矢霧波江 2016-12-03 03:40:24 |
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(ガチャリと扉の開く音がする。冷たい風がピュー、っと吹けば思わず肩を竦めてしまう女性が1人。ソファにて
飲みかけの珈琲のマグカップで暖をとるように両手で掴めば、ゆったりとした動きで口内へと流し込んでいく。小さくハァ…と息を吐き出せば誰か待ってみようか。)
寒いならエアコンを付ければ良いじゃない
(冷え切った室内、ファーコートに身を包んでいるにも関わらず寒さを身震いをするとリモコンに手をかけて。貴女の背後から声を掛けてみて)
(/参加希望です
…付ける付けないは私の自由じゃない。貴方が付けたいだけじゃないの?(背後から聞こえてくる声には振り返らずにあえて声だけで返してみれば、見えぬようにファーコートの端をギュッと握りしめて。)
(/ようこそいらっしゃいました!私自身あまり経験が浅いもので、特にコレといった設定や縛りはありませんのでご自由にご参加ください!
冷たいねぇ、この部屋より俄然君の方が冷たいよ
それに、そんなにしっかり握らなくとも俺はどこにも行かないよ
(笑い声を上げながら上記を述べ。暖房をONにするとリモコンを置いて自身の裾を掴む手について至極面白そうに突っ込み)
(/ありがとうございます、見かけない組み合わせに惹かれて希望を出させて頂きました…!
了解致しました、こちらこそ拙いですがよろしくお願いします
そういうつもりで握ったわけじゃないわよ?……寒いから貸しなさい、って事よ。(答える彼女の声の端に少し焦りの色が。悟られぬよう淡々と答えればぐるりと彼の方に首だけ向けて)
(/名無し様、申し訳ありません。このトピックはオリキャラは募集していません。加えてここでは1対1を望んでおり、既に先客がいらっしゃるので募集はしておりません。折角来ていただいたのに此方の不手際により、こうなってしまって申し訳ありません!
こんなただの布切れなんか他に幾らでもあるだろうに俺のが良いなんてそんな素直になれない、いたいけな波江の為にもそういう事にしておいてあげようじゃないか
そうそう!コレがやりたくてわざわざ寒い中出歩いてたんだよねぇ(つらつらと一気に言い切れば相手と目を合わせてほくそ笑み。そう言えば、と外で購入したであろう鍋の素材の入ったスーパーのレジ袋を彼女の目の前で掲げ)
そうやって自意識過剰で貴方が嬉しいのであれば、そのくだらない考えが私の考えと同じだって事にしといてあげるわよ。
………1人でするのかしら?(掴んでいた手は離れてあり自然に目は袋の方へと。少しの間から困惑したような表情を浮かべれば、可哀想といったような声音で上記を零していく)
自意識なんてものは目に余るくらい持っていた方が今の世の中生きやすいんだよ、君だって弟に対しては自意識の塊みたいなものなんだし心当たりがあるだろう?
俺1人じゃこの量は多いし、食材に感謝して偶には2人で仲良く和気藹々と鍋をつついて暖を取るべきだと思うんだ(同情の眼差しで見られるも本人は微塵も気にしていない様子で、むしろ上機嫌で鍋に誘い。答えを聞く気が果たしてあるのか、お構いなしに困惑する相手の手を引いてそそくさとキッチンへと連れ)
…?いいえ?私は誠二に対して自意識過剰なんて思ったことはないわよ?寧ろ当然で、あるべき姿だとすら感じているけれど。
…百歩譲って暖をとるのは賛成だけれど、仲良く和気藹々には賛成できないわね。和気藹々の意味を知っているの??(なんてぶつくさと文句を垂らしつつも手を引かれるがままにペタペタと歩を進め、彼の後をついていく)
…
(今度は特に何も言わず疑問を浮かべる貴女を微笑ましそうに見守り)
あはは!いつも殺伐としているから偶には雰囲気を変えるのも良いものかとね。さて、波江は具材を頼むよ。
(指摘され、笑いながら手を離してやると袋を相手に渡そうとし)
何よ。気持ち悪いわよ?(突然黙る相手に怪訝なお顔でそう告げてみて)
…わかったわよ。本当は毒とか盛りたいところだけれど、私も食べるから勘弁しておいてあげるわ。(差し出された袋を渋々受け取れば恐ろしい事を平然と口にする彼女は何処が楽しそうで)
よく言われるけれど、逆に気持ち悪くない俺ってどんなだと思う?それこそ中身のない廃人みたいじゃないかなぁ(いつものニヤニヤとした嫌な笑みに変わり)
嗚呼怖い怖い…!毒入り鍋ねぇ、波江が俺と心中したくなったら食べてあげるよ
(自身の生活の大半を彼女に任せている為か、怖がる素ぶりをして。しかしどこか楽しそうに見えるのは気のせいだろうか)
気持ち悪くない貴方、ね………ただのぼっちの引きこもりなんじゃない?(ウーン、と思案する素振りを見せれば、口を開いて淡々と)
私は貴方とは心中したくないから遠慮しておくわ…ほら、口だけじゃなくて貴方も働きなさい。(袋から幾つかの材料を取り出しつつ、口を動かす彼女と真逆の彼へ働くように促して)
俺からするとそっちの俺の方がよっぽど気持ち悪いという訳さ(考え抜かれた末に出された答えを聞いて肩を竦めて首を横に振り)
だろうねぇ、もしイエスなんて言われた暁には街を全裸逆立ちで練り歩いてみせても良いかもしれない位。
はーい、そんな話をしてたら良い塩梅でお腹が空いて来ちゃった(予想していた返答にひとつ頷き、茶化すように大袈裟な事を言ってみて。間延びした返事をするとキッチンの棚から鍋やらコンロやらを取り出して卓に置きにその場を一旦離れ)
そう…まァどうあれ貴方は気持ち悪い人間なのよ。(勝手に納得するようにコクリと頷いて)
…それはそれで少し見てみたい気もするわね。
ほら、これも持って行きなさい。置いておくわよ。(聞こえぬよう小さく独り言を零せば小さく口角を上げて。野菜や肉に彩られた大きな皿をキッチンの端へと置いておいて)
…今勝手に自根完結したよねぇ!酷いなぁ、俺だって面と向かってそんな暴言を言われたら凹んだりするってこと知って欲しいんだけど。(一人でぶつぶつと拗ねて)
あぁ、了解ー。ウチの秘書サンは仕事が早くて助かるね。(彼女の呟きは聞こえず、キッチンに戻ると作業の邪魔をするか如く貴女の左肩からひょいと顔を覗かせ。美味しそうな具材の乗った大皿にニッコリ微笑んで)
意外ね…今度から文句がある時は貴方に直接面と向かって暴言を吐くことにするわ。(意外そうなお顔で数回瞬きを繰り返せば上記を述べて)
褒めたところで何も出ないし出さないわよ…。…邪魔、だからこれ持って行きなさい。(ハァと小さく溜息を零せばぐるりと振り返る。少し見上げるように彼と視線を交えれば彩られた大皿を押し付けるようにと渡してみようか)
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