長男 2016-07-26 23:22:00 |
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…ん、新しい部屋ありがと。にしても……見掛けによらずロマンチストだよね、おそ松兄サン(ふひ、揶揄表情にまにま)――でも、いいんじゃない?僕も夕日嫌いじゃないよ。寧ろ、好き(ぽそ)………ッ、そ…それじゃ向こうの続き(わたわた)
…ん、ンンッ…ふ、ァ…ッ
(触れ合うキスとは違い深く求め合うキスは酷く息苦しいのにそれすら快楽に繋がるのが不思議でならない。粘膜だけでない舌が絡み合う度ぴちゃぴちゃ響く水音すら刺激となり正直腰にクるというか流石に此のままはマズいと脳の何処かで警告音が鳴るが後頭部に手を回され引き寄せられては逃げる事も出来ず、然し其れを察したかのように離れた唇。助かったと思うも束の間まさかの告白に唖然とした表情…からの盛大な赤面に)
……は?…え、…あ?
……カラ松ほどじゃねーけどね、俺意外とそーいうロマンチックなの好きよ?(むう、)ま、一松のお気に召したなら何よりだけど。話し始めてからとっくに一ヶ月以上経ってるし今更だけど、こっちでもこれからよろしくな!(ぎゅむ)
や、ほら、素面でまだ言ってなかったし?
(キスされたときより真っ赤になるとはどういうことだ、と苦笑しつつまだ息の乱れたままの相手を落ち着かせる為背中を撫で。にっと悪戯そうな笑みで「どーせ一松くんはあのお兄ちゃん渾身の告白も酔った勢いとか思ったんだろー?」と首を傾げ、さすさすと手は止めず)
違うからな、俺ちゃんとお前のこと好きだよ。
ま、おそ松兄さんはベタなのも好きそうだけどね(ふは、頬ぷに)…うん、僕の方こそ、こっちでもよろしくお願いシマス(ぽそ、むぎゅ)
(確かに素面で告白されたのは此が初である然し油断していた所にぶち込んでくるのは如何なものか。心構えが皆無な状態では思考が停止する訳だが自分の背を撫でる手は心地良く、酔った勢いだと当然思っていた自分には図星の言葉、そして再びの告白に今度は動揺で硬直する事なく頬を紅潮させた侭はにかみ)
だって酔った勢い思うじゃん、あんなの。…ま、勢い任せで告っちゃった僕も大概ヒトのこと言えないけどね……いいんじゃない?―…終わりよければ。
(撫でる手をぴたりと止め、はにかんだ様なふわりとした笑みに目を丸くして硬直。うわ何だこいつ可愛い、二十余年お兄ちゃんやってきてこんな素直な笑顔初めて見た!それはそれで逆に兄としてどうかとか思うけど!と叫ぶのは心の中のみ。硬直から解けると背に回した手を引き寄せ、相手を胸に抱き締める形にして「……そーだよな、両想いだったんだからこれでいいのだ!ってな!」と。そういえば、とちらりと見た時計は起きた時から更に時間は経過していて、こんな時間かと顔を顰め)
やっべ、そろそろアイツら帰ってきちゃうじゃん。
(相手が今なにを思い静止したのか当然分からないし心中も知る由ない、ただ今こうして二人密着出来る事が嬉しい長年想い続けていた相手と通じ合えた事が何より幸せで。不意に回された手が自分を引き寄せ相手の胸元へ抱き締められる形となれば心臓は大きく跳ね上がり当然鼓動も速まる。じわじわ羞恥心が浮上する訳だが、それより他の兄弟が戻ればこうしている事も出来ない、もう少しだけと頭を擦り付け)
ん…、あと少し。…もう少しだけくっついてていい?
