らずただ一人孤独に生き続けました。
ある日。青年はと不思議な本を手に入れました。
その本には人から美しい獣(化物)になる呪いが記されていました。
青年は一度だけでも愛されたい。愛をしりたいと願い、獣になる事を決めました。『人は美しいものが好きだ。なら、美しくなれば人で無くとも。赤い眼を持っていようともきっと愛される』そう信じて。しかし、青年の夢は叶うことは無かったのです。
美しい獣になった青年を見た人々は、前にも増して青年を恐れ、嫌い、憎みました。ある者は「お前がいると街に厄が訪れる。現に、きみの悪い病が街に流行りだした!」と青年を殴り。またある者は「お前が生まれてからこの街は不利益になった!」などと言って青年を痛めつけました。遂には青年に無き罪を擦り付け、刑を実行したのです。
捕らわれ、罪人とされた青年は、何処かも分からぬ深い深い森の中に置き去りにされてしまったのです。
だが、青年が息を引き取ることは無かったのです。
一ヶ月。二ヶ月経とうと青年は生き続け。水も食べ物も口にせずとも生きて、青年は一人思ったのです。『愛などもういらぬ』と。『誰も信じることはしない』と。青年は置き去りにされた森に自分のお城を建てました。何年も何年もかけて一人で城を作り、そこに住みました。青年は自らを城に閉じ込めたのです。
世は移り、人々の中で青年は「美しくも、厄災を招く野獣」と噂されるようになったのです。

それから数年の月日が経ち。獣の城に一人の青年が訪れたのです。

これは、孤独な野獣と孤独を知っている青年のお話。

【美しい獣になる方法。……以下略。
-最後の一文-
注意。美しい獣になる時の代償として、老いることも、死ぬこともできなくなります。】

(/野獣の容姿に関してはほぼお任せ致します。
ただ、一つだけお願いがありまして、野獣の目の色だけは絶対に赤or朱or紅or赫のどれかにして下さい!分からないこと等あればお答えしますが、突発的に思いついたモノなので主もあやふやな所がございます…お許し下さい。)

(/あ…あと。取り入れたい要素などがあれば仰って下さい!考えますので。参加の際は野獣のpfを提出して頂ければと思います。)

pfは簡単な物でOKです。
名前は洋名、和名どちらでも。
↓以下、主伽羅のpf。参考程度にしてください。

名前　アイザック　愛称　ザック
年齢　20
容姿　癖のついた黒髪。後ろの長さは首が少し隠れるていど。前は右に流していて、右目が隠れている。左目は焦げ茶。身長は175cm。身長に対して少し細いが、筋肉はついている。
性格　明るくお節介。

備考　髪で隠している右目には眼帯をしている。
眼帯をしている理由は右目が緋色をしているから。
幼い頃は母が疫病神と呼ばれる自分を護ってくれていたが、ザックが12歳の時に病死。それ以降スラム街で一人で生きていた。ある日森の奥深くに野獣が住んでいると聞いてなんとなく訪ねた。森には立派な城があり野獣と対面。何故か押し掛け女房よろしく住み着き野獣の世話をせっせと焼いている。猫が好きで野獣の城に野良猫を勝手に入れる。

(/あ、野獣の性格について絡みにくいものは止めてください!無口すぎたり人間を嫌いなあまり喋らないないなどはダメです!人間嫌いでも嫌々話す。などにして下さいね!無駄に文字の多い説明になりましたが、最後に!ここまでの観覧。ありがとうございます!そのまま参加してくださったら嬉しいです。参加…しよ?しましょう?してくださいお願いします!……需要があるか分かりませんが、今から参加募集させて頂きます!主と皆様との御縁がありますように…。)

名前 > アーサー・レオン・バルド

愛称 > アーサー or レオン

年齢 > 約250歳 (人に戻った場合は22歳)

