主 2016-11-07 18:03:31 |
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>時雨サン
( 缶のぶつかる小気味良い音が鼓膜へ飛来し、眼前の彼と呑んでいるという事が更に現実味を帯び今更ながらに緊張感が背筋を走り。そんな己を余所にぐいぐい酒を煽る姿に可愛らしい見た目とのギャップを感じて、ぷはりと密かに軽く吹き出し。真似て躊躇無く缶の半分程まで飲み干せば、しゅわわと喉元で弾ける炭酸と苦味に至福の表情を浮かべ更にもう一口続いて飲み。すると、とん、と片側に掛かる重みと体温に其方に視線を預ければご機嫌な調子で渾名を繰り返す彼。彼に幾度も名前を呼ばれると不思議の胸奥がじんわり暖かみを持つ事は以前から知り得ており、現在も嬉し気に目尻を下げ「なーに、時雨サン。おれはここにおるよ」と語り掛け。不意に彼の手で、くい、と視線の方向毎固定されてしまえば、視界に映るのは彼しか居らず、抵抗を見せる事無く端正な顔立ちに見惚れ半分何か喋らねばとの焦りが半分。口を開こうとすれば、何やらピアスに興味を惹かれたご様子の彼にふふんと得意気な表情を浮かべ。「ピアスええよ。おれの鰐さんみてーにかンわいいのも仰山あるし。それに、おれ時雨サンとお揃いしたい」右耳のポイントにした鰐モチーフのピアスはお気に入り、それを彼に自慢する様に告げた後半駄目元でぽしょり零し。「んね、いいじゃろ。舌にもあるんじゃ」べえ、と舌を出せば電気を鈍く反射し光るシルバーピアスで。 )
>環
ぎゃー。そンなら、時雨サンに助けて貰お
( お巫山戯全開、けらけらと笑みを絶やす事無く上記と共に吐き出した後何故に彼を思い起こしたのかは依然不明の侭、心中で疑問を浮かべ。携帯端末を操作しつつ片耳に届いた淡白な返答に「何じゃあ、興味ないん?」と問うも心此処に在らず状態の彼の様子から大方同室の彼の事だろうと察し。 )
クセの無いやつじゃけえ、苦手な人は少ないと思う。立夏にお土産でこうてく?
>トウヤくん背後様
( / あばばトウヤくん背後様…!私め参加前から此方のトピを覗いて居りまして、その際からトウヤくんから溢るる魅力にメロメロになっておりましたファンの様な者です。今ではシュガーキャンディのドラム枠での参加をさせて頂き、一深と言う息子を提供させて貰っております。お時間が許した際、是非ともお話させて頂ければ光栄の極みです…! )
>雛雫
(一瞬きょとんとしてから笑いだした相手に想像通りの反応で自分もマスクの中で見えないがニヤけて口角上げほんと好奇心旺盛な子供みたいだと思い買ってきて良かったなあと全部は飲まれなそうな缶と相手を見てとうとう蓋を開けたと思えば今度はクンクンと匂いを嗅ぎ始めるので好奇心旺盛なワンコかとニヤニヤしてれば嗅いでみろというので少し屈んで缶に鼻を近づけてみれば恐ろしい程の甘ったるい匂いに“うわぁ”と漏らして苦笑いをし屈んだままですぐ隣りにある相手に顔を向けて「これはやばそうだな」と人事のように告げて相手が飲むのを心待ちにしてさてお味はどうかなと気にしつつも屈んだまま歩くとこんなに見える世界が違うものかと思い新鮮な気分を味わいつつ歩いていればタクシーが見えてあれか?と思い相手に確認するまでもなくあぁはやく帰りたいと思い相手の腕を掴んでぐいぐい引っ張り「そういえばね、スマホゲームで新しいの出たんだ」と相手に上機嫌に告げてタクシーの中でもやっていいかなと淡い期待を込めて相手を伺い)
>環
はいはい
(持ってきたココアがお気に召したみたいで頬を緩ませて言う相手に軽く返事をして自分の言う事を気にしたのかモモンガのように腕を広げる相手にクスクスと笑い始めるも「そしたらお前寒くなるだろ」と気を使ってくれた相手にぽんぽんと頭を撫でてから隣に腰掛け残ったコーンの方を開けて飲み始め)