ふは、一松お前ほんと猫みてーな。……ん、いーよ。
(頭を擦り付けてくるさまがまさに猫そのもので、くすくすと笑いながらもその頭ごと抱え込んでやり。まあ特段仲が悪いと認識されているでもなし、キスならともかく抱き合ってるだけならば見られてもセーフ……セーフか?目の前にころんとある頭にとりあえず鼻をつっこんでみる、シャンプーと猫の匂いにすん、と鼻を鳴らし)猫吸いってこーゆーことだっけ?一松めっちゃ猫の匂いすんね。
(事実猫と化す事も出来るのだから強ち猫と言うのは間違いではない、兎も角くっつく事を拒否されなくて良かったという安堵感そして幸せを噛みしめていたのだが突然頭に掛かる重み、何やら匂いを嗅がれたらしい常に猫と戯れる自分は確かに猫の匂いがするだろう此方も相手の胸元へ鼻先を埋めてスンスン匂いを嗅げば矢張りというか煙草の匂い。それに混じる相手の体臭へらり口元に笑み浮かべ)
そういう兄さんは煙草臭いね。それだけじゃないけど。…ふひ、
えっ、煙草以外も俺何か匂いする?臭い?(あわわ、と相手の頭から自分の腕へ鼻先を変え、すんすん嗅いでみる。が、自分の体臭などそう分かるものでもなし、んん?と首を捻り。相手が嫌そうではないから良いのかなぁ、と思いつつ決まり悪げに身じろぎして)
…ん、おそ松兄さんの匂い。
(女性ではないのだから甘い香りだとか可愛らしいものではないし此が次男と末弟であれば香水でも使用していそうなものだが生憎自分は煙草混じりの相手の体臭の方が好みである。匂いを気にする相手に敢えて臭くないとフォローはしない、けれど“僕はこの匂い好きだけどね”とだけ付け加え揶揄表情を)
んー、一松が好きならいーんだけどさ……。
(相手が嫌がっているわけでもないのだし、下手に改善を試みて香水など付けるのもどうかと思う。臭くない、と明言してくれなかったのが気になるが、今まで誰かに苦言を呈されたこともないしまあいいか、と。一際強くぎゅっと抱きしめると、「はい、延長サービスも終了~」と身を離し。丁度そのタイミングで階下から兄弟の声が聞こえれば、な?と言いたげにウインクを向け)
(ハッキリ言わなかった所為で腑に落ちないような態度を垣間見せるがそれも瞬間の事、そんな単純思考含め相手が好きなので一切の問題はないが。一際強く抱き締められたと思えば幸せな時間は終わりを告げて若干の不満は残るが駄々をこねるつもりは毛頭ない、名残惜しそうに身体を動かせば後で次男を蹴るなり殴るなり鬱憤を晴らそうと理不尽な事を考えて)
(/一つ聞きたいんだけど…他に兄弟出したりすんのはありだったりする?僕ら二人だと展開に限度がある気するし何なら僕からも誰か呼んでくるよ。勿論おそ松兄さんが此のままでって言うなら全然構わないし、ソッチの意見も聞かせてくれると嬉しい…)
(隣の四男の、やや不満そうな目に気付きこそすれどもう何もしてはやれない。努めてそちらから意識を逸らし、帰ってきた他の弟に「長男様にお土産とかねーの?」なんて絡んで、”いつもの長男”の出来上がり。本当は帰ってきた十四松が相手にくっついたりと、その程度の日常的なスキンシップも嫌なのだけど、でも。きっと相手は皆にバレるの嫌がるだろうし、と諸々を飲み込んで)
(/や、ありあり、もう全然あり。俺の方でもCCぶっこんでいーかなぁって検討してたところだし、一松の方でもたまにやってくれんならすげーありがたい!)
(先程迄の静けさは一体何処へやら。途端に部屋の中は賑やかになり帰宅早々元気の有り余っている十四松から突撃を喰らう形で出迎えながらチラリ横目で相手を見るとチョロ松と会話する光景に熟年夫婦の其れが連想されてしまい胸の辺りがザワつくが言葉に出来る訳もない、ただ其処に居たカラ松を標的に苛立ちの鬱憤晴らしを)
(/…そうなの?なら良かった。流石におそ松兄さんだけに押し付けたりしないから。…僕だって兄さんの役に立ちたいし)
え、えっと、ブラザー?どうした、随分とご機嫌斜めの様だが……兄貴と何かあったか?
(帰宅早々自分を足蹴にしてきた弟に、怒らせないようにと恐る恐る尋ね。この弟は自分へ謎の攻撃をしてくるとき、ひどく楽しげな時とイライラしながらな時があるが今回は後者。日中は確か長男と二人きりだったはずだし、今も何だかそちらに目が向いているし。ビンゴォ~?と流し目を向けて首を傾げ)
(/ん、ありがとな!とりあえずカラ松連れてきたよ、お前好きでしょ?(けらけら、))
はいはい、そこまで。…全く毎度懲りないねカラ松、お前には学習能力ってもんがないの。一松お前も幾ら頭にキタからってすぐ手を出すな。家ン中壊れるだろ?
