gentleman. 2017-03-03 14:26:13 |
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お、あの変なメッセージで集まる奴等が居るのか。世も末だな。
あー、概要はさっきの通りだ。その辺うろついてる中年共を捕獲してくれ。因みに俺は捕獲非対象の中年だ。そこは悪しからず。
捕獲した中年はどうしてくれても構わねぇが、悪いがそっちで面倒見てくれ。捕獲目的も曖昧なんでね、送り返されても困るってわけだ。
メタいこと言っちまうと、此処は無登録“擬き”トピだ。遣り取りの方法は無登録と同じで、主と志願者の一対一の遣り取り。人数は無制限に募集する。ただの無登録と言い切れねぇのは、志願者一人につき一人の中年がつくってとこだ。まぁ当然だよな、志願者が何人もで一人の中年捕獲してくるなんてめんどくせぇ話だもんな。
それから、俗に言うリアルタイムとも違う。勿論タイミングが合えばさくさく遣り取りするかもしれねぇが、基本的には置きレス式だ。つまり、どっちかが失踪しない限りは遣り取りが続く。
無登録擬きっつった理由は以上だ。次のレスで注意事項を記載させてもらう。そこが一番重要だ。よぉく目ぇ通してくれよ。
注意事項①
リセットがねぇから、まぁ志願者が居れば登録者は増え続けるわけだな。だから、レスペースを一律にすることはできねぇ。登録者に纏めて返すのが一番良いんだろうが、置きレスだからそこは勘弁してくれ。
注意事項②
無言失踪有だ。飽きたーだとか、都合あるーだとか、そういうのはあんだろ。こっちにもそれはある。ふらっと居なくなってくれて構わねぇ。けど、それはこっちも同じだ。毎日来てたかと思いきや急にパッタリ来なくなるかもしれねぇ。無責任だが、そこんとこ了承してくれる物好きな奴だけ来てくれや。
注意事項③
幾らバーチャルっつっても大分感情移入しちまう、って奴には申し訳ねぇが向かねぇな。言い方が悪いか…。勿論その時一瞬一瞬はこっちも真面目に返す。感情移入もするし、真摯に接するさ。けど、お互いいつ居なくなるか分かんねぇ間柄だ。そうやって割り切れる奴だけ志願してくれ。軽ーい気持ちでできる奴、な。
注意事項④
それから、分かってるとは思うがこっちから提供できんのは中年男性だけだ。此処だけの話…まぁ、要は中年を動かす練習がしたいんだと。目的はそれだけじゃねぇし、それだけが目的ならこんなややこしい規則にはしねぇんだが…そう言うこった。納得してくれ。
注意事項⑤
此処まで散々勝手な事言ってて悪いが、あと一つ自分勝手言わせてくれ。あまりにもツンデレだとか、無口だとか、アクションがねぇとか、扱い難すぎる奴は志願NGだ。モチベーションっつぅのもあるから、そこは頼む。こっちもできるだけの事はするから、同じ気持ちでとは言わねぇ、少しで良いんで動き易いようにしてくれ。目に余るようだったらこっちから声掛けさせてもらう。悪いな。
注意事項⑥
捕獲した中年についてだが、一回一回長ぇプロフィール書いてんのはしんどいから、なんつぅか…キャッチコピー?みたいなもんを提示させてもらう。そこにどうしても書いておきたいことがあったら付け足していく。志願者のプロフィール形式は問わねぇ。ただ、大体の年代と名前、性別は分かるようにしといてくれると助かる。
よし、こんなもんか。確認はしたが、付け足しはあるかもしれねぇ。そん時は申し訳ねぇがそっちにも目ぇ通してくれ。
んじゃ、次は志願方法について説明させてもらう。
プロフィールについては注意事項の通りな。
ロル形式だが、取りあえずどんなのにでも対応できる。置きレスだしな。そういうわけで、志願の時には上の\ ドッカーーーーーン /に続くロルを一緒に出してくれっと助かる。簡単で構わねぇ。それ見てこっちが合わせるからな。
あと、志願者の年齢層、特殊設定も問わねぇ。個性的な奴は嫌いじゃねぇからな。舞台設定だとか、なんか考えてる事があったらそれも一緒に書いといてくれ。それから、お任せじゃねぇ限りは希望の中年の情報も書いといてくれっと有難い。
そんじゃ、いよいよ捕獲解禁令発令といきますかぁ。見ての通り、相当癖のあるとこだ。志願の際にはくれぐれも要注意、な。
それと、無責任な事言ったが早々此処を投げ出すつもりはねぇ。俺なりに結構練ったし、愛着も湧いちまってるからな。初の試みで問題が起こる事もあるかと思うが、そこも容認してくれっと有難い。
相手してもらう分際で散々な要求しちまって悪かった。そこは謝罪する。需要は…あるか分かんねぇが、まぁ気長に待ってみるさ。
ってわけで、捕獲解禁令発令!!