>一深
まあ、好きなものだしね
(あんまり理解できるものじゃないしまったく理解はしてなさそうだが嫌そうではない相手に少し嬉しくて頭撫でて「古着屋か...わかった」とあまり服には興味がないが相手に付き合うなら新しい発見もあるかもしれないと思い頷いて述べて古着屋なんて多分行ったことないなと思いどんな感じなのか少し興味が湧き)
>環
(強請り与えられる賞賛では有るが彼の口から紡がれる言葉のなんと優しいこと、顔を近づけているからこそ他の音は聞こえないと彼の声に満たされ、脳味噌を溶かされる様に心臓はドクドクと動き。何よりも心に響いたのは自分の事を見ていてくれたと言う報告で、耳元に埋めていた顔をもぞりと引っこ抜き「聞いてみて、これ、俺いま心臓が痛いっしょ」代わりに彼の顔を己の左胸に押し付けるようにギュウと抱き寄せて、自覚症状が産まれる程の煩い心臓を少しだけ気恥ずかしそうに、それでいて面白いでしょうと見せびらかす様なそんな雰囲気で。弱弱しい力で噛んだ彼の肉は少し不思議な感触で、離した噛み痕を見ると我儘と称されたことも柔らかい声の指摘も両方を合わせて答えるみたいに頭を縦に一度揺らして、他に傷痕の無い肌にくっきりと残る歯型が妙に艶めかしくて。元々彼が纏う色気は人と比にならないのだ、そんな彼を痕が消えるまででも所有したようなそんなつもりになれる、優越感を思って「自分のに名前書くみたいに、あんたが俺のもんって言ってるみたいでしょ。――なまらすき」冬の乾燥で唇が切れてしまわないように舌なめずりの如くペロリと舐めり、どうして"こういうこと"が好きなのかを答えて。"あ!"と思い出したような声を上げると「アイス!アイス溶けはります!」それはいけない、と泡食うみたいな慌て加減でビニール袋を掴んでは彼が倒れない様に気を配りつつその場をすり抜けてキッチンへ直行し、冷凍庫へ目的のそれをしまい込んで)
>トウヤ
(触れる頬の柔らかさすらも己にとって欲情を掻き立てる、そもそも彼が生きていると唯それだけで幸せになれる位には依存し余所見の余裕さえ生まれない執着のしようで。押し倒した彼と目が合ったのはほんの一瞬、その一瞬を額縁に入れて飾りたいと乞うては背に回される手の温かさに絆されて、口を開けば留まる事を知らない好きが溢れ出てしまいそうになるのを堪えつつ愛しい彼を目一杯に堪能し、そこで彼から同様に口付をされると唐突のその行動に一度だけ瞬きをしてから何でこうも可愛いのだろう!と締りの無い笑みを浮かべ「トヤくんマジで、その可愛さは反則だって」普段は照れ屋の彼が口付てくれたと言う事実が既に可愛くて伝染するように少しだけ照れくささを覚えながら身を寄せて。密着する事でふわりと香ったのはムスクにも似た爽やかで清潔感のある物で、そこに含む様にひっそりと甘さを覚えるのはキスをすると彼が甘く感じるからだろうかと目元を細めて煙草を吸わない彼だからこその匂いを感じて「俺、トヤくんの匂い大好き」指先で髪を弄る様に触れては本当は匂いだけじゃなくて彼が好きな癖に、普段バンドを纏めようと確りするその姿は彼を前にするだけでどうにも保てず、背に回される手を解けば手首を掴み顔の前まで運び、指弾きのせいで色の落ちやすい爪をちらりと見てからその手の甲へ唇を触れさせ「大分落ちちゃったな、後で塗らせて」綺麗な彼を自分の力添えでより一層綺麗に出来るなんて夢の様な事、きっと彼が何よりも大事にしているだろうベースを弾くための腕を飾れるならそれは尚更のこと。指で色の剥がれ気味の爪を撫でてはその行為を楽しみに待ち侘びる様な声色で告げて)
>一深
ひー、痛い痛い!穴空くんやろぉ。あかんわ
