天下一振 2016-09-29 22:55:54 |
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………すまない。俺があんな話をしてしまったから……。
(相手の話を聞くと原因は昼間自分が話した事らしく、罰が悪そうな顔をすると少しうつ向き上記を述べて。傍に居させてほしいと言う相手に自分がまいた種を摘む事を考え『あぁ。今宵と言わずにいつでも頼ってくれていいんだぞ。一振や。』といい相手の頭をぽんぽん、と撫でて)
貴方がそのような顔をされずとも良いのです。笑顔、ですよ(快く承諾してくれたのを見るとほっと密かに息をつき、沈んだ表情の相手を和ませるかのようににこりと笑みを浮かべてみては相手の頬を緩くつまんでみて)
…………ふっ、そうだな。
(相手が和ませるようなにこりっ、とした笑顔を向けて頬をつままれれば少し驚きつつくすりっ、と笑うと上記を述べて)
?…そうか?
(一瞬きょとん、とするもうーん、と考える素振りを見せてみて。相手の行動を見ているとまるで弟でも出来たみたいだな、と思い)
ええ、そうですよ(そう言っては身を起こし「三日月」と愛しい者の名を呼べば唇へと口付けをして。きっとこのようなことしていても彼は自分でありながらそうではない一期一振に心を寄せているのだろうと思い)
……んっ、…どうした、一振。
(相手の言葉にこくり、と頷き自身の頬を一撫でするとふいに名前を呼ばれ相手の方を向こうとすると唇に口付けを落とされ。唇を離すといきなりこんなことをしてきてどうしたのか、と聞き)
申し訳ありません、ただ貴方が愛おしくて…つい
(自身が元より三日月に対して口付けをする事はあるがそれでも驚くのだろうと思うとなんだか申し訳ない気持ちになり少し俯きながらもそう述べて)
…っ、いや大丈夫だから。
(うつ向きながら謝ってきた相手にハッ、とすると直ぐに上記を述べて相手の手を握ると『……此方こそすまない。』、といろんな意味を込めてそう言い)
はは、互いに苦労しますな。謝らないでくだされ、これも仕方ないのです。(握られた手を見つめながら微笑むと相手の手に添えて、謝るのはこちらの方だろうと首を振り)
そうだな。しかしっ………。
(自身は恋こがれる瓜二つの彼を相手に重ね合わせている事を改めて自覚すると相手の手をきゅっ、と握り悲しげな表情を浮かべて)
…ありがとうございます(にこりと微笑み礼を述べるといつの間にか長い時を過ごしていたようで薄らと明るくなってゆく空を見ては「長話をしてしまいましたね、私の我が儘に付き合って下さりありがとうございます」と続け)
いいんだ。
(相手の礼を聞くと何も言わずただにこり、と微笑み。うっすら、と明るくなっていく空を見てもう朝か、と思いつつ言葉を聞くと相手の方を見て『そうだな。礼を言われる事でもないぞ。』と言い)
それでは、私は出陣の準備をしなくては。三日月はまだ時間があるでしょう、お休みください。
(そう言って立ち上がると微笑んで手を差し伸べ。自身は初陣の為色々と準備があるのでそろそろ動かねばと思い)
そうだったな。あぁ、そうさせて貰おう。
(そう言い、差し伸べられた手を握り立ち上がると『初陣、頑張れ。』と言いにこり、と綺麗な微笑みを見せて)
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