(/ㅤこんにちはオジサン。質問があるんだけど大丈夫ですか?一体一ではあるけれど、厳密にはその時にオジサンが絡む人数は無制限って事?交流期限を例えば一人につき一日とかで、一日経ったらまた次の人を募集…という訳ではない感じですか? )
おじちゃん、一緒に遊んでくれるの?
( 両親が遊び相手兼世話係にと連れて来た一人の男性。いつものように部屋で人形遊びをしているところへ鳴り響いたチャイムに呼ばれ扉を開けると、そこに立っていた相手に上記尋ねて首を傾げ。手を繋ぐようにぶら下げ歩いていたクマのぬいぐるみを顔の前へ持ち上げ。「わたしのお友達。真っ白だから、ブランって言うのよ」恥しそうに肩を竦めるとぬいぐるみの横からひょいと顔を出し )
◎当方のプロフ
Name / アシュリー
女 / 10代前半
毛先がくるりとウェーブしている金髪セミロング / 140cm / フリルのついたワンピース / 水色のリボン
初めは大人しい性格 / 徐々に根の明るさを見せていく
◎主様への希望
30代後半以上
基本的な性格はお任せ / 根は世話焼き
いつもお仕事で忙しいパパとママが、わたしのために遊び相手になってくれるおじちゃんを探してくれたみたいなの。
もし、あなたがそうなら嬉しいんだけど……。
…まったく、いくら女の一人暮らしが心配だからってなにも親戚の人に頼まなくても…。
(都会で一人で暮らしたいと両親に訴えたところ、最初は猛反対されたが粘り強く説得することにより妥協案として都会に暮らしている親戚の男性と一緒に暮らし、都会に慣れて暮らせるようになったら一人暮らしをしても良いという条件で承諾して貰い、すでに必要最低限の荷物はその男性の元へと宅急便で送っているため貴重品等を纏めたものが入っている旅行鞄を片手に持ち指定された住所が書かれたメモを見ながら歩いているとやがてメモに書かれた住所に到着したので、深呼吸をし軽く身嗜みを整えてからインターホンを鳴らして)
当キャラのpf
詩織(しおり)
女/20代前半
腰まで伸ばした黒のロングストレートに細長い黒い瞳/167cm/真面目でしっかり者/黒のレディススーツ/どちらかと言えばインドア派
希望キャラ
30代前半
物腰柔らかい紳士/容姿・ほかの設定等はお任せ
ロルにも示した通り、女性の上京+一人暮らしを心配した両親が都会に慣れて暮らせるまで一緒に暮らす親戚の人を探してくれたの。
もしも、違うというのならば人違いだと遠慮なく言ってね。
>5様
あー、分かりづらくてすまねぇな。嗚呼、いつでも何人でも募集してるぜ。基本的に登録者をリセットする事はねぇからな、お前さんの解釈で間違いねぇ。
>6様
初めまして、レディ。お察しの通り、今日からお世話になるレイ・グラウドです。
(玄関先のチャイムを鳴らせば開く前の扉の前で真っ直ぐに背筋を伸ばし、被っていたシルクハットを胸元にあてて軽く目を伏せ。次に目を開いた時、目の前に居たのは愛らしくテディベアを連れた小さな自らの主人。浅い一礼の後に自己紹介をすると、相手の目の前にしゃがみ込み。「素敵なお友達だ。お近付きの印に、これを。」何処からか取り出した赤いリボンを器用にクマの耳に結び、続いて“ポン”と軽い音と共に掌の上に小さなピンク色の花を出現させると相手に差し出して)
嗚呼、僕で間違い無いよ。『軟派で気障な自称魔法使い』…と、これが僕だ。要するに手品が得意でね。レディの願いなら星だって捕まえて見せよう。…不味い、また話が逸れた。年齢は43歳、スーツが僕の仕事着なんだ。いつでも身嗜みは整えて居なければね。金髪に碧眼は僕の自慢だ。
…さて、これくらいかな?何か質問や要望があったら何でも言ってくれ。
>7様
──ったた、はい…あ、詩織ちゃん!俺の事、覚えてるかな。詩織ちゃんがまだ小さい時に抱っこしてあげた事があるんだけど…。
