名無しさん 2016-09-16 19:08:59 |
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__! ……お前、 ( 立ち去ろうと歩き出すも、彼女の言葉が耳に入り驚いた様子で振り返る。 心の何処かで期待していた出来事が現実になり、本心では嬉しく思うのだが素直に喜べない状況。_バレてしまった今、言い逃れは出来ない。腹を括って相手の方に向き直り、真実を話す決意を固めた。 )
やっぱり、あの時助けてくれた方だったんですね
(ようやく顔が見れたと安心しては顔がほころび少しうつむいては「お礼を言おと思ってたんですけど、先生が・・」述べて再び相手の顔を見ては微笑んで)
_っ。 …俺の事なんか、はよう忘れたらええんかったのに。 ( 久々に見た惚れた女性の笑顔にグッと心を鷲掴みにされ、思わず目を伏せる。地面に目を向けたまま、独り言のように小さく呟く。 ) 先生…、 そや。 先生ってあの男やろ? お前、あの男と付き合ったんとちゃうんか? ( ハッとしたように顔を上げて質問を投げかける。真剣な眼差しで相手の返答を待ち。 )
忘れろっていう方がムリですよ、だってあのヤクザの仲間だと思ってたら急に殴ったんですから。
(口を押さえながら可笑しそうに笑い。「先生とですか?お断りしました・・、私にとって先生はそういう人じゃありませんから」自分の事を想っていた主治医の言葉を思い出しては申し訳なそうな顔を浮かべ)
ああ、その事かいな。… 別に気にする事ないで。 女に言言い寄るんは勝手やけど、ああいう奴らはいけ好かんねん。 だから、ちぃとばかし仕置をしたっちゅう訳や。 ( 自分が数年前行動を共にしていた人物だとは知らない口振りの相手を見て少し安心したように溜息を溢して。 ) _…⁉︎ その話ホンマか? ( 驚きの余り、急に相手の肩を掴んで視線を合わせる。彼女の瞳に真っ直ぐ視線を注ぐ。 一度ケジメをつけたつもりなのに、そんな話をされると少し期待してしまう。 )
そうだったんですか、なんだか私を助けてくれた人たちもみんなおかしな人たちだったな
(まだ目が見えてなかった時のことを思い出し懐かしそうな口調で喋り。いきなり肩を掴まれれば小さく驚き「は・・はい・・」と述べて)
……。 ちと場所変えんか? ( 複雑な思いで相手の話を黙って聞いて居り。 長話になりそうだと判断すれば、近くの公園を指差し提案して見て。 ) …あ、スマン。 _…然し、あの男フラれたっちゅう訳か。 ええ奴そうやったのにな。 フッた理由は何やねん。 他に好きな男が居る、とかか? ( 直ぐに相手から手を退ければ、首を振って。 ジャケットスーツの胸ポケットから煙草を取り出し、その煙草を暫し眺めながら質問して。 )
はい。
いえ、好きな人が出来たとかそういう訳じゃないんです。苦手というか、なんて言うか・・。
(あとを追って指定された公園に行き。フッた理由を聞かれると今までそう経験が無いことを話し
苦手…? そういや昔、男に酷い目に遭わされたんやったな…。 したら、そうなるんも無理ないわな。 ( 歩きながら暫し話していたが公園に着くとベンチに腰を下ろし。 親しい仲でしか知り得ない情報を意識せずさらっと溢してしまい。咄嗟にその事に気付き、相手の方を一瞥して。追求されたらされたで、もう腹は決まってるので今更慌てる事などはしないのだが、相手がどういう出方で来るのか若干気になり返事を待ち。 )
(/ 話の流れとして「主治医が苦手」が正解だったんでしょうか? それとも「男性自体が苦手」…? 理解能力が低くてすみません。互いの考えが行き違いしてしまうといけないので質問させて頂きました…。 因みに私は後者の考えで話を進めてしまったのですが、もし貴方様と御考えが違っていましたら申し訳ありません。 )
えっ・・・なんで、私の事を?さっきもそうですが、なんで私の名前も知っているんですか・・
(相手の言葉に疑問を持つと眉をひそめてはジッと目を見つめ)
(/いえ、こちらこそ言葉足らずで申し訳ありません。もちろん、後者のほうでございます・・。)
_……。 俺はあん時お前を殺そうとした張本人や。 お前を殺せ、言われて殺せなかった…最低の殺し屋__。 ( 覚悟していた言葉を聞き、目を閉じる。 ふう、と息を吸ってから真実を淡々と語り始め。 自分の本当の気持ちに目を背けて言えなかった事も、言えたので気持ち的に楽になったのか一息吐いて。 )
(/ いえいえ、そんな事はないのですが …今回はお互い様という事にしましょう。 了解です。 間違えてなくて良かったです! では、引き続きPC会話の方に専念しましょうか。 )
・・・・殺す?貴方が私を・・
(何を言っているか分からず頭の中が真っ白になり目が見えていなかった時に何が起きていたのかが分からずこれ以上どういう言葉をかけていいか)
(/すみません、恐らく今後もこういう事が起きるかも知れませんがその時はご指摘よろしくお願いします)
…まあ、今一度聞いても驚くやろな。 でも、安心せえ。 今も、 あん時も… お前を殺す気は無い。 __お前に…( 混乱する相手を見ては無理もないと思い、首を振って。 淡々と話していたが、話しているうちに段々気持ちが昂り、急に立ち上がってはつい自身の気持ちまで告げようとしてしまう。 )
(/ 謝る事ないですよ…! 逆に私も不安になって細かい所まで訊いてしまいすみません。 煩わしく感じさせてしまったなら本当に申し訳有りません…。 その点については了解しました。 面倒くさいかもしれませんが御容赦くださいませ。 )
__…惚れてたんや。 ( 不安そうに見上げてくる相手の表情を見たら止める事も出来ず気持ちを吐き出して。 数年前から抱いて居た恋心、自分でも柄じゃないと思う。 然し、真剣に彼女に惚れていたのは事実であり、変えられようも無い。_こんな事言われても困るだけだろうと、視線落として。 )
あっ・・そ、そんなこと急に言われても・・。
(突然の告白に一層頭が真っ白になり先ほど、主治医とのお付き合いを断った話をしたばかりで心の整理がつかず俯いては)
…別にこの気持ちに答えんでもええ。 ただ…、 ただ知って欲しかっただけなんや。 …スマンな。 ( 自分達は元々違う身分。 既にどういう結果になるのかは予想出来ていた為、目に見える程の気落ちはしては無い。だがそれでも内心では深い切なさと悲しみに包まれ、その場に居るだけでも辛くなり。 相手から一歩身を退いて、背を向け歩き出し。 )
...待ってください!もしかして、ヤクザに追われてた時名前もわからならない助けてくれた人って・・
(今まで思い出せなかった声が脳裏に蘇ると立ち去る相手の腕を握っては守ってくれた人じゃないかと思い始め)
……そうや、って言ったらどないする? … 悪いが、恩に着せてまでお前に迫るつもりは無いで。 そこまで格好 悪うなる気はせえへんからな。 ( 腕を引かれれば動きを止め。 相手に背を向けたまま、力無い声で呟く。 振り返らず、横顔だけ覗かせれば、最後に物悲し気な眼差しで相手の顔を見遣り。 自身の腕から相手の腕を引き離し、相手の小さな掌を優しく握ればパッと離して。 )
ずっと・・お礼がしたかったんです、貴方がたすけてくれてなかったら、私ー..あなたのおかげです。
(ようやくお礼が言え事に涙を浮かべながら微笑んでは相手の背中に抱き小声で「ありがとう」とつぶやき)
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