容姿 > ぴょこぴょこ跳ねている茶色い体毛。鬣は伸びに伸びきってボサボサ。紅い瞳。身長は、野獣の場合、全長で2m20cm、人の場合187cm。

性格 > 幼い頃から人々に恨まれ、恐れられたため人間が大嫌い。だが、心を開けばよく喋るし、笑顔にもなる。

備考 > 超甘党で、よくはちみつとリンゴのパイを自分で作って食べたりしている。



(/なんて素敵な設定…！！
是非、参加させてください！)

(/はわわわわっ!参加希望者様ですね!ありがとうございます!!是非お相手お願いします!何かご質問や要望等ありましたら仰って下さい!何も問題が無ければ絡み文お願いします!)

はちみつ、はちみつ…あれ、どこやったっけなぁ？(棚をガサゴソと漁りながら)



(/お返事が遅くなってすみません！
こちらこそ、ありがとうございます！！よろしくお願いします！)

レオン見ーっけ!………?レオン。何か探してる?(ザックが城の掃除を終わらせてレオンを探していると、何やら厨房の棚を漁っている相手を見つけ、後から抱き付き声をかけて)

(/いえいえ。大丈夫ですよ!もし、これからお相手して頂く際に、こちらが何か不快な事などしてしまいましたら仰って下さいね!)

ん？！あぁ、ザックか…。いや、はちみつを探しててな…(抱きつかれれば、振り向き、はちみつを探してると伝え)

(/ありがとうごさいます！はい、了解しました！)

はちみつ?蜂蜜ならそこじゃなくて、こっちの棚!(相手が蜂蜜を探していると言えば抱き付いていた体制から一旦離れ、蜂蜜がある棚を開けて「はい。蜂蜜」と相手に差し出し)

(/それでは背後はこれで失礼しますね。何かあればお呼びください!)

ありゃ、そっちの棚だったか…。ありがとな(蜂蜜を受け取り、相手の頭を撫でて)


(/はい！)

ふふっ。……それにしても。レオンは本当に甘い物が好きだねぇ。…そうだ!この間、街で新しいケーキ屋がオープンしたらしいんだ!行く?(頭を撫でられ擽ったそうに笑い、そういえば と新しく街でオープンしたというケーキ屋の話を相手にし)

別にいいだ…、本当か！？(ぱあぁっ)
………でも、オレは行けないな…(自分の姿を見、ため息を吐いて)

……………。(じーっと相手を見つめ何やら考えて)
………!じゃあ、俺がレオンの好きなケーキ買ってきてあげる!!店のチラシがあるからそれ見て選んで!(いい案を思いついたと言わんばかりのドヤ顔で上記を述べ。前に手に入れたケーキ屋のチラシを相手に渡し)

いいのか？(パッと相手を見つめ)
どれどれ……(チラシ受け取り、ジーッと見つめ、悩む…、と呟き)

一個じゃ無くてもいいよ(悩んでいる相手を見て笑いながら上記を述べ)
ちなみに俺はモンブラン買ってこようと思ってる!あと、このフルーツタルトも美味しそうだよね〜(相手が持っているチラシを覗き込んで言い)

！！(ぱああっ)
じゃあ、チョコケーキとはちみつのホットケーキと、リンゴパイ！(目を輝かせつつ、ケーキを選んで)
モンブランもフルーツタルトも美味しそうだなぁ…(じゅるりと涎を垂らし)

チョコケーキと蜂蜜のホットケーキ。あとはリンゴパイ…と(相手が選んだケーキを覚える様に言って)
モンブランとフルーツタルトは半分にして食べよっか(キラキラとした目で喜ぶ相手を見て子どもを見守る母の様な気分になり)
じゃあ、俺買ってくる!夕方までには戻るから夕飯のあとに食べよ!(買い物の準備をサッと終えて玄関に向かい)

うん！！(こくこく、と子供のようにはしゃぎ)
気を付けて行くんだぞ？何かあったら、すぐに助けを呼ぶんだぞ？(眉を下げ、あわあわと注意して)