(午前中に届いた荷物を解いてしまうのは不味いかと思いつつ、一先ず生活してもらう事になる部屋に運び終え一息吐いた時インターホンが鳴り。慌てて玄関へ向かい扉を開けなければと気持ちが先走った結果、開く前の扉に強かに額を打ち付け。急いで体勢を立て直し赤くなった額を擦りながら扉を開けると、そこに居た姿にぱっと表情を明るく輝かせ。片手で扉を押さえながら空いている手を首の後ろに遣り昔の記憶を手繰り寄せると、頬を綻ばせて首を傾げるも「あ、ご両親から聞いてると思うけど、佐緒雪人(サオ ユキト)です。よろしくね。」思い出したように告げては相手の方へ片手を差し出し)
女の子と二人暮らしか…流石に親戚でも少し緊張するね。あ、俺は『天然気味な英国紳士擬き』です。全く酷い言われ様だ。…間違いではないかもしれないけど。両親は日本人なんだけど、昔からイギリスで暮らしていたんだ。紅茶の事は俺に任せて。…じゃなくて、年齢は32歳。今はインテリアデザイナーをしてる。生粋の日本人だからね、髪は黒で仕事の時には黒縁の眼鏡を掛けてる。
俺についてはこれくらいかな。何かイメージに合わないところとか、質問があったら遠慮無く言ってくれると嬉しいな。
>佐緒雪人さん
っあ、あの大丈夫ですか?それと、何分小さい頃の話ですから正直言うと見覚えがあるようでないんですよね。
(インターホンを鳴らし、家主が出てくるまでそわそわと落ち着かない様子で待っていると扉越しに何かがぶつかったような物音が聞こえ何があったのだろうと思った矢先、扉が開かれ己と同じ黒髪の男性が現れたので改めて自己紹介しなければと、話は通してあるがこれからお世話になるのだからそれくらい当然の事だろうと名乗ろうとしたがそれよりも相手の額が赤くなっているので開いている片方の人差し指で相手の額を指差し心配そうな表情を浮かべながら問いかけつつも、相手からの問いには困ったように眉を下げ苦笑を浮かべつつ嘘をつく必要もないため正直に答え「!自己紹介が遅れてすみませんでした。改めて鏑木詩織(カブラギ シオリ)といいます。こちらこそご迷惑をおかけするとおもいますがよろしくお願いします。」と差し出された手と握手するように此方も片手で相手の手を優しく握ると自己紹介をして)
あはは、私も実は緊張しているんです、だって両親以外の男性の方と一緒にましてや二人暮らしなんて初めてですし。そんなことありませんよ、佐緒さんは素敵な方です。ふふ、佐緒さんが淹れてくれる紅茶今から楽しみです。
わざわざご丁寧にありがとうございました。此方としては特に異論がないのでまた何か質問が出来たらお言葉に甘えて質問しますね。
>11様
あー、そうだよね…。…綺麗になったなぁ。
(あまりにも嘘偽りの感じられない素直な返答に思わず表情には苦笑が浮かんでしまうが、改めて相手の姿を上から下まで眺めてみれば自然と口からでてきたのはすっかり大人びた姿を賞賛する言葉で。暫しそうしてぼんやり眺めていた時、自己紹介を返されればへなりと眉を下げて微笑み。「堅苦しいのは苦手でね。俺の事は、まぁ歳の離れた兄貴だとでも思っててよ。」初対面相手に随分と無茶な要求をやんわりと口にしながら、握手した手が解ければ流れるような仕草で相手の手から荷物を取り。「もう直ぐお茶の時間だ。詩織ちゃんの部屋に案内するよ。」玄関に掛かった時計に目を遣って呟いたかと思えば、朗らかな笑みを見せながら相手の荷物を片手に颯爽と室内に向かい)
そうだねぇ…。万が一の事を君のご両親は配慮しなかったのかな。……あ、いや、万が一なんて起こらない、けど…。
そう褒められると照れるなぁ…。ありがとう。喜んでくれるように美味しい紅茶を淹れるよ。
嗚呼、そうしてくれると嬉しい。それじゃ、こっちの方は一旦失礼するよ。また何かあったら声掛けて。
>佐緒雪人さん
ふふ、ありがとうございます。
(綺麗だと褒められれば少し照れ臭そうな笑みと共に綺麗や可愛いと褒められれば下手に謙遜せずきちんと礼を述べるようにと教育されているため礼を述べ「え、っと。そう思えるように頑張り、ます。」随分な無茶振りにはすぐに対応できるはずもなくぎこちない口調で最終的にはやはり敬語をつけてしまう返答になり流れるような仕草で荷物を持たれれば礼代わりに微笑みと共に軽く会釈をし「はい。お願いします。」と朗らかな笑みと相手の人柄に触れ道中感じていた先の見えない不安は徐々に薄れつつあり、室内へ向かって歩き出した相手の後を追うように“お邪魔します”と述べ玄関できちんと靴の爪先を玄関に向け踵を揃えておいてから室内に向かって歩き出して)