(今に始まった事じゃない口を開けば何かと四男の逆鱗に触れてしまう次男は毎度の事ながら懲りる事を知らない…否、すぐ忘れてしまうポンコツだったと呆れながらも放置は出来ない何かしらの被害が及ぶ前に最小限に留める為、再度盛大な蹴りを入れられた次男と四男の間へ滑り込むよう入り制止の声を掛け)
(/…そりゃドーモ。僕の方はチョロ松兄さん呼んできた。おそ松兄さんも好きなんじゃないですかァ?(ひひっ、))
何なに、まーたカラ松が一松にいじめられてんの?仲良いねぇお前ら~。
(あーもう無理、と話していた三男がいつものやりとりに制止を掛けるのに、付随するようにのっしと相手の肩に顎を乗せて口を挟み。「駄目だよカラ松、俺の一松にちょっかい出しちゃ」と、いかにも冗談の風に口にしつつ、目だけはしっかりと牽制の色を示し。状況把握が出来ずたじろぐ次男に申し訳ないとは思いつつ、更に眼下の腰をぐいっと引き寄せ)
(/……お前ねえ、そういうこと言っちゃう?かーわい、安心しろって、俺が一番好きなのは一松なんだからさ!)
…は?誰と誰が仲良しなの、ありえないんですけど。
(自分が次男に対して当たりが強い事は自覚しているが然しだからと言って仲良しな訳ではない。心底有り得ないと怪訝な表情でいれば肩に感じる重量そして“俺の一松”発言である、普段であればノリ良く返す自信はあったが何せ両想いになれた直後では話が違う、追撃とばかりに腰まで引き寄せられ素で動揺する羽目に)
(/……ねえ、僕が嫉妬したみたいな流れ止めて欲しいんですけど(ぐぬ、)あっそ………、僕も…。おそ松兄さんが一番、好き…)
っ!?い、一松、よく分からないが嫌なときはふりほどかなきゃ駄目だぞ!
(かつてないほど冷えた目で射竦められ、びくびくしながらも弟を守らねばと空回った義務感で言葉を絞り出し。普段へらへらとした兄が妙に怖い顔で、おまけに弟のことをがっちりホールドしているのだ、基本的には大人しい四男が脅されでもしているのではと不安に思うのは当然のこと。巻き添えを食らうのは怖いのでやや遠巻きにはしつつ、大丈夫なのか?と問う目を向け)
(/えー?じゃあ一松は嫉妬してくんねーの?……俺はしたよ?(ぼそ、)ん、ありがとな!!(ぎゅううっ))
(ビビりな癖して妙な所で勇気を振り絞り此方に目線を向ける次男だが「あ、こいつ誤解してやがる」と瞬時に理解する。けれど「おそ松兄さんと僕は恋人同士だから気にしないで欲しい」と言える筈もなく垣間見えた独占欲に喜ぶ暇すらない。ただ此のまま黙秘を貫ける環境ではない事は確かで、先程から感じる三男の視線に取り敢えず適当に濁し)
クソ松お前…なんか勘違いしてない?僕は別に嫌がってなんかないし、全然へーきですけど。
(/…へえ、してくれたの……嫉妬(によ、)うわ、別に…そこまで喜ぶことじゃ……、ん、僕の方こそ…ありがと。凄く嬉しい(むぎゅ、ふにゃり))
ほら、一松が良いって言ってんだからいーんだよ!
(べえ、と舌まで出してやると抱いた体をそのまま持ち上げる形で立ち上がり。「母さんも帰ってきてたしそろそろメシだろ、下降りようぜ」と他の弟にも声を掛けて腕の中の体をずりずり引きずりながら階段へ。何なんだ、と怪訝そうな四人の目を背中にひしと感じつつも振り返りはせずぼそりと)
……だってこいつ俺のだもん。
(/にやにやすんなっつーの!そりゃそうだろ、恋人なんだから!(軽くチョップ)だって一松普段は素直じゃないし、ストレートに言ってくれんのって超嬉しいの(にへ、))
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