(幾つもピアスが付けられるのを見ると光が反射して輝く様が何とも美しくて、また華やかな外見と性格をした彼に良く似合うとイルミネーションを見るのとはまた少し違う物の綺麗な物を見ながらならいくらでも酒が飲めると胸中に落とし、お揃いピアスと言われれば少しだけ心が揺れ動くものの続いて見せられる舌のピアスに渋い顔を見せては無理だ無理だと騒ぎ。自分が空けるのはその痛みを想像するだけで逃げ腰になってしまうが、綺麗な物は大好きなわけで「そんな舌出しとったらキスすんぞ」渋い顔も何の事、けら。と笑ってはからかう様に言葉を続けて。止しかかっていた体を元に戻せばビールを飲んでから自身の耳たぶを揉むように触れて「――いちたんとお揃いっちゅーんはえぇなあ。ずっと開けとらんかったのに開けたら自分とお揃いってオモロイ」ふーむ、と悩むように言葉を落とすと別段開ける事を渋っているのではなく開けるときの痛みが嫌だと言う小さい理由で、耳に向けていた手を下すと「俺いちたんのベロのやつ気に入っとんで、それ」ピンと反らせるみたいに伸ばした人差し指を向ければ缶を一度テーブルに置いてつまみに買ったリクエウトしたポテサラをハムを掴むように手掴みで口に運んで)
>蒼
な!な!やべーだろ
(誘導した彼が甘ったるい香りを共有するとその反応を半ば食い気味に言葉を被せ、再び歩みを進ませると見えたタクシーに"呼んだ奴あれだ!"と言うより先に手を引かれた為数歩だけ連れられるみたいに早足になり。直ぐに歩幅調整をしてタクシーに乗り込めば住所を伝えて「へー、どんな奴?」彼ほどのゲーマーでは無いし飽きっぽい性分のせいで中々最後までやり遂げたゲームは無いが、それでも興味やら好奇心は人より強く何でもかんでも試すだけ試す傾向にあり。案の定上機嫌のその言葉に興味を持つと先ずは説明を仰ぎ、席に腰かけた所で平生と先ほどの飲み物を口に運ぶとそれを一口分喉に流し込み、ピタリとその動きを止めて。今までに経験したことの無いような強い甘味料の味に頭と体が処理しきれず黙ったまま手に持っていた其れをずいずい!と彼へ押し渡し。既にワーギャアと騒げるほどのレベルじゃないようで「甘すぎて不味ぃ、水飲みたい、しょっぺぇの食いたい」なんて既に要望しか口を付くことが出来ず背もたれにげんなりと体を預け「あ゛、でもそれ、あとでブログに上げるから捨てねーで」話のネタに、と思い立ったことをちゃっかりと伝えて)
>雛雫
これなんだけど____
(相手が興味を持ってくれた嬉しさから嬉嬉としてスマートフォンを取り出して話しをはじめ戦闘系のRPGもので自分の最もよくやるジャンルでのゲームを実際にやりながら説明して一緒にやり始めてくれたりしないかなあと思いつつ相手の様子を伺い、でもいつもすぐ辞めちゃうんだよなあと心の中でぼやきつつ、ようやく飲み物を口に含んだ相手が固まったのを見てそんなにやばかったのかな、大丈夫かなとギャンギャン言うと思っていたのに反する反応でビックリして、水を要求してくるので「家着いたらね」と相手を宥めるように告げて相手の反応から自分は飲むのやめておこうと思えば押し付けられて折角あげたのにと少し残念に思いつつもまあ仕方ないかと思い“はいはい”と捨てないで取っておくことを了承して、どうにかして飲ませられないかなと悪巧みを考えるがなかなかいい方法も見つからず自分は飲まない事をさっき決めたのでタクシー内のドリンクホルダーに缶を置いてスマホを取り出し先程話題に上げたゲームを始めて“おっ”とか“あーあ”とかいった声を小さく出しそのゲームの中にのめり込み)
>蒼
好きな物があるってええなあ
( 彼の様に夢中になれる対象と云えばドラム以外に思い付かず、賛辞の念を含め軽く拍手しながら上記の言葉を。再び撫でられる頭に喉奥をくつくつと鳴らしつつ、「頭撫でンの癖なんか?」と問い掛け。続いて彼の言葉に首肯すれば、得意げな笑みを携えては。 )
きょうび古着流行っとるじゃろ?興味ない?