こんにちはぁ。
(こんこん、と玄関の扉を叩いた後に相手の返事も聞かずにガチャリとドアを開けて家に入り。にっこりとした人懐っこい笑顔を浮かべながら「初めまして、貴方の姪です。あ、名前は美桜って言います!美しい桜って書いて、美桜。今日からこの家で掃除洗濯料理、何でもやるので住まわせていただけませんか?」そう丁寧に挨拶をしたあと、少女はゆっくりと頭を下げて。彼女の肩にはそれなりの大きさのボストンバッグが下げられていて、どうやらその中にこれからの生活に必要な必需品が入っているようだが、年頃の娘のものにしてはかなり荷物が少ないことに対して特に彼女は気にする様子もなくにこにことしていて。)
美桜 (みお)
女/ 18
胸元あたりまであるセミロングの黒髪、普段は内巻き/真ん丸の黒い瞳と長いまつげ/160cm/しっかり者と思いきやふわふわした危機感が備わってないタイプの子/学校の制服、ブレザー/クラスでは学級委員
希望キャラ
30代後半〜40代前半
普段は人畜無害な面倒見の良い元ヤン/容姿などはお任せします/美桜の伯父
父と母が私を置いて蒸発?してしまって。母の手帳に「この後は叔父さんを頼りなさい」ってあなたの住所が書いてあったので。
あ、迷惑なら大丈夫です!私、こう見えてサバイバル能力あると思うんです。幸いここら辺はお魚さんが泳いでる川もありますし!
>9(レイ)
わぁ。ママが育ててる薔薇と同じ色ね
( ぬいぐるみに添えられたら鮮やかな赤に笑顔を見せると、それを指でつんと突いたり揺らしたりして。リボンに視線を奪われている間にこの場にそぐわない小さな破裂音がすると、びくりと肩を跳ねさせぬいぐるみを抱きしめて。何の音だろうとクマの脇から慎重に相手の手を覗き込むと、リボンとは異なる愛らしい色に再び笑顔を浮かべ。「すごい! おじちゃんは魔法が使えるのね」差し出されたそれを受け取ってうっとりと目を細めた後に「その帽子からは何か出てくるの?」とここへ来た時に相手がかぶっていたシルクハットへ視線を移し )
ああ、良かった。これでもう私もブランも寂しくないわ!これからたくさんの素敵な魔法をみせてね。
いまは聞きたいことが浮かばないから……また何かあったら名前を呼ぶかもしれないけれど、まだ大丈夫。おじちゃんも何か言いたいことがあったら、いつでも呼んでね。
>13
──此処が詩織ちゃんの部屋。
(温かみのある茶を基調とした木目調の家具で揃えたリビングを突っ切り、その先の白い塗装に金のノブが付いた扉を開けると短く告げ。未だ荷物が詰め込まれただけの状態故に殺風景ではあるが、明り取りの大きな窓と勉強机、新品のマットレスと羽毛布団に淡いピンク色のカバーを被せたベッドと清潔感のある白地に薄っすらと蔦の刺繡がいれてあるカーテンは用意してあり。壁紙は知り合いの女性に相談して頭を悩ませながら決めたピンクの控えめな花柄の物を貼ってあり、それが果たして気に入ってくれるかが一番の気掛かりであるお陰で頻りに相手の方へ視線を遣りながら「…どうかな…。」なんて情けなくも覇気に欠けた声を出しては曖昧な笑みを浮かべていて)
>佐緒雪人さん
…わぁ。
(相手の後を追うように歩きながらきょろきょろと物珍しそうな表情で雰囲気の良い家具や壁紙等を見ていてやがて己が生活してゆく自室へと案内され、目に飛び込んできたのはまるでモデルルームかと見間違えるかのような家具や壁紙に目をキラキラとさせ年相応の幼さが残る表情で部屋を見ていると覇気がない弱う弱しい声色にはっとしたように部屋から相手へと視線を戻し部屋を見ていた時の表情なまま「あ、あの私には勿体無い位、立派な部屋をありがとうございます…!」と若干興奮気味な声のトーンでどんな言葉を述べて感動を伝えればいいのかわからずありきたりな言葉で精一杯感謝の言葉を述べて)
>14
…何それ、新手の風俗?
