ぬしさん 2016-09-20 18:48:07 |
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ぉ、遅くなりました。ごめんなさい。
(一緒に帰る約束をしたのに、HRが予想より長引いてしまい終わるとすぐに教室を出て相手が待つ校門前へと急ぐと到着するなり、息を整えながら上記を言って。呼吸を整えるも、校舎から駆け出してくる時に相手の姿を見てから鼓動が早くなっていて、それを何とか気づかれないように胸を撫でて「HRが長引いてしまって…待たせてしまいましたよね」と少し申し訳なさそうに前記を言いながら相手の顔を恐る恐る見上げて)
(/よろしくお願いします)
…いや、HRが長引いたんなら仕方ない…。行くか…。
(駆け寄ってくる相手を発見すればホッとしたように息を吐き、自分の近くまで来た彼女に体は緊張していくのを感じて。申し訳なさそうに遅れた理由を話す様子にやはりHRが長引いたのかと予想通りで寧ろ彼女に何かあったわけではないことに内心胸をなで下ろして。しかし口から出た言葉は相変わらずの冷たい気の利かないもので。歩き出しながら自分でも嫌になりつつ今日は少しでも相手と話したいと考えていた寄り道に誘おうと口を開いて。「…今日は…何かこの後予定でもあるのか…?もし無いなら…寄り道…するか…?」緊張からたどたどしくなる口調ながらもきちんと相手の予定も考慮して尋ねて)
(/よろしくお願い致します!一旦背後は引っ込みますね。何かあればいつでもお呼び下さい^^)
はい…。
(相手も遅れた理由を分かってくれた、と解釈すれば少しホットした表情になるが、次に出た相手の言葉にポカンとした表情をして。聞き間違えでなければ、どこかに寄り道するか?と誘われていると思っては、嬉しいのか戸惑っているのかよく分からない顔をしているが、照れくさいのか頬を赤くして、でもやはり嬉しいのか微笑んで「はい、何もないです。私も……もっと和真さんと一緒に、いたいです」とどんどん恥ずかしくなって声は小さくなっていくがそれでも綻んだ表情で前記を言って)
…そうか…なら行くか…喫茶店で良いか…?休日の日に俺がよく利用する所なんだが…。
(相手が嬉しそうな笑みを浮かべて寄り道に応じてくれれば何より彼女が 喜んでくれた事がこちらも嬉しく少しだが口元に笑みを浮かべるもあまりヘラヘラしていると彼女に嫌われるかもしれないと言う不安からキリッと表情を戻しては寄り道の場所は自分の行き着けのカフェでも良いかと問いかけて。落ち着ける空間なためいつもよりはリラックスして話せるかも
しれないと思ったこともあり相手の返事を待っていて)
はい、和真さんと一緒ならどこに行ってもいいです。
(行き先を告げられると、嬉しそうに微笑んでは上記を伝えて。きっとそれは、自分の中でも落ち着いた空間でなら相手ともっと心を通わせることができると考えた上で。続けて「それに、私も落ち着いた雰囲気の方が緊張しないで居られそうです」と、少し照れ笑いと恥ずかしさを含んだ口調で前記を言うと、自分も相手と同じくらい緊張しているのかもしれない、という意味合いも含めた内容を言うと「初めてですね、こうやって学校の帰りに寄り道するの」と楽しそうな様子で言葉を出せば、連れて行って下さい、と笑顔で答えて)
…そうか…なら…行こう…。
(相手も自分と同じくらいかはわからないが緊張しているのかと思えば