>時雨サン
注射が大丈夫じゃったら、何ともないよ
( 無理だと騒ぎ立てる彼に、注射の様に高が一瞬の出来事だとぷはりと笑みを零せば宥める様に上記の言葉を。何とは無しに左耳に付けたお気に入りの鰐モチーフのピアスに指先で触れ、冷えた金属の感触を堪能しながら小首を傾げ。「まあ、おれも最初は怖かったけど。慣れって強いで」確か最初に開通させたのは左耳、其れがいつの間にやら増加してこの有様であり。不意に鼓膜へ訪れた揶揄いの言葉に目を真ん丸くすれば数回瞬かせて思わず舌はそのままに阿呆面。直様顔面を元に戻すも、戯れだと知り得て居て尚どきりと音を立てる心臓を誤魔化す事など出来ずに乖離した相手の体温を惜しむ様、彼のスウェットの裾をちょいと引っ張り。「…おれ、時雨サンとじゃったらキス出来る」一体何の宣言か己にも理解が到底及ばぬ内に口走った言葉は、彼の冗談に相対する様に真剣味を帯びていて。此処で躱されればそれはそれで後程笑いに変えれば良い、と勇み立てば其れは最早開き直り染みていて。「あ、じゃったらおれが痛くない様に頑張って、そンでもって同じ風に開けよっか?…あ"ー、でも変に噂に成ったら時雨サンに迷惑かかるね」同レーベルの好敵手と云えど相手は自身の尊敬し敬愛する相手、彼と己にギャより何かしらの噂が立てば多少は面倒に成る事を考慮し、普段大して働かせぬ頭を悩ませ。大体痛くない様にとはどういう事なのか、告げて置いて何とも無責任だったと真面目な一面がちらり批難の声を上げ。と、賛辞にでれぇと笑みを浮かべれば「じゃろ?おれも気に入っとるの。格好えかろ?」得意げに胸を張れば再び酒に口を付け。今夜は良く酒が喉を通る、久しいからか共に呑む相手が居て__その上彼だからか。湧いて出た疑問をビールと共に腹底へ流し込み気付かない振りを決め込み。 )
>立夏
(果たして己の些細な褒め言葉で相手は満たされるのだろうか。不安とも言えない一抹の疑問が脳裏を過り思案するが、不意に抱き寄せられてされるがまま耳を傾けた心音はいつもよりも幾分か速く感じられ。した事と言えば要求に応じた労いとほんの少しの本音だけ。それで鼓動が速まる理由とは何であるのか。そこへ意識を向けてしまうとつい自惚れていると言われても仕方のない考えに走ってしまいそうになり。そんな訳はない、と思考を振り払えば穏やかな笑みを浮かべて「ほんとだ。速いね」なんてぽそぽそと呟き。相手の口から紡がれるのは、まるで独占欲でも垣間見えるような甘い言葉。相手は己を所有したいとでも考えているのだろうか。問い掛けてしまえば良いと思うのに、目の前で唇を濡らす姿に目を奪われてしまい何も物が言えずにいて。そうやってぼんやりと甘い空気に浸っていた時、突然相手によって静寂が壊されるとあまりの唐突さに面食らったようにその場に立ち尽くし。今のは夢か何かだったのか、一瞬で消え去ったほんの少し前の雰囲気を確かめるように首元に手を遣れば確かにそこには痕が残っていて。散々昂らせて放置するところは相変わらずだ。その上恐らく相手には悪気も自覚も無いのだろう。「あー、もー…。ずるいってりっちゃん、」困り果てたように深い溜め息を一つ落とし項垂れながら呟くも、いつまでもそうしているわけにはいかず気持ちを切り替えれば相手に続いて室内に歩み入り。少し低めに設定していた暖房の温度を上げると、「りっちゃん寒くない?」と声を掛けながら荷物を床に置きジャケットを脱いで)
>トウヤ君背後様
(/初めまして、シュガーキャンディの上手ギターのお役を頂いた環こと世環綾人背後で御座います!以前より言葉選びが素敵な語彙力に富んだ方だなぁと密かにロルを拝見しておりました…!トウヤ君もとても素敵なお子様で、お相手頂ける日が楽しみでなりません!ですが無理はなさらないでくださいませ。背後様がに余裕ができ次第、是非ともお話しさせてくださいな!)