(リビングでソファに寝転がり煙草を吹かしていたところ、玄関扉を叩かれた音が微かにしたかと思えば平然と一人の少女が現れ。あまりの事態に脳が追い付かなかった末、一旦諦めてしまえばそれを見ても顔色一つ変える事無く。一応存在は知らされていたが初めて対面する姪と自称する人間の言う事をすんなり飲み込むのは不可能で、その上同居を申し出られれば最早目の前で起こっている事が現実と思う事さえできず。暫しの間を置いて漸く考えがある結論に思い至れば、一度煙草の灰を灰皿に落としてから問い掛け)
いやいや、彼奴阿呆かよ。よく俺なんかに任す気になったな。…おい待てこら。迷惑極まりねぇがその辺の川で魚捕んのはやめろ。
…ったく、仕方ねぇな。『天才的ギャンブラーのクズ男』…喧嘩売ってんのか此奴。まぁ天才的っつぅのは間違いじゃねぇ。そういうので生計立ててんだよ。犀川貴一(サイカワ キイチ)、歳は37だ。首筋から肩甲骨の辺りまで刺青してる。髪は焦げ茶で瞳は黒。私服はまぁ、高くはねぇが見た目にはそこそこ気ぃ遣ってるんでね。白黒が多いな。
俺についてはこんくらいだ。何かあったら言ってくれ。
>15
そう、おじちゃんはレディの従順な魔法使いさ。
(愛らしくはしゃぐ様子を目を細めて満足げに見詰めてれば、耳に飛び込んできたのは手品の腕前を褒められるには何より嬉しい言葉で。純粋な少女には己が魔法を使っているように見えるだろうか。年甲斐も無く心を弾ませながら頷くと、小さな頭をポンポンと掌で軽く撫でながら答え。興味はひらりひらりと移ろい、次に彼女が関心を寄せたのは己の持つシルクハット。問い掛けに対して悪戯に口角を上げると、低い目線からシルクハットの中が見えてしまわないように立ち上がってそれを左右に小刻みに揺らし。中から零れるのは鮮やかに舞う色とりどりの花弁と、きらきらと光りラメを帯びたリボン。相手の心を擽り、期待を膨らませるように絶え間なく溢れさせながら「さぁ、レディの好きな物を何でも出してあげよう。」得意げな微笑みを浮かべ人差し指を立てて見せ)
>17
…良かった、喜んでくれて。
(室内を一目見た相手は感嘆の声を一言漏らしたきり何も話さなくなってしまい、それがどんな意図があるものなのか内心気が気で無く、そわそわと落ち着かないまま視線を彷徨わせていて。しかし此方を振り向いたその瞳は一目見て分かる程に嬉々としており、それを見れば続けられた言葉が本心である事は伝わって来て。驚いたように目を瞬かせた後、嬉しさに柔らかく頬を緩ませると小さく頷き。一安心したところで時刻は午後三時を指しており「荷物、此処に置いておくから。後でリビングにおいで。」そう一言を掛けてドアの脇に荷物を下ろすと微笑んでキッチンへ向かい)
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