干物 2017-03-11 18:50:56 |
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(黙って撫でられそれなり満足げな様子で)
一言で甘いっていってもいろんな甘さがあるから
ん、嫌いじゃない
似合う、かな?ちょっと分かんないな
…おおー、よしよし、ペット育成ゲーム的な
嫌いじゃないなら良かった、甘い匂い好きなんだよね
(満足そうに言葉を紡ぐ水瀬の頭を何度か撫でていれば小さな声で「忠犬水瀬」などと言いつつ自身もどこか満足げに笑って。それから手を離せば、水瀬が寝るだろうとソファーから降りて床に座り)
明日は仕事休みだから、夕飯とか家のことは自分でやるからゆっくりして大丈夫だよ
可愛いげはないだろうけれど、家事をこなすペットはなかなかいないと思うから
まぁ、もうしばらくよろしく頼むよ
(ぎこちない愛想笑い浮かべて)
ふーん、そっか・・・
じゃあ明日は自分のことに時間を使わせてもらおうかな
(少し考えるしぐさをして)
とりあえずお風呂入ってくる
甘い匂い、楽しみ~
(片目をつむって笑ってみせて、立ち上がると着替えを持ってお風呂場に)
うん
(水瀬の言葉に数度頷いては自分は今から何をしようかと考えるように伸びをして。もう夜も遅いしいくら明日が休みとはいえ寝るべきか、などと思いつつキッチンへと向かいココアでも飲もうとマグカップにココアを一人分)
(甘い香りに包まれて、のんびりお湯に浸かりながら明日の段取りを考えて)
あれ、まだ起きてたの?
いいお湯だったよ、リラックスできた
(お風呂からあがると、なにやら飲み物を口にしている彼女に声をかけて、自分はミネラルウォーターをグラスに注いで一息に飲み干して)
本当?よかった
(ココアを飲みながら緩く笑えばのそりと起き上がって空になったカップを流しに置いては、歯磨きでもしようかと洗面所へ向かい。その途中、何かを考えるように空中をぼんやりと見ては水瀬を振り向いて)
水瀬、寒くない?
(キョトンと振り向いて)
?なに、唐突に
んー、お風呂あがりで暖まってるから今は寒くないけれど?
ハルは寒い?
(イスに座って彼女に目をやりながら逆に尋ねて)
いや、なんとなく聞いただけ
(聞こえた返事に軽く頷けばそのまま洗面所へ向かい歯を磨きつつ明日のことを考える。明日はながら作業が出来るゲームをやろう、レベラゲ、とかそんなこと。磨き終えてリビングに戻ればそのまま流れる様にソファーの方向へ向かいうつ伏せに横になっては、エンジンが切れたのか)
ああー、もう動きたくない、ソファー、君と結婚しようじゃないか
待て待て、なんで今の動きの流れでそこに落ち着く?
(イスに座ったまま、ソファの上でまさに天日干しの干物状態の家主にツッコミを入れて)
それにソファと結婚したら二次元のヨメはどうする気だ
…二次元の嫁は殿堂入りスタイルだから、正妻いっぱいだから
ソファーはあれ、私の保険金を狙って結婚した元愛人
(ぐりぐりとソファーに顔を擦り付けながらそんなアホみたいなことを言っては、ぱっと顔を上げ笑って水瀬を見やる。それからいつものように冗談を言うよう意地悪な性格が見え隠れするような表情をしては)
水瀬は正妻ポジだね、攻略対象外だけどメインキャラ的な
へーへー、いろいろ妄想が捗ってよかったな
(よくもまぁ即興で次々と設定が浮かぶものだな、と半ば呆れて苦笑して)
そんな気を使わなくても、オレはお嬢さまのお付きの小者でストーリー進行役的な感じでいーよ
今宵のお伽のお相手はベッドになさいますか、それともソファになさいますか?
みたいな
おっと、自分で言ってなんだけどお嬢さまはちゃんと正妻のベッドで寝てくださいましね
(うやうやしく寝室の方に手を向けて)
…くるしゅうない、余は今宵このソファーと共に過ごすのじゃ
はっは、クッションも共に過ごそうぞ
(聞こえた声に唇を尖らせつつソファーの上でぐっと伸びをしてみては、クッションを腕の中に閉じ込めて喉の奥で笑い。それからクッションを抱き込んだまま水瀬を見やっては)
何これ凄いハーレム感あって滾る。攻略対象多いのありかもしれない。
うわ、無機物愛に目覚めちゃってるよ、この人
クッションやソファをいくら愛でても見返りなんてないんだぞ?
(ソファ上でひとり盛り上がる家主を面白そうに眺めながら諭すような口調で指摘してみて)
見返りなしの愛もありだね。この場合はこっちが依存型になるタイプの攻略ルート
(ソファーの上に座り直すとクッションを大人しくソファーの上に置いて笑い。それから水瀬を見るとゆるく首を傾けてから一言)
水瀬の愛人ポジか、このソファーは
ふーん
ハルは見返りがなくても愛せるのかな?
一方通行の愛ってツラくないかな?
(彼女の屈託のない笑顔に目を向けながら、特に答えを期待するわけでもなくなんとなく尋ねてみて)
正妻もいないのに愛人がいるのか
(なんとなく可笑しくてひとりクスクス笑って)
…辛くてもしちゃったら仕方ない。ほら、二次元の嫁はそんなもんでしょ
水瀬の正妻ポジは将来埋まるからね、きっと
(真面目なトーンで言ったかと思えばふざけるように言葉を紡ぎ、自分でも本心はわからないのか困ったようなよくわらかない表情を浮かべてはソファーから立ち上がり。伸びをしつつ水瀬の方へと歩いては)
さて、そろそろ寝ようか水瀬。ケーキ、明日の朝食べないとだから
あぁ、なるほど
ホントだな
(妙に納得して、ちょっと悪いことを言ったような気になって)
オレは寝具や二次元のキャラじゃなく、普通に見返りを与えてくれる人を好きになるよ
あ、オレ、さっき寝すぎてまだ眠気来ないから先に寝て
(イスを立って部屋の隅に置いてある収納ボックスをごそごそ探りながら)
ハル、ケーキありがと
すごく楽しみ
(振り返ってにぱっと笑顔見せて)
うん、それじゃあお先に
私も楽しみ
(珍しい笑顔に軽く目を瞬くと緩く笑い返し、部屋へと向かい。漠然と、彼、あんな表情も出来るんだなあと思いながら扉を開ければ肩越しに水瀬を振り返り)
おやすみ、水瀬
おやすみ~
(寝室のドアが閉まるとテーブルに卒論の原稿と参考文献を広げて
時折言葉に詰まりながら3枚書き上げると、大きな欠伸をひとつして寝床を作るとあっという間に眠りに落ちて)
(翌朝、ゆっくりめに目を覚ますと8時を少し過ぎたところで
家主は起きているはずもなく、さっと着替えを済ませるとお湯だけ沸かして、見るとはなしにテレビを見ながら彼女の起床を待って)
(朝はどうにも苦手な残念な家主がのそりと動き出したのは朝の九時過ぎ、のんびりと起き上がるとパジャマのまま自室から出てきて。数度辺りを見回してから棚の上のブラシを見つけるとそれを手に取り、水瀬の所へとまっすぐ向かえば、水瀬にそれを差し出しつつ自分は水瀬の斜め前の位置に座り眠気に負けたのか船を漕ぎ始めて)
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