>一深
あー。そうやってすーぐ時雨君に頼るんだからー。
(何かあればよく相手の口から聞く彼の同居人の名前。何やら訳有り気ににやにやと口元を緩ませると、ぴし、と軽く相手の額にデコピンを食らわせて。失礼ながら何も考えていなさそうな相手から己の思考を見透かされたような問い掛けをされると、両手をジャケットのポケットに突っ込み肩を竦めながら諦めたように笑い。「りっちゃんが好きじゃないと意味無いからさ」あくまで喜ぶ物を渡したいのであり、嫌いではないにしろ好きな物でなければ渡す事はできず我ながら面倒臭い性格だと苦笑を浮かべ)
>蒼
もう、そーちゃん抱き締めてもらった事無いわけ?
(一切相手にしてもらえなかった上まるで的外れな事を言われてしまうと、何処か拗ねたような口振りで問い掛け。大人しく椅子に座り直し毛布の前をしっかり閉じると、ココアの缶を開け)
>蒼
(向けられたスマートフォン画面を"どれどれ"と言う様に首を伸ばし覗き込み、説明を聞くと案の定あっさりと興味を持ってしまって「帰ったらもとちゃんと教えろよ、いっしょにやるー」なんて移動中の短い時間ではなく落ち着いた時間で一緒にやりながら教えてくれと強請ると言うよりも命じるような口調で告げて。先程興味本位で飲んでから喉奥に燻ぶるみたいな甘ったるさが消えなければ目元を細めて、顔つきを険しいものにしながらよしかかるみたいに体を寄せて、羽織るジャケットのポケットを漁れば貰い物のレモンキャンディーが入っていて口直しにそれを口に含んで。それにより少し余裕が生まれると相手の事をちゃんと見ることが出来るようになり、先程説明をされたスマホゲームをするその様子を覗き込んでは、次々と画面が変わるその状況を目にしつつ「それってこないだやってた奴と何がちげーの?」同じRPG物は何が違いなのかが解らずに、全部同じじゃないかと失礼も甚だしい事を思えば胸に落ちたその疑問を隠すことなく、勿論悪気なんてものは微塵も持たずに真正面から彼に向けて)
>一深
(からかいとして送った言葉を冗談と言うには聊か真面目すぎる雰囲気で返されてしまえば戸惑うのは此方の番になってしまい、微かな力加減でスウェットを引くその手をペシペシと軽い力で叩けば「自分、言う様になったなあ!――それとも酒回った?そない酒弱かったっけ?早いなあ!」からから、と明るい声色で冗句にするものの真剣な声色で告げられた言葉はズシリと心臓に残り、若い女の子じゃあるまいに高鳴ってしまった煩い音を誤魔化して。「それが代表の狙いやろ?その変な噂っちゅうのを盛大に立てろってこっちゃ」ズズイと腕を伸ばせばその頭をトントンと撫で叩き迷惑なんて掛からないし、本当に迷惑ならそもそも一緒に暮らしてないと確り訂正してから「今ってすぐ開けれんの?せやったら、頼もかな。いちたんと一緒で今気分えぇから」早いペースで缶を一つ飲み切ればピアスを開けるのに道具が必要と言う事はぼんやり知識の中に有り、一先ず確認を添えながら腹を括って。得意げに胸を張り、お気に入りだと話す彼は一番大事な玩具を持ってきて披露しては尻尾を振る子犬にも見えてしまい自分では格好いいと言うそれすらもひっくるめて可愛いと思ってしまって、新しい缶を開ければ気合を入れるように数口喉に流してから缶をテーブルに置いて「――自分が付けてるっちゅーんが最高に可愛えぇ」口にするのは伝える為と言うよりも独り言に近く、身長差を埋めるように少し背伸びをしては彼の肩を押して背凭れに倒し、先の会話の流れを良い事に半ば奪う様な一方的な動きで唇を重ねて、それだけでは飽き足らずに歯を割る様に舌を侵入させると歯列をなぞり、時に息継ぎの為角度を変えたりして最後には己の舌にはないその異物を実感するみたいに舌を絡めて、は、と短く浅い呼吸をして「ほら、思ってたより気分悪かったやろ?、ゲームもしとらんのに罰ゲームしてすまんな」離した口を伝う銀の糸を指の腹で切り、酒の上の不埒だと言い切れるほど酔ってはいないがやってもやらなくても冗談に変えれるなら、と踏み切った行為の私欲とは醜く、彼の気持ちを一つも汲んでいないと自己嫌悪しバツが悪いと目をそらして、それでも唇に残る彼の余韻を消したくなくて缶に手を伸ばすことが出来ず)
>環