自分だけではなかったのかと何だか安心し彼女もリラックス出来る場所だと良いなと感じつつ先に歩き始め。相手より少し前を歩くが車道側は危ないのでスッと自らが車道側へ移動しては彼女を歩道側へ。歩調を合わせ
同じペースで隣を歩いて。「この裏を通る。入り組んではいないが一見
すると分かり難い場所にあるんだ」脇道を指差して入りつつ案内をしながらしばらく進むと落ち着いた外観の喫茶店に辿り着き、扉を引けばカランカランとベルが鳴り相手と連れ添って店内に入ると店員が席へと案内してくれて。席へと座り荷物を床の荷物置きの籠へと入れると彼女にメニューを手渡して。「値段は
どれも学生にも手が出しやすい手頃なものばかりだ…好きな物を頼むと
良い。奢ってやる…お前の…彼氏…だからな。
このケーキセットとかも美味いらしいぞ…」外観同様に店内も落ち着いたゆったりとしたもので
ジャズの音楽もかかっていてどこかホッと出来る雰囲気で。自然といつもとは違い落ち着ける場所だからか言葉もスラスラと出てくるのを己自身も感じていて)
なんだか、雰囲気の良いところですね。
(普段行ったことのない道を案内されながら歩いていくと、目的地であるカフェが見えて中へ入り、店員に案内されるまま席について荷物を置いては、店内を見渡しては上記を言うと、メニューを受け取り眺めていると、相手から言葉が飛んでくると「…お言葉に甘えます」と、口元を綻ばせて言うと「おごる」という言葉にも嬉しいと思ったが、何より「彼氏」という言葉に鼓動は大きく跳ねては一瞬驚いた顔をするもすぐにいつもの柔らかい表情に戻って「私、これがいいです」と紅茶とケーキがセットになっているものを指さして)
和真さんは?
(と相手はどれにするのだろう、とそういえば甘いものなどは食べられるのだろうか、とふと疑問に思って首を傾げて聞いてみて)
そうか…お前もそう思うか…俺も気に入っている。
(相手が席につき徐に
最初にここを訪れた自分と同じことを思ったのか口にした言葉に趣味に合わないなど感じていないようで良かったと安堵しつつ自分と似た感性を持っていることを知れ内心ふと笑いこちらも言葉を返す。メニューを見せ自分のおすすめに乗っかり頼むものを決めて素直に奢られてくれることに有り難く感じ何より彼女が笑っているのが嬉しくて「…俺は…そうだな…
このダージリンのクッキーとブレンドコーヒーにする」いつもはあまり
菓子は頼まないのだが何となく頼んでみることにしたのかそう答えて。
店員に目配せし手を挙げ呼ぶとすぐにこちらへ来た店員に紅茶のケーキ
セットとダージリンクッキーとブレンドコーヒーを注文して。店員が厨房へと下がっていくのを見送ると緊張も幾らか解け落ち着いて来たが逆に気が緩みトイレに行きたくなったのか「悪いがトイレに行かせて貰う…ゆっくりしていてくれ」と伝えると席を立ち店奥のトイレへと向かい。席を立つ際に軽くだが荷物籠に足が当たったのか少し開いていた鞄の中からコトッと落ち着いた色味の手帳のような物が床に落ちてパラリと捲れたページには文字がぎっしりと書かれていて。内容は○月○日から始まるためどうやら日記のようで)
コーヒーなんて、大人ですね。
(相手から返ってきた返答に、コーヒーを頼むとはやはり雰囲気からしてピッタリというか、予想した通りだな、と内心ちょっと嬉しそうにしては、相手がお手洗いに席をたつと「はい」と短い返事をしては、相手の鞄から何かが落ちたのが見えて)
?日記…?
