▼ 2016-07-07 20:24:26 |
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…………えぇ。
(相手の返答に自分はこんな事を言いたかったんじゃない、と思いながらもその思いを閉じ込めつつ言い。相手が傷の具合を聞いてきたのに対して『………少し痛みますが大丈夫です。』と答え治療が一人で出来たのか、と言われて)
これくらいは自分でできます。
…そうか。
( 治療が出来た事を聞けば、何かしら自身が手当の手伝いでもしようかと考えていたが今はそれは不要だと判断して、一言述べ。しかし、いつ傷が悪化するかも分からない為に少々お節介だが心配な為に下記を伝えていき )
もしもの話だが、痛みが酷くなった時は俺に声を掛けろ。手ぐらいは貸せるからな。
………分かりました。
(相手がもしもの話、といったことを聞き目を細めつつ相手を見てふいっ、と顔をそむければ上記を述べて。だが自分ばかりやられているのもしゃくなため『貴方が出陣で怪我を負ったときは僕の神力でバレない程度に直してあげます。』と相手にいい)
何だ?今日はヤケに優しいな。
( 顔を背けながら言われた言葉に少々目を瞬かせつつも、普段の相手からは到底聞けないような事だったのでそんな嬉しさも有り、思わず不可抗力で口元に柔い笑みを浮かべれば「なら、その時はお前に頼むとしようか」と告げていき )
勘違いしないでください。
(相手の返答を聞きキッ、と相手を睨みつつ上記を述べて。柔い笑いを浮かべている相手の言葉に『えぇ。そうして下さいね。』といいつつ内心は相手の事が心配で堪らない、と思いつつ)
勘違い、か。…ふむ、そうか。
( 辛辣な事を言いつつも先程怪我を治すと言った言葉は撤回していない為に、これは勘違いでは無いと汲み取っても良いだろうと考えつつ、一応表では頷いていき。ふと、部屋の壁時計を見ればもうすぐで夕餉の支度をする時間だったので立ち上がり )
…さて、ではそろそろ失礼させて貰う。夕餉の支度を任されているんでな。
……………。
(相手の返答を聞きふいっ、と顔を背け痛む傷を押さえて立ち上がり棚から新しい包帯を取り出して。夕餉の支度をする、と言った相手に『………手伝いましょうか?』と言い)
お前がか?…いや、怪我をしているだろう。今は休め。
( 相手の申し出に頷いて手伝いを頼もうと思ったが、ふと包帯が巻かれている腕を見てしまえばやや眉を下げて。気持ちは受け取っておくと言った感じに、自身の柄では無いが労わりの言葉を掛けていき )
おやおや……貴方の様な魔王の犬にも慈悲はあるのですね。
(相手の言葉にくすっ、と笑い茶化すように上記を述べて。先程取ってきた包帯を巻くために服を降ろし腕に巻き初め、巻き終わるとすっ、と立ち上がり相手の横を通り兄の元へ行こうとする際相手に『貴方も少しは休んだらいいんじゃないですか?』と言っていき)
魔王の犬とやらは余計だ。ほら、無駄口を叩いてないでさっさと行け。
( こちらを茶化して来る相手に向かい手を払うも、こんな軽口の叩き合いでも己と彼にとっては大切なコミュニケーションの手段である為に、僅かだが自身の口元は笑んでいて。そして相手とすれ違う際に告げられた言葉に「…考えておこう。では、」と想い人に言われれば聞かない訳にもいかないので時間が出来次第休むかと思えば、背を向けたままひらりと手を振って厨へと向かい )
えぇ。では失礼しますね。
(相手の返答を聞きくすりっ、と笑い今は朽ち果てた草木を見れた縁側を通り廊下を歩いていき兄のいる部屋へ行き。数十分も喋ると兄がもう戻りなさい、と言ってきた為折れた末の弟を軽く触れ少しだけ神力を流して兄の部屋を出て行き自室に戻ろうとして)
( 相手と別れた後、夕餉の支度をする為に厨へと行けばそこには歌仙が居て。相手から本日作る献立を聞きつつ事務的に作業をしていき。そうして夕餉を作り終えると、歌仙がいつも一人で食事を取っている主に夕餉を運ぶと告げて来たので、それならば自身は居間へと他の刀剣達を呼ぶかと各自の部屋で夕餉が出来たと声を掛け。その過程で、宗三は部屋に戻っているだろうかと彼の部屋へと向かって行き )
(兄の部屋を出てまだ少し痛む体に鞭を打ち、縁側を眺めながらふらふら、と歩いていき自室の近くに来ると体の限界なのかよく分からないがふらっ、と倒れそうになりつつも何とか持ち直すもやはり耐えられずに倒れ混んでしまい『(僕も……ここまでか。)』と思い意識を飛ばして)
(/上のは破壊とかじゃないですよ!)
!?っ、おい宗三!しっかりしろ!
( 彼の部屋へと向かっている最中に、不意に倒れている相手が見えたので驚き直ぐに側に近寄って声を掛け。「…生きてはいるか」と呼吸の有無を確認し、息をしている事を確かめる事が出来ると安堵の息を吐き。しかし、このまま放って置くなど出来ないので相手の身体を両手で持てば、薬研の部屋へと駆け込んで診て貰う事を頼んでいって。すると過労と診断され先ずは布団に寝かせる指示を受けたので、そっと彼の身体を寝かせていって処置を薬研に任せていき )
(/了解です!過労で倒れた感じにしてしまいましたが大丈夫でしょうか?)
………………っん。此処は……?
(いつの間にか何処かの部屋の布団の中に居て起き上がり周りを見回し。その時ズキッ、と頭に痛みを感じ早急までの事を思い出し。倒れた後の記憶は当たり前のようになく、ただただ暗闇の中でもがき苦しんでいる自分を思い出しハッ、として立ち上がろうとして)
(/はい。それであってますよ!)
!…目が覚めたか、宗三。
( あれから薬研に処置をして貰い、後は自身がやると伝えて相手を夕餉に行かせていて。その間ずっと布団の側で容態が悪化しない事を願いつつ、タオルで彼の額に滲み出ていた汗を拭っていき。ようやく無事に起きた相手を見れば、ほっと安堵の息をつき「ここは薬研の部屋だ。…お前は先程過労で廊下に倒れていたんだ」と立ち上がろうとしていた相手に説明していって )
(/良かったです!ならこのまま進めますね!)
…………?長谷部。
(相手の説明を聞き薬研に迷惑をかけた、と思いつつ倒れていた、と言われて前の事を思いだし『そうですか……。』と小さく言い残って看病してくれたであろう相手に小さく『ありがとうございます。』と言って)
(/はい。お願いします!)
いや、良い。気にするな。
( 礼を言われれば素直に受け取れば良いものをこんな時まで若干の気恥ずかしさから、少し素っ気無くも相手に気負わせない言葉を返していき。ふと「過労で倒れた理由に心当たりはあるか?」と聞いていって )
………………。
(相手の返答を聞き無言になりながらも小さく頭を下げて。過労で倒れた心当たりを聞かれ『………っ。』と言葉を濁らせつつ目を細めて)
……、済まない。余計な事を聞いたな。
( 苦しそうな顔をする相手が視界に映れば、配慮に欠けた発言をしてしまった事に気付いて。罰が悪そうに目を伏せるとポツリと呟き )
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