(羽織っていたジャケットを脱いでコート掛けに確りと掛けて戻ってくれば「ん、大丈夫」と気遣ってくれる優しさを嬉しく思いながら頷いて。お気に入りのクッションを床に置くとその上に腰を下ろして「たぁまちゃん、乾杯しましょ」とヘラと気の抜けるような緩い笑顔とマイペースな声色で彼の方へ顔を向けて。どうしてもその優しさに甘えてしまうのは彼が咎める事無くそれを許してしまうからなのか、とは言えその優しさに甘えている事をバンドメンバーから指摘を受けているのも事実であり。特に元来面倒見の良い気質である下手ギターからは耳が痛くなるほどの指摘を受けるのか、それをふと思い出し「今日ねぇ、たまちゃんに迷惑掛けるんあきませんってちづちゃんに怒られました」くすくす、と思い出し笑いを零してから自分がされたそれを報告するように告げて、その指摘の続きには今みたいに甘えるだけなら面倒見切れなくて捨てられずぞと脅し掛けるものでも有り、それを思えば胸が苦くソワ付き「たまちゃんおいで、おいで」ちょいちょい、と呼びかけるような動きで手招きをすれば「そこさ、ごろんって横になってくださいな。マッサージしてあげます」腕まくりをしては少し得意げにニイと笑みを浮かべて)
>立夏
(相手が現在の室温に肌寒さを感じていないと分かれば頷いて相手の元へ行き、傍らに立て膝をしながら袋の中身をローテーブルへ並べていき。相手の言葉に応じビールの缶を一つずつ互いの前へ置いて封を開けんとしていた時、思いも寄らぬ言葉が続けられると思わず動きを止め。迷惑だなんて脳裏を掠めた事も無く、周囲から見てそんな風に感じられていたのかと思うと何と無く腑に落ちないような気分がして。しかしながら「そんなの思ったこと無いけどなぁ」と呑気に呟く辺り然程気にもしていないのは言うまでもなく、改めて缶を開けようとした時今度は床に横になるよう告げられ不思議そうに相手を見遣り。一体何をされるのかとつい身構えてしまうが、マッサージをしてくれるらしいと聞けば何とも無しにその心中を察して。気にする事無いのに、なんて考えながらも相手の様子が微笑ましいのは確かで、普段の様子からあまり想像できない姿はともすればこんな風に他者に何事か施そうとするのは己だけに向けられる感情なのではないかと期待すらしてしまって。「乾杯しないのー?」と気の抜けたような声色で指摘するも、早速行動に移り相手の指し示した場所へ俯せに寝転び)
>環
えぇんです。やらしてくださいな
(両手をぐーぱーぐーぱーと繰り返し動きやすくしてから戻って来た気の抜けた指摘にもなんのその、元来一つやりたいと頭に浮かべば一つ代わりに何かが抜け落ちてしまうからか寝ころんだ彼の上に跨り「痛かったらちゃんと言いはってください」先ずは跨った場所から近い所、と言う様に腰元にグッグと指圧するような手付きで親指を押し付けて。マッサージをしてやろう!なんて思い立ったのは初めてであり、今までの生活の中に誰かにやったと言う事も無ければ力加減と言う物がそもそも分からずに、それでも弱いよりは力が入っていた方が気持ちい物だろうと言う先入観で力を込めつつその手を少しずつ肩へと運んで。肩を揉むように手を動かして「あんただけ、俺んことちゃーんと横で最後まで見てくれはるの。だから、もしも俺が女の子だったら、たまちゃんに惚れてたっしょ」手は変わらずに動かしながらまったりとした声色で、それはもしもの話だからこそ本音を伝えられるのか、冗談を交える様な声色でくすくすと小さく笑い声を上げながら口にして)
>雛雫
(興味を示した相手に内心ガッツポーズをとりつつ快諾して“りょーかい”と声を弾ませ、あわよくばハマって一緒にやってくれるといいなと期待して家に尚更早く帰りたくなって、相手が口に放り込む姿が視界に入って「俺にもちょうだい」と口寂しさからゲームをやりつつ片手を相手の方に差し出して要求して相手の問に特に遺憾を感じたりはせず興味を持ってくれたからだと思い「これはね、キャラが他のより断然綺麗でね____」と熱く語り始めて相手がどう思うかなんて関係なくぺらぺらと話して、ゲームを好きで熱狂的だとオタクだとからかわれることが多いがそんなこともないし気になることはなんでもストレートに聞く相手には気を使うことが少ないからいいと居心地の良さを感じながら相変わらずゲームをしていれば目を擦り今日も頑張ったとミスを反省しつつ眠気にうとうとし始めてゲームをやめて相手の肩に寄りかかってみて怒るかなと考えたがたまにはいいかなと怒られるのも覚悟で肩に頭乗せ「雛ちゃーん」と面白半分に呼んでみてくすくす笑い)
>一深
そう?ドラムがあるじゃん
(相手の発言に少しきょとんとして首を傾げて相手を見てゲームが好きでこんなに褒められるとは...と人生何があるか分からないなと思い内心微笑みかなり無意識に微笑ましいと相手を撫でていたので「なんか撫でたくなった」と返答して笑った処から嫌なわけじゃないというふうに解釈して特に気に止めず「そもそもファッションに興味がなくてな」と苦笑いしつつ)
>環
ん?そうだな...