(拾い上げると日付が丁寧に書かれているので日記だと分かり、内容をふと見るとポタリ、と涙が一筋ページの上に落ちては、はっと我にかえって「こ、これ…」と頬を赤くしては口元を押さえては、慌てて涙を拭っては)
ご、ごめんなさいっ……急に
(涙を拭うが、それでも涙は止まらずどんどん溢れてきて誰に謝罪するわけでもなく、声を震わせて上記を言って)
…!…どうした…?何が……。
(日記にはこう書かれていた。○月○日。今日も綾に冷たくしてしまった。何で俺はいつもいつも…。こんなにも愛しているのに…どうしてあいつを前にすると何も言えなくなってしまうんだろう…緊張からか…。自分の取った行動であいつに
嫌われたらと思うと体が固まってしまう。何も
言えなくなってしまう。いや、これは言い訳だな…。文字で言葉を紡ぐ
ならこんなにも気持ちが溢れて来るのに…。好きだ…愛してる…。これはほんの一部。こんな内容の日記を読まれているとは知らずトイレを済ませて席に戻れば涙を流している相手を見て驚き目を見開き何があったのか
聞こうとするもその手に持たれている己の日記にはたりと動きを止めて。フリーズしたように暫くの沈黙の後「…読んだのか…?」と尋ねて)
…ご、ごめんなさい。私……そんなつもりはっ…
(日記に書かれていた内容に目を通すと、ポタリ、ポタリと涙が溢れて、視界はどんどん滲んでいき。日記の中で、相手が自分に対する想いを書いているがこんなにも嬉しいと思ったことはなく、あまり口数が多くない相手だとは理解していた。もしかしたら、自分のことを鬱陶しいと思っているかもしれない、と思うこともあった。だが、そんな不安はこの日記の内容を見てすべて無くなり、それをこえる嬉しさと相手に対する愛おしさと、好きという想いが溢れ、涙は止まらない。だが、相手が戻ってきて「見たのか」と聞かれると、上記を答えて)
…謝らなくていい…怒ってるわけじゃない…その…何だ…照れくさいだけだ…。
(弾かれたように謝罪する相手に首を横に振り
席へ座ると怒っていた
わけじゃないと告げて。どちらかと言えば日記の内容が内容なだけに気恥ずかしいと言うのが本音。口元を手で隠し彼女から視線を逸らせつつたどたどしく紡がれた言葉は紛れもない本心で。見られたくはないとは思っていたが見てほしいとどこかで思っていたことも
事実であり。だからと
言って彼女に自分の想いを知って貰ったからもう口にして言わなくて良いということでもなく言葉を続けて「…どこまで見たのかはわからないが…そこに書かれてるのは嘘偽りない俺の気持ちや想いだ…。信じて貰えないかもしれないが…」そう口にすればぎこちなく口元の手を離し彼女の方へと伸ばし溢れる涙をそっと指で拭ってやって)
……嬉しいんです。
(相手から返ってきた言葉を聞くと、ポツリ上記を言うと、今までどこか自分で勝手に相手の気持ちを決めつけていた部分があると気付かされた1つのきっかけになったと思っては「でも、寡黙な貴方にも惹かれているんです」と微笑みながら嬉しそうに言うと、伸びてきた相手の手に一瞬驚くも自分の流れてくる涙を少しぎこちなく、自分よりも大きくて暖かい手が触れると、相手の手に顔を寄せる様にしては静かに目を伏せて「和真さんの手は、暖かいですね」と伝えて)
…そうか…嬉しい、か…良かった…。
(うっかり彼女以外に
彼女の兄にもこの日記を見られた事があり『気持ち悪いわー…』と冗談めかしで言われたことを
信じてしまっていたため正直引かれるかもしれないとどこかで思っていたこともあり彼女が嬉しいと言ってくれた事にホッとした表情を浮かべると自然な笑顔を見せ「お前の頬も暖かいし柔らかい…触れていて気持ちが良い」と言葉を返す。寡黙な己に惹かれているのだと言われ少し驚いたが
とても嬉しくはにかんだような笑顔に変え「俺も…お前が好きだ…」と自らの口できちんと気持ちを伝えて。ちょうどその時背後から店員の足音が聞こえてきたためパッと彼女の頬に触れていた手を離して。そしてタイミング良く店員がやってきて注文したものを持ってきてテーブルに並べると去っていって)
…嬉しいです。
