匿名さん 2016-12-14 12:36:43 |
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わっ、大丈夫ですか?結構零れましたね、冷えちゃまずいですしお風呂入りましょうか。
(口いっぱいに頬張りもぐもぐと味をかみ締め、ごくりと喉を鳴らして飲み込んで「美味しいですよ」と顔を上げ答えて。コップが倒れ席を立ち、まず先に相手の服にかかった水を近くにあったタオルで拭いてから、床に零れた水をも拭き)
ごめん...うん、お風呂入りたい。
(口にたくさん入れて頬張る姿は子供のようでくすくすと笑い。濡れた冷たさにびっくりしてピンと尻尾を立てて、さっと拭いてくれる相手をぼうっと見てから、はっとしてタオルを貰って床拭くのを手伝ってから申しわけなさそうに相手を見て。)
大丈夫ですよ。お風呂沸かすスイッチ入れてきますね。
(一通り床を拭き終わり、相手からタオルを受け取り立ち上がるとしょんぼりしている相手を見て安心させようとして。「逃げないでね?」と相手の頬にすべるように指を這わせ、お風呂場へ向かい)
わかった、逃げないから。
(びしょ濡れで猫耳と尻尾じゃ逃げられないでしょと思いながら、指を滑らされれば赤面して耳を立たせ。相手を待つ間、興味深々にリビングを散策しようと歩き回りふんふんと尻尾を揺らしてご機嫌に)
スイッチ入れてきましたよ。
(風呂場から戻ると、リビングを歩き回っている相手を微笑ましそうに見ながらソファーに座って。ぽんぽんとソファーに座るように促し、「おいで」と声を掛けて)
え、濡れてるけど?
(まだ少し濡れてるシャツと相手を見てどうするべきかと悩みながら相手に近付いていき、悩んだあげく相手から距離を取った端っこにちょこんと腰掛けて)
あぁそうでした。もうすぐ沸くと思いますから待ってくださいね。
(しまった、という顔をして苦笑いしつつ傍にあったブランケットを相手の背中にそっと掛けて。少しくらいなら大丈夫だろうと思っていると、風呂場からピピピッと沸いた合図を知らせる音が鳴り)
うん、いろいろ悪いね
(寒かったのでかけられたブランケットにぎゅっとくるまって、くしゅんとくしゃみをひとつして。音がすればブランケットにくるまったまま立ち上がって相手が案内してくれるのを待ち)
ほら、いきましょう。着替えは私のを使って。
(ティッシュを一枚手に取れば相手に鼻をかむように手渡し、背中に手を添え風呂場まで案内して。着替えに自分のスウェットパーカーと大きなバスタオルを用意し、洗濯機の上に並べ)
わかった、入ってこないでね。
(鼻をかんで、促されるまま風呂場までついて行き。早く出ていけというように相手の背中を押して脱衣場から出し、さっさと脱いで風呂へ入り温まって。)
はーい、っとと。リビングに戻ってますねー!
(脱衣場から押し出され、大きめの声で相手に伝わるように話して自分はリビングへ戻ろうとして。キッチンの流しに目をやると未だ片付けてなかったことに気付き始めようとするも、上手くいかず逆に流しを泡だらけにしてしまい)
出たよ。
え、何やってるの...
(風呂から上がり着替えの大きいパーカーを着てワンピースみたいだなと思いながらリビングへ行き、流しが泡だらけなのに驚いて駆け寄り取り敢えず泡を全部流して、本当に今までやってなかったのかと溜息をつき)
おかえり…。
片付けようと思ったらいつの間にか泡だらけに。
(ため息をつく相手に自分は何も出来ずただ泡が流れていくのを見つめ申し訳なさを感じて肩を落とし。みるみるうちに皿が片付けられ綺麗になる流しに、「すごい」と声を漏らして)
これくらいできるようにならないとね?
これなんかスースーするんだけど
(凄いという相手にくすっと笑いながら後片付けが終われば、パーカーだけだと足元がなんだか落ち着かないと相手に訴え尻尾で相手の腕を叩いてみて、「お風呂入ってくる?」とその間にまたリビング散策しようと企て)
がんばります…。
私のだと大きかったみたいですね、寒いなら下に履くスウェット持ってきますよ。
(腕に当たる相手の尻尾がなんだかくすぐったく心地良くもあり心がふわっと軽くなったような感じがして、つい顔が綻び。「んー、私も入りましょうかね」と返事をして風呂場へ向かおうとして)
うん、頑張れ。
寒くはないから大丈夫...背高くてムカつく。
(相手の表情など気にせずぺしぺしと気の済むまで尻尾で叩いて、「じゃあリビングにいるから」とソファに腰掛けに行きひらひらと軽く手を振って)
背が高くても良いことないですよー。
(相手の髪を掬うようにして撫で、よく動く元気な尻尾だと感心して。「はーい」と自分も小さく手を振って風呂場へ向かい湯船にふぅ、と長い息を吐き湯船に浸かり)
それは背が高いから言えることだよね、要らないなら欲しいくらいなのに。
(自分も低いわけじゃないけどなんだかむしゃくしゃして、撫でられれば目を細めて尻尾で叩くのをやめて。相手が居なくなれば探索しようと思ったが眠気に負けてソファに丸くなって寝息をたてて眠り)
ただいま戻りましたー…って寝てる。そんなところで寝たら風邪を引きますよ。
(風呂から戻ればリビングのソファで丸くなっている相手を見つけ、起こさないようにそっとブランケットを上に掛け。自分は喉が渇いたため冷蔵庫から牛乳とを取り出しコップに注いで)
んん...たのうら
(ブランケットを掛けられるとそれをぎゅっと握ってもぞもぞと動き、むにゃむにゃと口を動かしては小さく寝言を幾つか呟いてふふっと笑い)
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