(うんうんと考えてみたところ昔に雛雫にしてもらった以来だなと苛められていたあの頃を思い出して懐かしく思い惚れた腫れたはない自分の青春時代に苦笑して、拗ねたような相手にくすくす笑いながらココアを飲む相手を眺めて)
>立夏
…りっちゃん、もうちょっと手加減してもらって良い?
(実家暮らしだった頃はよくサロンでマッサージをしてもらっていたものだとそう遠くない過去の事を懐かしく思いながら重ねた手の甲の上に頬をのせ。本当に他人にやり慣れていないのだろう事が窺える手付きは明らかにマッサージ師よりも拙いものであるのに、その時よりもリラックスしている所為か将又相手の手によるものであるからなのか、全身から力が抜けるような心地良い倦怠感に全身を浸していて。しかし些か込められる力が強く控えめに要望を伝えて。肩を揉まれれば凝りが解されるような感覚がし、深い溜息を吐き出したところで聞こえた言葉には小さく笑い。確かに誰よりも見ていた自信はあるが、相手にも熱烈なファンが居るというのだからそれを自覚していないというのは流石に自尊心が低すぎるように思え。それについて言及しようと口を開きかけたのだが、続けられた言葉には一度口を閉じざるを得ず。あくまで相手は冗談のつもりなのだろうし、此方だって勿論冗談だと受け取っている。それなのに胸の奥がざわざわとするのは一体何なのか。「女の子だったら、ねぇ…」無意識の内にぽつりと吐き出した言葉が室内に響いたのに気付けば誤魔化すように笑い飛ばし「当たり前だろ。女の子に夢を見せてあげるのが俺達の役目なんだから」と何処かで聞いた事のある台詞を口にして)
>蒼
だからさ、抱き締められたらお互い温かくなるもんなんだって。
(相手の言葉を聞けばやはりか、とばかりに大袈裟に肩を竦め。何処か諭すように告げるが相手からの視線に気づくと「なぁに」と首を傾げて見せ)
>蒼
(差し出された手を覗くように目を向ければ貰い物だが喉を大事にするようにと渡された物なのでポケットからもう一つ取出し渡す際に「良いけどのど飴だからスーってすんぞ」普通の甘い奴じゃないと注意するように言葉を添えて。普段とは違い止む事無く言葉を並べられるとさすがに驚いたようで瞳を丸くしパチパチと瞬きを繰り返して、、話をする内容は小匙程度程しか理解が出来なかったものの好きな物を語るその様子や楽しそうな声色がどうにも子供臭く思えてぷは、と吹き出すように笑い声を上げて「わかったわかった、ストップ。続きは帰ってからな」このままでは家に着くまで延々とされるだろう解説を止めさせるように遮る言葉を小さな笑い声交じりに送り、肩に頭を乗せられるとその重みを支えつつふざけて居るのが伝わる呼びかけに"ん゛ー"と相槌の様な返事を返し、己のスマホを取り出せばそれを弄りながら「なんだよ」と呼びかけの仕方から用事が有って呼んだんじゃない事は明確だが、それを踏まえたうえで目線をスマホから彼へ移動し問いかけて)
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