(相手からの「好きだ」という言葉とそれと同時に伝わる想いに、目元を緩ませて微笑みながら上記を言うと、ちょうど店員が来て相手が手を離すと、こちらも我に返り今自分がいるのは公共な所、しかも2人っきりというわけではなく他にも数人の利用客がいる中で、これまた随分と恥ずかしいことをしてしまったのではないか、と考えると顔から耳にかけてまで真っ赤になっては、「ご、ごめんなさい。ここ、お店でしたね」と俯きながら前記を少々口早に言うと、今頃言っても過ぎたことになってしまう、と考えては今更恥ずかしくなっている自分が可笑しくて、クスクスと小さく笑っては、目の前に置かれた自分が頼んだセットを見て「食べましょう」と相手に微笑んでは、フォークを手に取りケーキを食べ始めて)
…ああ、食べるか…。
(相手が嬉しそうな笑顔を見せてくれたが店員が来たおかげか恥ずかしそうに赤くなる様子を見ればこちらも照れくさくなり暫く沈黙しているも
彼女がクスクス笑い、笑ったことで緊張が解けたのか微笑み食べようと声をかけてくれた事に頷き答えて良い香りのする
ダージリンクッキーを
一つ掴み口へと運ぶ。
サクッと音を立てて一口かじる。口の中に広がった紅茶の葉の味と素朴な味がとても美味で甘さも控えめでそこまで甘い物が得意でない自分にも食べられる味で笑みを浮かべて残りを口に入れて堪能しては次に湯気の出るコーヒーを息を吹きかけ冷まし口へと運んで飲めば程よい苦みに色々な豆の味が立ちこちらもいつもと変わらない美味しさで。クッキーを食べながらコーヒーを飲み気づけば六枚入りのクッキーは残り三枚になり元々甘い物がそこまで食べられないため流石にキツくなって来ては彼女を見て「その…良かったら、これも…食うか…?」紅茶に
紅茶クッキーはないだろうかと思いつつも残すのはもったいない気がして一応問いかけて)
いただきます。
(軽く手をあわせて目の前にある、ショートケーキを1口食べれば、甘いものを食べられた幸せとおいしい幸せが混ざりあったのかぱぁと顔を明るくさせては「おいしぃ」と笑顔を見せると、相手が食べ進めていた手を止めてはさすがに、食べなれないものを数多く食べるのは辛いのか、と思っていたら「食べるか」と聞かれると「いいんですか?いただきます」と笑顔で前記を言うとその前にフォークにケーキを少し盛って「はい、どうぞ」とあーん、と小さい声で言うと首を傾げてから「私のケーキも1口くらい食べてください」と、自分だけもらうのが心苦しいのか、ここはゆずらないと言わんばかりにじーと相手の顔を見ながら、あーん、と時々口にして)
…ああ、じゃあ貰う…。…ん…甘い、な…。
(自分の申し出を快く受けてくれる相手に安堵してはケーキを差し出してくる様子に確かに貰うだけだと気が引けるなと感じこれ以上気を使わせたくはなくパクリとフォークのケーキを口に入れるとクッキーとはまた違った甘さが広がり苦笑いを浮かべて甘いと答えてはコーヒーを飲むと強い苦味とコクが甘さを緩和してくれ息を漏らすと再びリラックスしてきたのか今の食べさせてくれた
下りが妙に気恥ずかしくスッとクッキーの乗った皿を彼女に差し出して)
ごちそうさまでした。
(しばらくして食べ終われば相手のものも全て食べたためお腹が相当満腹になってしまったのか、お腹をなでなでして「美味しかったです。連れてきてくれてありがとうございます」と笑顔で前記を言えばふと窓の外を見るといつの間にか日が落ちかけていて空は赤紫色に変わり始めていて「もう、日が暮れてしまいましたね……」と寂しさを感じながら景色を眺めてポツリとそのまま口にしては、はっと相手の顔を見て「すみません、独り言です」と慌てて訂正して)
…ああ、そうだな。もうこんな時間か…名残惜しいが…そろそろ帰るか……家まで送っていく…。
(謝る相手を特に責めるわけではなく笑みを浮かべたまま彼女の言葉に
同意し答えるように紡ぐ。楽しい時間はあっという間に過ぎ去るものだなと思いつつどこか寂しそうな雰囲気になっている相手と気持ちは同じなのか此方も寂しく感じるもこれ以上は相手と一緒には居られない。悲しいかな彼女も己もまだ成人していない子供で。それを歯がゆく感じるも帰るかと告げて。しかし少しでも一緒に居たいため家まで送ると付け加えると鞄と伝票を手に席を立つ。会計するためレジに向かい自分と相手の分を支払って)
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